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2006年08月12日
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よさこい祭りは、いまや全国各地のお祭りに登場するほどの影響力を見せています。派手な衣装とアクションが印象に残っていますが、本家本元のお祭りはどうなっているのか、この目で見てみたいと思いました。

今年は9日から12日まで、4日間、187チーム、約2万人の踊り子が参加するという規模です。踊り子の数にビックリ! 12日は全国大会ということで、全国各地から参加したチームと高知県の優秀なチームが合計5箇所の会場に順番に登場しました。

よさこいのルールは非常に自由度が高くて、「よさこい鳴子踊り」のフレーズをどこかに入れればOK、音楽のアレンジはどういうテイストにしてもOK。踊りも、衣装も、チームの先頭を走る派手なトラック、地方車(じかたしゃ)も、チームによってデザインや色使い、演出が全く異なります。

まだ夕日がまぶしい午後6時。よさこい祭りの会場に近い、はりまや橋に向かいました。この付近では、踊りの合間に休息を取る踊り子でいっぱいで、観客の数と変わらないくらいです。より大きな音のする方向へ向かっていくと、PAを積んだ大きな地方車と、その後ろに激しく動く踊り子たちが、商店街の中を通っていくのが見えました。

とにかく音が大きくて腹にズンズンと響きます。衣装はどのチームも極彩色で、踊りはチーム毎に統一されています。こうやって見ていると、かなりエネルギッシュで踊り子たちは楽しそう。おばちゃんから、子供まで、チーム毎にメンバー構成もいろいろ。全体的に見ると20代、30代が中心になっていると思います。曲の間には、「きょう、ここで踊れることが本当にうれしいです!」というアナウンスがあります。何ヶ月も練習した末にこの日を迎えたんだろうなと思いました。

会場は5カ所に分かれていましたが、メインは高知城から伸びる追手門前会場です。片側2車線の両側車線にそれぞれチームが登場して踊っていく様は壮観です。ただ、有料観覧席のチケットがないと入れません。僕も、観覧席の脇から見るにとどまりました。はりまや橋近くのステージは、祭のフィナーレに使われていて、他会場が終わった後、最後まで踊りが披露されてました。

見ている自分にとっては、どのチームの何がすごいのかがわからず、チームごとの特色も注意して見ないとよくわかりません。違いを見つけるとすれば、チームごとの統一感と、音楽やダンスのアレンジ、予算のかけ方などなどですが、これを一度に見つけ出すのは大変です。よさこい専門家の解説がほしいくらいにわかりにくく、親しみやすさという意味では、原宿の竹の子族を見る視線と(古い例えですが...)あまり変わりませんでした。

でも、それでいいのかもしれません。よさこい祭りはそもそも盆踊りの延長にあったわけですし、盆踊りの櫓が地方車になって、踊り方がエネルギッシュになって、曲が現代的になって..と盆踊りが現代的に進化したものだと考え直しました。他人の視線を気にせずに、自分を表現できれば、それで満足できるのでしょう。

まあでも、観る側の論理としては、もうちょっとリズムや踊りが、普通に見に行った人にも親しみやすいようにアレンジされてほしいし、5分も練習すれば参加できる形も残してほしいと思いました。






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最終更新日  2006年08月17日 02時07分41秒
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