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2020.04.07
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カテゴリ: アクション映画
1830 ファイナルガール


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  タイラー・シールズ
・脚  本  ステファン・スカーラータ
           「ホドロフスキーのDUNE」

【キャスト】
・アビゲイル・プレスリン
           「リトル・ミス・サンシャイン」
・アレクサンダー・ルドウィグ「ハンガー・ゲーム」
・ウェス・ベントリー「インターステラー」


※ウラ面

【仕  様】

・製作年度  2014年
・製 作 国  アメリカ・カナダ
・原  題  Final Girl
・発  売  AMGエンタテインメント
・販  売  AMGエンタテインメント
・DVD制作 ----
・提  供  ----
・字幕翻訳  田邉拓郎
・吹替翻訳  徳山とよみ
・吹替監修  ----
・字幕監修  ----

・リリース  ----
・収  録  本編 84分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英語 [ドルビーデジタル 5.1ch]
       2.日本語吹替 [ドルビーデジタル 2.0ch]

       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:[第79回アカデミー賞 助演女優賞]
      アビゲイル・ブレスリン
      『マギー』『リトル・ミス・サンシャイン』
        16歳 殺し屋
        殺戮の森へ潜入せよ――
      『レオン』『ニキータ』『ハンナ』に続く
      戦慄のバイオレンス・アクション
・ウラ面 :殺し屋に育てられた少女――
      教えられたのは“殺し”だけ――
        「レオン」「ニキータ」「ハンナ」に続く
        戦慄のバイオレンス・アクション誕生!
      殺人マシーンとなり、戦慄の森へ潜入せよ!

第79回アカデミー賞は、マーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』が作品賞を受賞した。2007年のこと。助演女優賞を受賞したのは、ジェニファー・ハドソン『ドリーム・ガールズ』だった。確かに、アビゲイル・ブレスリンも、『リトル・ミス・サンシャイン』でノミネートされていたが、逃している。だから、このジャケットの表記は、間違っている。
……というより、「受賞」とは書いていないので、間違いではないが、詐欺である。(苦笑) こういうのは、A.ブレスリンを貶めているようで気分が悪い。幼稚だし、卑しい。こんなことは、すべきではない。(溜息)

【感  想】
「肉づきのいい背中」

うーん、よく……分からない作品だった。(汗)

アビゲイル・ブレスリンのファンでも、この作品には首を傾げるのであるまいか。(笑)

――両親を殺された幼いヴェロニカは、トレーナーのウィリアムに殺し屋として育てられる。厳しい訓練を経て、一人前の殺し屋に成長して行く。
12年後、高校生となった彼女に新たなミッションが下される。標的は、男子高校生 4人。彼らは、若い女性を森の奥深くに誘い出しては、彼女たちを獲物にして狩りを楽しんでいた。
ヴェロニカは、リーダー格の男に近付き、首尾よく彼らのパーティ(狩り)に招かれる。
……というお話し。

幼い頃から暗殺者として育てられた女の子を主人公にしたアクション映画は多々ある。シアーシャ・ローナン主演の『ハンナ(11)』、リュック・ベッソン監督の『コロンビアーナ(11)』、インディア・アイズリー主演の『カイト/KITE(13)』もそうだな。広義にはL.ベッソン監督の初期のヒット作『ニキータ(90)』が原型だろう。
多くは、「両親を殺された」などの動機があり、復讐がストーリーの中心になっている。(勿論、そうでない場合もあるが)
山奥などの隔絶された環境で訓練を受け、社会と正しく関われない。一見すると殺し屋には見えない外見が、作品の魅力になっている。

そう言う意味では、子役あがりのアビゲイル・ブレスリンがキャスティングされたのも、頷ける。製作サイドにとっては名前も実力もある若手の女優さんをキャスティング出来たことで成功を確信しただろうし、子役のイメージから脱却したいご本人にとっても正義の処刑人は願ってもない好機に思えたのではあるまいか。

でも、監督さんが悪かった。カメラマン上がりだろうか、どこか映像が詩的っぽい。序盤の湖畔での訓練シーンとか無機質な部屋、森の中では逆光を利用して陰影の強い映像を作り出している。
それらの表現が、本作品に相応しいかと言われれば、ノーである。監督さんは、リュック・ベッソン監督作品みたいな路線を狙ったのだろうけど、スキルもセンスもなさ過ぎた。(編集が凡庸だったもんねぇ)

それに、脚本もザックリし過ぎていて説明不足に陥っている。これも、映像とはマッチしていても、作品としてはマイナスに働いている。
ヴェロニカというキャラクタにしても、「両親を殺された」過去はあっても、それが復讐心として表に出て来るところまで至っていない。だから、クライマックスでは復讐を果たすだろうと言う観客の期待を大きく裏切るストーリーになっている。正直なところ、イカれた高校生が何人殺されようが、カタルシスは得られない。むしろ、殺しに手こずるヴェロニカの姿に失望してしまった。「12年間も訓練して来たのに何してんだよ、瞬殺しろよ」と思ってしまった。

然も、ヴェロニカを演じるA.ブレスリンは、かなり高い確率で運動音痴=ウンチだ。大きなお尻と太い足、肉づきのいい背中は、個人的には好みだが、アクション映画には不向きだ。こういう緊張感のない身体つきでは、説得力がない。(いま気づいた、俺ってデブ専?)
体型を隠す衣装ばかりなのは、彼女のコンプレックスの現れかなぁ。

ちなみに、 4人の高校生に殺されるウェイトレスのグウェンを演じたのは、フランチェスカ・イーストウッド。クリント・イーストウッドの娘さんである。監督さんがイーストウッド一家を追ったリアリティ番組に出演した縁だろう。

TVシリーズのパイロット版ならこれでもOKだが、一本の劇場用映画としてみると不満の残る作品だった。
アビゲイル・ブレスリンのファンの方にだけオススメ!(「ニムも大きくなったなぁ」とお父さん気分を味わえます)


『1609 幸せのレシピ』
『0840 ランゴ/おしゃべりカメレオンの不思議な冒険』





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Last updated  2020.04.07 05:30:06
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