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やっと仕事納めできました。管理人が昔流通業界にいた頃は仕事は31日まで(28日頃からは会社へ泊り込み(-_-;))、さらに新年は2日からという生活もしていたので、31日が休めて正月三が日も休みというのはスゲェうれしい限りなんです(^^)。思えば昔は正月三が日といえば街へ出てもどこも開いていなくて、いかにも正月~…って雰囲気があったんだけど、今では1日から大きなお店は開いているしコンビニは年がら年中開いているしで、普通の休日と変わりがなくなってしまっています。まぁ便利な世の中になったと捕らえるべきなのでしょうけどね、でも昔のように不便なこともあったほうがそれらしくて良かったような気もします。さて、今年最後で来年最初の天体情報です。まず、新年になって早々、部分月食があります。時間は1月1日の早朝3時50分から欠け始め4時50分には終わってしまうという、ほんのちょっとしか欠けなくてひょっとすると肉眼では月食かどうかということも判らないかもしれませんが、でも満月を写すつもりで月を写すと、月の左下が暗く写ることと思います。二年参りのあとに、また、初日の出を見に行く前に、2010年最初の天体現象も見てみてください。また、1月3日はかみのけ座流星群というもののピーク日になります。かみのけ座?(・・?って方もいらっしゃるかと思いますが、春の星座で星座を形作る星座線がイマイチはっきりと決まっていない星座なのですが、神話はしっかりと残っていて望遠鏡で見ると星がいっぱい見えてくるきれいな星座なんです。流れ星自体は1時間に5~10コ程度と大きな流星群ではありませんが、こちらも2010年最初の流れ星を見れるチャンスですので、ぜひ夜空を見上げてみてください。そしてっ!、1月3日から1月4日に架けて、流星群の中では3大流星群のひとつと言われているしぶんぎ座流星群というものがやってきます。三大流星群とは夏にあるペルセウス流星群と、今年は突発的な大発生があったふたご座流星群と、そしてこのしぶんぎ座流星群のことを指します。この3つの流星群はどれも毎年1時間辺り50コくらいの流れ星を流す可能性が非常に高い大きな流星群なんです。来年のしぶんぎ座群のピークは1月3日の夜中(1月4日の午前4時)と予想されています。3日にあるかみのけ群とかぶりますが、流星群が2つ重なるということはそれだけ見れる流れ星の数も増える可能性があるということなので、まさにうれしい悲鳴ということができます^^;。当日は明るい月が出ていますが、大きな流星群はそのピーク日の前後でも流れ星が見れることが多いですので、三が日は晴れていたら空を見ていてください。ちなみに管理人は2年前の1月1日の夜に、その流れていった経路からしぶんぎ群と思われる大きな流れ星を1つ見ることができました。さて、今年最後の天体ネタを書いたところで管理人もブログのカキコがこれで今年最後になると思います。実はっ、明日から暖かい地方へ避寒に行ってまいりますっ(^^)。行き先は…ブログのネタとさせてくださいね^^;。その為にコメントへの返事や皆さんへのコメントカキコが来年になると思います(出先でネット環境があったらカキコできるカモ?)のでご了承くださいませ。只今外が荒れ始めてきました。天気予報では年末から年始にかけて新潟は荒れる模様。…ってことはちょうど良かったかな?^^;。ではこれから荷物をまとめます(まだやっていなかったのか(-_-;))。今年も一年、皆様には大変お世話になりました。来年もまたお世話になりますね。それでは皆様良いお年をっ!(^^)/~~~。1 posted by (C)martind35
2009/12/30
