慢性腎臓病と診断されて、昨年2010年4月からタンパク質を1日40グラムにするという摂取制限をしています。一口に食事制限、食事療法といっても、何をどうすれば良いのか、なかなか難しいものがあります。
一般的には栄養士さんと相談するのが良いとされていますが、大学病院に通院しているわけでもないので、そう簡単に栄養士さんに会えるわけでもありませんから、手っ取り早い方法として専門書を読むということをやってます。
今回読んだのは「腎不全がわかる本 食事療法で透析を遅らせる」(昭和大学藤が丘病院客員教授 出浦照國 著」という本です。

タンパク質には動物性のものと植物性のものがあるということくらいは知っていますが、この本を読んで初めて「アミノ酸スコア」というものを知りました。
かいつまんで説明すると、アミノ酸スコアとはタンパク質の質の善し悪しを示す指標とのことです。
すなわち、アミノ酸のうち食事からでないと摂取できない種類のものが9種類あるそうで、この9種類のアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と呼び、この9種類のアミノ酸がバランスよく含まれているタンパク質を摂取するのが良いとされています。
そして、この9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれている食品を「アミノ酸スコアが高い」と言うんだそうです。
腎臓病になってタンパク質の摂取制限を受けるようになると、できるだけアミノ酸スコアの高い食品からタンパク質を摂取するのが良いということになります。
で、アミノ酸スコアが高い食品というのは、肉、魚、卵、大豆であり、逆にアミノ酸が低い食品は米や麦などの穀類です。ということは、腎臓病患者はタンパク質をお米からでなく、肉や魚から摂りなさいということになります。
アミノ酸スコアのことは知りませんでしたが、ご飯やパンなどの、いわゆる主食は低タンパク質のものを摂るようにと大学病院のセミナーに参加したときに栄養士さんから言われておりました。
そのため、僕もご飯は低タンパク質のご飯にしています。そのほか、うどんやお蕎麦も低タンパク質に加工したものが売られていて、それらを常食にしています。 はっきり言って、お蕎麦は、本物のものと比べると実に味気ないです。信州などの本場の蕎麦は、もうお腹一杯に食べることが出来なくなって、ちょっと残念です。
それから、スパゲッティやマカロニなどのパスタ料理ですが、これらは小麦粉で作られており、小麦粉もアミノ酸スコアが低くて、低タンパク質に加工したものを食べるしかないのですが、こちらのほうはお蕎麦と違って、まぁまぁ美味しく食べられます。
さて、肉や魚から良質なタンパク質を摂るといっても一日40グラムに制限されていますから、バクバク食べられるわけではありません。でも、少しの量ですが、肉も魚も少しは食べることが出来るということになります。
少しだけですが、肉も魚も食べることが出来るので、これで我慢して、なんとか人工透析にならずにこのままの状態で維持できれば良いなぁ~と思っています。
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