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昔から暑さ寒さも彼岸までと言いますが、猛暑が続いていて、今年はお彼岸になっても暑いままでしたが、今日の秋分の日、つまりお彼岸の中日は雨が降って涼しくなっています。もう9月も下旬ですが、このまま涼しくなってくれれば良いのですが、最近は秋になったと思ったらすぐに寒くなるような感じがします。日本には春夏秋冬という四季があるはずですが、このところの異常気象で春と秋が異常に短くなってきた感じです。さて、そんななか以前にNHKのBS放送で放映されていた「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」という映画を観ました。インディ・ジョーンズは良く知られている映画で、何本かシリーズがあり、この「最後の聖戦」はシリーズ3作目で1898年に公開されたものです。そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は、イエス・キリストの聖杯を探す依頼を受けます。あまり乗り気でなかったインディですが、すでに出発したという調査隊の隊長が行方不明になっていることを知らされます。その隊長が自分の父親ヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)であることがわかり聖杯探しとなります。父親はナチスドイツに捕らわれていることがわかり、インディは父を救出し、さら洞窟にある聖杯のありかを突き止めます。聖杯は洞窟から外に出ることはできず、結局、聖杯を手に入れることをあきらめざるを得ませんでした。この映画の監督はスティーブン・スピルバーグで、手に汗に握るアクションシーンなど見どころ満載のとても面白い映画でした。
2024年09月22日
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サラリーマン時代からNHKの朝ドラ(午前8時~8時15分)を観ていて、当時は録画していましたが、リタイアしてからはリアルタイムで観ています。なお、朝ドラ終了後の「あさイチ」という番組での冒頭に朝ドラ受けとして、博多華丸大吉が朝ドラの感想を述べることがあり、それも結構面白いです。朝ドラは、以前は一年間通しての放映でしたが、最近は4月~9月、10月~翌年3月のそれぞれ半年間の放映となっています。この4月からは「虎に翼」というものが放映されていて、この9月までですから、あと少しの放映期間です。この「虎に翼」での主人公は、日本で初の女性弁護士になった人がモデルとなっていて、その女性を伊藤沙莉が演じています。女性の弁護士(のちに裁判官となる)が主人公なので、いろいろと法律に関係する話題があって、なかなか興味深い内容となっています。しかも、夫婦別性問題、少年犯罪問題、原爆訴訟など、考えさせる内容となっていますし、なかでも同性愛についても言及したのには少々驚きがありました。NHKの番組で、しかも朝早くの放映なのですが、まさか同性愛をまともにとりあげるとはびっくりしたものです。なお、これまでの朝ドラでは、半年間の間、ほぼ出演者は固定されているのが通例のようでしたが、この「虎に翼」では、多くの俳優さんが入れ替わり立ち登場してきたのも珍しいと思います。放送期間も残り少なくなってきましたが、どんなふうな結末になるのか楽しみにしています。ちなみに「虎に翼」とは、鬼に金棒と同じ意味で、「強い上にもさらに強さが加わる」ということなのだそうです。
2024年09月18日
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9月も半ばになり、来週はお彼岸ですが、東京地方では、まだまだ暑い日が多い今日この頃です。日本では、春夏秋冬という四季があったはずですが、いつのまにか春と秋の期間がやたらと短くなってしまい、夏と冬しかない感じになってきたように思われます。ヒロくんが子供の頃の9月はからりとした空気の中で、運動するには良い季節だったはずですが、最近はまだ暑さが残る期間となってしまいました。さて、そんななか以前にNHKのEテレで放映されていた「サイダーのように言葉が湧き上がる」という映画を観ました。この映画は2021年に公開されたもので、アニメーションです。そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、人と話すのが苦手の男子高校生の佐倉(声 市川染五郎)は、他人から話しかけられないようにヘッドフォンをしています。名前が佐倉(さくら)なので、「チェリー」と呼ばれていて、俳句が趣味です。一方で、女子高校生のユキ(声 杉咲花)はビーバーのように前歯が出ていることを気にして、いつもマスクをしています。ユキは、スマイルと称して、動画配信をしていて、結構な人気を博しています。そんなチェリーとスマイルが、ショッピングセンターで偶然にぶつかって知り合い、次第に距離を縮めていきます。腰を痛めた母に変わって施設でパートをしていたチェリーはフジヤマ(声 山寺宏一)という老人が探していたレコードを一緒に探すことになり、スマイルも手伝います。探していたレコードは施設の壁時計として使われていたことが分かり、そのレコードをお祭りの盆踊りの際に披露します。お祭りの日に引っ越しをしていたチェリーですが、お祭り会場に駆けつけ、俳句でスマイルに対する告白をし、スマイルはマスクを外して笑顔になりました。NHKのEテレでの放映だけあって、随所に俳句が出てきたりして、男女高校生のほのぼのとしたふれあいがとても良い映画でした。
2024年09月15日
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今年の夏の高校野球は京都国際高校が初優勝を遂げて終了しました。その高校野球が行われている最中にNHKのBS放送で放映されていたのが「泣くな赤鬼」という映画です。映画のタイトルからは想像できないかもしれませんが、この映画は高校野球に絡んだ内容となっています。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、高校の野球部監督で教師の小渕(堤真一)は、日焼けした顔が赤く、鬼のような熱血指導で部員たちから赤鬼と呼ばれています。その赤鬼ですが、甲子園を目指すほどの有力校から転勤により野球が強くない高校に異動し、自身の体調も芳しくない状態となっていました。その赤鬼が病院で、かつての教え子であったゴルゴと呼ばれていた斎藤(柳楽優弥)と出会います。ゴルゴこと斎藤は野球センスに優れていましたが、努力することをせず、サードのポジションも他の選手に奪われ、結局、高校を中退してしまったという過去がありました。しばらくして斎藤の妻(川栄李奈)から電話で、斎藤がガンで余命半年であることを告げられます。斎藤は、最後の望みとしてもう一度野球がしたいと言い、それを斎藤は自分の高校の野球部員を使って、実現させてあげます。そして、ついに斎藤に最後の時が訪れ、人前では泣くことは無いと言っていた赤鬼の目にも涙が溢れました。ほかに、キムラ緑子、麻生祐未、竜星涼・・・などが出演していました。
2024年09月08日
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9月になりましたが、今年の夏休みは大きな地震とノロノロ台風の影響で、予定していたバカンスを中止された人も多かったようで残念でしたね。そんななか、今回の映画は「きみの瞳が問いかけている」というBSのテレビ東京で放映されていたものを録画しておいたものを観ました。この映画は2020年に公開されたもので、そもそもは韓国でヒットした映画のリメイク版のようです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、交通事故で両親を亡くし、自分自身も視力が失われた明香里(吉高由里子)ですが、それでも明るく生きています。一方で、前途あるキックボクサーだった塁(横浜流星)は、罪を犯してしまい、駐車場の管理の仕事などをしています。その駐車場の管理室に、眼が見えない明香里がやってきて、二人は知り合い互いに惹かれあいます。眼の手術をすれば元のように見える可能性があるということですが、手術にはかなりのお金がかかるそうです。そんななか、かつての悪い仲間から、不正な戦いを要求された塁は高額なファイトマネーを手に入れて、明香里に手術を勧めます。悪い仲間たちは塁が負けるほうに賭けていたようで、試合に勝ってしまった塁を車ではね、ナイフで刺してしまいます。なんとか一命をとりとめた塁は施設で養生していましたが、そこに目が見えるようになった明香里がやってきますが、明香里は塁の顔を見たことが無かったので、塁のことが分かりませんでした。施設を退院した塁は、明香里が経営するお店に立ち寄り、やがて、明香里はが塁を認識し、二人は再会することになります。韓国ドラマで良く見られるような純愛モノでしたが、それなりに心を打たれる内容の映画でした。ほかに、風吹ジュン、田山涼成、野間口徹、岡田義徳、町田啓太・・らが出演していました。
2024年09月02日
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今年はフランスのパリでオリンピックが開催され、またパラリンピックも予定されています。そのフランスが生んだ世紀の二枚目スターであるアラン・ドロンが亡くなりました。アラン・ドロンと言えば、ヒロくんとしては「太陽がいっぱい」という映画に主演したアラン・ドロンがカッコよく印象的でした、というか衝撃的な結末にも驚いたものでした。アラン・ドロンは1935年生まれで、88歳で亡くなったそうで、ちなみに「太陽がいっぱい」は1960年の映画だったそうです。なお、アラン・ドロンは、少年期には海軍に入隊していたそうで、除隊後は様々な職業を転々とし、1957年にスカウトされて俳優になったそうです。日本でのアラン・ドロンの人気は絶大なものがあって、テレビコマーシャルでも人気がありました。また、日本のトップ俳優だった三船敏郎と映画で共演したこともありましたが、ヒロくんとしては、ジャン・ポール・ベルモンドと共演した「ボルサリーノ」という映画が印象に残っています。ジャン・ポール・ベルモンドも、また、フランスを代表する名優ですね。アラン・ドロンよりも2歳年上だったジャン・ポール・ベルモンドですが、アラン・ドロンよりも早く2021年に亡くなっています。なお、日本のテレビでは、以前においては、海外の映画は日本語吹き替えとするのが一般的で、アラン・ドロンの声は野沢那智さんが担当していました。なお、野沢那智さんはアラン・ドロンよりも早く2010年に72歳で亡くなっています。往年のスターや声優が亡くなるのは寂しいですね。
2024年08月28日
