風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2007.12.09
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カテゴリ: 本棚
謎の死から十数年、チベット・タシルンポ寺院霊塔で、
突如金色のミイラ、パンチェンラマ十世がよみがえった。
しかしラマは、食べ物と女にうつつを抜かし、
かつての高僧とは別人のよう。

という突飛な出来事と、
中国当局に常に監視され、統制されている不穏なチベット社会とのギャップが激しくて、
バ、バカミス・・・?とか
どういうスタンスで読んだらいいのか
混乱した!状態でした(^^;)


しかし読んでいくうちに
篠田節スパーク!
やはりそっちへ走ったか・・・という展開でした。

篠田節子さんの作品は、以前数冊続けて読んだのですが
先の展開が読めなくて
主人公がだんだん破滅的な方向に走り
最後には家に帰れなくなる、というのが多くて
どうしてそっちの方向へ行く!とハラハラしてしまい
『ハルモニア』と『弥勒』を読んだあと
遠ざかっていましたが
作風は相変わらずですね。


少年が最後に家に帰れるのでよかったなあ。
ハッピーエンド?

核爆弾を抱えて瞑想する金色のミイラ・・・
にあわてる中国政府幹部。

自在如意。


家庭はいいぞ、子供はいいぞ、女の体はもっといいぞ」
で泣けてしまいました。



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最終更新日  2007.12.09 10:56:42
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