お茶の歳時記

お茶の歳時記

May 4, 2005
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カテゴリ: 子育ての事
うちの長女(5)は自己主張がそれ程上手じゃありません。
特に「自分が困っているという事を人に上手く伝えることが苦手」とは幼稚園の先生にも言われています(別に先生は長女の欠点だけあげつらっている人ではありませんのでご安心を)。

私も自己主張が下手で、親にさんざんバカだのアホだの言われたせいか(母は頭の良い人が好きで私の頭の悪い所が嫌だった、父は頭の良い人なので理解力の無い私を褒め所の無い奴だと思った、どっちも私の思い込みじゃなくて本人たちから直接言われた事です)、自分に自身が持てない→自我が小さくなる→満たされないから自己顕示欲ばかり強くなる→でも自己表現が下手なのでどうしたら良いか解らない、もしくはやってみても回りに上手く伝わらない、とどんどんドツボにハマっていって今に至ります。

親に褒められなくて親への思慕が自分の思う形で帰ってこない。
自信なくして当たり前です。自己主張が下手になる一方なのも、もうしょうがないというか。

だから私は、なるべく自分の子供達を褒めるようにしています。
例え大人の私に納得のいかない行動があったとしても、本人たちに話を聞いて、幼い子供なりに考えての事だと解るとちゃんと褒めるようにしています。
単に満たされない子供時代を抱えた大人の代償行為なのかもしれませんが、褒めると照れくさそうにスキップするわが子を見たら、やっぱりやめられません。

今日、やっぱり一つ娘を褒めたら、いきなり後ろからぎゅっと抱き着いてきて



って言われました。
その時、私がどれ程嬉しかったか解りますか?
良く「育児は育自」という言葉をインターネット上で見かけるのですが、どれもあまりピンと来るものではありませんでした。
でも今なら解る。
子供に「ありがとう」と言われて(「言わせた」んじゃなくて)自分のやり方で良かったんだと思えた瞬間。

最近、初心を忘れて感情的に怒鳴る事が多かった自分をものすごく反省しました。
我が子は全肯定の対象!とまで言う気はないのですが(そしたらしつけの意味がなくなりますし)、その子の個性を認めて褒めるって、改めて大切なことだと思いましたよ。

「自己主張があまり上手じゃない」っていうのもある意味個性の一つです。
幼稚園の先生の言葉も「褒めどころがちゃんとあるから、欠点としてではなく、特徴として捉えている」といった意味の事を述べた上で、冒頭の「自分が困っているという事を人に上手く伝えることが苦手」に繋がっていたことを、今更のように思い出しました。

相手は人間なのですから。
長所短所含めて丸ごとの「その人」を親は受け入れる覚悟が必要なのではないでしょうか?


でも、できるだけ「欠点」とか「非常識」とか「ダメ」って言葉で子供から自我を奪う真似はしたくないものです。





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Last updated  May 5, 2005 12:12:44 AM
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