プロ野球の交流戦も終盤を迎えていますが、戦前の予想通りパ・リーグのソフトバンクが圧倒的な強さを見せています。
また、海の向こうではイチロー選手が素晴らしい記録を達成し、日本中が大いに盛り上がりました。
さて、そんななか、プロ野球に関する本を読んでみました。

著者の二宮清純という人ですが、スポーツジャーナリストとして有名な人で、特にプロ野球に関する話題についての書籍を多数執筆しています。
僕も以前から、この人が書いた本を数冊読んだことがありますが、プロ野球ファンのひとりとして、いずれの書籍も面白く読んだ記憶があります。
さて、この本ですがブックオフで見つけたもので、発行が2008年ということでいささか古い本です。
なお、タイトルに「一流たち」とあるように、プロ野球界における一流選手たちのことが記載されている前半部分とプロ野球界における球界事情を記載した後半部分があります。
前半の一流選手たちですが、ちょっと古い本なので取り上げられている選手たちも今どきの選手ではありません。
その選手たちですが、野村克也、中西太、稲尾和久といった往年の名選手をはじめ、工藤公康、古田敦也、山崎武司、清原和博などといった面々です。
なかでも、清原和博については、先だって麻薬の件で逮捕されたこともあって興味深く読みましたが、そもそも清原は内角球が苦手だったそうです。
そのため、相手投手は清原の内角をめがけて投球するのですが、清原はこの投球を避けることが出来ず必然的に死球が多くなっていったとのことです。
清原が内角球を克服する努力をすれば良かったのですが、そうはせずに死球に耐えられるような肉体を作ろうとしたようです。
そのため清原はPL高校時代のほっそりとした身体から筋骨隆々とした身体になり、そのため柔軟性が失われ力任せのバッティングになってしまったとのことです。
内角球を克服して打てるようにしようという本来の道を進まずに肉体改造に向かってしまったという行動は、現実を直視せずに麻薬に手を出してしまったことと繋がるような気がしてしまいました。
なお、この本の後半部分の球界事情の校ですが、王さんが監督をしたときのWBCでのアメリカの審判の誤審のことや新たに各地に設立された野球の独立リーグのことが記載されていました。
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