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2020.06.11
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カテゴリ: モンスター映画
1895 ジュラシック・ワールド/炎の王国 [ブルーレイ]


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  A.J.バヨナ
・脚  本  デレク・コノリー
       コリン・トレボロウ
・製  作  ベレン・アティエンサ
       パトリック・クローリー
       フランク・マーシャル
・撮  影  オスカル・ファウラ
・編  集  ベルナ・ビラブラーナ



・クレア………ブライス・ダラス・ハワード(木村佳乃)
・フランクリン……ジャスティス・スミス(満島真之介)
・ジア………………………ダニエラ・ピネダ(石川由衣)
・イアン……………ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  BD-595173
・製作年度  2017年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  JURRASIC WORLD: FALLEN KINGDOM
・発 売 元  NBCユニバーサル・エンターテイメント
・販 売 元  ----

・価  格  ----
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  平田勝茂
・吹替監修  ----
・監  修  ----

・リリース  2019.07.03
・収  録  本編 約 128分
・サ イ ズ  16: 9 スコープサイズ(1080)
・音  声  1.英 語(7.1ch/DTS X)
       2.日本語(5.1chサラウンド/DTS)
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
・そ の 他  COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能、dts X、
       dts Digital Surround、日本市場向、
       Blu-ray Disc、レンタル禁止
・映像特典   1.クリスとブライスの撮影風景
        2.王国の進化
        3.再びハワイへ
        4.イスラ・ヌブラル島の
                  アクションシーン
        5.アルカディア号の内部
        6.インドラプトルの誕生秘話
        7.競売会場のアクション
        8.恐竜による死
        9.家の中の怪物
       10.屋根上の決戦
       11.マルコム再び
       12.視覚効果の進化
       13.炎の王国:関係者のトーク
       14.王国に捧げる歌
       15.クリス・プラットの
              ジュラシック・ジャーナル


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :生命は、新たな道を見つける
        燃えさかる火山の島から
        恐竜たちを救出できるのか?!
        新たな体験が待ち受ける
        大ヒットシリーズ最新作!!

火山が噴火し、逃げる恐竜たちを背景に、主人公2人が目を真ん丸くして走っている(?)姿が、ジャケットのオモテ面。スターの映画だから仕方ないのかも知れないが、この二人が大きすぎて、イラストに迫力がない。それに、広がりに欠けるので、せせこましい印象だ。このジャケットは失敗だろう。
ウラ面は、本作品のキー・ヴィジュアルをメインにしている。情報も必要最低限は記載されているので、文句はない。まずまずの出来映えだろう。でも、その脇の本編画像は、要らないかなぁ。
やっぱり、惜しむらくは、オモテ面だな。(溜息)

【感  想】
「駄作の上塗り」

見事に駄作だった。(はぁ~)

プロットは『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(97)』の焼き直し。然も、あちこちに過去作へのオマージュらしき遊びが見受けらる。何だか大御所スティーブン・スピルバーグに媚びを売っているようで、観ていて不愉快だった。(上司にウケのいい報告書を書くサラリーマンみたいだ)

CGの出来映えは、だんだん悪くなる一方。背景とフォーカスが合っていなかったり、肌の質感や重量感の演出が全くなされていなかったり、仕上がりが酷い。作っている方は、スピード感を重視したつもりだろうが、これじゃあ、単なる手抜きだ。恐竜たちを盛大に暴れさせた分だけ、余計にそう感じる。

たとえば、恐竜の群れに追われた主人公たちが倒木に隠れる場面。(この場面は『ジュラシック・パーク(93)』、オーウェンが走って来るショットは『レイダース/失われた聖櫃(81)』だな) 彼らの両脇で倒木は群れに踏まれたり蹴られたりして弾け、吹き飛ぶ。でも、主人公たちが隠れた部分だけ微動だにしない。映画的ウソと言えば聞こえはいいが、単に思慮の浅い演出でしかない。こういう手抜きが、全編通して見受けられる。いや、手抜きと言うより、頭が悪いだけだな。