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熱戦が続いていた高校野球の甲子園大会も終わり、いよいよ夏休みも終盤となってきました。8月はもうすぐ終わりますが、暑さはまだまだ続きそうで、台風の襲来も心配です。そんななか、自宅で観た今回の映画は「おにいちゃんのハナビ」です。この映画は2010年に公開されたもので、新潟県小千谷市片貝町を舞台にしたものです。ちなみに、片貝町では毎年、盛大な花火大会が催されているそうです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、高校生の須藤華(はな)(谷村美月)は両親(大杉漣、宮崎美子)と兄(高良健吾)の4人家族です。家族はもともと東京で暮らしていたのですが、華が白血病となり、より環境の良い片貝町に越してきました。しばらく入院していた華ですが、めでたく退院となり、自宅に戻ってみると兄が引きこもりになってしまっていました。明るくて社交的な妹の華は、兄を街中に連れ出したりして、次第に兄は社会復帰していきます。そして、地元の青年会に入れてもらい、青年会で花火を上げることになり、華もそれを楽しみにします。ところが、華の白血病が再発し、兄たちの花火を見ることなく残念ながら亡くなってしまいます。兄は自分で妹の華のために花火を上げることにし、花火職人(塩見三省)の元に通い、見事な花火を作り上げるのでした。純粋な兄弟愛のストーリーで、思わずウルウルしてしまう感動的な映画でした。ちなみに、この映画は実話をもとにして制作されたそうで、主演の谷村美月は役作りのため坊主頭にしたそうです。なお、ほかに佐藤隆太、佐々木蔵之介、剛力彩芽、朝加真由美・・・らが出演していました。
2024年08月26日
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毎日、猛暑日が続いていますが、猛暑日にはできるだけ外出は控えたほうが良いとのことですから、自宅で過ごす時間が多くなります。テレビで高校野球を見たりしていますが、たまには録画しておいた映画を観ることもあります。ということで、今回の映画は「さかなのこ」というタイトルのもので、以前にNHKのEテレで放映されていたものです。この映画は、魚などの海の生物に詳しい、さかなクンの半生を描いたものとされていて、2022年に公開された、比較的新しい映画です。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、お魚大好きのミー坊(のん)は子供のころから魚大好きで、将来はお魚博士になりたいと思っています。小さいころは、近所に住むギョギョおじさん(さかなクン本人)に出会ったりします。高校生になっても相変わらず魚大好きなのですが、学校の勉強はからっきしダメなミー坊です。そんなミー坊ですが、高校の不良たちの総長(磯村勇斗)や籾山(岡山天音)と仲良くなったりします。また、不良たちの中には幼馴染の日吉(柳楽優弥)もいました。卒業後、お魚に関する職業に就きたいと考え、すし職人、水族館の飼育員などに就きますが、うまくいかず、結局、熱帯魚のペットショップに雇われることになりました。そんななか、かつての不良だった総長に出会い、籾山の経営する寿司屋に連れていかれ、そのすし屋で壁面に魚の絵を描くことになりました。その絵が評判を呼んで、イラストの仕事が入るようになり、また幼馴染の日吉から、テレビ番組出演の依頼があり、次第に活躍するようになるという物語でした。さかなクンをモデルにしたミー坊を演じたのが女性である、のん、だったのが若干の違和感を感じましたが、総じて愉快な映画でした。ほかに、井川遥、豊原功補、三宅弘城、夏帆、島崎遥香、宇野祥平、朝倉あき・・らが出演していました。
2024年08月18日
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パリオリンピックでは、日本選手の活躍が連日放映されていますが、メダルが期待されていた選手が敗戦したり、期待されていなかった選手がメダルを取ったりと、いろいろありますね。オリンピック期間中は、オリンピックの放映があって、いつものテレビ番組が放映されず、日中は以前に録画しておいた映画を観ることが増えてきました。ということで、今回の映画は「がんばっていきまっしょい」という面白いタイトルの映画です。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、舞台は愛媛県のとある高校です。その高校に入学した篠村悦子(田中麗奈)は、やりたいことが見つからず、勧誘に来たボート部に入部しようとします。ところが、ボート部には女子部が無く、入部を断られてしまいます。思い込んだらやり遂げようとする性格の悦子は、女子部が無いなら作ればよいと考えます。ボートには、5人の人間が必要とのことで、なんとか5人集めることができ、悦子たちは始動します。ところが、全員素人なので、大会に出ても、いつも最下位でした。そんななか、新たなコーチ(中島朋子)が就任し、始めはやる気のなかったコーチですが、ぎっくり腰となった悦子を治そうとしたりして、次第に本格的に指導し始めます。猛練習のかいあって、悦子たちは最下位を脱出して、準決勝に進むことができました。準決勝でも勝ち残り、決勝戦で頑張れば、琵琶湖の大会に進むことができるということでしたが、残念ながら琵琶湖の大会には進めませんでした。5人の女子高生が頑張って、目標を達成するストーリーは観ていて、心が温まる良い映画でした。ほかに、森山良子、白竜、ベンガル、大杉漣、徳井優、桜むつ子・・・らが出演していました。
2024年08月04日
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先だって、大学時代の友人から新宿にある「ルミネtheよしもと」の入場券が手に入ったという連絡がありました。ヒロくんたち大学時代の友人グループは池袋や浅草の寄席には良く行くのですが、漫才やコントが主のルミネtheよしもとには行ったことがありません。ということで、初めてのこととなりましたが、ルミネtheよしもとに行くことになりました。公演は午前10時50分からでしたが、10時から受け付け開始ということだったので、9時30分ごろに待ち合わせということになりました。JR新宿駅の東南口という改札から行くとのことで、初めてのことなので良く分からないから、少し早めに家を出て、新宿駅東南口そばの待ち合わせ場所に行きました。10時にならないと受付が開かないということで、エレベーターの前でしばらく待つことになりました。受付を済ませても、しばらくは会場には入場できず、少し待たされてから、ようやく指定された席に着きました。客席は400名ということでしたが、若い人や家族連れで、ほぼ満席状態でした。まず前半は漫才とコントで、トレンディエンジェルやおいでやす小田などが出演し、後半はルミネtheよしもと新喜劇ということで、ほんこん、矢部太郎などが出演していました。漫才・コントそれに新喜劇、どれも面白くて久しぶりに大笑いして楽しむことができました。終了したのは、午後1時前で、会場をあとにして新宿駅近くの中華屋で生ビールなどを飲んで、楽しく過ごすことができました。
2024年07月31日
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毎日暑い日が続いています。夏だから暑いのは当たり前かもしれませんが、どうにも暑すぎますね。熱中症にならないように、自宅で過ごすのが良いと考え、エアコンを作動させながら録画した映画を観るのが良いと思います。ということで、今回の映画は、以前にNHKのBS放送で放映されていた「引っ越し大名」というものです。この映画は2019年の公開ということですから、わりと新しい映画かと思います。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、姫路藩の藩主である松平直矩(及川光博)のもとに国替えの沙汰が下されました。この松平家は越後村上藩から姫路藩に国替えとなり、今度は姫路藩から豊後日田藩へ移ることとなりました。前回の国替えの際の主導者はすでに他界しており、新たに片桐春之助(星野源)が筆頭家老(松重豊)から引っ越し奉行に指名されました。指名されたものの、勝手がわからない春之助は引っ越しの前任者の娘(高畑充希)の助力を得ることとします。また、同僚の武闘派の藩士(高橋一生)と勘定方の藩士(濱田岳)にも協力してもらい、なんとか準備を進めていきます。姫路から日田への道中の際には、次席家老(西村まさ彦)の裏切りにより公儀隠密からの襲撃がありますが、なんとか日田までたどり着きます。なお、日田藩で落ち着くことなく、その後は山形藩、白河藩へと次々に国替えを命じられますが、引っ越しに慣れた春之助により、国替えは無事に行われました。なお、この藩のお殿様である松平直矩は、実在の人物で、実際に何度も国替えを命じられたそうです。他に、小澤征悦、飯尾和樹、富田靖子、向井理、岡山天音、丘みどり・・らが出演していました。
2024年07月28日
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昨年の夏は非常に暑かったですが、今年の夏も昨年と同じかそれ以上に暑くなるそうで、大変な夏になりそうです。熱中症が気になる日中の暑い時間帯は、エアコンの効いた自宅でのんびりと過ごすのが良さそうです。ということで、以前にNHKのBS放送で放映されていた「幸福(しあわせ)のスイッチ」という映画を観ました。この映画は2006年に公開されたもので、映画の舞台は和歌山県の田舎町となっています。そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、小さな電器店を営む稲田誠一郎(沢田研二)は家族のことよりもお客へのアフターサービスを第一に考えて行動します。その稲田家では、母親はすでに亡く、子供として3姉妹がいて、長女(本上まなみ)は他家に嫁いでいながらも時々お店に来ます。三女の香(中村静香)は高校生ながらも、お店のことに積極的にかかわって、いろいろと手伝っています。しかしながら、次女の怜(上野樹里)は父親に反発して上京しイラストレーターとなっていますが、会社で上司に反発して退職してしまいます。そんな怜の元に妹から手紙が来て、懐妊した長女が入院したという手紙が届き、急いで帰郷してみると入院していたのは屋根から落ちて骨折した父親でした。入院しながらも父親は顧客のアフターサービスを請け負い、そのため怜はその仕事を手伝うことになり、次第に父親のことが分かってくるようになります。父親に反発していた怜ですが、最後はお互いに分かり合えるようになるという展開の映画でした。ほかに、芦屋小雁、田中要次、宮田早苗・・らが出演していました。
2024年07月21日
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子供の頃の遊びと言えば、ほぼ草野球だけだったヒロくんの小学生時代ですが、そのころから野球に興味がありました。当時はアメリカのメジャーリーグの話題が日本でニュースになることは無く、メジャーリーグが身近になったのは野茂投手がアメリカにわたってからです。今は、大谷選手をはじめとして、多くの日本人プレーヤーが活躍する時代となり、子供の頃とは隔世の感があります。そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていたアメリカのメジャーリーグを舞台にした「マネーボール」という映画を観ました。さて、そのストーリー(以下ネタばれになります)ですが、メジャーリーグ球団のひとつであるアスレチックスのGM(ゼネラルマネージャー)であるビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、かつてはドラフト指名された有望選手でした。しかしながら、選手としては、あまり活躍できず、今では球団のフロントに居ます。その球団のアスレチックスですが、ニューヨーク・ヤンキースに負けてしまいます。ヤンキースは金満球団で、お金がたくさんあって、他チームから有望な選手を集めますが、アスレチックスにはお金がありません。そんななか、ビーンはピーター(ジョナ・ヒル)と出会います。ピーターは野球の経験はありませんが統計学を用いて選手を評価します。そのピーターの評価に従って、ビリーは選手を集めますが、それらの選手は所属球団から低い評価しか得ていませんでした。結果的に少ない予算で選手を集めることができたアスレチックスは快進撃を展開することになります。この映画は実話をもとにしたものだそうで、映画に出演しているメジャーリーガーたちも実名だそうです。野球を題材にした映画ですが、選手や監督ではなく、球団のフロントが舞台の映画は珍しいものだと思います。
2024年07月14日
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作家の佐藤愛子先生のエッセイ「90歳 何がめでたい」が映画化されて話題になっているようです。その映画で90歳の主人公を演じているのが、草笛光子さんで、その草笛光子さんが出演していた「老後の資金がありません」という映画が放映され、録画しておきましたので、観てみました。そのストーリー(以下、ネタバレになります)ですが、夫と二人の子供(娘と息子)がいる普通の家庭の主婦である後藤篤子(天海祐希)は日々のやりくりに苦労しています。そんななか、老後の資金が2千万円では足りず、4千万必要と言われ、唖然としてしまいます。実は後藤家の預金は700万円ほどしかなく、しかも、夫(松重豊)の父親が亡くなり、その葬儀費用の330万円を負担することになってしまい、ますます貯金が減ります。さらに、自分自身がパートの契約を打ち切られ、また、夫の会社が倒産して、収入が無くなってしまいます。また、娘ができちゃった婚で派手な結婚式を希望して、やりくりがますます困難となってしまいます。さらに、施設にいた夫の母親(草笛光子)を引き取ることになりますが、この母親は浪費癖があって、家計は火の車状態となります。そんななか、母親は自分の生前葬を行い、その場で嫁の篤子に心からの感謝を述べ、母と嫁はめでたく和解することになります。その後、母親は夫の妹夫婦(若村麻由美、石井正則)と暮らすことになり、篤子と夫は自宅を売り払って、シェアハウスに移り住み、そこでシェアハウスの他の面々と楽しく暮らすことになりました。老後(つまり65歳以降だと思いますが)の年齢になったヒロくんには、切実な内容のある映画でしたが、老後の費用は、どんな生活をするかにもよりますが、4千万もかからないと思います。他に柴田理恵、毒蝮三太夫、三谷幸喜、加藤諒、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、竜雷太、藤田弓子など、が出演していました。
2024年07月07日
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子供のころからお笑いが好きで、よくテレビを観ていました。最近は落語に凝っていて、実際に寄席に行ったりもしますが、多くはテレビからの落語鑑賞となっています。テレビ番組でもいろいろと落語の放送はありますが、なかでも本格的な放送が「落語研究会」です。このテレビ放送ですが、原則として月に1度、第3日曜日の午前4時からの1時間番組で、TBSで放送されています。落語ファンは年寄りが多く、年寄りは早起きだから午前4時からの放送なのかもしれませんが、さすがに朝の4時からテレビを観るというわけにもいかず、いつも録画して観ています。この放送では、上の写真の右側の年配の人が落語の内容や噺家の人となりについて解説をしてくれます。その人物は、落語評論家の京須偕充(きょうす ともみつ)という、何やら難しいお名前の人物で、落語に関する著作も多く、ヒロくんも京須さんの著作を読んだことがあります。なお、落語研究会という名の番組では、国立劇場での実演を録画したもので、原則としてひとりの落語家がたっぷりと、いわゆる大ネタと呼ばれる噺をしてくれます。1時間番組ですが、京須さんの解説やCMがあるため1時間よりは短い時間となりますが、それでも長時間の落語を堪能できます。なお、ときどき2人の落語家が登場することがありますが、それでも1時間番組で2人ですから、それぞれの落語家の話としては長いものとなります。本格的な落語番組である「落語研究会」は、月に1度だけの放送ですが、毎月楽しみにしています。
2024年07月04日
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NHKのBS放送ですが、BS4Kが放送されるようになって、それまでのBS放送がひとつになりました。それまではBS1で主にプロ野球やゴルフなどのスポーツ中継があり、BSプレミアムのほうではドラマや映画となってしまいました。そのBS放送がひとつに統合されて、いろいろな番組の再編成が行われ、映画放送の枠が少なくなってしまったように感じています。とはいうものの、NHKのBS放送の映画は観ることが多く、自宅映画派としては重宝しています。ということで、今回の映画はかなり以前にNHKのBS放送で放映されていた「ブレードランナー」というものです。この映画は1982年のアメリカ映画で、近未来が舞台となっています。そのストーリーですが(以下ネタバレになります)、21世紀になった地球ではロボットが開発され、より進化したレプリカントという人造人間が生み出されました。レプリカントは過酷な環境における労働などの奴隷労働に従事していましたが、製造されてから数年で感情を持つことができるようになりました。感情を持ったレプリカントは人間に反旗を翻すようになり、なかには奴隷から逃げて人間社会に入り込もうとするものも出てきました。そんなレプリカントを見つけて始末するのがブレードランナーと呼ばれるもので、デッカード(ハリソン・フォード)もそのひとりです。地球の人間社会に入り込んだレプリカントを始末するように命じられたデッカードが、レプリカントを探し出して始末するという内容でした。今はもう21世紀ですが、この映画が製作された1982年には21世紀になると人造人間が作られることを想定していますが、幸か不幸か、未だに人造人間は生まれていません。
2024年06月23日
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定年退職してから、NHKの朝ドラを毎朝観ています。というか、サラリーマン時代の晩年も朝ドラは録画して観ていました。ちなみに、現在、放映されている「虎に翼」も観ていますが、なかなか面白いです。そのほかにも過去に放映されていたものが再放送されていて、月~金のお昼の12時30分からNHKの総合テレビで放映されているのが「ちゅらさん」という番組です。「ちゅらさん」は2001年の放映ということですから、今から20年以上も前のものになります。当時のヒロくんは、まだ「朝ドラ」に凝っていない時期だったので、「ちゅらさん」の放送はあまり観ていませんでした。ちなみに、放映当時から「ちゅらさん」はかなりの人気となり、放映終了後も総集編や特別編があり、さらには再放送もあったように記憶しています。総集編などは見た覚えがありますが、そもそもの朝ドラとしての「ちゅらさん」はほとんど観ていなかったので、今回の再放送を機に最初から観ることにしています。サラリーマンを卒業して、日中は基本的に自宅にいるので、お昼ご飯を食べた後に、じっくりと観ています。なお、「ちゅらさん」のストーリーなどについては、ここでは触れませんが、出演者の中には亡くなられた方がいるのは残念です。おばぁ役の平良とみさんが亡くなっているのは仕方がないと思いますが、主人公の母親役を演じていたキャンディーズの田中好子さんが2011年に55歳の若さで亡くなっているのはとても悲しいですね。また、主人公の弟役の山田孝之さんですが、今では強くて男らしい役が多くなっていますが、「ちゅらさん」の当時は、イケメンで優しい感じの美少年だったのも印象深いです。
2024年06月16日
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最近は映画はもっぱらテレビ放送されたものを録画して自宅で観ています。というのも、トイレが近くなってしまったからで、数年前に映画館で映画を観ていた際に、トイレが我慢できなくなって、肝心のラストシーンを見逃してしまったことがあります。それが、トラウマとなって、それからのちは映画館から足が遠のいてしまいました。ということで、最新作の映画を観ることは出来なくなりましたが、テレビ放送の映画でもそれなりに楽しむことはできています。今回の映画は以前にNHKのBS放送で放映されていた「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」です。さて、映画のストーリーですが(以下、ネタバレになります)、高校1年生の大島志乃(南沙良)は吃音のために上手く話すことができません。そのため周囲となじむことができず、クラスのみんなから笑われてしまうのですが、志乃のことを笑わなかった岡崎加代(蒔田彩珠)とは仲良くなります。加代は、ギターを弾くことができ音楽が好きなのですが、残念ながら音痴です。そんななか、加代は吃音なのに歌はきちんと唄え、しかも歌が上手い志乃とデュオを組みます。2人は路上コンサートなどを行うようになり、文化祭に2人で出場することにし、志乃の吃音も改善されてきたかと思われました。そんななか、クラスのお調子者の菊池強(萩原利久)がメンバーに入りたいと言い出し、加代はまた心を閉ざしてしまいます。文化祭では、加代が一人でステージに立ちますが、そのとき、客席から志乃が自分の思いを大きな声で吐露しました。この映画は、いわゆる青春映画ですが、主人公に吃音があるということで、いろいろと考えさせられる内容でした。
2024年06月09日
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アニメのルパン三世が大好きで、テレビ放送されているときは、毎週欠かさず観ていました。初めて、ルパン三世を観たのは高校一年生の時で、ちょっとエッチな大人のマンガというイメージでした。ルパンには相棒の次元大介がいて、その後石川五右衛門も加わり、インターポールの銭形警部がルパンたちを追いかけるという構図です。のちにルパン一味となる峰不二子ですが、そもそもはルパンの仲間というわけではなく、謎の女という位置づけでした。アニメの登場人物たちは歳を取りませんが、声を担当する声優さんたちは生身の人間ですから、年々歳を取っていきます。ということで、はじめのうちに声を担当していた人たちはルパンの声の山田康雄さんをはじめ、ほとんどの人が天に召されてしまいました。ちなみに、最初に峰不二子の声を担当したのは、二階堂有希子さんで、この人は未だご健在です。そして、次に担当したのは増山江威子さんで、先だって88歳で亡くなられました。この増山さんが、長い期間にわたって峰不二子の声を担当したので、一番印象に残っています。今は、沢城みゆきさんというまだ30歳代の若い声優さんが担当されています。というか、ルパンをはじめとして、次元も五右衛門も銭形も、声の担当は代替わりをしていますが、それぞれ、違和感はないですね。ルパン三世のアニメは、以前はよく夏休みに日本テレビ系で2時間の長編アニメが放映されていたのですが、最近は、実施されていないのが残念です。
2024年06月05日
