昨日の日曜日は一日中雨で、しかもちょっと肌寒いほどでした。こういう日は読書には最適です。ということで、榎本 秋(えのもと あき)という人の書いた「外様大名40家 負組の処世術」という幻冬舎新書を読みました。榎本 秋という著作者への興味というよりは、かねてより江戸時代の大名、特に「外様大名」に興味があり、この本を読みました。

外様大名にもいろいろな大名があり、皆さんが良くご存じなのは前田利家で有名な前田家の加賀百万石や、上杉鷹山で有名な名門上杉家などがあるでしょう。どの 家も外様大名・・つまり、関ヶ原の合戦後に徳川家に臣従した大名家のことです・・・であるがゆえにいつ何時、理不尽な理由でお取り潰しになるかもしれない ので、日々気が気でなかったでしょう。
そんな外様大名40家の生き残り戦術が書かれている本です。幕府との姻戚関係を深くして生き残りを図ったり、厳しくなった財政を立て直すために藩士をリストラしたりと、様々です。
この本の中でちょっと驚いたのが、とっくに滅亡していると思われた家が江戸時代にも生き残っていたことです。その家は北条家。ご存知でしょうか、小田原評定で有名な北条早雲が立ち上げ、最盛期には武田信玄や今川義元と争った家です。
武田や今川と違って、豊臣秀吉が天下人となった時代でも生き延びていましたが、秀吉の意向に沿わずに秀吉の攻撃を受け、秀吉に敗れて滅亡していたと思っていましたが、なんと河内国狭山藩北条家1万石として、幕末まで生き残っているのです。
河内国狭山といえば今の大阪狭山市でしょうか?
かつては栄耀栄華を誇ったであろう北条家ですが、わずか1万石でかろうじて生き残った北条家のお殿様や家臣団はどのような気持ちだったのか、秀吉を恨んで悔しい思いをしていたのか、とにもかくにもお家が存続したことを秀吉や徳川家に感謝していたのか、直接聞いてみたい気がします。
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