『とんとこひ・セクスアリテ』

March 29, 2004
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カテゴリ: 性教育/性球儀


インターセックスへの処置方法は従来、できるだけ早期に、男女どちらかの身体的性別へと可能な限り近付けるべきだとされてきた。そのために例えば、肥大化した陰核が切除されたり、あるいは極小のペニスを有するものは、女性性器へと作り変えたりされてきた。
しかし、これらの処置を幼年期に受けたものが、思春期を迎え、さらに成人するにつれ、彼らの間からその医療行為への批判が起きた。「自分の体に断りもなく、なぜ手術をした。」「大きくても陰核を残して欲しかった」「小さくてもペニスを残して男性として育てて欲しかった」などと。これらの当事者達の意見に対して、M.Diamondは身体的な性別の多様性を尊重し、曖昧な性器をそのままにする保存的な処置方法を提唱し、新たな治療指針として注目されている。



日本臨床62巻2号390-396掲載の島田 憲次「性別判定の方針と治療」によると、インターセックスの泌尿器科的治療を加える時期の論点として「このような病態を持った子供たちの臨床経過と予後についての記載は驚くほどに少ない。別の言い方をすれば、臨床診断で確定された病態と、それにより決定された養育上の性、そして本人の性意識とがどのようにかかわっており、またどのように矛盾しているかについては、ほとんど明らかにされていないことである。(中略)また、出生後早期に「診断、決定された」性が、その子供の「脳」の性別と違う場合には、その子供の心理的発育、中でも性心理の発育に混乱を来し、それは同時に両親の不安を招き、時には心理的破綻を来すことになる」とある。
















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Last updated  June 28, 2005 11:03:37 AM
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