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子供のころから野球が好きで、よく遊んでいました。というか、ヒロくんが小さいころは、ほぼ野球でしか遊ばなかったですね。近所に広場があって、そこで毎日草野球の試合がありました。というか、学校から帰って、その広場に行くと、学年にあまり拘泥しないで、自然にチームができました。そして、日が暮れるまで、野球をしていたもので、小学生のチーム同士の試合では、中学生が審判を買って出てくれていました。そんな野球好きのヒロくんですが、今回の映画は女子の野球チームのお話です。そのストーリーですが(以下、ネタバレになります)舞台は、第2次世界大戦中のアメリカで、多くの若い男性が兵役に取られてしまい、大リーグでは試合ができなくなってしまいます。そんななか、女子だけのチームを作ることになり、スカウトが各地を回ることになり、ソフトボールをしていた捕手のドティ(ジーナ・デイビス)に声がかかります。ドティは乗り気ではなかったのですが、妹で投手のキット(ロリ・ペティ)が積極的で、結局、姉妹そろって入団することになります。チームには俊足の外野手メイ(マドンナ)などがいて、次第に観客も増えていきます。監督は、大リーグで実績のあるジミー(トム・ハンクス)で、始めのうちはやる気がありませんでしたが、そのうちに真剣になってきます。そんななか、投手であるキットの調子良くなく、姉のドティと衝突し、キットはライバルチームにトレードされてしまいます。そして、ワールドシリーズとなり、ドティのチームとキットのチームが対戦することになり、キットの活躍で、キットのチームが勝ち、姉妹は仲直りをします。映画の中の野球の場面では、迫力のあるシーンがあって、面白かったです。なお、映画の題材となった女子のチームは、実際にアメリカで実在したそうですが、戦争が終わって、男性が戻ってくると消滅してしまったらしいです。
2024年06月02日
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テレビ放映されているアニメの名探偵コナンですが、毎年のように映画館での、いわゆる劇場版が作られています。劇場版のアニメは、翌年に日本テレビ系で放映されることが多く、今回の「黒鉄の魚影」も昨年公開されたものです。名探偵コナンは面白いのですが、わざわざ劇場まで行ってみるような年齢でもなく、一年待てば自宅で観ることができるので、毎年のことになっています。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、コナン君(声 高山みなみ)は実は高校生探偵の工藤新一(声 山口勝平)です。工藤新一は、黒ずくめの悪の集団に毒薬を飲まされて小学生の身体になってしまいました。同じく、小学生の身体になってしまったのが、悪の組織から脱出した灰原哀(声 林原めぐみ)という女性で、今回の映画の主役級となっています。灰原哀が元悪の組織を脱したシェリーだということがばれて、哀は悪の組織に連れ去られてしまいます。また、悪の組織は最新のシステムであるインターポールの海洋施設を奪取することを計画していて、物語は、この海洋施設と悪の組織の潜水艦で繰り広げられることになります。なお、悪の組織の中にもインターポールの人間が潜り込んでいて、その助けを借りて灰原哀は潜水艦から脱出することに成功します。また、インターポールの海洋施設内で殺人事件があり、海洋施設の中に悪の組織に属する人間が潜り込んでいることが分かり、コナン君が見事な活躍をしてくれます。いつもながら、名探偵コナンのアニメは謎解きが秀逸で、今回のアニメ映画もとても面白かったです。
2024年05月26日
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このところは円安ということで、海外旅行に行くことを取りやめた人も多いそうです。そのため、国内旅行が人気だとのことで、多くの人が国内の観光地を訪れているとのことです。また、円安で海外からの旅行者が多くなっているとのことで、コロナで苦労した観光地はようやく一息付けたのではないでしょうか。さて、そんななか、海外旅行も国内旅行も行かないヒロくんは自宅で録画した映画を観ました。その映画は、以前に日本テレビ系で放映されていた名探偵コナンのシリーズもので「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」という題名のものです。名探偵コナンは、毎週土曜日の夕方に日本テレビ系で放送されているアニメで、毎年劇場版のものが制作されます。そして、その劇場版のアニメは、早ければ劇場公開の翌年に日本テレビ系の金曜ロードショーで放送されています。ちなみに、コナン君は小学生ということになっていますが、実は高校生探偵の工藤新一で、悪の組織に毒薬を飲まされたため身体が小さくなってしまったのです。さて、今回の「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」のストーリー(以下ネタバレになります)ですが、物語の舞台がシンガポールということになっています。シンガポールで女性弁護士の殺人事件が起き、その犯人がコナン君の好敵手である怪盗キッドだとされます。怪盗キッドは工藤新一に変装して、シンガポールに乗り込みますが、その際にコナン君をスーツケースに隠して連れてきます。また、工藤新一の恋人である毛利蘭とその父親の毛利小五郎、さらには蘭の親友である鈴木園子は、シンガポールでの空手大会の見学に来ていて、そこに新一(怪盗キッド)も同行してきたということになっています。さて、弁護士殺しの犯人の濡れ衣を着せられた怪盗キッドはコナン君と協力して真犯人を捜すことになり、最後には意外な人物が真犯人であることが分かります。コナン君の劇場版アニメは面白くて、今回も充分楽しめることができましたが、今回はコナン君よりも怪盗キッドの活躍が目立っていました。
2024年05月19日
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今日は子供の日ですね、子供の日だからというわけではありませんが、今回ご紹介するのはアニメ映画です。今では日本を代表するアニメ映画の監督である新海誠氏ですが、その新開監督の最新作である「すずめの戸締り」という作品が、以前に日本テレビ系で放映されていました。そのアニメですが、公開当時はかなり話題になったのを覚えていて、録画しておきました。新開監督作品としては「君の名は。」「天気の子」に続き、観るのは三作目となります。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、高校生の鈴芽(声:原菜乃華)は、通学途中でイケメンの宗像宗太(松村北斗)から、廃墟について聞かれます。廃墟の場所を告げた鈴芽ですが、それから気になって自分も廃墟に出かけ、不思議な戸を見つけ、そばにあった猫のような石をつかんでしまいます。石は本物のネコになってしまい、どこかに去ってしまいます。実はその石は災難を抑え込む要石だったのです。要石が外されて、災難が起ころうとしますが、閉じ師である宗太がなんとか抑え込みますが、ネコになった要石に3本足の子供用椅子にされてしまいます。それから、鈴芽と椅子の宗太は猫を追いかけて、その先で災難を封じますが、宗太が要石にならなくてはいけないということになります。ネコを追いかけて、愛媛、神戸そして東京へと行きますが、その道中ではいろいろな人に助けられます。宗太を助けたい鈴芽は、宗太の友人の芹澤(神木隆之介)の車に乗り、鈴芽を追いかけてきた叔母の環(深津絵里)とともに宗太を助けに行くことになります。壮大なスケールの物語であり、また女子高校生の鈴芽の成長と宗太に対する純愛が良く分かるストーリーでした。ほかに声の出演としては、染谷将太、伊藤沙莉、松本白鷗・・・など、豪華なものでした。
2024年05月05日
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春はテレビ番組の改変期にあたることもあって、特番が多く、また映画の話題作が放映されることもあります。その映画の話題作として、民放のフジテレビで放映されたのが「沈黙のパレード」という映画です。この映画は、テレビドラマシリーズの劇場版ということらしくて、刑事の草薙(北村一輝)とその部下の内海(柴咲コウ)が抱える難事件を福山雅治が演じる物理学者の湯川が解決するというものです。ちなみに、草薙と湯川は親友同士ということになっていて、草薙たちの依頼により、湯川が推理を働かせるということが多いそうです。さて、今回の映画のストーリー(以下ネタバレになります)ですが、歌手を目指していた並木佐織(川床明日香)の遺体が発見され、犯人と思しき人物である蓮沼(村上淳)が逮捕されます。しかし、蓮沼は完全に黙秘を貫き、結局、釈放されてしまいます。これに対して、遺族とその友人たちは怒りが収まりません。なお、蓮沼は15年前にも少女を殺害したという疑いで逮捕されていますが、その時も黙秘をして釈放されています。そんななか、15年前の事件の遺族も一緒になって、蓮沼を自供させようという計画が持ち上がり、佐織の父親(飯尾和樹)、その親友(田口浩正)さらに佐織を指導していた音楽家(椎名桔平)らが計画に加わります。ところが、計画に狂いが生じて、殺害する予定ではなかった蓮沼は死んでしまいます。蓮沼を殺害したのは、いったい誰なのか・・・、ここから湯川の推理が始まります。推理映画なので、ストーリーの紹介はここまでにしておきますが、推理の展開は二重三重に面白かったです。なお、ほかに戸田菜穂、吉田羊、檀れい、岡山天音、モロ師岡、酒匂芳・・・らが出演していました。
2024年04月21日
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「男はつらいよ」のシリーズは、毎週のようにBSのテレビ東京で放映されているようですが、その放映は土曜日の夜のことが多く、他の番組との関係があって録画できていません。その寅さんシリーズですが、珍しくNHKのBS放送でも2日連続で放映されていたので、録画しておきました。1日目が「寅次郎夕焼け小焼け」というもので、こちらの映画は過日観ておきましたが、今回のものは「噂の寅次郎」です。この映画は1978年に公開されたもので、寅さんシリーズとしては22作目になるそうです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、旅先で自殺しそうな若い女性(泉ピン子)を助けたり、妹のさくら(倍賞千恵子)の夫である博(前田吟)の父親(志村喬)と出会ったりします。なお、帝釈天の参道にある団子屋とらやでは、新たに人を雇うことにして、そこに奇麗な女性の早苗(大原麗子)がやってきます。早苗に一目惚れしてしまった寅さんは、早苗が離婚したことを知って、ますます舞い上がります。ところが、早苗のいとこで、子供のころから早苗のことが好きな青年の添田(室田日出男)がいることがわかります。添田は高校教師を辞めて、故郷の小樽に帰るとのことで、寅さんは早苗に添田の後を追うように説得します。ということで、相変わらず寅さんの恋は実らず、またまた失恋してしまうということになりました。いつもの寅さんメンバーである下条正巳、三崎千恵子、太宰久雄、笠智衆、佐藤蛾次郎のほかに大滝秀治、吉田義夫、津嘉山正種・・・らが出演していました。
2024年04月14日
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新型コロナウイルスの感染は完全に終息したわけではないのですが、世の中はコロナ禍前の状態に戻ったようです。コロナに加え、はしかも流行っているそうで安心できないですね。特に、はしかは空気感染するそうで、同じ飛行機に乗り合わせただけで感染することがあるとのことですから、怖いですね。さて、そんななか、以前に日本テレビ系で放映されていた「アーヤと魔女」という映画を観ました。この映画はアニメで、スタジオジブリ作品となっていて、2021年に劇場公開された、わりと新しいものです。ちなみに、日本テレビ系で放映されたのですが、この映画はそもそもNHKが映画の制作に関わったということがあって、劇場公開に先立ってNHKで簡易版が放映されたそうです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、舞台は1990年のイギリスで、孤児院に預けられた少女アーヤ(声:平澤宏々路)は自由に生きています。その孤児院に太った女性ベラ(寺島しのぶ)と背の高い痩せた男性マンドレーク(豊川悦司)がやって来て、マーヤを引き取ります。ベラは魔女で、アーヤは魔法を教わることを条件に家事全般を引き受けますが、いつまでたってもベラは魔法を教えてくれません。そこで、マーヤは黒いネコのトーマス(濱田岳)の助けも借りて、反撃を開始します。やがて、反撃が功を奏して、おおむねマーヤの思い通りに生活できることになりました。なお、この映画はスタジオジブリではよくある魔女が出てくるアニメで小さい子供が喜びそうな映画でした。
2024年04月07日
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春の高校野球も始まって、春本番も間近となってきた感じですが、このところは寒い日が多いですね。そんななか、NHKのBS放送で放映されていて録画しておいた「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」を観ました。「男はつらいよ」は、日本中の人が知っているように渥美清主演の寅さんシリーズの映画です。ちなみに、この映画は寅さんシリーズの17作目で1976年に公開されたもので50年近く前のものになります。そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、ある居酒屋でみすぼらしい格好をした老人(宇野重吉)が無銭飲食しようとします。哀れに思った寅さんは、老人と一緒に酒を飲み、自宅のとらや(帝釈天にある団子屋)に連れてきます。横柄な態度をとった老人にとらやの面々は憤慨しますが、老人は世話になったお礼として画用紙に絵をかきます。その絵が7万円で売れたことに寅さんたちはびっくりしt驚きましたが、老人は有名な画伯でした。その後、旅に出た寅さんは旅先で画伯に会い、その土地で歓待を受け、地元の芸者のぼたん(太地喜和子)と知り合います。しばらくして、ぼたんが帝釈天に寅さんを訪ねてきて、投資話にだまされたことを知ります。お金を無くしたぼたんのために寅さんは画伯に絵をかいてもらうように頼みましたが、画伯は了解しませんでした。憤慨した寅さんでしたが、芸者のぼたんを訪ねてみると、そこには画伯からの絵が届いていたのでした。出演は、いつものメンバー(下条正巳、三崎千恵子、倍賞千恵子、前田吟、笠智衆、佐藤蛾次郎)のほかに、岡田嘉子、桜井センリ、大竹秀治、佐野浅夫、寺尾聡・・・などがいました。
2024年03月24日
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今年の冬は暖冬ということで、たしかに2月には汗ばむ日もあったりしましたが、3月になると冬の寒さが戻ってきたりしています。3月と聞くと、春を感じさせてくれる暖かい日を連想しますが、これまでのところ今年の3月はいつもより寒い日が多いように思います。さて、そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていた「オズランド 笑顔の魔法おしえます」という映画を観ました。さて、この映画のストーリー(以下ネタバレになります)ですが、恋人(中村倫也)と同じ会社に就職した波平久瑠美(波瑠)は企画業務を希望します。希望が叶って企画の仕事に就くことになりましたが、赴任地は九州の遊園地でした。なお、名字の波平は「なみへい」ではなく、「なみひら」なのですが、園のみんなからは「なみへい」と呼ばれます。久瑠美は、遊園地の企画部署だったのですが、仕事と言えば、ゴミ拾いや園内の小動物の世話などの、いわゆる雑用ばかりで、久瑠美は面白くありません。そんななか、魔法使い(つまりオズの魔法使い)と呼ばれている天才社員(西島秀俊)の小塚(オズカ)の指導を受けることになります。遊園地内では、迷子が出たり、いろいろなイベントを企画したり、電気配線が故障したりと、さまざまなトラブルが生じますが、小塚は見事に解決していきます。大学を出て、企画の仕事に自信があり、雑用の仕事に嫌気がさしていた久瑠美ですが、次第に遊園地の仕事に目覚めていきます。遊園地を舞台にして、主人公の若い女性が成長していくストーリーで、ほのぼのとする爽やかな印象の映画でした。ほかに、柄本明、橋本愛、濱田マリ、岡山天音・・らが出演していました。
2024年03月18日
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NHKの総合テレビで毎週(でもないですが)土曜日の夜に放送されていた「ブラタモリ」という番組が3月9日放送分をもって終了したそうです。普通、長く続いた番組が終了する際には「最終回」であることを明記し、出演者がそれなりに感謝の言葉を述べることが多いのですが、そういうことはありませんでした。唯一、最終回らしい場面は、番組終了時にタモリさんと野口アナが並んで、野口アナがお花を持っている写真が映ったことでした。「ブラタモリ」はタレントのタモリさんがブラブラして、古地図を参考にしたりして、その街の地層などを確かめるもので、毎回、その土地に詳しい大学教授などがアドバイスしてくれます。この「ブラタモリ」ですが、放送初回は2009年のことで、当時のタモリさんは、まだ平日のお昼の生放送を担当していて、行き先は東京近郊に限られていました。その後、平日お昼の生放送が終了してからは、日本全国各地に遠征するようになり、ますます面白くなっていきました。番組ではタモリさんにNHKの若手女性アナウンサーが同行するシステムとなっており、これまでに、久保田祐佳、桑子真帆、近江友里恵、林田理沙、浅野里香、そして最後は野口葵衣アナが担当しました。近江アナはNHKから転職しましたが、久保田、桑子、林田の各アナは、その後NHKを代表するアナウンサーになっています。なお、タモリさんは1945年生まれで、現在78歳ですから「ブラタモリ」で日本の各地にロケに行くのも辛いものがあったのかもしれないですね。ちなみに、ブラタモリはレギュラーシリーズが終了ということですから、今後は特別バージョンが単発的に放映されるかもしれません。
2024年03月11日
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今日は3月3日、ひな祭りの比ですね。3月になったものの、まだまだ寒いですが、それでも暖冬の今年の桜は例年よりも早く咲く見込みで、毎年桜の花が咲く時期が早まっているように感じています。これも地球温暖化、地球沸騰化の影響なのでしょうか、これから先ますます夏が猛暑になりそうです。さて、そんななか、以前に日本テレビで放映されていたアニメの「かがみの孤城」という2022年公開のわりと新しいものです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、中学生の安西こころ(声 當間あみ)は、学校でいじめにあい、登校できないでいます。そんななか、部屋の鏡に引きずり込まれ、孤島にあるお城に行ってしまいます。そこには同じように鏡からやってきた6人の中学生がいました。そのお城には、オオカミの面をつけた小学生くらいの女の子(声 芦田愛菜)がいて、お城の中にある願いのカギを見つけたら、ひとつだけ願いが叶うと言われます。なお、お城には日本時間の午前9時から午後5時まで居ることができ、これを破るとオオカミに食われてしまうとされます。こころのほかの中学生たちもいろいろと心に悩みを抱えていて、なかでもアキ(声 吉柳咲良)が、義父から乱暴されそうになり、ついに午後5時を過ぎてもお城から出ませんでした。そのため、お城に居たこころ以外の6人はオオカミに食われてしまいます。ひとり残ったこころですが、なんとか「願いのカギ」を見つけ出し、仲間を救うことができました。同じ中学生でありながら、それぞれが違う年代からやってきた男女がいろいろと葛藤もありながら、次第に仲間として友情がはぐくまれていき、感動する内容でした。ほかに、声の出演ですが、北村巧海、板垣李光人、高山みなみ、横溝菜帆、梶裕貴、宮崎あおい、美山加恋、麻生美代子などなど、豪華なメンバーです。
2024年03月03日
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まだまだ寒く、寒いのが苦手なヒロくんとしては、早く暖かくなって欲しいのですが、温かくなる時期は花粉症に悩まされます。そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていて録画しておいた「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」という映画を観ました。この映画は、2007年に公開されたもので、原作者は俳優などとして活躍しているリリー・フランキーさんです。つまり、リリー・フランキーさんの自伝的な物語とされていて、リリー・フランキーさんが母と過ごしたことをあらわしているとのことです。さて、そのストーリーですが(以下、ネタバレになります)、ボク(オダギリジョー)は、やさしいオカン(内田也哉子、のち樹木希林)とちょっと乱暴なオトン(小林薫)の3人家族です。ボクとオカンは、オトンと離れてオカンの実家に行くことになり、その後、ボクは中学、高校を終えて、東京に出ていきます。始めのうちはお金に困っていましたが、エッセイやラジオの仕事で成功し、オカンを東京に呼んで一緒に暮らすことにします。やがて、オカンはがんに侵されて、ボクとオトンに見守られながら、あの世に旅立ってしまいます。リリー・フランキーさんの実話をもとにした映画なのでしょうが、ボクとオカンの濃密な愛情が満載のちょっと泣けてくる映画でした。なお、オカンは樹木希林が演じていましたが、若いころのオカンは樹木希林の実の娘である内田也哉子が演じたことも話題になったようです。ほかに、松たか子、勝地亮、小泉今日子、宮崎あおい、柄本明、六角精児、仲村トオル、渡辺美佐子、松田美由紀、田中哲司、光石研・・・などなど、多数の有名人が出演していました。
2024年02月25日
