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2018.03.22
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「古墳時代の地形」





 今回は、『琵琶塚古墳』のテラスの話だど。


下野式1


 ここは、古墳時代の地面がそのまま残ってる場所なんだって。

 どういうことか、っつうとな。

 ここの『テラス』部分は、外の『堤』と同じ高さになってんだって。


 『堤』は今までの調査で、

 古墳時代の地面がそのまま、使われてることが解ってるそうでな。

 テラスの部分も、そのまんまの地面を

 利用したんじゃないか、っていうんだ。





 これは古墳の断面だど。


断面イラスト


『琵琶塚古墳』は『姿川』と『思川』に挟まれた丘陵地にあるんだ。

 だから、他の場所より少し、高くなってんだな。


 その端っこ、崖になった部分を『堤』に利用して、

『周濠』部分の土を『墳丘』部分に盛り上げる。

 すると、みごとな段々が出来上がる、ってことだな。



 普通は平な地面に土を盛って、

 一段づつ築いていくんだけどな。

『琵琶塚古墳』の場合は、地形の形を利用して、

『周濠』の部分を、くりぬいてこしゃるっていう方法が

 使われたようなんだよ。





 固くてがっちりしてる。

 石室を埋め込んでも、崩れたりしないべな。

 それに、一段目をこしゃる手間がはぶけるw。

 ちょっと楽かもしんないな。



 だからといって、手抜き工事はしていない。



 真っ平だったわけじゃないらしい。

 でこぼこが、あったんだな。


 だもんで、左右のテラスの高さを合わせるために、

 斜面の高さを調節した跡が、あんだって。


 実際に『琵琶塚古墳』の辺りを歩いてみると、

 少しだけれど確かに、地面が傾斜してる感じがするど。




下野式2


 改めてじっくりみてみる。

『テラス』の幅が広いな。

 これは『下野式』っつってな。

 わざと広くなってんだよ。



 実際の広さはもう少し広いんじゃないか? って言ってたな。

 だもんで、墳丘の頂上部分も、

 復元したら見た目よりもっと、

 とんがった形になるんじゃないか、って推測してんだって。



 さて、テラスの土は、どうなってるのかな。

 よくみると、二段目の『テラス』は土が黒いな。


 こないだちょこっと、ブログさ書いたけど、

『墳丘』の上部分は、下から出てきた

『鹿沼土』を盛り上げたもんだからな。

 黄色い色をしているはず。


 だども、『円筒埴輪』が並んでるあたりの土は真っ黒だよ。

『鹿沼土』が混ざってるようには、め~ないな。


 全部一から土を盛るんじゃなくて、地形を利用するなんて、

 古墳時代の人たちも、いろいろ工夫してんだね。


 そしてそれを見抜いた研究者の人たちもすごい。

 土を調べるって、大事なんだな。

 おもしろいね。




《こんなのめっけた》





 手許に本がないので、うろ覚えなんだどもな。

 古墳の作りかたが、わかりやすく描かれてたど。


 イラストも大きくて細かいので、さっと見るだけでも、

 勉強になるど。


 たしか、古墳に埋葬する前の儀式についても、書かれていたような・・・

 (ここはちょっと怖かったので、さ~っと飛ばし読みw)


 そったら難しい内容じゃないので、初心者にもおすすめだど。





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 最後まで読んでくれて、あんがと~♪


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最終更新日  2025.05.28 21:35:55
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