風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2007.08.15
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カテゴリ: 本棚
ふだんは週刊文春のエッセイでなじみなのですが
哲学の教授ということなので、
どんな講義をするのかな~と興味を持って読みました。

読了するのにかなり時間がかかった(^^;)
途中で何冊も他の本に浮気したり
必ずと言っていいほど眠くなったりしましたが
読む本がなくなったので、ようやくこれを読み終えたというところでしょうか。
それこそ夏休みの読書(?)だね。

形而上学の話のところは正直、混乱するところが多かったのですが

けっこうおもしろかったです。

ことばの使い方の問題、
説明するということはとても難しいですね。


なぜかというと、正直な人間であるか嘘つきであるかは
本人が選ぶことができるんですからね。
嘘をつかないことをずっと選び続けていれば、その人は正直だということになるし、
嘘をつけば嘘つきになるんですね。
本人が選ぶものについて、「本当はどっちなのか」と問うのはヘンです。
「本当は自分はどんな性格なのか」と問うと、
あたかも自分の性格というものがすでにどこかに存在していて、それを探し出すみたいです。
ちょうど宝探しのように。
でも、実際には正直かどうかはあらかじめ決まっているわけではなくて、
その人がいろんな機会に嘘をつくのを選ぶかどうかによって初めて決まるんです。
(第9日 言語ゲームで哲学はどう変わるか より)




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最終更新日  2007.08.15 13:08:37
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