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今年のお正月早々にテレビの民放で放映されていて、録画しておいた「Dr.コトー診療所」を観ました。「Dr.コトー診療所」は、もともとテレビドラマだったとのことで、そのテレビドラマを観ていなかったヒロくんは、イマイチ登場人物の人間関係が分かりにくかったです。というか、そもそもこの映画はテレビドラマを観ていた人を前提として制作したものと思われます。そのストーリー(以下ネタバレになると思います)ですが、沖縄の架空の島の診療所で勤務している医師の五島(吉岡秀隆)は日々忙しくしています。診療所には、五島の妻で看護師の彩香(柴咲コウ)、さらに看護師の西野那美(生田絵梨花)がいて、役所の職員の和田(筧利夫)がサポートしています。その診療所に2か月の期間で新米医師の織田判人(高橋海人)が赴任してきますが、その矢先に船の事故(釣り上げたカジキに足を負傷させられた)で怪我をした原(時任三郎)が担ぎ込まれます。緊急手術となったのですが、判人医師も手伝って、手術は成功します。そんななか、五島が白血病ということになってしまいます。すぐに入院して手術することを旧知の医師(堺雅人)から奨められますが、五島は決断できずにいます。そして、島を台風が襲い、がけ崩れなどで多くのけが人が診療所に運ばれてきて、診療所は大忙しとなりますが、五島は病をおして島民の治療に当たります。結局、五島は手術を受けたらしく、また妻の彩香も無事に出産したようで、平和な情景が映し出されて映画は終わります。島民のことを第一に考える五島医師の献身的な姿に感動を覚える映画でした。なお、ほかに小林薫、泉谷しげる、大塚寧々、神木隆之介、朝加真由美、藤田弓子、蒼井優、山西惇・・・など、豪華キャストでした。
2024年02月20日
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NHKのBS放送がひとつになってしまって、以前まではBSプレミアムで放映されていた映画が放送されない日もあるようになっています。映画が放映されていた時間帯にスポーツ中継が行われることがあり、スポーツ中継が無いときは映画放送になっているようです。そんななか、まだBS放送がふたつあった昨年中に録画しておいた「かもめ食堂」という映画を観ました。さて、この映画のストーリーですが(ネタバレになります)、フィンランドで食堂を開店した小柄な女性のサチエ(小林聡美)のお店にはお客が来ません。近所の主婦たちは、サチエが小柄な女性であることから「かもめ食堂」ではなく「こども食堂」ではないかと揶揄したりしています。そんななか、日本語を話す青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)が開店後第1号の客となり、その後、彼は無料でコーヒーを飲むことになります。そのトンミからガッチャマンの歌の歌詞を聞かれたサチエは答えられず、たまたま書店で見かけたミドリ(片桐はいり)に聞いて教えてもらうことができました。特にすることが無い感じのミドリは無給でかもめ食堂を手伝うことになります。さらに空港で荷物が紛失してしまったマサコ(もたいまさこ)という女性もかもめ食堂を手伝うことになり、かもめ食堂は3人の日本人女性が働くことになりました。ある日、シナモンロールを作ってみると、これが人気となり、かもめ食堂はようやくお客さんが入るようになりました。夫に逃げられた女性や自分の店がつぶれた男性などがやってきたりしますが、お店は順調に稼働することになりました。フィンランドを舞台にした映画は珍しいものだと思いますが、3人の女性と食堂のお客との交流がほのぼのとした感じの映画でした。
2024年02月11日
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年が明けて3週間ほど経ちましたが、毎年の大みそかにNHKで放送されるのが紅白歌合戦で、もう何十年も前から行われています。以前は、紅白歌合戦に出場することが、歌手の皆さんの目標で、この歌合戦に出場することが一流歌手の証しのようなものになっていました。さて、昨年末の紅白歌合戦ですが、司会者が4人もいるということになっていました。以前は、紅組司会者、白組司会者、そして総合司会者ということになっていましたが、今回の司会者は紅組、白組の区別はない感じでした。ヒロくんは、子供のころから紅白歌合戦を観ていて、昨年末も観ましたが、知っている歌手よりも知らない歌手のほうが多い感じでした。しかも、最近の若い人の歌詞は、早口で、なおかつ英語交じりだったりして、何を言っているのかよく聞き取れませんでした。また、日本の国民歌ともいうべき演歌ですが、けん玉だったり、ドミノ倒しだったりと、なぜか他の催しとセットになっていました。演歌をじっくりと聞かせてくれるような演出があっても良いのではないかと思います。それに、ときかくあわただしいです、もっと出場歌手を減らして、ひとりひとりが時間をかけてたっぷりと歌うようにしたほうが良いのではないかと思います。また、紅白で女性対男性を競わせるというのも今の時代にそぐわない感じで、今後、どうしても「歌合戦」にしたいのなら「東西対抗」のようにしてはどうかと思います。
2024年01月23日
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2024年となって1週間ですが、今年は元日にいきなり大きな地震が能登半島で発生し、また羽田空港では飛行機の事故がありました。地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。また、飛行機事故での日航機の乗客・乗員は全員無事ということで良かったのですが、海保の飛行機のほうでは亡くなられた方もいて、お悔やみ申し上げます。そんななか、昨年末のテレビの特番で放映されていた「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」を観ました。この映画は、いわゆるドキュメンタリーで、野球のWBCにおける日本代表の記録映画です。日本代表が世界一になったのは、昨年の3月のことで、もうかれこれ一年近くが経過しようとしています。もうずいぶんと過去のことのように思われますが、この映画を観ると、あの感動がよみがえってきます。さて、この映画の内容ですが、栗山氏が監督に就任してからの軌跡が描かれており、代表メンバーを選ぶ編成会議のことも描かれていました。ヒロくんが一番印象に残っている試合は、準決勝のメキシコ戦です。負ければ終わりという試合で、終始メキシコにリードを許す展開でした。それでも最終回に大谷選手が二塁打を放ち、吉田選手が四球を選び、その吉田選手の代走に周東選手が起用されました。ここで村上選手が左中間を破るヒットを打ち、大谷と周東が相次いでホームに帰ってサヨナラ勝ちとなりました。ここまで不振だった村上選手の一打は見事でしたが、一塁からホームまで帰ってきた周東選手の足の速さも素晴らしいものでした。メキシコに勝った日本代表は、ご存じの通り、決勝戦でアメリカに勝って、見事に世界一となりました。ヒロくんは、このWBCの日本代表の試合はすべてリアルタイムでテレビ観戦していましたが、改めて映画を観て、再び感動した次第です。
2024年01月07日
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若いころはそれなりに芸能人にも興味があって、特にアイドルには惹かれるものがありましたが、なかでもキャンディーズのファンでした。大学生時代には、同じくキャンディーズのファンだった友人と一緒にキャンディーズのコンサートに出かけたこともありました。キャンディーズは3人組で、伊藤蘭(ラン)田中好子(スー)藤村美樹(ミキ)がメンバーです。キャンディーズはデビューしてもなかなかヒット曲が出ませんでしたが、リードボーカルが、スーちゃんからランちゃんに変わったとき「年下の男の子」が大ヒットしました。彼女たちは、一躍トップアイドルとなりましたが、ドリフターズのコントにも出たりして、飾ったところが無く、庶民的で親しみやすかったです。大ヒットしてアイドルになったのは良かったですが、やがて仕事に追われるようになり、突然に「普通の女の子に戻りたい」といって、電撃的に引退してしまいました。引退後、しばらくして、それぞれがソロ活動をはじめ、ランちゃんとスーちゃんは、その後、女優として活躍するようになります。結局、完全に芸能界を去って「普通の女の子」に戻ったのは、ミキちゃんだけでしたが、ヒロくんはそのミキちゃんのファンだったので残念でした。なお、3人のうちスーちゃんは2011年にガンのために55歳の若さで亡くなってしまったのはとても気の毒でした。ちなみに、今でも芸能活動を続けているランちゃんこと伊藤蘭ですが、この大晦日の紅白歌合戦に出場して、キャンディーズの曲を歌うそうです。また、今NHKの朝ドラの主人公を演じている趣里は、伊藤蘭と水谷豊との娘です。毎年、朝ドラ主人公はなんからのかたちで紅白歌合戦に出てくることが多いので、伊藤蘭と趣里との親娘共演も楽しみにしていましたが、どうやら共演は無いようです。
2023年12月27日
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今日はクリスマスイブですが、子供たちが独立してカミサンと二人だけになってからは、特別なことは行わなくなり、普段の日と同じ過ごし方となっています。さて、12月も下旬となり寒い日が増えてきましたが、今月上旬の東京地方は日中の気温が20℃を超える日もありました。これも地球温暖化(沸騰化)の影響かもしれませんが、地球環境の将来が不安になりますね。さて、そんななか、以前に民放テレビで放映されていて録画しておいた「殿、利息でござる」という映画(2016年公開)を観ました。そのストーリーですが(ネタバレになりますので、ご注意ください)、仙台藩のある宿場町の吉岡宿では宿場町間の物資の輸送を担う役目があり、その費用は吉岡宿が負担することになっています。その負担は大きなものがあり、吉岡宿から夜逃げする人も出る有様です。そんななか、造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と茶師の菅原屋篤平治(瑛太)は、困窮する吉岡宿を救う手段として、仙台藩にお金を貸すことを考えます。つまり、仙台藩に融資をして、その利息を宿場間の物資輸送代に充てようということです。藩にお金を貸して、その利息で輸送代を賄おうと考えると千両の資金を用意しなければなりません。途方もない夢物語かと思われましたが、次々に賛同者が現れて、見事千両のお金を用意することができました。賛同者の中には十三郎の弟(妻夫木聡)もいて、その弟は守銭奴と言われていましたが、実は宿場のことを考えてコツコツとお金を貯めていたのです。集められた千両は、藩に貸し付けることができるようになり、殿様(羽生結弦)からもお褒めの言葉などを受けることができました。ちなみに、この映画は江戸時代の実話をもとにしたとのことで、原作者の磯田道史氏も映画に出演していました。それにしてもフィギュアスケートの羽生結弦さんが殿様役で、しっかりと演技していたのには驚きでした。ほかに、山崎努、草笛光子、竹内結子、松田龍平、寺脇康文、西村雅彦、きたろう・・・が出演していました。
2023年12月24日
