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2006年09月17日
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若狭地方で最大の秋祭りという放生祭(ほうぜまつり)。ホームページなどを見ても、どんなお祭りなのか、事前にはよくわかりませんでした。台風も近づいてきているし、どうしようか」と、予定を空けたままでいたら、朝の天気は晴れ。ネット上の小浜のライブカメラでも降水量はゼロ。ということで、雨が降らないことに賭けて出かけることにしました。

大阪から小浜へは、新快速で近江今津に行き、そこからJRバスに乗り換えるのが最短のルートです。所要2時間半。JRバスは1時間に1本しか出ていないため、その時間にぴったりの新快速の時間を調べ、祭りのクライマックスが始まる午後1時に間に合うように逆算しました。今はネットを使えばバスの時刻も調べられるのが便利です。非常にスムーズな乗り継ぎができました。

小浜駅に着くと、駅前に人通りがほとんどなく、開いているお店もほとんどありません。「本当にきょうお祭りをやっているの?」「"若狭地方最大"の売り文句にだまされたのか?」と心細くなりました。駅前の観光案内所に、祭りの会場への行き方を聞くと、歩いて5分ほどで着きました。祭りの中心地は「つばき回廊」というショッピングセンターの前にありました。人混みは京都のお祭りとは違って、それほど多くありません。人垣が2~3列くらい。規制も緩やかです。

間もなく、祭りが始まりました。大太鼓、神輿が出てきた後、神主が広場でお祓いをします。その後は獅子が太鼓を叩きながら登場、続いて祇園祭の3分の2ほどの大きさの山車が5台出てきます。登場にあたっては、露払いのように母親がベビーカーを押して登場します。山車の2階には子供が10人近く乗っていて、鉦や太鼓の音に「おいっ!」などと、大声で合いの手を入れます。子供たちは他の山車に負けまいと全身を振り絞って威勢良く声を出します。その懸命さがいじらしく、微笑ましいです。大太鼓の競演の中にも、子供が登場。下駄を履いて飛び跳ねながらミスなしで叩く姿は頼もしく見えました。最後に神輿が威勢よく街の中を踊っていきます。3時間弱のなかで、様々な出し物を、近い距離で見ることができます。

放生祭@小浜

出し物は、江戸時代の町人居住区の区割りごとに出てきます。合計24区あるなかで、12区が一年おきに登場することになっているそうです。きょうは2年に一度の晴れ舞台、台風なんて言っていられないのかもしれません。

印象に残ったことは二つ。ひとつは、子供の役割の大きさです。幼児はベビーカーに乗って出てくるし、小学生になれば、山車の上で合いの手を入れたり、大太鼓を叩いたり。中学生以上になれば、今度は大太鼓の前で演舞を披露、と盛りだくさんです。観衆に混じって、子供に声援を送る若い母親の姿が数多く見られました。もう一つは、囃子方の笛の衣装です。笠を目深にかぶり、笠には赤い布がたれさがり、絶対に顔を見られないようになっています。この姿は「おわら風の盆」に通じるものがあります。何か共通となるものがあるのかもしれません。

この放生祭、殺生を戒め、捕らえた魚や鳥を自然界に放す儀式のために行われたもので、300年以上の歴史を持つといいます。出し物の豊かなバリエーションと親しみやすさ、行った甲斐がありました。

小浜には奈良時代に建てられた国宝や重文クラスのお寺がいくつもあります。日本で最も長く続くお祭り、奈良・東大寺のお水取りの前に行われる「お水送り」という行事は、小浜市内の神宮寺で行われるなど、歴史的に奈良と関わりが深いことを窺わせます。ん?意外と小浜は歴史的に奥が深そうです。もう一度来てみたくなりました。





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最終更新日  2006年09月25日 01時08分45秒
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