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2020.08.01
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カテゴリ: 邦画
1946 64 -ロクヨン-/前編


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・主 題 歌  小田和正
       「風は止んだ」(アリオラジャパン)
・原  作  横山秀夫
       『64(ロクヨン)』(文春文庫刊)
・監  督  瀬々敬久
・エグゼクティブプロデューサー 平野 隆
・企  画  越智貞夫
・プロデューサー 木村理津
       大原真人

       浅野博貴
       伊藤正昭
・脚  本  久松真一
       瀬々敬久
・音  楽  村松崇継
・共同プロデューサー 藤井和史
・ラインプロデューサー 武石宏登

【キャスト】
・佐藤浩市
・綾野 剛
・榮倉奈々
・夏川結衣

・窪田正孝
・坂口健太郎
・筒井道隆
・鶴田真由
・赤井英和

・烏丸せつこ
・小澤征悦
・金井勇太
・芳根京子
・菅原大吉
・柄本 佑
・椎名桔平
・滝藤賢一
・奥田瑛二
・仲村トオル
・吉岡秀隆
・瑛太
・永瀬正敏
・三浦友和


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  TCED-3264G
・製作年度  2016年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  TBS
・販 売 元  TCエンタテインメント株式会社
・配  給  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  2016全国劇場公開作品
・リリース  2016.11.25
・収  録  本編 121分+特典映像
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープ・サイズ
・音  声  1.本編映像 DolbyDigital 5.1ch
         サラウンド
       2.特典映像 DolbyDigital 2.0chステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
         (本編のみ)
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  特別対談(瑛太×坂口健太郎)ほか


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:わずか7日間でその幕を閉じた、昭和64年。
      その間に起きた少女誘拐殺人事件、
      通称「ロクヨン」。
      未解決のまま時は過ぎ、
      時効まで1年と迫ったある日、「ロクヨン」
      を模した誘拐事件が発生する――
        感動の人間ドラマ、怒涛の前編。
・ウラ面 :日本映画界最高峰の
      オールスターキャストが集結!
      究極のミステリーが2部作感動巨編となり
      映画化!

オールスターキャストを謳っているだけに、ジャケットのオモテ面は、出演者の顔写真がずらりと並んでいる。中央には、三上広報官(佐藤浩市)とタイトル。それを取り囲むように主要登場人物だ。でも、 2~ 3人、分からない人がいる。「誰?」「どこに出ていた?」「あ~、見たような気もするけど、思い出せない……」ってカンジ。(笑) 写真の周囲には、本作品の舞台背景を説明した一文が囲む。こういう、思い切ったデザインは、好きだ。(笑)
ウラ面も、なかなか大胆だ。佐藤浩市さんが70%を占めている。本編画像も使われているが、これは賑やかしでしかないな。本作品の雰囲気を伝えられてはいない。(佐藤浩市さんが大御所になったんだなぁ、という印象しか受けない。まるで、高倉健さんみたいだ)
その分、ディスクの盤面には、翔子ちゃんの遺体発見場所の画像が使われている。本編を観た後だと、ちょっとドキリとする。こういうのを、ジャケットのウラ面で演出して欲しかった。

【感  想】
「いがみ合ったり罵り合ったり、観るにたえない」

カワイイ女の子が出て来ない。そればかりか、むさ苦しい男が大量に出演。ニコリともせずに怒鳴ったり睨み合ったり、それはそれは、不愉快。(まぁ、それが狙いなんだろうけど……)
個人的には、鑑賞の基準を満たしていない作品なので、もともと観る気はなかった。然も、前後編と長い。決して、観るはずのない作品だった。

でも、疲れてたんだなぁ。気がついたら、DVDをセットしていた。(溜息)

――群馬県警の広報官の三上は記者クラブとの対立に悩まされていた。妊娠中の主婦が車で老人を轢いてしまった事故で、加害者を匿名で発表したことに、記者クラブが反発したのだ。匿名は上からの指示だったが、三上としては妊婦の体調を慮ってのことだった。組織である以上、上からの命令には従わざるを得ない。彼なりに咀嚼して判断したつもりだったが、事態は拗れつつあった。
そんな時、警察庁長官が視察に来ることになる。間もなく時効を迎える「翔子ちゃん誘拐殺人事件」の捜査に当たる署員の士気を高めるためだ。その事件は七日間しかなかった昭和64年に発生したことから「ロクヨン」と呼ばれていた。昭和天皇崩御の報道に掻き消されて、未解決のまま14年が過ぎようとしている。事件の捜査に携わった大勢の警察官にとって忘れ得ぬ事件である。三上もまた、その一人だった。
長官が被害者宅を訪問する予定が組まれ、久しぶりに雨宮家を訪れた三上は愕然とする。父親の雨宮は娘を亡くしたショックから立ち直っていなかった。そればかりか、何かに取り憑かれたかのように、すっかり面変りしていた。
案の定、雨宮から長官訪問を断られ、記者クラブからは取材をボイコットされ、三上は窮地に立たされてしまう。上手に立ち回って事態の打開を図ろうとする三上は、長官訪問の裏に隠された警察庁の思惑、ロクヨンを巡る疑惑に気がついてしまう。
……というお話しだった。

原作は読んだことがない。本作品が、どれだけ忠実に映像化されたのかは分からないが、どうも映画的ウソ(小説的ウソ)が多くて、ついついツッコんでしまった。(私の理解が足りないだけかも)

14年も経つのに、事件の時に顔を合わせただけの三上と幸田は、どうして直ぐにお互いのことが分かるんだろ? 然も、あんな遠目で……。私なら14年も前に会った人のことなんか覚えていない。これは断言できる。当時、付き合っていた女性の顔だって思い出せない。そもそも10年以上の年月があったら、経年劣化で認識できないと思うぞ。思い出は美しく、現実は厳しい。(苦笑)

鶴田真由さんが演じた元女性警官にしても、14年前に捜査官の一人が泣いていたって、よくもまぁ思い出したものだ。然も、名前まで。今頃そんなことを思い出すくらいなら、その当時、疑問に感じて上司に相談するとか、「もっとセンシティブに動けよ」と思ってしまった。いまになってニコニコそんな話しをするなんて、どれだけ鈍感なんだよ。

小さい女の子の誘拐殺人事件という悲劇がモチーフになっているので、否定的な意見は自分が悪人になったみたいで、あまり気持ち良くない。(ま、そこそこ悪人ですけどね)
でも、無闇に力が入った広報室と記者クラブの対立は、前後編を通してみると、「そこまで時間をかける必要があったの?」と思わざるを得ない。組織の非情さや巨大さを表したかったのだろうけど、それは事件を通して描き出して欲しかった。三上の心の変容にしても同じだ。本作品は、文字との違いを無視して映像を構成した失敗例のようだ。

出演されていた方々は皆、熱演されていたので満足感は高いだろうけど、観ている方は、さほどでもなかったなぁ。(溜息)

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Last updated  2020.08.01 05:30:06
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