この遺伝子が作るたんぱく質「ErbB4」は、運動神経細胞の外部にある栄養物質から刺激を受け、細胞内の機能や筋肉との接合部の機能を維持する働きを活性化すると考えられる。遺伝性や非遺伝性の患者で、この遺伝子が変異し、働きが落ちているケースがあることが分かった。
辻教授は「ErbB4を刺激する薬を開発すれば、治療薬になるだろう」と話している。
コメント:
ALSの治療薬の開発には世界の研究者が凌ぎを削っています。
ですから、遺伝子が作るたんぱく質「ErbB4」が見つかっても、遺伝性ALSには関連するかもしれませんが、非遺伝性のALSで、どれだけ関連するものかは、ErbB4を刺激する薬を作って、動物実験を行ってから、可能性があれば開発されて、臨床応用されるかもしれません。
いづれにしても、iPS細胞の臨床応用など期待できるものが少しでも進歩するとよいと思います。
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