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hihitos

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2012.03.16
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カテゴリ: 日常スケッチ
 扉は引き戸で、だかラカ…ガラガラと音を立て開いた。

 ガラガラ…とした音を、その扉が実に難なく放って、それに続く私の挨拶は言葉でなくても、音は確かに発せられ、自然と扉の向こうにある空間にすぅっと吸音され、それに応じ、皆が挨拶を返すのだった。それは私にも聞き取れる言葉だった。

 升目状に合板は地面と平行に配され、四角い列となった。その間で、ほどほどに分割されて上手い具合に納まった人間が生徒らしく、そのぽっかりしたものが、教室とが確認できたので今日も間違いなくここに辿りつけたと安心して、だから一旦、停止した。

…

 停止の中、微かな信号が画像で連続し、やがて、繋がり初めるが、簡単に崩れた。
 繋がるか崩れるかは、どちらが先なのか曖昧で、さっき考えたこと…例えば四角い枠…それが私のクラスで、やがて机となり、最近やたらと目にするものが、それは結局、女ではないかと直感で橋渡しされ、女子やら男子といった存在が私のクラスと繋がり、それは無視のできないこと。自分がどちらか片方に決めなければここには居れない。そんな風に閃いていき、しかし、この女とは何者だろう?と次の閃きが私を益々覚醒させていった。そして…

 ガラガラと音がして、さっき聞いた音とは違うと感じ、その認知に伴った整合性が機能して、すぅっと自分の脳の中へ戻る。

 その時見えた映像は、クラスメイトが机の枡に綺麗に納まった光景で、次に認識できたのはクラスメイトではない存在だった。

 大抵の時間をクラスメイトは枡ですごし、そこに納まりきれないものは、結局、クラスメイトではないのだから仕方ないのだ。


 四角い中でクラスメイト皆、一方向を見ていた。クラスメイトでないものの一人が声を発すると、それを合図にクラスメイトでないもの達も、席に着いた。





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最終更新日  2012.04.25 00:26:04
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