――生きた恐竜のテーマパーク《ジュラシック・ワールド》が崩壊して3年。イスラ・ヌブラル島では、火山が大噴火寸前だった。世間では恐竜を保護するべきか否か議論が紛糾していた。
故ジョン・ハモンドの親友ベンジャミン・ロックウッドは、クレア・ディアリングに恐竜を逃がすための協力を要請する。彼は、恐竜が暮らして行ける隔絶した孤島を用意していた。
即座に了承したクレアは、ヴェロキラプトルの《ブルー》を助け出すためにパークの監視員だったオーウェン・グレイディに助けを求める。頭のいいブルーを捕獲して島に移送するには、彼の力なくしては為し得ない。
斯くして、彼らはイスラ・ヌブラル島に上陸するが、既にそこでは情け容赦ない捕獲作戦が展開されていた。然も、火山は今にも噴火しそうな状態だった。
……というお話し。

映像特典を見ていて、ふと思った。本作品の軽薄さは、主人公オーウェンを演じたクリス・プラットのキャラクタに似ているな、と。(笑) ワケのわからないジョークを飛ばしている彼の姿は、本作品そのものだ。

――すべては、ロックウッド財団を運営するイーライ・ミルズの悪企みだった。彼は、恐竜たちを軍関係者や製薬企業に売り飛ばして大金を得ようとしていた。捕獲された恐竜たちをロックウッド邸の地下にある研究施設に移送させると、バイヤーを集めてオークションを始める。
けれど、彼の目的は、それだけではなかった。インドミナスレックスとヴェロキラプトルのDNAを使って新たな恐竜インドラプトルを生み出していたが、生物兵器として利用するためには、従順さと指導力を兼ね備えたブルーの遺伝情報が必要だった。
自分たちが騙されたことを知ったクレアとオーウェンは、ミルズの計画を阻止しようとする。そして、邸の中でロックウッドの孫娘ミンジーと出会うことになる。彼女には、本人も知らない秘密があった。
……という展開。

小学生くらいの女の子のミンジーが、何故か初めて会った男、オーウェンに抱きつくシーンには笑ってしまった。あきらかにクレアは、自分にすがって来るだろうと身構えていたのに、軽く無視されてしまった。小さくても、女なんだなぁ。(笑)
演じたのは、イザベラ・サーモン。まだローティーンだが、いい女優さんになって貰いたい。
ちなみに、ミンジーの乳母役として出演したのが、ジェラルディン・チャップリン。彼女の出演シーンだけ映像のテイストが変わる。涙が出るほど素晴らしい。(ちょっと大袈裟)

ジェフ・ゴールドブラムが演じるイアン・マルコム博士を最初と最後に登場させて演説させる構成は、面白いし、カッチリしていて個人的には好きだが、本編からは浮きまくっていた。彼の演技は、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードらとは、明らかに演技の質が違っていたからだ。

真剣で真面目さの中にユーモアを忍ばせることと、緊張感のないおふざけの合間にマジメな顔を見せることは、表層的には同じような結果が生まれるが、本質的には、全く別モノだ。
『ジュラシック・パーク』が前者だとすれば、本作品は後者だろう。

『激突!』をはじめ、スティーブン・スピルバーグ監督の初期の作品は、実に多彩な演出や表現方法が用いられ、当時はヒッチコック監督と較べる記事をよく読んだ。バカがつくほどの真面目さだったのだ。その表現力とスキルがあったからこそ、『ジュラシック・パーク』は、面白い。
でも、本作品には、優れた演出も表現も見受けられない。軽薄な役者と監督が、表っ面だけ見映えよくキレイに整えただけ。
『ジュラシック・パーク』のイアン・マルコム博士のセリフではないが、「先人たちの偉大な発見や発明を、その意義を問うこともせずに上面だけ掠め取っている(意訳)」に過ぎない。
本作品は、まさにそんな作品だった。

品位品格に欠けていますので、オススメ致しかねます、はい。



『0699 ジュラシック・パーク』
『0700 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
『0701 ジュラシックパーク3』
『0702 ジュラシック・ワールド』





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Last updated  2020.06.11 05:30:06
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