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2020.06.05
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1889 ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 [ブルーレイ]


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ロバート・ゼメキス
・製  作  マイケル・ダグラス
・脚  本  ダイアン・トーマス

【キャスト】
・ジャック・コルトン……マイケル・ダグラス
・ジョーン・ワイルダー…キャスリーン・ターナー
・ラルフ……………………ダニー・デビート


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  FXXR-1358

・製 作 国  アメリカ
・原  題  ROMANCING THE STONE
・発 売 元  20世紀 フォックス ホーム
        エンターテイメント ジャパン株式会社
・販 売 元  ----
・協  力  ----
・価  格  6,000円(税抜)
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----

・リリース  2010.
・収  録   106分(本編)
・サ イ ズ  HDワイドスクリーン 1920x1080p/
       シネマスコープ
・音  声  1.英語 5.1ch DTS-HD

・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  2層、COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、dts-HD Master Audio、
       dts Digital Surround、A 日本市場向、
       Blu-ray、レンタル専用
・映像特典  1.未公開シーン集(8種)
       2.『ロマンシング・ストーン』に乾杯:
         撮影当時を振り返って
       3.新ジャンルを生んだ天才脚本家:
         ダイアン・トーマス
       4.永遠の3人:お気に入りのシーン
       5.マイケル・ダグラス 思い出を語る


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :マイケル・ダグラス、
      キャスリーン・ターナー、
      ダニー・デビートの黄金トリオが放つ、
      ロマンティック・アドベンチャー!

この頃の映画のポスターって、手書きのイラストが多かった。いわゆる手書き看板だ。本ディスクのジャケットは、そのイラストが使われている。細かいことを言えば、こんなシーンはない(似たシーンはあるが、二人は別々にロープ1本で谷を渡る)のだが、映画の雰囲気やストーリーを伝えることを主眼にしているので、大した問題ではない。当時は、ポスターも目的意識がしっかりしていた。それに較べると、いまの作品は。カッコイイけど、中身が薄いなぁ。

【感  想】
「『レイダース』の後、『BTTF』の前

スティーブン・スピルバーグ監督の『レイダース/失われた聖櫃』が1981年、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』が1984年で、本作品も1984年の製作。日本公開もこの順番だったから当時の映画スズメたちの間ではあまり評価されなかった。「女子供向け」だの「『インディ・ジョーンズ』の亜流」だの「スピルバーグのボツ企画」だの、散々な言われ方をしていた。
まぁ、そう的外れでもないのだが、今より遥かに情報が少なかった時代だ、作品そのものを観た感想で評価する以外に手はなく、それは相対的ものだった。

吊り橋のシーンは『/魔宮の伝説』を思わせるし、軍人に追われるイメージは『/失われた聖櫃』だな。でも、面白いことに本作品は、製作はマイケル・ダグラスで、S.スピルバーグの名前は、どこにもない。(笑)

いま、こうして本作品を観てみると、『バック・トゥ・ザ・フューチャー(85)』(以下、『BTTF』)と同じ演出が随所に見られて、むしろそちらの方が興味深い。オープニングの編集と音楽の入れ方、タイトルなんか、そのまま『BTTF』と同じ。主人公二人が逃げる時に乗っている4WDは、マーティが親からプレゼントされた車と、そっくりだ。小悪党を演じたダニー・デビートの演技だって、マイケル・J.フォックスのそれによく似ている。
同じロバート・ゼメキス監督作品だから当然なのだが、基本的なスキルや嗜好は、この時、既に完成されていたのだろう。

――女性向けロマンス小説の作家ジョーン・ワイルダーは、或る日のこと、姉からの国際郵便を受け取る。それは財宝の隠し場所を印した古い地図だった。その地図がきっかけで、彼女は財宝を巡る冒険に旅立つことになる。
地図を狙う悪者に姉が誘拐されたのだ。地図と交換に姉を取り返さなければならない。ジョーンは急ぎ南米はコロンビアに向かうが、空港に着いたまではよかったものの、乗るバスを間違えてしまう。気がつくと、バスは鬱蒼と生い茂る密林を見下ろす山の中を走っていた。
然も、悪いことにバスは事故で立ち往生。そのタイミングを待っていたかのように悪者が地図を奪おうと襲って来る。
間一髪、その危機を救ってくれたのは、一人の男だった。
……というお話し。

当時、流行っていたハーレクイン・ロマンス小説のような展開は、確かに女性向けだな。エログロナンセンスな描写もないので、子供でも楽しめる。
然も、キチンと物語が繋がっている。連続冒険活劇を意識しすぎて、アクション場面を並べただけの『/失われた聖櫃』なんかとは大違いだ。もっとも、そのせいか、のんびりした印象を受けるのも事実。難しいところだなぁ。

監督したロバート・ゼメキスは当時、「スピルバーグの秘蔵っ子」と呼ばれていた。『抱きしめたい(78)』も『ユーズド・カー(80)』も、大ヒットこそしなかったが、私たち映画スズメの間では評価が高かった。その一方で、「スピルバーグが手を入れてるに決まってるじゃん!」なんて意見も随分と耳にした。
それが、本作品では1本立ち。然も、ヒットを飛ばしたワケだから、きっとご本人としては溜飲が下がる思いだったに違いない。(笑)

実のところ、本作品は、マイケル・ダグラスの作品である。ロバート・ゼメキスは単なる雇われ監督にすぎず、続編『ナイルの宝石(85)』でメガホンを取ったルイス・ティーグもまた然りである。
ただ、撮影監督のディーン・カンディ、作曲家のアラン・シルヴェストリと出会えたことは、ゼメキス監督にとってこの上なく幸せなことだったかも知れない。

『BTTF』が好きな方なら、本作品も楽しめるかもしれないので、オススメ!





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Last updated  2020.06.05 05:30:06
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