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2005年06月20日
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テーマ: 京都。(6436)
カテゴリ: 旅
日本の美が凝縮されているとまで言われる、桂離宮。雁行する書院、点在する茶室、きれいに刈り込まれた庭園などの全体の美しさに目を奪われますが、木の一本一本、飛び石の置き方、建具や樋に至るまで、ディテールも面白い。それでいて見た目はシンプル。あー深い、深すぎる!

桂離宮の参観(お寺ではないので、拝観とは言いません)は、すべてガイドさんがついています。
少し遅れて着いたので、第一のポイントまで駆け足で追いかけることになりました。ツアーは総勢20名程度。出発の前にビデオを見るそうですが、間に合わず。ガイドさんは簡単なスピーカーを持って説明します。

桂離宮

17世紀の初旬から中旬にかけてつくられ、日本最高の名園と言われていますが、確かに端正で美しい!しかも宮内庁が管理・運営しているだけあって、メンテナンスもよくできてます。庭師も、桂離宮が手入れできるとなれば、その能力を全力で発揮するのでしょう。庭園内の数箇所にかかる土橋(どばし)の形の美しさ、松の刈り込みは大きな盆栽のようです。

ほれぼれとしながら歩くと、まず最初の茶室、松琴亭が見えてきます。ここには、あの市松模様(チェッカー模様)のふすまがあります。当時、青は金よりも貴重な色だったそうですが、なんとも上品な色です。うっとりします。床の間の色も、これまた上品なこげ茶。

しばらく歩くと、今度は笑意軒。ここはパーツが美しいです。櫂や弓矢をモチーフにしたふすまの引き手や、金色とチェック柄の壁紙の大胆で美しい共存。昔のデザインの遊び心を感じます。

ディテールについての解説は、専門家におまかせするとして、全体としてはシンプルで控えめでありながら、幾何学的でモダンな美しさを堪能することができます。こういうのを見ると、今の日本のビル群や町並みの趣味の悪さ、騒々しさは、いったいどこから来たものかと嘆きたくなるほどです。

ここに来たある外国人が「where is the palace?」と言ったそうですが、大きくてダイナミックなものが好きな人には向かないかもしれません。でもこのシンプルな数寄屋造りの美しさ、庭園の美しさを見ると、先祖が残してきた文化水準の高さに敬意を払いたくなります。幾何学的な桂離宮が日本古来の魅力かというと、そうではないかもしれませんが、この整った美しさは一見の価値ありです。3ヶ月前からの予約が必要ですが、無理矢理休んででも、ぜひ一度観にいくことをお薦めします。





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最終更新日  2007年03月26日 02時26分07秒
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