B級映画ジャケット美術館

B級映画ジャケット美術館

PR

×

Profile

helen5015

helen5015

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

ikigai@ Re:2444 RAKUEN2 [VHS](08/03) このVHSテープについて詳細な解説を書いて…
王島将春@ Re:2255 時をかける少女(2010)(06/06) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
聖書預言@ Re:1438 アイアン・ソルジャー/人類滅亡計画と救世主(03/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…

Freepage List

2019.08.14
XML
カテゴリ: デザスター映画
1591 グラウンドブレイク/都市壊滅


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  サリク・アンドレアシアン
               「クライム・スピード」
・脚  本  セルゲイ・ユダコフ
       アレクセイ・グラヴィツキー
・撮  影  ユーリ・コロヴェニコフ「愛の囚人」
・製  作  ゲヴォンド・アンドレアシアン
               「クライム・スピード」
・V F X  ARGUNOV STUDIO



                  (声:里 卓哉)
・ローベルト………………ヴィクター・ステパニヤン
                  (声:德石勝大)
・リリット………タイトフ・オーヴァキミヤン
                 (声:大井麻利衣)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ATVD-17901
・製作年度  2016年
・製 作 国  アルメニア=ロシア
・英  題  THE EARTHQUAKE
・発  売  アット エンタテインメント株式会社

・販売協力  ----
・定  価  ----
・字幕翻訳  宮田加奈子
・吹替翻訳  小尾恵理
・吹替版制作 ----

・日本公開  ----
・リリース  2017.06.02.
・収  録  本編 105分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコサイズ
・音  声  1.アルメニア語=ロシア語=フランス語
         [5.1ch]
       2.日本語 [2.0ch]
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:マグニチュード7.2
      巨大地震発生
      命のタイムリミットは96時間
        必ず助け出す――
・ウラ面 :[アカデミー賞外国語映画賞
      アルメニア代表作品]
        20世紀最大規模の巨大地震発生
      地震発生から96時間
      生命をつなぐために闘った男たちがいた
      これは実話を基づく真実の物語

迫力のあるイラストだ。左右から瓦礫が押し迫り、女性を抱えた男がガッシリと大地に立っている。その背景には、崩壊した都市が遠く霞んで見える。そこに熱いコピーが重なる。緊迫感を伝える良いコピーで、イラストとの相乗効果もあって、素晴らしい出来映えのジャケットになっている。(災害を描いた作品でこんなことを言うのは不謹慎かも知れませんが、ご容赦下さい)
ウラ面は、一転して静かな印象の仕上がり。ちょっとザックリし過ぎている感じもするが、まずまずと言ったところ。キチンと主要登場人物の顔を出しているし、スキがない。スペクタクル・シーンの画像ばかりで構成してしまうと、群像劇である本作品の良さが伝わらないが、むしろ人物中心なのは好感が持てる。
いいジャケットだ。

【感  想】
「アルメニア地震」

ソビエト連邦の時代、1988年にアルメニア地方を襲ったマグニチュード7.2 の大地震。 2万5千人の死者と 1万9千人を超える負傷者を出した。これだけの大災害だから、日本でも大きく報道されたと思うが、私は覚えていない。30年以上経った今も、仮設住宅で暮らしている人たちがいると言う。いまの時代なら、ネットで逐次被害状況がアップされ、世界中から支援が駆けつけて、もっと復興が早かったかも知れない。

この大地震の後、1991年にソビエト連邦が崩壊し、アルメニアは独立する。アルメニア共和国である。当時、民族的な対立から紛争が勃発しており、そんなことが、復興を遅らせたのかも知れない。GDPの低さが拍車をかけた可能性もある。
ヨーロッパは、どの国であっても悲惨な歴史を抱えている。

さて、本作品は、アルメニア地震を舞台にした群像劇である。ハリウッド製のパニック映画とは、少々趣きが異なる。スペクタクル・シーンを中心に危機的状況からの脱出劇をスリリングに描き、ヒューマニズム溢れる幕切れが観客にカタルシスをもたらす。ハリウッドでは、『ポセイドン・アドベンチャー』のヒット以来、すっかり定型化され、パニック映画と言えば、ほぼこのカタチである。(笑)

でも、本作品は、被災地の惨状をリアルに再現し、互いに助け合う普通の人たちの姿を描いている。BBCの影響からか、欧州のパニック映画には、このパターンが多い。
だから、どこか日本製のパニック映画と似た雰囲気が、本作品にはある。

8年前に前方不注意から交通死亡事故を起こして服役していた男が出所。妻子の許に帰る途中に被災する。(飛行機の中から崩れて行く街を撮した映像は衝撃的だった)
その事故で両親を失った少年が成長し、出所した男の顔を見るために帰りを待ち伏せする。
この因縁のある男2人のお話しがメインである。2人は知らないうちに瓦礫の下敷きになった1人の女性を救うために力を合わせることになる。

不倫の末に男の子を身ごもった娘と、それが許せない父親。けれど、相手の男性が自らの命と引き換えに見ず知らずの男の子を助けたと知って激しく後悔する。
そんな風に何組かの男女のエピソードが織り重なって、本作品をカタチ作っている。ただ、残念ながら、演出がイマイチ。どれも良いお話しなのだが、胸に迫って来るものがなかった。

出演は、『グール』のペトル・ヤクル監督がメガホンを取った『完全なる脱獄』のコンスタンチン・ラヴロネンコ。ちょっとジェレミー・レナーに似ている。名優だと思う。
そして、『ナイト・ウォッチ』のマリア・ミロノーワ。他の出演者はTV畑の方が多い。地味な感じだが、本作品にはピッタリのキャスティングだった。

それにしても、被災直後の街を再現したオープン・セットが見事。どこから持って来たのか、膨大な量の瓦礫に驚いてしまった。(まさか本当にぶっ壊したわけではあるまい)

良心的な作品であることは間違いありません。でも、人間ドラマとしては掘り下げが浅いし、スペクタクル・シーンを見せる作品でもない。ちょっと中途半端な出来映えだった。(溜息)

ザンネン!


『1584 GHOUL/グール』

『0082 マグニチュード8.5』

『0488 M10.0/ロサンゼルス大地震』

『0210 地震列島』

『1329 ファイヤー・クエイク/火炎大地震』





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.08.14 05:30:06
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: