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2005年01月10日
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1月10日。初詣の記憶もまだ残るこの日に、大阪の人たちは商売の神様にお祈りをします。それが十日戎(通称:えべっさん)。初詣で済ませればいいコトを、どうして改めてやるんだろう? 未だにわかりませんが、行ってみたら、これが何ともけたたましく、ごてごてとして、いかにも大阪らしい、おもろい行事でした。
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まずアプローチは、なんばCITYから入ります。体力のない人や、人混みの大嫌いな人は、南海の今宮戎神社駅や地下鉄の最寄り駅から行くといいでしょうが、祭りの盛り上がりを感じるにはイマイチ。というのは、難波から南海電車の高架に沿って、長い長い出店街が形成されているからです。一駅分の距離があるわけで、少なくとも5~600mの長さになるんじゃないでしょうか、道の両脇に出店がズラーッと軒を連ねます。たこ焼きやフランクフルト、チョコバナナといった出店の常連以外にも、ケバブ、スリランカ料理、タイのラーメン、ちゃんこ、焼き鳥、和牛ステーキ、さざえの壺焼きなどが並び、立ち食いのフルコースができます。何年後かに大阪で「食の万博」というのをやるらしいけど、これがあるなら要らないんじゃないかなあ。

▽この出店街を行くのもすごい人出。神社へ向かう人と帰る人でギッシリ。他人よりすうっと先に進むのはかなり難しい。これがヨーロッパだったらスリ多発間違いなし。そんなことを考えながら歩いていると、自分の背中をプッシュし、強引に我先にと人混みをすり抜けようとするおっさん、おばちゃんが時折現れます。若者ではなくて、必ず中高年なのはなんでだろ? やっぱり時間を「損する」のはイヤなのか? それとも、せっかちな土地柄を体現しているのか?

▽神社に近づくと、出店は食べ物から、縁起物に変わります。えびす様のお面や、米俵、打ち出の小槌のオブジェなどがついたざるかごや熊手が所狭しと並んでいます。このオブジェがかなり安っぽく見えますが、縁起物ということもあって、1万円以上で売られてます。お金をすくい上げるざるかごと、運をかき集めるための熊手…かなりダイレクトでわかりやすい縁起物ですね。しかもこれを値切って買うのが妙味らしい。縁起物は値切らないのが江戸っ子の気っぷの良さであり、懐の深さなんですが、大阪では全く逆です。

▽神社の周りに着くと、「商売繁盛、笹持ってこい!」というお銚子が聞こえてきます。これが有名なえべっさんのフレーズです。誰かが唱和しているわけではなく、テープに収録されたものが繰り返し流されてました。ずっと流れているので、頭の中でもリフレインするようになること必定です。

▽さて、いよいよ神社へ。あちこちで笹を持った人がいます。段取りとしては、神社の神官に笹をもらい、この笹にいろいろな縁起物を購入して、福娘につけてもらいます。この段取りを済ませるのが結構大変。すんごい人混みと行列、笹の葉が顔に当たったりして、わやくちゃになります。福娘の選択がどれくらい重要なのかわかりませんが、かわいい女の子を選んで縁起物をつけてもらおうという人は多かったです。あの衣装も含めて、きれいな女の子がけっこうたくさんいました。福娘合コンとかあったら、行ってみたいもんです。

▽笹にくっつける「吉兆」と呼ばれる小宝は見た目にはかなりちゃっちい感じで、プラスチックの米俵、金の折り紙で出来た小判などです。それでも一つ1500円。1万円以上かけて、じゃらじゃらと笹にぶら下げる人もいれば、自分のように「とりあえず参加料として」と最小限だけ買う人もいるということです。ここで商売繁盛を願うのは、自営業の人が多いだろうな、という感じがします。この笹を持ち帰って、東の方角に設置しましょうとのアドバイスをもらいました。

▽神社の裏手には銅鑼があって、ここにも人が群がっていました。耳の悪いえびす様に願いを聞いてもらうには、銅鑼をガンガンと鳴らさなければならない、という言い伝えがあるからだそうです。みんな寄ってたかって銅鑼をガンガンと叩いていました。これを見ていると、文化大革命の時代に、中国人が雀を追い込むために銅鑼を叩きまくったことを思い起こさせられました(雀の死骸はありませんでしたが)。銅鑼に多くのいたずらシールが貼られていたのが、ありがたみがそがれるようで残念でした。






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最終更新日  2005年01月31日 03時37分34秒
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