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2020.06.21
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カテゴリ: モンスター映画
1905 ザ・バイト/変身する女


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・制作 チャド・アーチボルド
      「シャドウズ・ゲーム」「ビジター/征服」
・脚  本  ジェイミー・ラフォーレット
・製  作  ナット・アブラハム
       ティム・ブローン
       イラ・レビー
       ミッチェ・マクグイガン
       ピーター・ウイリアムソン

・音  楽  ステフ・コベランド
・特殊効果  ジェイソン・デルシュ
            「モンスター・トーナメント」

【キャスト】
・エルマ・ベゴビック
・ジョーダン・グレイ
・アネット・ヴォズニアック
・デニス・ユエン
・ローレン・デンカーズ


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ECLR-0160
・製作年度  2015年

・原  題  BITE
・発 売 元  株式会社エクリプス
・販 売 元  株式会社KADOKAWA
・協  力  ----
・価  格  ----

・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 89分
・サ イ ズ  16: 9 LB ヴィスタサイズ
・音  声  1.オリジナル <英語>
         (ドルビー・デジタル・ステレオ)
       2.日本語吹替
         (ドルビー・デジタル・ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語デカ字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:1人の美女が、
      突如恐ろしき化け物に豹変する!
       世界中のファンタ系映画祭で
       絶賛を浴びた、
       突然変異SFXクリーチャー・ホラー!!
・ウラ面 :誰にも止められないおぞましい変身!
      ――噛まれた彼女の身に一体、
        何が起こったのか?!
      [イギリスロンドン:フライトフェス映画祭
      ベストホラー映画]
      [アメリカバッファロー:
      ファンタスティック映画祭
      ベストホラー映画特殊効果賞]
      [アメリカツーソン:ホラー映画祭
      ベストホラー映画]
      [カナダモントリオール:
      ファンタジア国際映画祭 銀賞受賞]
      [スペインバロセロナ:
      モリーンズホラー映画祭 主演女優賞]
      [アルゼンチンブエノスアイレス:
      ロホサングレ映画祭 正式出品作品]
      [アメリカ:シカゴ国際映画祭
      正式出品作品]

主人公ケイシー(エルマ・ベゴヴィック)のバストショットがジャケットのオモテ面。フードをかぶり、皮膚は爛れ、こちらを睨む目は虹彩が変化している。異形の生物へと変化(へんげ)した後だ。生えてきた尻尾も描き込まれている。背景は不気味な生物の巣を連想させるテクスチャが用いられているが、ここはもう少し物語を連想させる画像を使って欲しかった。
ウラ面も、変化後の画像が中心だが、ビフォア・アフターの画像をキチンと見せた方が、ジャケットとしてはよかったような気がするな。
全体的に、「あと一歩!」といった出来映えだ。

【感  想】
「短編小説」

学生の頃、男が魚(半魚人?)に変化してしまう短編小説を書いた。一発でボツにされ、地方の文芸誌にも載せて貰えなかったが、個人的にはお気に入りの作品だった。(苦笑)

何十億年もの間、大洋の波間を漂っていた原始の細胞が、或る日のこと、ダイビングをしていた男に飲み込まれてしまう。細胞は、男の体内で活性化、分裂を繰り返して増殖し、男の細胞を取り込んで進化して行く。やがて、男の体に変化が現れる。頚筋にはエラのようなものが出来、人差指が伸びて水かきが出来ると、まるでヒレのように変化して行く。水への欲求が高まり、男は、自分が魚類へと変わりつつあることを自覚する。そんな内容だった。

本作品のイントロダクションを読んで、てっきり主人公は海に帰るのだろうと勝手に推測していた。(イクラみたいだったしね) でも、違った。(笑)

――結婚間近のケイシーは、女友だち二人とコスタリカに遊びに行く。独身最後の旅行だ。
けれど、現地で何かに咬まれて以来、彼女は少しずつ体調を崩して、心を病んで行く。結婚に対する不安、旅行先で婚約者を裏切った後ろめたさ、なくした婚約指輪、子供を欲しがるマザコンの婚約者、その母親からは結婚を反対され、辛辣な言葉を浴びせられる。そうした諸々が彼女を追い詰める。
帰国して数日も経たないうちに彼女は体の異常に怯え始める。咬まれた患部が醜く脹れ、膿がしたたる。体中に発疹が出来て粘膜のようなものを分泌し、まるで魚卵のようなものを、ところかまわず産み付けている。その上、尾てい骨からは尾が生えて来る。体の変化とともに、彼女は、自分がナニモノなのかも分からなくなって行く。
……というお話し。

ケイシーが置かれた状態だったら、体に変調を来してもおかしくないな。(苦笑) 女友だちはウルサイし、イヤな女だし、婚約者は鈍感だし、友人にしろ結婚相手にしろ、「もっとちゃんと選べよ」と思ってしまった。(笑)

主人公のケイシーを演じたのはエルマ・ベゴヴィッチ。まだ、コレと言った作品に出演していない。勿論、主役級は初めて。ヒスパニック系の男顔の美形で骨太の体格。そのくせ段々腹でへそピアスまでしている。(キタナイなぁ) その割りには、繊細なキャラクタだったので、ちょっとミスマッチな感じだった。でも、ヌタヌタグチョグチョプチプチドロドロの役柄なんて、演じてくれる女優さんが他にいなかったんだろうなぁ。だいたい察しがつく。(笑)

監督はチャド・アーチボルド。『ビジター/征服(14)』を撮った方。変態ぶりは相変わらずだが、何と言うか、本作品は気持ち悪さが振り切れている。インパクト重視だからだろう。その点は評価したい。タイトルと、「ババァーン!」という劇伴が笑える。(音楽監督がイイ仕事をしている)

結局、私が書いた短編小説では男は海に帰って行く。進化なのか退化なのか分からないが、現代社会で生きて行けないことは確かだ。人は異形を嫌うし、排除しようとするからだ。
本作品では、全てが崩壊する。全員が犠牲者となり、コミュニティが崩壊し、社会が終わりを迎えるだろうことを予感させて終わる。いかにも映画らしい。

どうやら、この監督さんは、動きの少ない作品が好きらしい。(『ビジター』も拘束されたジイさんのSMゴッコだった) 人の嗜好は様々。それを貫いて良い作品を残してくれるのが、一番だろう。チャド・アーチボルド監督にとって、本作品がそれかも知れない。(笑)

ちょっとだけオススメ!(ヌタヌタグチョグチョが好きな方にだけね)





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Last updated  2020.06.21 05:30:05
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