先日、医師免許を偽造して医者になりすましていた男が逮捕されました。この男は43歳で、東京都板橋区の高島平中央総合病院というところで健康診断を行い、約1,800人に問診をしていたとのことです。なお、問診のほかにもレントゲンの撮影や採血もしていたとのことです。

この事件の背景には、慢性的な医者不足があるそうで、どこの病院でも医者の数が不足しているため人材紹介会社をとおして安易な採用が行われているらしいです。たしかに歯医者さんは、いたるところにあって、時々店じまいをしている歯医者さんを見かけますが、医師は不足してるんですね。
実際問題、患者サイドから言えば、まともな病院で白衣を着た人が診察していれば、その人のことを医者だと認識するのは当たり前ですよね。診察に際して、刑事さんが警察手帳を提示するように、患者に医師手帳(のようなもの)を提示することが法律で定められていれば別ですが、そんなことはしませんからね。
ちなみに町の開業医の場合は、診察室や待合室に医師免許証を額縁に入れて掲げているところもありますね。なお、大学病院ではその大学の医学部を出た人が診察しているでしょうから、ニセ医師が存在するのは難しいでしょうね。ちなみに僕が腎臓病でお世話になっている先生は以前大学病院にいたので大丈夫だと思います。
結局、今回の事件のように私営の大きな病院であればニセ医師は入り込みやすいということでしょう。ともかく、こんなことはあってはならないことですので、医師専門の人材会社でも資格を精査する必要があるでしょうし、採用する病院では、医師免許はコピーではなく、原本を提示してもらうようにしたほうが良いですね。
ところで、今回のニセ医師ですが「採血」もしたということに、いささか驚いています。問診やレントゲンであれば、人体に危害を加えるものではありませんが「採血」となると違いますよね。
普通のお医者さんであれば、採血の練習をするでしょうが、ニセ医師ですから、採血の練習はしていないと思います。ニセ医師と分かっていれば自分の腕を差し出す人はいないでしょうし、変なところを刺されたりしたら怖いですよね。
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