お茶の歳時記

お茶の歳時記

May 18, 2005
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カテゴリ: 身辺雑記
またしても朝日新聞の投稿ネタですが、こんなのがありました。

「地下鉄の車内で、幼い女の子が父親に抱っこされている微笑ましい図を見て、可愛さのあまり写真に撮った。
 すぐに父親が振り向いたので『写真を撮らせてください』と申し出たら荒々しく『やめてください』と言われ、側にいた少女の母親らしき人には警戒もあらわに睨まれた。
 反省して、家に帰ってその事を家族に話し、デジカメのメモリから画像を削除した。」

要約するとこんなカンジ(もとの文章そのまんまじゃないです)。
この投稿を読んで、10年近く前の体験を思い出しました。

その頃、私はパソコン通信で知り合った人たちと、旅行に出かけていました。
男女取り混ぜ20人編成でバスを借り切って行った帰りだったのですが、車内で寝ている姿を、一人の参加者(既婚男性)に許可無く撮影され、あまつさえ他の仲間に見せて皆で笑いあったそうです。

撮った理由も見せた理由も笑った理由も全て「微笑ましいから」だそうですが、はっきり言って不愉快でした。
カメラ持込禁止というルールがあったのですが。

因みに、私は最初とられたことには気づかず、みんなの笑い声で目を覚まし、バスから降りて観光している時に、写真を見た人から「可愛い寝顔だったわよ~」と言われて初めてその事実を知りました。
その後バスに乗ってから、写真を撮った男性と、その人と親しい男性から、わざわざ「こういう写真を貴女に無断で撮りました」と見せられ、「今ここで削除するから許してください」と言われ、混乱している中で「もう削除したから大丈夫ですよ」と言われ、混乱したまま旅行を終えました。

一応その人言い訳メールが、旅行の後から送られてきたのですが「禁止事項は知っていたが、買ったばかりのカメラを見せびらかしたかった」「あまりにも貴女の寝顔が微笑ましかったのでどうしても撮らずにいられなかった」といった内容で来てましたが、他の部分でものすごく失礼なことが書いてあったので(いろいろとね)そのメールには返信しませんでした。
どんなに言葉で「悪かった」と言っても、余計なこと書いたりしている時点で、反省してねえよコイツとしか思えませんでしたから。そんなの相手に真面目に話すのもなんかアホらしくて。
因みにその人、この事件の数ヶ月前、会社で上司のセクハラで酷い目にあっている人の相談に、すごい勢いで件の上司をこき下ろしていました。
「そんな痴漢野郎は許せん」と。
他にもいろいろ問題行動の多い人だったので、だんだん私の視界からフェードアウトしていきました。


・・・話が横道にそれましたが。

反省している人を叩く気はないのですが、投稿者の事といい、カメラを持つ人の「撮りたい」という欲求は、取られる側の心理を綺麗サッパリ無視するものです。

私自身は、上記の件で昔から苦手だった「写真に撮られる」という行為がすっかりダメになってしまいましたが(自分の子供の写真も滅多に撮りません)「微笑ましいから撮る」という感覚は理解できなくもないです。
でも、とられる側からすれば、相手の心理なんて解るはずもありません。初対面で相手が男性なら尚更でしょう。


私も、もしいきなり子供の写真を撮られたらとても失礼だと思うし、「撮らせてください」と言われても、良く知らない相手なら絶対に断ります。
どんな事に使われるか、ある程度相手の事を知っているなら信頼できますが、初対面の相手を信じるのはあまりに無謀ですし、子供を育てる親として無責任な事はできません。

カメラを持つ全ての人に言いたい。
写真を撮ることによって被写体や周囲の人に与えるプレッシャーを、よく考えた上で撮って欲しい。
強くそう思います。





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Last updated  May 18, 2005 01:36:18 PM
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