風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2007.05.28
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カテゴリ: 本棚
この小説はミステリというよりも
科学者のジレンマ、人類の原罪を描いているような気がします。

オッペンハイマー
日本人にとっては知っていなければならない科学者の一人。
「原爆の父」・・・と言われる・・・

この人が書きのこしたとされる記録(小説?)が
柳広司氏のもとへ舞いこんだという設定ではじまります。

舞台は第二次世界大戦終結の日を迎えたロスアラモス。
原爆開発のためにつくられた町。

戦争が終わったことを喜ぶ科学者たち。
そんな中、一人の名もない作業員が殺された。
オッペンハイマーの要請を受けて
友人のイザドア・ラビが調査を始める。

事件の真相が明らかになったときに
イザドアが見たものは。

人間の業、狂気、原罪、恐怖が
具体的な姿としてあらわれたのが
原爆なのではないだろうか・・・
私たちは、原爆を忘れてはならないのだと
改めて思いました。





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最終更新日  2007.05.28 19:55:56
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