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新型コロナウイルス感染の影響で様々な催しが中止や延期になっていましたが、コロナが5類になってから、中止や延期になっていた催しが復活してきました。コロナ過の中では、映画館に行くのも躊躇するような感じでしたが、普通に映画館にも行けるようになってきましたね。ヒロくんも以前は映画館での映画鑑賞をしていましたが、トイレが近くなってきたこともあって、もっぱら自宅での映画鑑賞となっています。自宅での映画鑑賞は、テレビで放映されたものを録画しておいて観ることになっていて、今回は「キネマの天地」というものです。この映画は1986年の作品で、今から30年以上も前の映画になります。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、映画館で売り子をしている田中小春(有森也実)は、病気を抱え旅役者だった父(渥美清)と二人暮らしです。その小春は、松竹の映画監督にスカウトされて役者となりますが、なかなか思うような演技ができません。消沈しているところへ助監督の島田(中井貴一)が訪れて、励まされ気を取り直して役者に挑むことになります。そんななか、看板女優が失踪したため大作映画の主役の座が小春にめぐってくるのですが、緊張して良い演技ができません。自宅に戻ってから父親に母親とのなれそめを聞かされ、それが契機となって良い演技をすることができ、小春は一躍スター女優となります。その小春が主演した映画を観るために映画館にやってきた小春の父親ですが、映画の最中に息を引き取ってしまいます。この映画の監督は山田洋二で、映画にはフーテンの寅さんのいつものメンバー(倍賞千恵子、前田吟、下条正巳、三崎千恵子、吉岡秀隆、佐藤蛾次郎、笠智衆)が多く出演していました。そのほかも、藤山寛美、笹野高史、すまけい、松本幸四郎(現白鷗)、松坂慶子、桃井かおり、堺正章。岸部一徳、山田隆夫、木の実ナナ、山城新伍などなど、豪華キャストでした。
2023年12月17日
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夏の暑い時期から流行していたインフルエンザですが、本格的に寒くなってきたので、これからの流行が気になります。また、コロナは5類になってからの感染者がどの程度なのか分からないですが、基礎疾患のあるヒロくんは基本的に外出の際はマスクを着用しています。そんななか、自宅で以前に録画しておいた「余命10年」という映画を観ました。「余命10年」という映画のタイトルから、かなり深刻な内容の映画だと思いましたが、涙なしでは見ることができない純愛映画でした。そのストーリーですが、難病に指定されている肺の病となった20歳の高林茉莉(たかばやしまつり)(小松菜奈)は優しい両親(松重豊、原日出子)と妹思いの姉(黒木華)と暮らしています。難病の肺の病は治療法が無く、発症してから10年生きられた人はいないということです。それでもいったん退院した茉莉は、中学の同窓会に出席し、そこで真部和人(坂口健太郎)と出会い、同級生の富田タケル(山田裕貴)やその彼女の藤崎沙苗(奈緒)の後押しもあって良い関係になります。茉莉と付き合う前に、希望を無くし一度は死のうと思った和人ですが、茉莉の言葉に促され、しっかりと生きていくことにします。和人は茉莉に結婚を申し込むのですが、自分の病気のことを隠していた茉莉から、長くない寿命のことを知らされます。そして、自分のことを小説に書いた茉莉は、幸せになるはずだった夢を見て、和人が見守る中旅立ってしまいます。この映画の原作となった小説は、実話だそうで、小説を書いた小坂流加さんはすでに亡くなっているそうです。なお、ほかにリリー・フランキー、田中哲司、MEGUMI、山中崇・・・らが出演していました。今年67歳になったヒロくんは、余命が10年あるかどうかは微妙なところで(たぶん10年は無いかもしれないですが)残りの人生をしっかりと生きないといけないことを改めて認識した次第です。
2023年12月03日
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名探偵コナンというアニメですが、今でも毎週テレビ放映されていますが、子供たちが小さいころは観ていました。子供たちも独立してしまい、今ではテレビアニメは観ていませんが、ときどき放映される劇場版は面白くて観ることが多いです。ということで今回は、かなり以前に日本テレビで放送されていた「純黒の悪夢(ナイトメア)」を観ました。なお、毎度説明していますが、コナン君という小学生は、実際は高校生の工藤新一という名前で、あるとき謎の黒の組織の悪者たちに薬を飲まされて、小学生の体格にされてしまいました。仕方がないので、それからは小学生として生活しているのですが、身体は子供でも頭脳は高校生のままなので、いろいろな難事件を解決するということになっています。さて、今回のストーリーですが、悪の組織の一味であるキュラソーという女性が警察庁に侵入して機密情報を盗もうとしているところを見つかり、車で逃走しますが大きな事故になってしまいます。そんななか、コナン君たちは遊園地で記憶を喪失した女性を見つけて何かと面倒を見ます。実はこの女性こそ警察庁で機密データを見ていたキュラソーでした。そして、キュラソーを奪還しようとする悪の組織と阻止しようとする日本の警察やFBIが絡んでの展開となります。最後はキュラソーは組織に戻らず、記憶を喪失していた時に一緒に過ごしたコナン君の友達の小学生たちを助けて、自分は亡くなってしまいます。今回の作品「純黒の悪夢(ナイトメア)」では、工藤新一を小さなコナン君にした謎の悪の組織の人間たちとの戦いといった感じの内容でした。 迫力のあるシーンもあって、なかなか面白いストーリーでした。
2023年11月19日
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名探偵コナンというアニメは今でも日本テレビ系で放映されていますが、その劇場版の長編アニメが時々テレビでも放映されるので録画して観ることが多いです。テレビで放映される劇場版の名探偵コナンは、劇場版の新作が公開される直前に日本テレビ系列で放映されているようです。なお、日本テレビでは、毎週放映されている30分番組のアニメがありますが、子供たちが小さいころは一緒に観ることもありましたが、さすがに今では観ることはないですね。でも、劇場版の長編アニメのほうは面白いので観ることが多いです。ということで、今回の劇場版は「天国へのカウントダウン」というものです。ちなみに、名探偵コナンというのは、実は高校生探偵の工藤新一なのですが、黒ずくめの悪の組織に毒薬を飲まされて、身体が小さくなってしまい江戸川コナンと名乗っています。また、悪の組織から抜けた灰原哀という女性も、組織から脱出する際に自ら毒薬を飲んで身体が小さくなっています。さて、ストーリーですが、キャンプに行ったついでに高層ビルに立ち寄ったコナン君たちですが、そこでばったりと新一の恋人の毛利蘭とその父親で探偵の毛利小五郎に出合います。小五郎が高層ビルの社長と知り合いということで、招待されたのですが、そこで殺人事件が起きてしまいます。しかも殺人は続けて起こり、連続殺人ということになりますが、さらに黒ずくめの悪の組織が脱走した灰原を狙撃しようとしたりします。高層ビルに火事が起こって、コナン君たちが危機に陥ったりもしますが、結局はコナン君が事件を解決して、危機を脱出するというもので、迫力ある展開が面白かったです。
2023年11月05日
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子供のころから相撲が好きでよく観ていましたし、今でもテレビ観戦を楽しみにしています。大相撲の世界はいろいろと専門用語があって、なかなか理解しがたい面があるのですが、NHKのテレビ番組で興味をひくものがありました。それは、主にNHKのBS放送で放映されている「大相撲どすこい研」という番組です。大相撲の本場所は年に6回開催されるのですが、その開催時期の直前に、この番組は放映されます。従って、年に6回しか放映されない(はずな)のですが、毎回楽しみにしています。番組では、大相撲に特有の言葉やしきたりをひとつ取り上げて、掘り下げていきます。たとえば「立ち合い」「しこ名」「まわし」など、それから相撲の決まり手の「寄り切り」「はたきこみ」などが取り上げられたこともありました。番組の司会は芸人の今田耕司さんですが、主に解説をしてくれるのが元横綱の稀勢の里(現 二所ノ関親方)です。現役時代の稀勢の里は、めったなことで口を開かない寡黙なお相撲さんでしたが、引退してからは多弁になりました。というか、現役時代はあまりしゃべるなと当時の親方から指導されていたそうで、良くしゃべる今のほうが本来の姿らしいです。次の大相撲の本場所は11月の九州場所ですが、その場所が始まる直前にNHKのBS放送での放映があるはずなので、今から楽しみにしています。ちなみに、今年の7月に放送されたものが4日の土曜日の午後にNHKの総合テレビで、また9月に放送されたものが5日の日曜日の真夜中にBSで放映されるようです。
2023年11月03日
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自宅の本棚を整理していたら、いろいろと映画のDVDが出てきましたが、そのひとつに「容疑者 室井慎次」がありました。かつて、テレビドラマとして人気を博した「踊る大捜査線」がありましたが、この映画はその「踊る大捜査線」に出演していた室井慎次を主人公とするものです。いわゆる「踊る大捜査線」のスピンオフと言われるもので、この映画には「踊る大捜査線」の主人公である青島刑事(織田裕二)は出演しません。というか、「踊る大捜査線」の出演者はほとんど出ていなくて、ほぼ「踊る大捜査線」とは違う内容になっています。さて、そのストーリーですが、新宿で殺人事件があり、室井(柳葉敏郎)が捜査本部長として指揮をしています。そんななか、容疑者と思われる警察官が取り調べの最中に逃走し、交通事故で死亡してしまいます。結局、金品を狙った殺人ということで処理されることになったのですが、室井は納得せずに捜査を続けようとします。しかしながら、警察や検察の上層部から邪魔が入り、また弁護士という灰島(八嶋智人)からもいろいろと妨害されます。それでも所轄の新宿北署の刑事(哀川翔)、弁護士の小原(田中麗奈)らとともに捜査を進め、事件の真相を究明します。一時は灰島から告訴され、辞職を迫られたりしましたが、新城補佐官(筧利夫)や沖田管理官(真矢みき)の助力もあって、結局は警察に残ることができました。青島刑事が出ていないのは残念でしたが、スリーアミーゴス(署長、副署長、課長)はでていて、それなりに内容の濃い面白い映画でした。なお、スリーアミーゴスの北村総一朗、斉藤暁、小野武彦をはじめとして、佐野史郎、柄本明、吹越満、大和田伸也、大杉漣、中原丈雄、寺泉憲・・らが出演していました。
2023年10月08日
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NHKのBS放送では毎日のように映画が放映されています。今のBS放送はスポーツ放送が中心のBS1、と教養番組が多いBSプレミアムがあります。NHKでは、今年の12月から、BS1とBSプレミアムを統合してチャンネルをひとつにするそうですが、それにより映画放送もどうなるのか気になるところです。そんななか、以前にNHKのBSプレミアムで放映され録画しておいた「ザ・フライ」という映画を観ました。この映画は1986年のアメリカ映画で、ジャンルとしてはホラー映画の分類になるそうです。さて、そのストーリーですが、科学者のヘス・ブランドル(ジェフ・ゴールドブラム)はテレポーテーション(瞬間移動)の研究をしています。すでにテレポート装置は完成していたのですが、生きている動物に関してはなかなか完成を見ることはできませんでした。そんななか、雑誌記者で恋人のベロニカ(ジーナ・デイビス)の助言があり、ついに猿の瞬間移動に成功します。なお、ベロニカには以前に付き合っていた雑誌編集長のステイシス(ジョン・ゲッツ)がいて、彼とベロニカの仲を疑ったヘスは自分を実験台にしてテレポートします。その際に装置の中に一匹のハエが紛れ込んでいて、瞬間移動の際にヘスと融合してしまいます。当初は問題なかったのですが、次第にヘスはハエ化するようになり、ついには人間とは程遠い姿になってしまいます。そして、ベロニカは泣きながら銃をハエ化したヘスに向けて発砲するのでした。人間の姿から次第にハエ化する形態については、さすがに気持ちの良いものではありませんでしたが、ホラー映画としては恐怖感はそれほどでもありませんでした。
