東日本大震災から3ヶ月が経過しました。いまでも、避難所生活を余儀なくされている方々が沢山いらっしゃいますが、その方々のために建設されている仮設住宅3万戸ほどが去る6月8日に完成したようです。

抽選で当選した人から順次仮設住宅に入居するということで、僕なんかも少しはホッとしていましたが、当選した人の中には、仮設住宅へ移らない人がいて、それも少なくない人数だそうです。
その理由として、仮設住宅のなかには水道が設置されていない住宅もあるとのこと。水道がないということは、毎日どこかで給水しないといけないということです。
また、避難所だと病院への送迎バスがあるけれど、仮設住宅では自分で公共の交通機関を使って病院まで行かなければならないこと。避難所では、毎食というか、 日に3度の食事が提供されるが、仮設住宅だと自前で食料を調達しなければならないこと・・・・・。
などなど、避難所では守られなかったプライバシーと引き換えに失うものがあまりにも大きいのではないかと思います。
特に水道が無いとか、病院への送迎と食料の提供がなくなってしまうことは大きいですね。いつまでも避難所で生活することは出来ないでしょうが、当面の生活に必要なことまで手放して・・・という気持ちは分からなくはありません。
被災している人たちは、お金も持っていないでしょうし、避難所から出てしまったら食事も満足に摂れないのでは、生活できませんしね。そもそもの問題は、避難所を出ると食事が出なくなるということを事前に説明されていたかどうかです。
食事の提供がなくなる、送迎バスもなくなる、という事項は避難所を出て仮設住宅に移動するかどうかの重要な判断基準であることは間違いないと思います。事前の説明も無く「当選したんだから、早く避難所から出て行け!」というのでは、あまりに無慈悲です。
そうは言っても、仮設住宅に入りたいという人もいると思いますので、当選しても仮設住宅に入りたくないという人から、その権利を譲ってもらうようなシステムも考えて欲しいと思います。
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和活喜さん