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旅をしていて思うのは、気に入った場所について、もっともっと知りたいと思うこと。
能登半島もその一つとなった。
通り過ぎるだけではなく、何度も何度も行ってみたくなる。できれば半年くらい住み着きたい。

2020年10月21日、今日は羽咋市の「大島キャンプ場」まで。時間も余裕があり、明日から天候が崩れそうなので、少し遠回りをしたいと思う。
大島キャンプ場の大島は地名である。少し前までは「大字大島」、そのはるか昔は「大島村」だったのかと思う。
意冨志麻神社がその由来なのだろうか。これで「おおしまじんじゃ」と読む。ただ、どちらが先についた名前かがわからない。
富山湾沿いに進み、「道の駅 蜃気楼」で朝食を。と言っても昨日買っておいたおにぎり二つと野菜ジュース。全部で350円くらいでだろう。

またまた富山湾沿いに進み、「道の駅 雨晴」で休憩。狭い平地に押し込んだような道の駅だ。テラスからの眺めが良い。逆光で霞んでいるが、立山連峰も見える。氷見線の列車も見ることができた。

天気が良くてまことに気持ちが良い。明日からは天候が崩れるという気象情報が嘘のようだ。

少し長く休憩した後は、また富山湾沿いに行き、途中で左に折れて七尾市を抜ける。七尾市も結構大きな街だ。
能登大橋を渡る。30年ほど前のツーリングでは、時間の都合と有料だったので割愛した橋。今回は無料で気持ちよく渡る。「のとじま水族館」方面に向かおうと思ったが、「ひょっこり温泉 島の湯」の看板につられて入浴することにした。時間に余裕があるのは良いことだ。
靴入れの鍵を脱衣所のロッカーの鍵と交換するシステム。そうとは知らず、券売機で買った入浴券を渡して浴室に向かおうとしてしまった。少し恥ずかしい。
ゆっくり入浴して、同じ建物内のレストランで昼食もとることにした。頼んだのは色の黒い「能登島バーガー」。色が白いバージョンもあった。
能登島大橋まで戻り、北上してツインブリッジを渡り能登半島に戻る。前回のツーリングでは無かった橋だ。立派である。
海沿いを進み穴水へ向かう途中で、天気が良いうちにと、バイクと海を撮影する。海なし県人は海に感動するのである。

こうして荷物満載で乗ってみても、このR1250Rは安定した走行をライダーに与えてくれる。空荷での走行とハンドリングはまるで変わらない。もちろんパワーがあるので加速などもストレスがない。ロードスターというカテゴリーなのだけれど、旅にも使えるBMWのバイクなんだと感じる。
ダイナミックESAもうまく効いているのだろう。片持ちのスウィングアームには沈み込みのセンサーが付いていて、リアサスペンションを適切に調整してくれている。
走り出しの信号待ちの停車時に、車体が持ち上がるのを感じることがある。この調整は一定時間ごとに行われるらしい。
穴水からは山に入り、県道7号、国道149号を走って、半島の反対側の門前という場所に出る。
国道をそのまま南下して途中で県道49号に反れる。30年ほど前のツーリングでは逆に走っている。
そして、忘れられない景色を見つける。

写真は翌日の10月22日に四阿付近から撮影。
30年前は写真左から右に走行し、集落の向こうの海を見ている。
小さな入り江にある集落。終点になっているバスの停留場名は「前浜」。道から海が見えたはずだが今は見えない。家が増えたせいだろうか。30年も経てば様子も変わるだろう。
道の反対側の斜面は棚田になっていて、展望のある高台に四阿が立っている。看板は「大笹波水田」。惜しくも棚田は土地改良で整理されていて、この展望施設もその時につくられたのだろう。

写真は翌日の10月22日に四阿付近から撮影。
耕作放棄地も見られる。
集落への進入路を海まで下ってみる。海は静かだった。

カメラの背後には集会所らしき建物がある。
こんな場所でキャンプができたら幸せだろう。

海の穏やかさも、たまたま天候に恵まれたせいだろう。
少し心穏やかになり、県道49号、国道249号を南下し、大島キャンプ場へ向かう。高浜の市街地に入るとにぎやかになり、右側に入浴施設、その反対側に食品も販売している「ローッキー」というホームセンターを見つけた。
大島キャンプ場へは16:30頃に着いた。受付の後、テントを設営し、「ロッキー」で買い物。お酒は売っていなかったが、同じ敷地内の南側に酒屋を見つけ、少しのお酒を買う。
そのまま反対側の「アクアパーク シオン」で入浴。今日は二回も温泉に浸かった。
明日は午後から雨の予報。午前中にまた「前浜」に行こうと考えた。

今日もまた、静かに夜は更けた。
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