B級映画ジャケット美術館

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2020.06.12
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1896 パシフィック・リム


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・製作・脚本 ギレルモ・デル・トロ
・原案・脚本 トラビス・ビーチャム
・撮  影  ギレルモ・ナヴァロ

【キャスト】
・ローリー・ベケット…チャーリー・ハナム(杉田智和)
・スタッカー・ペントコスト………
            イドリス・エルバ(玄田哲章)
・森 マコ…………………………菊地凛子(林原めぐみ)
・森 マコ(幼少期)………………芦田愛菜




【仕  様】
・型  番  1000440121
・製作年度  2013年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  PACIFIC RIM
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・販 売 元  ----
・協  力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  松崎広幸
・吹替翻訳  松崎広幸
・吹替監修  ----

・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 131分+映像特典 7分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.オリジナル <英 語>

       2.日本語 (5.1chサラウンド)
       3.音声解説:監督による
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.日本語吹替用字幕
       4.音声解説用字幕
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、G、
       2 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  1.監督ギレルモ・デル・トロによる
                      音声解説
       2.未公開シーン集
       3.NG&オフショット集


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:[人型巨大兵器 JAEGER
        VS
      巨大 KAIJU]
        人類よ、立ち上がれ。
        この巨兵と共に!
・ウラ面 :“SPECTACULAR.”
      ――Kenneth Turan, LOS ANGELS TIMES

ジャケットのオモテ面は、巨人兵器(イェーガー)《ジプシー・デンジャー》の勇姿。背景には、東京タワーが見える。手前には怪獣の一部がのぞいている。イラストの仕上がり具合いは、まずまずと言ったところか。このクラスの作品のジャケットとしては、もっと精細なイラストを期待していたが、これではB級SF映画と大差ないかも知れない。(苦笑)
ウラ面は、イェーガーのコクピットの画像がスペースの40%を占めている。ローリーと森マコが見つめ合っている画像だ。森マコ(菊地凛子さん)の、はにかんだ表情に雰囲気があって、いいなぁ。
でも、本作品の最大のウリが「ロボット対怪獣」であることを考えると、怪獣の画像を出して欲しかったなぁと思う。

【感  想】
「日本大好きギレルモ・デル・トロ監督の怪獣映画。」

ヴィジュアルは、ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』×マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー』といった感じ。(笑)
コンセプトは、平成『ゴジラ』シリーズをCGで作り直したってところかな。モゲラやメカゴジラが出て来るヤツね。

――2020年、アラスカ州アンカレッジ。怪獣《ナイフヘッド》の襲撃に、ローリーとヤンシー兄弟が操縦する巨人兵器(イェーガー)《ジプシー・デンジャー》が迎え撃つ。けれど、この戦闘で機体は大破、ヤンシーが戦死する。ローリーは何とか一人で怪獣を退治して帰還するが精神的なダメージが大きく、一線を退いてしまう。
……というのが、プレオープニング。

《ナイフヘッド》って、《ジグラ》みたいだな。(『ガメラ対深海怪獣ジグラ(71)』に登場する怪獣ね)
怪獣がどこから来るのか、巨人兵器の成り立ちと仕組みを足早に説明する。パイロット二人で1機のマシンを操縦するなんて「もっとシンプルに出来なかったのかよ」とツッコミたくなった。でも、まぁ、『伝説巨神イデオン』みたいに一体のマシンを複数人で操作するケースもあるし、『機動戦士ガンダム』のガンタンクだって砲手と操縦者は別々だったもんね。そこは、善しとしよう。(苦笑)

――2024年、怪獣の襲撃から都市を守る防護壁の建造に携わっていたローリーに、ペントコスト司令官がパイロットへの復帰を要請。怪獣との戦いに決着をつけるため、復帰を決意したローリーは、香港の基地に着任する。彼は、そこで森マコと出会う。
……というお話し。

森マコ役の菊地凛子さんが、輝いていた。ヒロインとして十分に魅力的だった。(そこらの女優さんとは、スケールが違う)

――怪獣が出現する次元の裂け目を破壊する計画のために、基地には4機のイェーガーが用意されていた。かつてローリーの愛機だった《ジプシー・デンジャー》もレストアされていた。彼は森マコと組むことを希望するが、同調テストで森マコが暴走。パイロットを下ろされてしまう。
そんな時、2体の怪獣が出現する。
……という展開。

森マコの記憶に出て来た怪獣は『ゴジラ・エビラ・モスラ/南海の大決闘(66)』に登場した《エビラ》みたいだ。
ペントコスト司令官を演じたのは、イドリス・エルバ。さすがの存在感だった。
また、出番は少ないながら、ロン・パールマンも、いい味を出していた。怪獣の部位を売買する闇マーケットを支配する男という設定だった。いつものことながら役づくりが完璧だ。
そう言えば、怪獣の寄生虫が出て来るが、『ゴジラ(84)』に登場した巨大なフナムシを思わせて微笑ましかった。

――裂け目が開き、2体の怪獣が出現する。けれど、都市を襲わずに裂け目の周辺を旋回している。まるで守っているかのようだ。
香港基地では裂け目を爆破するために2機のイェーガーが出動する。これが最後の決戦だ。2対2の戦いは熾烈を極めるが、その最中、3体目の怪獣が現れる。これまでで最大の怪獣だった。
……という展開。

海底での戦いってところが面白い。でも、地上とは違うアングルが見られるかと期待したが、さほどのことはなかった。ザンネン。
もう一つ残念だったことは、怪獣の造形にギレルモ・デル・トロ監督らしい一種のグロテスクさが見られなかったこと。子供でも見られるように配慮されたのかも知れないが、物足りなさが残った。異形の美しさこそが監督の持ち味だと思うんだけどなぁ。(溜息)

とはいえ、日本のサブカルチャへの愛情が感じられる1本だった。細かいところにツッコミを入れたいところだが、そこは頭を空っぽにして、ただ映像と音響に酔いしれたい。

オススメ!





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Last updated  2020.06.12 05:30:06
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