僕が大学生だった頃は、労働者に対するものは経営者であり、経営者は労働者から不当に搾取をしている、不当に賃金を抑えている、だから経営者は労働者にきちんと賃金やボーナスを支払うべきだということで、毎年5月1日のメーデーには各地でデモが行われていました。

ところが、最近では労働者階級という階級はひとつとして捉えきれなくなっており、たとえば、正社員VSパート社員、のように労働者階級のなかでの戦いになってきました。そのひとつとして、若者VS年配者、というくくりもあると思います。
すなわち、最近の高齢化に伴い、また年金支給時期の遅れに伴い、従業員の定年が伸びていますが、定年が伸びるということは、従業員がなかなか辞めないということであり、辞めなければ新しい人を採用することもできなくなるため、必然的に若者の職場が小さくなっているということです。
若者にしてみれば、会社内で何もしないで、ブラブラしているだけで給料をもらっている年配者には、早く辞めてもらいたいと思うのは自然なことかもしれません。
僕だって、入社してから日が浅いころは「あのおじさんは、毎日何してんだろう?ブラブラしてるだけじゃないのか~」と思っていたりしたものです。
そして、自分が年配者になってみると、やはり若い人から見れば「あのおじさんは、・・・」となっているんだろうなぁ~と思います。
日本の会社というものは、若い頃に少ない給料で年配者の何倍もの仕事をこなし、やがて体力的に無理が利かない年齢になると、デスクワークが多くなり、しかもそれほどの仕事量でもなくなりますが、それに反比例して役職が上がって、給料は増えていきます。
つまり、若い頃はもっと給料を貰っても良かったのですが、若い頃には少ない給料で我慢して、歳をとったら、若いころに稼いだ分を後払いで貰っているという構図になっているわけです。
そんなわけで、会社という不思議な組織は何世代もこういうことを続けてきたのですが、それも続けられなくなってきているということでしょうか?こんなことになるのなら、若いころに沢山給料を貰っておけば良かったと思いますね。
社会全体が大きな変動期を迎えているのだと思いますが、会社内の立場にしても、年金の受給にしても、あともう少しで定年、あともう少しで年金が支給される・・・・という歳になって、まさか僕らの世代がワリを食うことになるとは~。
なんとも難しい世の中になってしまったものです。
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和活喜さん