お茶の歳時記

お茶の歳時記

Jul 13, 2006
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カテゴリ: 子育ての事
書庫にしている洋間をちょこちょこ片付けています。
で、一日のノルマを果たした後は、書庫からひっぱりだした漫画を読み漁っちゃったりなんかしたり(苦笑)
だ、大丈夫ですよ、ちゃんと片付いてますから。スペースできましたから。

今手に取っているのは、椎名高志先生の「GS美神極楽大作戦!!」。アニメにもなった椎名先生屈指のヒット作です。
これの通常版のコミックスの折り返しに、なかなかいいこと書いてあるんですよ。
38巻の所ではカルト宗教について触れていました。その本質は「一発逆転」にあるのだとか。
理由は


 小さい頃から自分の楽しみや生き方を親や学校に奪われてきた人間の末路なのでしょう。
 いい学歴やいい就職先では、失った人生はとても釣り合いが取れないのです。」


ここにいい躾・も加えたいな。
まぁともかく、自分の人生さえ楽しんでいれば、こんな一発逆転発想にはとらわれないのでしょうね。

その中の一人で、私が知る限り一番親に厳しく躾けられていた子(って言っても今はオッサンだけど)は、30過ぎてもまだシンガーソングライターになる夢を捨てられません。
しかも、夢の為の努力を全然してないそうです(今一人の幼馴染の証言によればだけど)。

私彼には小さい頃、しょっちゅう蹴られていたんですよ。
母親から受けたストレス(母親は厳しく躾けて立派な人間にしたかったようですが)を、全部自分より弱い私にぶつけていたんですね。
当時は彼の事が嫌いでしたが、今は憎む気持ちが一つもありません。今彼に向かう私の気持ちは哀れみのみ。

運悪く、母親がちっとも自分の過ちに気付いてくれなかったんですものね。
彼は母親と教師の前ではとっても良い子で、そのほかの人の前ではえらい乱暴な子でした。
そうやって自分を守っていたんです。
何から守っていたかと言えば、母親の叱責と罵倒でしょう。

そういう子を裏表のある子だと嫌悪する人は、その子がなぜそうなったかちゃんと知る必要があると思うよ。

そういう私自身も、彼に受けた仕打ちを親に言いつけられないくらい弱かった。


あんな少女時代を子供に味あわせたくはないので、最近少々生意気なことを言うようになった長女の事で、いちいちイライラしない自分でいなくてはと思います。
子供の頃は、多少大人の目から見て見当違いな事をいったりやったりしても、それを曲げたりへこませたりしない方法で導かなくてはいけません。
いや、どこで折り目を付けるか、その目の付け所がすごく重要で、かつ難しいんじゃないかと。

何を言っても両親に馬鹿にされていた頃は(今でもそういう部分が少なからずありますが)、自分の人生がちっとも楽しくありませんでした。
だから、ヒーロー像にあこがれる気持ちがすごく良く解る。そこから破滅の道を辿ってしまい、抜けなくなってしまうその気持ちも実は、ほんのちょびっとだけ解る。


でも子供に人生楽しくないなんて思わせたら、はっきりいってそこで親失格だと思います。
母乳で育てなきゃいけないとか、トイレトレーニングが出来ないとダメとか、躾ができてないとか、子供の成績が悪いとか、添加物食べさせたくないとか無農薬がいいとか、そういう本当にどうでもいい事に拘る前に、もっと大切なことに目を向けて欲しい。

子供はいつだって真面目で一生懸命なんですよ。
その一生懸命を、子供から自尊心を奪わない状態で受け止め、間違っている所はちゃんと正しい方向へ導ける親でありたい。

まぁ、それが一番難しいからこそ皆目を背けがちなのじゃないかと最近思うわけでして。





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Last updated  Jul 13, 2006 02:17:59 PM
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