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hihitos

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2010.07.13
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カテゴリ: 詩的表現

繭の中


これは液体ではなく固体だと思った。

原始の生命は劣悪な環境でも繁栄し、
生命の断片にいたっては、更にその先の、
ありとあらゆる隙間にもぐりみ、そこで結合した。

環境の訴えはこうだ。我々は常に攻撃され、奪われる。
防衛反応は何れにせよ、常に後手後手で、気づけば、領地を失う。

私はすでに侵略されていたらしく、
自分を維持するには共棲するしかなかった。

今流れ出たのでは、無意味だと、じっと我慢をして過ごす。

そんな気分に付き合った挙句、ひょっとしたタイミングで飛び出すが、
外気の無頓着に、寒いと訴え、不満をじたばたしてみせた。
君の生は望まれていないよと言うと、
では殺してくれと、やはりじたばたする。

次の待っている生命がいたから、そろそろだねと区切ろうとすると、
まだ一緒に居れるよと、世界は少しづつでも確実に変わっていくことを見せてくれた。

ドロっとした先の個体が、何食わぬ顔で挨拶してきて、
僕は救われるけど、君を救いはしないよって早速、ジャブをかました。

子供の目





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最終更新日  2010.07.15 14:42:34
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