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2009.10.29
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カテゴリ: うつ病の日常生活
私のブログを読んでくださっている方は、

たぶん多くの方が、私のプロフィールも読んでくださっているのではないかと思います。

うつ病歴18年(23才からうつ病と診断されています)、

自殺未遂は片手であまるほどして、入院歴も数回あります。

あと美容オタクなこと。

読書が趣味なこと。

4200万借りていた住宅ローンを10年以内に完済したこと(昨年12月完済)。

もうすぐ10歳になる女の子の母親であること。



どこに関心を持ってもらっているかは分からないのですが、

私はビョーキです。うつ病です。それもかなり重症です。

なので、このブログを読んでくださっている方々は、

ご自身がご病気だったり、

ご病気の家族をお持ちのかたもすくなからずいらっしゃるのではないかと、思っています。

私のブログは、昨日や先日のように、

泣きながら書いてて、読むのに厭になることもたくさん書きますが、

それもうつ病の1つの症例として、読んでいただければ、

うつ病を少しでも理解する助けになるのではないか?

と思い、自己満足ですが、書いています。


さて、田口ランディの「生きなおすのにもってこいの日」
生きなおすのにもってこいの日

続きを抜粋しながら書きたいと思います。

「ビョーキの家族を持つ皆様へ」というコラムのところです。




ビョーキの対処のしかた、解決の仕方、

それには答えなんてないのです。

ビョーキ、ってその人の個性だから。

あ、いま、自分っていっぱいいっぱいだな、ってことに気づいたら、

できるだけ自分の体が楽な方、気分が楽な方、そのように自分の感覚に添って

のらくらとやっていくのがいいかな、と思います。

というのは、ビョーキの人は、ビョーキでいっぱいいっぱいなんです。 (実にその通りです)

息をしているだけでとっても苦しいわけです。

それなのに、自分がビョーキになったことで、家族まで苦しくなって、



元に戻そうと躍起になっているのを見ると、ますます具合が悪くなってしまうんです。

そして、あぁほんとうに自分はダメな人間だ。こんなに家族に迷惑をかけて、

とさらに自分にダメ出しをしてしまうんです。



ビョーキの家族をもつ人は「どうにかしよう」と、真剣に考え過ぎていて、

対人関係で精神的に消耗している家族が、

ほっとすることをしてあげていないことが多いんです。

いつも深刻で、いつも懸命だったりする。

まずは、「やばいっ!あたしもかなりビョーキかも、休養しなきゃ」くらいのことを思って、

自分のことを大切にしてみることから始めてほしいです。

自分に余裕のない、いっぱいいっぱいの人は他人のことも考えられないです。

自分が安定していて初めて、ちょこっとぐらいなら他人の手助けができるぐらいで。





ビョーキの家族を悩むことで、自分の問題から逃げてしまうんです。

田口ランディもまさにそれでした。精神病の兄と、アル中の父親に悩んでいれば、

田口ランディはすごくまともないい人でいられるし、

自分の仕事がうまくいかないのも、男と別れたのも、全部家族のせいにできますもんね。

でも、実際は父も兄も、田口ランディにさほど迷惑などかけていないんです。



迷惑をかけないように気を使うあまり、自分を押さえすぎてビョーキになって

自己主張するしかないんです。ほどほどができない、いいかげんができない。

余裕がないくらいまじめで神経質なんです。





行ってしまうし、最後は「死ぬしかない」とまで思い詰めてしまったりします。



ここのところは、私、よくわかります。子供の対処の仕方でも、真面目に取り組み過ぎて、

あと自分への責任を感じすぎて、子供と接するとき余裕がないなぁと思います。

でも、これが性格なので、治したいけど、治らないし、どうしていいかわからない・・・

って思ってしまいます。

昨日も最後には、「死のう」とは思わなかったけれど

(親に自殺されてセックス依存症になっている人を知っているから、子供にはそんな思いをさせたくなくて)

でも、「主人の実家へ預けてしまおう!」

とかなり本気で思っていました。

でも、そんなこと出来ないんですよね。

子供は大きくなってきているのに、私は、子供がいないと心配でおられなくて、

うつ病の私に子供は心配されながらも、元気に育っているのです。

子供は、「おばあちゃんはすぐ死ぬやん。それにお父さんお母さんとここにいたい」と言いました。

うちの子供ってまっとうに育っているなぁ...

とその時、親ばかかもしれませんが思いました。




さて、田口ランディの話。

ビョーキの人がどう生きるかはその人その人の人生です。

もし、田口ランディの兄のように死んでしまったとしても、それで人生の負けじゃないと思うんです。

だって、人はみんな必ず死ぬのですから。

ビョーキを抱えている人は自分の存在について悩み、生きる意味について悩み、

ものすごく苦悩してもがいています。それが生きていることだと思うのです。

その悩みを、他人はどうすることもできません。

あえぎながら、もがきながら、この瞬間を生きて行くしかないんだ。

苦しい人は苦しさをふんばりながら生きていることが、すごいんだ。

それが、その人にとっては本当に意味のあることなんだと思います。



あがき、もがき、迷いながら、日々を生きて行く。

だたそれこそが、生きているってことだ。

その中に喜びも悲しみもある。そのダラダラした日常を一人味わうってことが、

生きるってことなのだ。絶望しようと、解脱しようと、それはその人にとって

意味があることで、私は私、人は人、それぞれの道を歩くしかないんだ。

ビョーキの人は毎日真剣に生きることを考えています。

それが生きてるってことなんだと思います。






だいたいこんなことを、田口ランディは書いておられました。

私が、「ここはほんとにそうだ!私の気持ちにぴったりだ!」

と思うところを抜粋しました。

ゴシック体にしたところは、私の感想とかを述べています。




私は、相変わらず、たぶん、ずっと悩み続けると思います。

子供に問題があったら、私のせいかな?と思って落ち込むだろうと思うし。

でも、子供は私とは別人格で、

「お母さんのせいで、○○ちゃん(娘は自分のことを自分の名前で呼びます)が

 悪くなっているわけではないよ。」

って言ったりします。

塾も、成績はぜんぜん上がらず、下をはいずり回っていますが、

娘自身は行きたいそうです。

なので、中学受験なんてもう今は、私にとってどうでもいいし、

子供が元気に学校に行って、生きててくれれば、それでいいと思っているけども、

子供が勉強したいなら、したらいいし、

お金はなんとか用意してやろうと思います。



とは言っても、私は、家で、こうやって、のらくらと、本の抜粋をブログに書いたり、

「料理が出来ない号泣

と言って冷凍カレーに野菜ジュースを家族に食べさせたりして、

専業主婦って言うのがほんとにおこがましいのですけども・・・



田口ランディさんは、ここまで精神病の人のことを言えるのは、

本当にかなり悩まれたのだと思います。

すごく私のこころにピタッと来ました。


昔でいう禅の境地かもしれません。


苦しい時に、このような作家さんがこの世にいてくれて、本当にありがたいなぁと

思う今日です。





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最終更新日  2009.10.29 10:33:25
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