2003年09月16日
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晩御飯を作って待つようになってから
毎日、仕事中でも献立考えたり、買い物行ったり
慌しく忙しいのが、どこか心地よくて幸せだった。

毎日、ヒートが帰ってくるのが楽しみだった。
ヒートと同室の人がお盆前に沖縄へ帰って行き
ヒートは一人部屋になった。

私はヒートの部屋へ引越しをして
ヒートの会社の親分さんにしても、ニィニィ達や仲間も
それを温かく迎えてくれた。


部屋へ向かう廊下とかで、みんなと鉢合わせると
本当に温かい笑顔で、微笑ましく私たちを見守って応援して
くれてるのが、あふれるくらいに感じ取れた。

お盆休みがヒートは約5日間あった。
仕事場へ休みを申請したけど、ことごとく却下された。
でも、毎日、時間の許す限り色んなところへ行った。

観光とか、本当はあまり好きじゃないヒート
だから、ある日、仲間が朝から部屋へ来て一緒に
出かけようって言ってくれた誘いも断ってた。

私とは、くだらないけど近くの湖だったり
あと、二人でよく行った池へピクニック行ったり

平凡が一番幸せって事を私たちは知っているから・・・・・。

ヒートにしてみたら、彼女って存在とこんな風に
毎日過ごすって事も一緒のどこかへ行くって事も全てが
今の仕事を始める前以来だったり、私も離婚してから初めてだったりして・・・。

二人で川へ行った。

色んな喧噪を忘れさせてくれる
現代からTIMETRIPしたような場所で景色も素敵だったけど
その渓谷をくだる際に、ヒートが私を大切に大切に危険を回避して
守ってくれた時に、なんだか初めてこの人となら幸せになれるかも
そう思えた。

妹のガキンチョが夏休みで遊びにきてる実家に一緒に行き
私の母より大切な、もう一人の母に会ってくれた。
本当の母も、ヒートの存在が気になって仕方ないらしく
ガキンチョ達も、そして母たちもヒートの温かさに触れ
私が本当に素敵な人をみつけたって事が心から喜んでくれてる
のが感じ取れたし、ガキンチョ達と遊ぶヒートを見てて
私自身もとっても温かい気持ちになれた。

時間の流れは無情なまでに早くて
お盆休みは、あっとゆう間に終り
そして、9月上旬に工期終了予定だったヒートの仕事が
8月末で終了と・・・・・・ある日突然決定してしまった。

どうしていいか解らない自分がいた。
アキコチャンは一緒に夕飯を作りながら
私の口から聞いて初めてその事実を知ったらしく
キッチンで号泣していた。
私は、アキコチャンのためにも私のためにも
泣くわけには行かなかった。

でも、ヒートが
「俺、帰らないって言ったばぁ・・・・・残ってもいいか?」
思いがけない言葉に耳を疑った。

8月30日、みんなが仕事を終えてHOTELへ帰ってきた
楽しかった、みんなとの夏
振り返ると涙が溢れそうだったので
今っていう瞬間に目を向けることにした。

アキコチャンと栄門は不器用で未熟な二人だったから
周りに励まされたり相談できたり
羨ましい関係だった。
私達は、二人の事を誰にも相談もする事もなく
怖いくらいに考え方も生き方も似ていて、何も言わなくても
お互いの考えを理解できたし、こうであってほしいって思う姿を
反映していた。

だけど、最後の日、普段、みんなと仲良くワイワイやりたい
私と違うヒートを差し置いて、初めて皆でHOTELの一室で泡盛partyを開催したんだ。

親分は私に色んな沖縄料理を教えてくれました。
partyにデパートで買った温めるとだけでいいラフテーを差し入れ
したら、俺が教えた料理♪
みたいに嬉しそうな親分がいるのに、ヒートったら
出来合いだよ!ってバラしちゃうし・・・。笑

本当に楽しかった。
みんなと過ごした夏を私は一生忘れない
沖縄の人の温かさや素朴さや純情で汚れてない
全てを、知り合えた事も含めて、私の宝にして生きていこう
そう、心から思えた。

泡盛partyも盛り上がりつつも
女の子達、それぞれが出勤時間になっていく
出勤時間が誰よりも早い私は輪を外れヒートと一緒に
先に店へ入り

そして、みんなが時間遅れでのみに来てくれた。
沖縄軍団は本当にお酒が強い。

ヒートはいつになく、陽気に振舞っていた。

みんなの笑顔をこの一瞬を私は胸に焼き付けよう。

翌朝、喉が渇いてHOTELの下のコンビニにスッピンで
行ったら、ヒートの後輩の子がいて
私とは憎まれ口を叩きあう、イイ喧嘩相手だった通称コケシ君

いきなり、御礼を言われた
今まではさんざん、私と顔をあわせれば言い合い(楽しくね)
してたくせに、かしこまってビックリだった。

私のお陰で、ヒートが変わった事が嬉しかったって
ありがとうって。
他人の事を素直に、そう思えるコケシ・・・・・・・
いあ、沖縄の人は、いつも周りの人に対して温かい。
日々、感激だったこの夏。

なんやかんやで、それぞれが別々の現場へと時間差へ
出発、ホテルを発って行った・・・・。
私だけが、全ての人を見送った。

最後は、笑顔で栄門を見送り
栄門が乗った車が見えなくなってから
泣き崩れたアキコチャンを支えてた私がいた。

「私、自分がこんなに弱い女だって知らなかった」

そう、大粒の涙をこぼしながら
言うアキコチャンが可愛くて仕方なかった。

ありがとう、親分、せいちゃん、こけし、ちびまる
ひろぼーさん、よっちゃん、まさし、しげさん・・・・・・・・。






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最終更新日  2004年04月17日 17時53分00秒
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