ひなたまさみとひなたぼっこ

ひなたまさみとひなたぼっこ

PR

プロフィール

ひなたまさみ

ひなたまさみ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

お気に入りブログ

NHK連続テレビ小説『… New! くう☆☆さん

湘南ライフスタイル New! 湘南デリバリーさん

テニスと恋愛は似て… New! ヒーロー金髪テニスさん

ワコールHD 熊本と新… Schutt maniaさん

さくらの 読みがた… ☆彡さくら5628☆彡さん

コメント新着

栗山真行@ Re:『とうせんばと私』が発売開始です♪(11/20) ひなたまさみさま 明けましておめでとうご…
レーズンバターロール@ 『よつばと!』サイン色紙(05/18) 感動しました! よつばと!大好きです! …
ゆづ恋@ Re:お久しぶりです♪元気です! こんにちはお久しぶりです ゆづ恋です。 …
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
2010年11月19日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
『心と体の健康教室』 へ行ってきました。

65歳以上で介護生活をされている方たち が、

少しでも楽しい時間を過ごし、

心も身体も健康でいられるようにするための会。

私は約20名の方たちに、、

絵本と紙芝居を読んできました。

もう何十年も絵本を開いていない、

「絵本というと、まず

"子どものための本"

という印象がありますね。

内容も幼稚なのでは?

と思われるかもしれません。・

でも私は、絵本というのは

誰にでもわかることばと

的確に表現されている絵で

大切なことをストレートに伝えてくれる本

だと思っていますぽっ

そして、 家族愛 友情 がテーマの絵本を中心に選んで読みました。

今日紹介したいのは、その中の一冊。

『ねずみとくじら』

(ウィリアム・スタイグ/せた ていじ訳/評論社)

ねずみとくじら.jpg

海が大好きで、海のことばかり考えていたねずみのエーモスは、 自分でつくった船に乗り、大海原へ漕ぎ出します。

かぎりないほしぞらをながめて、

いきて ここにいる けしつぶほどの ねずみのみも、

いきて ひろがる だいうちゅうのなかまとして、

しみじみ うちゅう ぜんたいを したしく かんじました。

ところがあるとき、転がった拍子に海に放り出されてしまいます。

もう助からない、と諦めかけたそのとき、 くじらのボーリスと出会い、助けられます。

ねずみとくじらはお互いに、相手を心から尊敬し、信頼し、 秘密まで打ち明けあう親友となります。

別れ際にねずみのエーモスはくじらのボーリスに言いました。

ぼくのたすけがいるときがあったら、

よろこんで やくにたつつもりだから、

わすれないでくれたまえ」

そんなエーモスを、くじらのボーリスはわらいました。

「あのちいさいねずみくんが、

ぼくのやくにたちたいとさ。

なりはちいさいが、しんせつのかたまりだな。

ぼくはかれがすきだ

何年も経ったある日、 くじらのボーリスは嵐にあい、浜辺へうちあげられ、 それを見つけたのが、ねずみのエーモスでした。

今にも死にそうなボーリスとの切ない再会。

ところがエーモスはすぐにその場を離れてしまい、 ボーリスはつぶやきます。

「たすけてもらえないことは、わかっていたさ」

「なにかをしようとしたって、

あんな ちいさいものに、なにができよう?」

エーモスは2頭のぞうを連れて戻ってきて、

そのぞうたちがボーリスを助けました。

いよいよ別れのとき。

「さよなら、なかよしのくじら」

「さよなら、なかよしのねずみ」

ふたりは、このさき2どとあえないことを しっていました。

そしてぜったいに あいてをわすれないことも しっていました。

「皆さんいかがですか?

ねずみとくじらのように

住む世界が違っていたり、

身体の大きさ、生活、経歴、国籍、年齢...

自分とかけ離れているけれど、

心から尊敬できる、大好きなお友だちはいませんか?

長い間会えずにいるけれど、

決して忘れることのないお友だちは?」

その他、今回 読んだ本です。

● 『とべバッタ』 田島征三 偕成社

● 『ふたりは ともだち』 (おてがみ) 

     アーノルド・ローベル作 文化出版局

● 『おこだでませんように』 くすのき しげのり 小学館

● しろいからず (イソップ童話)

そして参加者の感想アンケートの一部です。

「振り返って見ると、ずい分長いこと絵本にはふれてないような気がしました。

一番元気だった頃の自分を垣間見るこの時間(ひととき)でした。

今、子ども達はそれぞれ自分の生活、子ども達と奮闘している現在。

私も今更ながら、元気で奮闘しようと思いました。

ありがとう!」

「とても優しい語り口で心にしみました。

忘れていた何か(優しさ、あたたかさ)を思い出させていただき、

きれいな風が心に吹き渡ってきました。

ありがとうございました」

「70年の年を重ねると、

子供の頃、母に読んで聞かせてもらったことを思い出しました

「心あたたまる絵本の読み聞かせ、

本当に久しぶりに心が温かく、いっぱいになりました。

久しぶりにこのような気持ちになれたこと、嬉しかったです。

相手の心に訴えるような読み方でしょうか、

感動いたしました。

ありがとうございました」

「自分の中で何かやりたい事とか、違っている事があれば

全力を尽くしてやれば出来るのではないか?と元気をもらいました。

思いやりの気持ちを大事にしていこうと思いました」

「絵本の読み聞かせ。

薬を飲むより効果一番。

心のビタミン有難うございました。

胸が熱くなりました」

...皆さんの感想文に感動した私でした。

どこかでこのような会の企画がありましたら、

ぜひ声をかけてください♪

ひなたまさみ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年11月19日 12時26分52秒 コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: