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【送料無料】吉原十二月価格:1,680円(税込、送料別)江戸吉原の風俗を描いた直木賞受賞作「吉原手引草」の第2弾です。遊郭「舞鶴屋」の主人が、「胡蝶」と「小夜衣」という2人の花魁を中心に、彼女たち傾城の思い出深い出来事を全12話で語ります。前作はミステリー調な筋書きでしたが、今回は睦月から師走まで十二月に区切り、それぞれの月の吉原での花魁の暮らし、祭りや行事、廓での作法などが細かく判りやすく書かれています。話もどちらかというと色恋ものになっていて、こういったものに興味のない読者でも、この小説に割りと入り込みやすくなっています。また、遊郭で働く花魁にありがちな不幸な終わり方かと思いきや、最後もハッピーエンドに描かれていて、読んだあとも割りとすっきり読み終わることが出来ました。あまり期待しないで読んだのですが、その分満足感は大きかった♪100円本に栄光あれ!!
Jan 27, 2012
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ノルウェイの森(下)著者:村上春樹価格:1,365円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る読むのがもったいない位の面白さ!夢中になって読みました!「ワタナベ」が「直子」の20才の誕生日を祝った翌日、「直子」は東京のアパートを引き払い、「ワタナベ」の前から失踪してしまいます。その後、「直子」が京都の山深い療養所に入院していることを知った「ワタナベ」は「直子」をたずねます。また、東京では同級生の「緑」と親しくなり特別な存在になりつつあります。友達が少ないという主人公「ワタナベ」の周りには、しかし、いつも誰かしらが寄ってきて、彼を放って置いてはくれません。しかし、「ワタナベ」は彼らを自分なりにうまく対処し、それぞれ適当な距離を作って、自身を保ちながら生活しています。そして「直子」と「緑」という性格の正反対の女性達とも、不器用ながら正直に、各々との関係を保っています。他人に流されっぱなしの自分からすると、彼の精神力と生き方はすごく羨ましい。こんな人間になりたかった。そして僕のこの村上春樹好きの原点は、やはりこの小説だったのだと再確認できました。また、20年後読んでみたいなぁ。100円本に栄光あれ!!
Jan 20, 2012
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ノルウェイの森(上)著者:村上春樹価格:1,365円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る20年前の若かりし頃(今でも若いけど。)、この本で村上春樹を知りファンになりました。あのときの感動と喜びを再び味わえるでしょうか。フランクフルト空港に着陸した機内でかかっていたビートルズの「ノルウェイの森」に、主人公「ワタナベ」はめまいと共に、若い頃の「直子」との思い出が甦りました。「直子」は、高校時代の自分の唯一の友人「キヅキ」の恋人で、3人はいつも一緒に行動していました。ある日、「ワタナベ」は「キヅキ」と2人で授業をサボり、ビリヤードで遊びましたが、その日の夜、遺書もなく「キヅキ」は自殺をしてしまいました。そういえば、こんなだったなぁ。しかし、やっぱり今読むとちょっと物足りない気がします。あの時、感動で頭が一杯になり、ページをめくるのも惜しいような思いは甦ってはきませんでした。再読とはこんなものなのでしょうか。でも、やはりイイものはイイ。早く(下)読もうっと♪100円本に栄光あれ!!
Jan 17, 2012
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生きる著者:乙川優三郎価格:1,350円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る楽天BLOGがどんどんしょぼくなって来ましたね。どうなるのでしょう。最後はABCのみしか打てなくなるような気がしますね。でははっは。さて今回は、他の歴史物とは違う、江戸時代の戦いを忘れた武士の物語です。・生きる 「又右衛門」の父は関ヶ原の戦いで西軍として参加し、後に浪人となりましたが、「又右衛門」が子供の頃、現在の藩主に認められ藩に仕官することができました。 その後、父が死に家督を継ぎ、妻を娶り、子をもうけて「又右衛門」は不自由なく暮らして来れたのも、父を拾ってくれた藩主のおかげでした。 その藩主も年老いて病気になり、明日をも知れぬ身だという話しを聞き、「又右衛門」は感謝の印として追腹を切ることを決意します。 しかし、筆頭家老から腹を切らないでくれと懇願され、誓紙を書かされてしまいました。・安穏河原 江戸生まれの浪人「織之助」は、同じく浪人で、地方の藩で郡奉行をしていた「素平」と日雇い仕事で知り合います。 「素平」は蓄えはあったものの、なれない江戸暮らしと妻の病気で、一人娘を遊郭へ売らなくてはならないほど困窮してしまいました。 「素平」は娘を心配し、度々「織之助」に金を渡し、娘のいる遊郭へ様子を見に行ってもらっていました。・早梅記 「喜蔵」は、藩の軽輩から家老まで上り詰め、今は家督を子供に譲り、悠々自適の隠居生活を送っていました。 今は亡き妻の「とも」は、明るくよく気の付く妻女で、彼女と結婚したからこそ家老にまでなれたといっても過言ではありません。 隠居生活で朝の散歩をするようになって、「喜蔵」は、結婚するまで親身になって身の回りの世話をしてくれた下女の「しょうぶ」のことを思い出しました。江戸時代の侍、浪人の質素でやりきれない暮らしが描かれています。戦国時代のような手柄による出世などは夢のまた夢。家柄だけが重んじられ、出世も結婚もままならない武士の閉塞感がうまく描かれています。それなりに面白かったのですがスカッと感がありませんでした。でもやっぱり時代物はチャンチャンバラバラがいいなぁ。イマイチ!100円本に栄光あれ!!
Jan 11, 2012
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夜市著者:恒川光太郎価格:1,260円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る3日夜のこと。「さー、明日からいよいよ仕事だー。電車で読む本は何にしよーかなー♪」と積読(つんどく)スペースを見てみると、一番上に買った覚えのない本が。「んー?なんだこれ!ホラー!?さてはホラー好きの女房殿からの挑戦状だなぁ!!読んでやろうじゃないの!」ということで読み始めました。・「夜市」 大学生のいずみは高校の同級生の裕司から、岬で行われる夜市に誘われます。 夜2人で岬へ行ってみるとそこは闇に包まれており、とても夜市がもよされているとは思えません。 騙されたと思いつつも岬の奥のほうへ進んでいくと、その先に仄かな灯りが見えてきました。・「風の古道」 幼い頃、小金井公園へ花見にやってきた「主人公」は父親とはぐれ、迷子になってしまいます。 そこへ老婆が現れ、この古道をまっすぐいけば家のある武蔵野市へいけると教えられます。 その道はまっすぐ続いていて両側には家が並んでいますが、不思議なことにどの家も塀があり後ろを向いており、道に向かって入り口がありません。 しばらく歩くと見覚えのある風景に出くわし、藪を掻き分け進むと近所の神社に出ることができました。 それから時は経ち、12歳になった主人公は親友の「カズキ」と探検をしようと、再びその古道に足を踏み入れます。ホラーというよりファンタジーといったほうがいいでしょう。どこか懐かしさを感じるような背景、ありえない世界を違和感なく読ませる叙情的な書き方、人物の描写も必要な設定だけを簡潔に描いていて判りやすい。サラサラと読める割には心に残る物語でした。とても処女作とは思えない出来栄えです。ホラー大賞受賞もうなづけます。もしかすると直木賞候補にも挙がってくるかもしれないという印象も受けました。この作品を推してくれた女房殿に完敗です。ではははは。100円本に栄光あれ!!
Jan 5, 2012
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愚か者死すべし著者:原寮価格:1,680円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る皆様、明けましておめでとうござります。今年もよろしゅうね。新年一発目は、時間のあるときにゆっくり読もうと思い、神棚にとってあった「原りょう」の探偵沢崎シリーズ最新刊「愚か者死すべし」です。年末、西新宿の「沢崎」の探偵事務所に一人の若い女性が訪れました。沢崎の元パートナーで、死んでしまった「渡辺」に助けを求め訪ねてきたのです。女性の父親が神奈川で起きた殺人事件の犯人として逮捕され、新宿署に留置されているというのです。女性の父親は「渡辺」が警察官だったころ頃に世話になり恩を感じ、何か困ったことがあった場合、家族に「渡辺」訪ねるように言っていたのでした。しかし、「沢崎」は「渡辺」が既に死んでしまっていることを彼女に伝え、探偵では既に逮捕されてしまっている人間の助けにならないことを話します。そこへ父親の弁護士から電話が入り女性を新宿署に送ることになり、「沢崎」は事件へと深く関ることになります。計算された筋書き、小気味のよい会話、緊張感がありダイナミックな展開、最後に用意された結末。全てが探偵「沢崎」を光輝かせます。なんてかっこよくて、ダンディーなんでしょう!!今回もたっぷり堪能しました。しかし、残念ながら今出版されている「沢崎」シリーズはこの「愚か者死すべし」で最後です。続きは読めるのでしょうか!?読み終わったあとこの事実が僕を絶望の淵に追い詰めるのであった。でははははは。100円本に栄光あれ!!
Jan 3, 2012
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オ-・マイ・ガアッ!著者:浅田次郎価格:1,785円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る2012年最後の本は、大好きな浅田次郎を読むことにしました。日本でビジネスパートナーに裏切られ、多額の借金を背負わされた「大前剛(オオマエゴウ)」は、人生の最期にと思い、全財産の500万円を持ってラスベガスにやってきました。日本でOLをしていた梶野理沙はラスベガスに旅行に来ていたが、いつの間にかこの街に飲み込まれ、ストリートガールにまで身をやつしてしまいました。ベトナム戦争の英雄ジョン・キングスレーは、家族と縁を切るつもりで大切なシルバースターを質に入れ、ラスベガスにやってきました。ひょんなことから3人は、隣同士でスロットマシンを行い、5400万ドルというジャックポットを引き当てました。3人は自分こそが、5400万ドルの正当な受取人であると主張し一歩も譲りません。浅田次郎お得意のどたばたコメディーです。作者自身、ラスベガスは大好きらしく、年に何回も訪れるそうです。物語とは別にエッセイらしき章も存在していて、ラスベガスを熱く語っています。そして、最後はやっぱり人間の情け、善意あふれた終わり方です。さすが浅田次郎と言いたいところですがそろそろ飽きてしまいました。今度は違った次郎ちゃんを読みたい!2012年最後の本でした。100円本に栄光あれ!!
Jan 1, 2012
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