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2019.08.23
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1602 パッセンジャー


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  モルテン・ティルドゥム
・脚本・製作総指揮 ジョン・スペイツ
・製作総指揮 デヴィッド・ハウスホルター
       リンウッド・スピンクス
・撮  影  ロドリゴ・プリエト
・音  楽  トーマス・ニューマン
・プロダクションデザイン
       ガイ・ヘンドリックス・ディアス



        ジェニファー・ローレンス(水樹奈々)
・ジム・プレストン………クリス・プラット(小松史法)
・アーサー…………………マイケル・シーン(村治 学)
・ガス・マンキューゾ……
      ローレンス・フィッシュバーン(玄田哲章)
・ノリス船長………………アンディ・ガルシア


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  RDD-81101
・製作年度  2016年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  PASSENGERS

                 エンタテインメント
・販  売  ----
・販売協力  ----
・定  価  12,000円+税
・字幕翻訳  アンゼ たかし

・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2017.
・収  録  約 116分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
         オリジナル (英語)
       2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
         日本語吹替
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  MPEG-2、COLOR、
       DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:地球では出会うはずもなかった2と日
      人類の未来をかけた彼らの決断とは――
・ウラ面 :『X-MEN』シリーズ
      『ハンガーゲーム』シリーズ
      ジェニファー・ローレンス
        ×
      『ジュラシック・ワールド』
      『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
      クリス・プラット
      超豪華キャストで描く、
      いまだかつてないSFドラマ!

登場人物がほぼ2人だから、こういうデザインにならざるを得ない。スターの映画だしね。(苦笑)
個人的には、星間宇宙船《アバロン号》のステキなデザインを堪能できるジャケットにして欲しかった。正面や真後ろではなく、横からがいいなぁ。本編の映像も美しかったし、そこをウリにしてもSFファンだったら手に取ると思うな。出来れば、ジャケットの紙質もよくして、高精細の印刷にしたら、そのこだわりだけでファンは狂喜乱舞だ。
DVDのジャケットは使い捨てじゃない。所有する喜びを感じさせるくらい、こだわって欲しいと常々思っている。

【感  想】
「眠れる森の美女」

眠れる森の美女にキスして起こしたら、「何で起こすのよ!」と、どつかれたみたいな映画だった。(笑)

――乗客5千人を乗せた星間宇宙船《アバロン号》は、120年にもおよぶ旅に就いていた。目的地は、移住先の惑星《ホームステッド2》。
けれど、出航から30年後、冬眠ポッドの故障からジムだけが目覚めてしまう。だだっ広い船内で、ただ1人。再びコールドスリープに戻る方法はない。途轍もない孤独感に押し潰されそうな毎日に、ジムは自殺を考えるまで追い詰められて行く。
そんな或る日、冬眠ポッドの乗客の中にオーロラの姿を見つける。彼女について調べ始めたジムは、次第に惹かれて行く。そして、彼女を目覚めさせたい欲求に支配され、長い葛藤の末、強制的にオーロラを目覚めさせてしまう。
……というお話し。

何だか、ピリッとしない作品だった。
この後、ジムはオーロラと恋愛関係を築くが、故意に目覚めさせられたことがオーロラにバレてしまう。一転して2人は険悪ムード。でも、考えてみれば、結婚なんて、こんなもんじゃない?(苦笑)

「私にも夢があったの。女優になってブロードウェイの舞台に立ちたかった。高校の時、『わが町』に出て褒められたのよ。才能はあったの。それなのに、あんなロクデナシに引っ掛かって、私の人生は滅茶苦茶。メカニックだなんて言うからさぁ、いい車に乗ってたし、都会でいい生活が出来るって期待してたら、ただの修理工じゃない。冗談じゃないわ。よくも「プールのある屋敷に住まわせてやる」なんて言えたもんだわ。子供たちを市営プールに連れて行くのは、いつも私じゃない! あいつは昼間からテレビの前で飲んだくれてるだけ。私の人生、返してよ!」

70~80年代辺りのB級ホラー映画で田舎町の酒場で厚化粧をした中年女性が口にしそうなセリフですな。(苦笑)
ここには、結婚や夫婦生活への失望や幻滅が織り込まれているわけだが、本作品がサラリと触れているテーマでもある。多かれ少なかれ、結婚ってヤツは、相手の人生を奪うものだ。ジムの行為は責められない。むしろ「ウジウジしてないで、とっととヤッちまえよ!」と思ったのは、私だけではあるまい。だから、ジムには「この船にはオレとオマエしかいないんだ。グズグズ言ってないで、オレについてこい!」くらいの啖呵をきって欲しかった。

クリス・プラットが演じる主人公のジムは、ぼーっとした男で魅力に乏しかった。『ジュラシック・ワールド(15)』もパッとしなかったっけ。(苦笑)

ジェニファー・ローレンスは、さすがオスカー女優なだけに、お芝居は見応えがあった。彼女が演じたオーロラは、『眠れる森の美女』からの引用だが、背景が細かく設定されていたわりには、実在感がなかった。ちょっと釈然としない。
やはり、エンディングの処理の仕方に大きな問題があるように思う。明らかに、やっつけ仕事だ。

個人的には、オーロラはオートドクの中で冬眠状態に入って欲しかった。
そして、エンドロール。メインスタッフとキャストが終わったところで再び物語が始まる。
他の乗客とともに目覚めたオーロラは、森林となったグランドコンコースを目にしてジムの贖罪に涙する。
恋愛の到達点は、結婚ではなく別離でなければならない。だからこそ、恋愛は美しい。

贅沢なSF映画だった。

幕切れに不満はあるが、オススメ!


『0702 ジュラシック・ワールド』

『1106 ハンガーゲーム』

『1107 ハンガーゲーム2』

『1108 ハンガーゲームFINAL/レジスタンス』





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Last updated  2019.08.23 05:30:06
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