2023年09月10日
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今年の夏の暑さはかなりなもので、9月になっても毎日暑くて体力的につらいですね。この夏の暑さも地球温暖化のせいではないかと思われ、となると、来年の夏も、その次の夏も暑いのではないでしょうか。そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていた「ウォーターワールド」という映画を観ました。この映画は1995年の作品ですが、物語の設定として、北極と南極の氷が溶けてしまって、地球が海洋惑星になってしまったとされています。1995年当時から、すでに地球の温暖化が注目されていたらしいことに、ちょっとした驚きがあります。さて、ストーリーですが、海ばかりとなった地球ですが、それでも人類はアトールという浮島を造って、何とか生き延びています。そんな浮島のひとつにマリナー(ケビン・コスナー)という名のひとりの男が立ち寄ります。マリナーは浮島の人たちに怪しまれ、足の指に水かきがあり、さらには耳の後ろにエラがあることが分かり、処刑されそうになります。そんななか、スモーカーズという海賊集団が襲ってきて、その混乱の中、マリナーはひとりの女性、それに小さな女の子とともに脱出に成功します。ちなみに、女の子の背中には地図の入れ墨があり、そこにはドライランド(陸地)の位置が書かれているらしいのです。海賊集団もその女の子の背中の地図が目的で襲ってきたらしく、マリナーと海賊集団の熾烈な戦いが始まります。海賊集団との戦いを制したマリナーは、地図に従って、めでたくドライランドを見つけることができました。しかしながら、エラと水かきを持つマリナーは陸地での生活ではなく、海の生活を選び、大洋に漕ぎ出していきました。この映画では、海ばかりになった地球でも人類が生存していましたが、実際に陸地が無くなってしまうと、人類が生きていくのは無理でしょうね。
2023年09月03日
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新型コロナウイルスが5類に移行されて、夏休みとなりましたが、感染者は増加しているようです。猛暑が続いていて、連日のように熱中症の患者についてのニュースが報じられていますが、その一方で、新型コロナ感染者数は分からなくなりました。実際のところ、熱中症患者よりも新型コロナウイルス感染者のほうが多いのではないかと思ったりしています。そんななか、かなり以前に録画しておいた映画があったので観ることにしました。その映画は「理由なき反抗」というものです。この映画は1955年の作品だそうで、ヒロくんが生まれた1956年よりも前に公開されたものになりますが、モノクロではなくカラー映画でした。主演したジェームズ・ディーンは、24歳の若さで交通事故で亡くなっており、もし存命していたら、かなりの大物俳優になっただろうと思われます。ちなみに、ジェームズ・ディーンの死後にこの映画は公開されたそうです、さて、そのストーリーですが、高校生のジム(ジェームズ・ディーン)は転校先の高校で不良グループに絡まれてしまいます。そして、チキンレースという肝試しを行いますが、不良のほうが失敗して死んでしまいます。その事実を警察に知らせようとしますが、不良グループは阻止しようとし、ジムは友人のプレイトウ(サル・ミネオ)と恋人になったジュディ(ナタリー・ウッド)と空き家に入ります。そこにも不良グループがやってきて、プレイトンは拳銃を発砲してしまい、最後には駆け付けた警官に撃たれてしまうという展開でした。当時のアメリカの若者たちを描いた作品とのことで、主演のジェームズ・ディーンが亡くなったこともあって伝説的な映画となっているらしいですが、内容的にはそれほどでもなかったです。
2023年08月13日
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アメリカの大リーグ、つまりメジャーリーグでは大谷翔平選手が大活躍しています。そんななか、そのアメリカのメジャーリーグを舞台にした映画を観ましたが、以前に観た「メジャーリーグ」という映画の続編です。それが「メジャーリーグ2」という映画です。前作の「メジャーリーグ」で、弱小球団だったクリーブランド・インディアンスは、宿敵のヤンキースに勝利して、地区優勝を果たしました。ちなみに、インディアンスという球団名ですが、現在はガーディアンズと名称が変更されています。なお、この映画の公開時(1994年)には、まだインディアンスと称しており、そのインディアンスがこの映画の舞台となっています。さて、前年のシーズンでヤンキースを破ったインディアンスですが、今シーズンは不調です。というのも、エース投手であるリッキー(チャーリー・シーン)は、かつてのワイルドさを失い、すっかりおとなしくなり、その投球も剛速球ではなく変化球になっていました。敗戦続きのインディアンスですが、ジャイアンツから外野手を補強することにしました。その選手は、サンフランシスコ・ジャイアンツではなく、日本の東京ジャイアンツ、つまり巨人軍からのタナカ選手(石橋貴明)でした。負けが込んでいたインディアンスですが、新人捕手のベイカー(エリック・プラスコッター)とタナカ選手の活躍、それに監督代行となったジェイク(トム・べレンジャー)の采配で元気を取り戻します。そして、また地区優勝を飾り、ワールドシリーズ進出をかけて、ホワイトソックスと激戦を展開し、見事勝利するというストーリーでした。野球を題材にした映画ですから、球場の観客も大勢で、ずいぶんとたくさんのエキストラを使い、さすがにアメリカの映画はスケールが違うな、と感じました。
2023年07月16日
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NHKで毎週日曜日に放映される大河ドラマは、毎年欠かさず観ることにしています。昨年は、三谷幸喜さんが脚本を書いた「鎌倉殿の13人」というもので、これはこれで面白かったです。そして、今年は「どうする家康」というタイトルで、嵐の松本潤が主人公の徳川家康を演じています。徳川家康の生涯は、これまでにも何度か大河ドラマで取り上げられたことがあり、その人生の経緯は誰もが概ね理解していると思います。つまり、家康は狡猾なタヌキ親父で、ひと筋縄ではいかない人物であるということです。ところが、今回の大河ドラマにおける家康は、優柔不断ではっきりとしないヤワな人物となっていて、これまでの家康像とはかなり異なっている感じです。家康も若いころは、人質になったりして、苦労したので、大人しくて優しい人物だったのかもしれません。それはそれで、新しい家康像が描かれていて、それなりに面白いです。なお、放送は今年の12月までですから、もう半年を切り、ようやく本能寺の変あたりまでストーリーが進んできました。信長亡き後は、秀吉との小牧長久手の戦いがあり、その後は石田三成との関ケ原の戦い、さらには真田幸村との大坂の陣・・・家康は長生きしたので、物語は長く続きます。これから先の半年足らずで、これらの戦いを経て、無事に江戸幕府が安泰となるまで、テレビ放送ができるのか、ちょっと心配になってきました。というか、これから先、松本潤が、歳取ってお爺さんになった家康をどんなふうに演じるのかも興味深いです。
2023年07月12日
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7月になりました。沖縄県では新型コロナウイルス感染者が増加しているようで、これから夏休みを控えて、感染者が全国的に増加しないか心配です。そんななか、かなり以前に録画しておいた「あかね空」という日本映画を観ました。なお、この映画ですが、BSの日本テレビでは、今はもう放映していないようですが、木曜日の夜に日本映画を放映していた時期があって、その頃に録画しておいたものです。ちなみに、この「あかね空」は山本一力さんの時代小説が原作となっているようですが、残念ながら、その原作は読んだことがありません。さて、映画のほうですが、京都で修業を積んだ豆腐職人の永吉(内野聖陽)が江戸に出てきて長屋で豆腐屋を開業します。長屋の中の住人で、若い娘のおふみ(中谷美紀)はなにかと永吉の世話を焼きます。しかし、京風の柔らかい豆腐は江戸っ子の口には合わず、豆腐はなかなか売れません。そんななか、豆腐売り仲間の嘉次郎(勝村政信)のアドバイスもあって、お寺に豆腐を寄進することにします。京都でも修業したことのあるお坊さんに京風豆腐は好評で、やがて永吉から豆腐を仕入れてくれるようになります。そうこうしているうちに時は過ぎ、永吉とおふみは夫婦となりますが、長男の栄太郎はばくちにはまり、悪い豆腐屋(中村梅雀)にだまされます。そんななか、永吉が馬に蹴られて亡くなるという事態が起こりますが、おふみをはじめ子供たちはなんとか豆腐屋を継いでいくことになります。豆腐屋を舞台にした家族愛を描いた作品でしたが、ちょっとストーリーが単純すぎたように思います。なお、ほかに泉谷しげる、石橋蓮司、六平直政、岩下志麻・・・らが出演していました。
2023年07月02日
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先日、NHKテレビでビートルズのドキュメントが放送されていましたが、ヒロくんが、初めてビートルズの曲を聴いたのは高校生の時でした。どういう内容のドラマだったか忘れましたが、あるテレビドラマのなかで、流れていたのを聞いたと記憶しています。そのドラマの中で流れていたのが、レット・イット・ビー(LET IT BE)でした。その曲に衝撃を受けてしまったヒロくんは、ビートルズという名のバンドに強烈な興味を持ちました。さっそく、レット・イット・ビーのアルバム(LPレコード)を購入してきました。その当時はインターネットというような便利なツールはありませんでしたので、主に書籍や音楽雑誌などでビートルズの情報を集めました。なお、高校のクラスの仲間にもビートルズに興味を持った連中がいて、彼らとの情報交換も貴重な情報源でした。いろいろ調べてみると、ビートルズのデビュー当時、世界中に衝撃を与えたことや、主演映画もあるということが分かってきました。そして、多くのアルバムを購入して、受験勉強そっちのけで、ビートルズの曲に浸りきった時期もありました。なお、最近はLPレコードではなく、CDとなってしまい、ビートルズの曲のCDはあまり所有していないのが実情です。そういえば、CDプレーヤーも壊れてしまって、最近はビートルズの曲を聴いていません。たしか、スマホには何曲か入れてあったはずなので、そのうち聞いてみようと思います。
2023年06月27日
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