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2019.06.17
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カテゴリ: ゾンビ映画
1535 ディストラクションZ


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ハミット・トラブポー
・製  作  ルーク・シャッツエル
       キャメロン・ロメロ
・撮  影  ティモシー・トラブポー
・音  楽  ジョン・オニー

【キャスト】
・トニー・トッド「ザ・ロック」(中村浩太郎)
・レイナ・ハイン(武田 華)
・スティーヴン・ルーク

・アマンダ・デイ(川上上子)
・アーロン・コートー(露崎 亘)
・マーカス・ディー(遠藤 航)
・ヘイジ・フェルナー(早川 舞)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  NSD-6630
・製作年度  2017年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  ZOMBIES
・発  売  ニューセレクト株式会社
・販  売  ニューセレクト株式会社

・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----

・リリース  ----
・収  録  85分
・サ イ ズ  シネスコ
・音  声  1.オリジナル <英語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:絶望を
      生き抜け
・ウラ面 :謎のゾンビ・ウィルスにより
      地獄と化した近未来世界
      押し寄せる死者の群れに
      戦いを挑むサバイバーたち
      どちらが駆逐されるまで
      このバトルに終わりはない
        生き残るか?皆殺しか?
        “ゾンビ映画の帝王”
        ジョージ・A.ロメロの息子
        キャメロン・ロメロ製作
        戦慄の
        ゾンビ・サバイバル・アクション!

えっと……。このジャケットの女性は誰?(汗)
衣装だけなら、ヘイリーに見える。でも、主人公の恋人のベナかな? 確かに戦闘力は高かったが、こんなシーン、あったっけ? 主人公を脇の押しのけ、二丁拳銃を構えてこちらを睨んでいる。漫画の扉絵みたいでステキだが、こうまで主人公を蔑ろにしてしまうと、ジャケット詐欺にならないか?(笑)
ウラ面は、ゾンビ映画らしく、キタナイ出来映え。(爆) うん、悪くない。やっぱりゾンビ映画たるもの、コ汚くないとねぇ。
……って、そんなワケないじゃん!
ジョージ・A.ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』をご覧なさい。そのジャケットときたら、品もあるし、しっかり怖ろしさも伝わって来る。汚いだけではダメ。ちゃんと、ゾンビの恐ろしさを伝えるデザインにしないとね。(笑)

【感  想】
「フランク・ダラボンか、ジョージ・A.ロメロか」

ジョージ・A.ロメロ監督の息子キャメロンが、製作に携わったことがウリのゾンビ映画。ちょっと乾いた雰囲気が独特だが、それ以外は取り立てて目新しい部分のない作品だった。

――或る日突然、街中でゾンビが発生。通信も途絶え、状況も分からない。一体、何が原因でこんなことになってしまったのか、解決策も見出だせないまま生存者たちは、ゾンビを殺して生き延びるしかなかった。
ルークは、仲間と伴に、郊外の邸宅に立て籠っていた。都市部よりもゾンビの数が少ない。動きも鈍いし、数名くらいなら対処できる。彼らは物資と生存者を探しながら、生き残る道を模索していた。
けれど、次第に物資は底を尽き始め、仲間もゾンビにやられて減りつつあった。それでも、ルークが街に行くのは、恋人のベナを探し出すという目的があったからだ。
その日も生存者の情報で法律事務所に向かったルークは、ゾンビを操る女、ヘイリーと出会うことになる。
……というお話し。

ゾンビ映画の王道とも言えるストーリー展開。父親のゾンビ映画よりも、TVシリーズ『ウォーキング・デッド』に近い雰囲気なのも、興味深い。実際、最後の場面も『ミスト』を彷彿させる。おそらく、監督さんは、フランク・ダラボンが好きなのだ。(苦笑)

監督は、ハミッド・トラブポー。(どこの国の人だ?) 明るめの映像が、白昼夢のような雰囲気を醸し出しているが、どこか閉塞感を殺いでおり、もう少しメリハリが欲しかったところ。でも、殺伐とした描写は悪くない。説明セリフを排し、日常を切り取ってみせたところにも、監督さんの意気込みが感じられて好ましい。

惜しむらくは、爆発シーン等でCGを使ってしまったこと。実際に大爆発をさせられないのは理解できるにしても、予算がないのにCGで描こうとしたのは間違いだ。低予算のCGがチープなのは当たり前。逆に、お金さえあれば、CGだろうが特効だろうが、リアルな爆発シーンになったはずだ。その辺りのマネジメントに経験不足が感じられる。(ほとんどのスタッフが浅いキャリアだった)

製作会社としては、ゾンビ映画の企画にキャメロン・ロメロを担ぎ出した時点で、成功を確信したに違いない。けれど、監督さんは、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から始まるゾンビ3部作には見向きもせず、あろうことかTVシリーズに御執心とは、製作会社も夢にも思わなかったのではなかろうか。(苦笑)

『ドーン・オブ・ザ・デッド』或いは、『28週後…』からTVシリーズ『ウォーキング・デッド』に繋がる系譜は、ロメロ監督のゾンビ3部作、新3部作とは、明らかに物語の構造が違う。

ロメロ監督が描くゾンビは、狂気を間にして生存者と対峙している。そう、狂気を合せ鏡に写し出したようなものだ。
でも、『28週後……』や『ウォーキング・デッド』では、ゾンビはモンスターとして描かれ、単なる外圧でしかない。
本作品は、後者に近い。だから不満を感じる。

演出もしっかりしているし、トニー・トッドも出演している。ヘイリーの存在をはじめ、ゾンビに対して深く考察しようとした脚本も悪くない。でも、根本的なところでゾンビへの愛が感じられない作品だった。(溜息)

でも、まぁ、少しだけオススメってことにしておきましょう!





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Last updated  2019.06.17 05:30:05
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