新聞などで、大王製紙という大手の製紙会社の「元会長」なる人物が、子会社から100億円以上のお金を引き出し、それをカジノで使ってしまったらしいとのことです。
100億円もカジノで使うとは!使うほうも使うほうですが、お金を出すほうも出すほうですね。呆れてものが言えないとはこういうことを言うのでしょうね。
ところで、大王製紙といっても馴染みがないかもしれませんが家庭用向けの箱入りティッシュの「エリエール」といえば、ご存知の方も多いでしょうが、大王製紙はこのティッシュを作っている会社です。

さて、この大金を使ってしまった元会長は、大王製紙の創業家一族で、創業者の孫だそうです。記者会見などで、今の大王製紙の役員が「創業家には逆らえない・・・」というような発言をしたそうです。
これに対して「企業としてのガバナンスが出来ていない・・・」「上場会社がそんなことで良いのか・・・」などの意見が寄せられているとのことです。
たしかに「あるまじき事態」であることは、間違いありません。しかしながら「創業家には逆らえない・・・」ということも僕にはよくわかります。というか、当たり前のことだと思います。
創業家、つまり権力者には、逆らわないのが「普通」です。そして、通常は「逆らう必要がない」はずです。賢明で聡明な権力者は、正義を貫きますし、悪いことはしないものです。
つまり、正義の人・正直な人でないと権力を握るような地位まで上がっていかないのですが、時に権力を握ってからですが、人という動物は「人が変わって」しまって、自分の欲に振り回されることがあります。あるいは、ごくまれに創業家一族が地位を継いだために、ふさわしくない人が権力を握ることもありますね。
権力者に逆らえないのは当たり前で、権力者は常に正しくなければなりません。会社内での権力者、すなわち経営トップも同じです。経営トップになるくらいですから能力はあるのだと思いますが、権力を握ってからの誘惑や欲に目がくらむような精神力だと、悪に染まってしまいます。
経営トップに限らず、人の上に立つような立場になったら、常に「正義」を意識することが必要ですね。なかなか難しいのでしょうが・・・・。
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和活喜さん