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2005年01月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
きょう、ニュースで正月三が日の人出が発表されていましたが、
伏見稲荷は関西の寺社仏閣では最も多い261万人もの人が訪れたということです。その魅力はいったい何か? 訪ねてみると、そこには「全国のお稲荷さんの総本山」と呼ぶにふさわしい深い奥行きと迫力がありました。
(稲荷の由来などについての説明はこちらのサイトが便利です
http://www.ffortune.net/spirit/zinzya/miya/inari.htm)

+++
さて京阪・伏見稲荷駅を降りて、人の流れに沿って境内に向かう道の途中、
右手に「名物!すずめ・うずらの串焼き」という文字が飛び込んできます。このお店、太閤秀吉に屋号をもらったという、伝統を感じる「祢(ね)ざめ家」です。その店先で、焼き鳥のごとく、ぱたぱたと焼かれていたのが、すずめ(420円)と、うずら(700円)の串焼き。写真はすずめですが、うずらも含めて、見た目はちょっとグロテスク。

しかし、今までに、こうもりのスープや鳩の唐揚げなどを食べたことはあるだけに、初登場のすずめ、うずらを見て、好奇心が燃えないわけがありません。
ということで、両方買って食べてみました。



▽続いてはうずら。卵は時折食べることはあっても、本体を食べるのは珍しいなあと思っていたら、それもそのはず、骨が多くて食べづらく、すずめ同様に身がしまって歯ごたえがかなりありました。味はやはり焼き鳥のタレで香ばしく仕上がっています。

▽名物なので、記念にどちらかを食べるとすれば、すずめの方がいいと思います。友人にも「うずらを食べた」というよりは「すずめを食べた」と言った方がインパクトがありますからね。食べた時に、番組レポーターのようにリアクションをすると、味や感触が覚えられますから、ひとりで行っても、必ずやってみてください。誰にも見られないようにこっそりとね。

しかし、なんでこんなものを食べるのか、というと、五穀豊穣を祈る伏見稲荷にとって、すずめとうずらは稲を食い荒らす害鳥で、この悪者をやっつける意味を込めて、串焼きにして食べるようになったそうです。

▽本題に戻りまして、緩やかな登り道の参道を行くと、あっという間に境内に到着。一見、「あれ、これだけ?」と言いたくなるほど狭い境内ですが、ここから奥が深かった! 食感はともかくとして、祢ざめ家で腹ごしらえをしたのは本当によかった、と思えるほどです。
(写真を見るには、http://puntoscardinales.fc2web.com/KiotoFushimiinari5.htm)

▽まずは伏見稲荷名物の千本鳥居をくぐります。朱色のトンネルは、まさに圧巻! どこか幻想的で、歴史を感じます。僕の知人のドイツ人はここを訪れた後に鳥居フェチになりました。言われてみればたしかにダイナミックで、外国人ウケもいいはずです。

▽奥の院にたどりつくと、絵馬ならぬ、キツネの絵板(500円)が売ってます。このウラに願い事と住所・氏名を書くわけですが、直線で描かれた狐の顔がキュートです。奥の院の一角には「おもかる石」という石があって、願いをかけながら持ち上げたときに重いと感じたら、その願いは叶うのが難しく、軽いと感じたら叶う、というものです。自分もやってみましたが、「軽くなあれ、軽くなあれ」と思う余り、願いをきちんとかけられなかったように感じました。本末転倒ですね、トホホ。

▽伏見稲荷の奥深さはここから先です。奥の院から先を、鳥居をくぐりながら上がると、その斜面が稲荷山の一部となっていることがわかります。つまり、伏見稲荷>稲荷山というわけです。しばらく石段を上がると、京都の街が見下ろせます。自分が行ったときは。日没後だったので、夜景がすごくきれいでした。夏のデートにはいいかもしれません。展望がよいのは2カ所。立ち止まって深呼吸をすると、木々の香りもして、かなりリフレッシュします。

▽この展望台を越えると、あとはすべての鳥居をくぐるつもりで山道を一周。所要30分~45分といったところでしょう。結構アップダウンがありますが、ポイントごとに「一の院」「二の院」「中の院」などの稲荷溜りや休憩所があるので、休みながらでも一周は可能です。

▽鳥居くぐりとハイキングがセットになったと考えればいいのかもしれませんが、この一周はなかなかしんどいです。最後はふとももがプルプルと震えてました。でも、山の中なのでマイナスイオンたっぷり、木々の深さと鳥居のおかげで日なたはほとんどありません。奥に行くほど人が少なく、鳥居のたもとでひとり佇むと、気持ちが落ち着いてくるはずです。都会の喧噪に疲れた人には特にオススメします。健脚のうちに一度は行きましょう!





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最終更新日  2005年01月31日 03時35分52秒
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