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昨日は久しぶりに青空が見れました。先週は雪国民もたまげた大雪も、今では積雪もグッツリと減ってきています。一体あの降りはなんだったんだ…って感じ。まぁ雪は無いに越した事は無いんですけどね、生活的には。さて、このブログは星をメインとしたブログ(と言い張っていますっ)なので、今回は今年1年の天体的な総括を。本来なら今年の一番メインの皆既日食から入りたいところでしたが、振り返ってみればとにかく天気に恵まれなかった印象の強い1年でした。今年管理人がお世話させてもらった20回位の天体観測会でも、開催時間の最初から最後まで良く晴れていたという日は一度も無かったように思います(-_-;)。昼は晴れても観測会の時間になるとともに雲が張り出してくるって感じ(-_-;)。さらに曇りで最初から座学なんていう会もしばしば…。観測会でない日は晴れていたんですけどね(-.-)。とにかく天体的には欲求不満溜まりまくりの1年でした。1 posted by (C)martind35↑でもそんな中今年の天体現象の一番といえばやっぱり皆既日食でしょうか。当日も天気予報からして曇りor雨(/_;)だったのですが、皆既の前後(太陽が一番欠ける頃)には奇跡的に雲に切れ間が出来、なんとか写すことができました。次に日本国内で皆既日食が見れるのは2035年ですが(新潟が最適観測場所\(-o-)/)、2012年には関東近辺が一番の観測場所となる金環食があります。もうちょっと時間がありますが楽しみにしていましょう(^^)。6 posted by (C)martind35↑他には流れ星が良かれ悪かれ話題になった年でもありました(写真は2008年のペルセウス流星群のもの)。しし座流星群では今年の最初からいっぱい流れるかも(1時間辺り200コ)…と予測されていたのですが、それなりの数は流れたようですが予想通りの発生とはなりませんでした。しかも管理人のところでは曇り…(-_-)。管理人のブログとしては始まって以来のアクセス数を頂いたオリオン座流星群も、直前に大発生かも…とのアナウンスがあったのですが、こちらも結果は普段よりも多少多かった程度。さらに管理人のことろは曇り。そんな中、特に前評判の無かったふたご座流星群では、1時間に200コ以上もの流れ星を流した年でもありました(管理人の所はとーぜん曇り(T_T))。これらの流れ星は来年も同じ日にやってきますので、来年こそは"晴れに"期待しましょう。2 posted by (C)martind35↑管理人的には少ない晴れ間をぬって何枚か写真を撮ることが出来た程度。でも条件の良い空に恵まれ、枚数は少ないながらも(管理人的に)よい星空の写真が写せたと思います。…とまぁ星の総括をしようと今年写した星の写真を探したのですが、晴れの少なかった天気を物語っているのかあまり無かったので(-.-)昨夜写してきたものを少々。5 posted by (C)martind35↑冒頭に書いたように昨日はきれいな青空が出ていて、夜も星が出ていました。満月前の明るい月がありましたので、それを使って雪と星をイメージして写真を撮ってみました。写した場所は管理人の通勤道中からちょっと入ったところ。雪があったから写したようなもので、雪が無かったらレンズを向けることはしないであろう普通のところです。このサイズではちょっと判りづらいですが、夏の大三角が写っています。3 posted by (C)martind35↑月の下にオリオン座がありましたので、風景と一緒に写してみました。ご覧のように雲ひとつ無いきれいな星空でした(^^)。その為に放射冷却が起き、超寒くて何枚か写して退散してきましたが(-.-)。4 posted by (C)martind35↑オリオン座をアップで(ノートリミングです)。三脚のみでこれだけ写ったところをみると、透明度が良かったことがうかがい知れます。ホントはもっと写していたかったんだけど、とにかく寒くて身の危険を感じたので(←そこまで危険ではないが)早々に撤収。でも今年の星の撮り収め?になったようです。さて、来年はどんな天体現象があるのかな?。望遠鏡などの特別な道具は無くても楽しめる天体の話題は来年も紹介してゆきますので、今後ともこの「夜空を見上げるブログ」をよろしくお願いいたします。
2009/12/29
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ん~書きたい事がいっぱい溜まってしまった(-.-)。ので今回は2つのネタを。まずその一つは、管理人的に書くとうれしい天体情報を。流星群のネタです。明日12月22日はこぐま座流星群というもののピークの日です(これにて今年の主な流星群は打ち止めです)。こぐま座というと、そんな星座もあったの?(・・?っていわれる方のためにちょっとウンチク。こぐま座って多分ほとんどの方も判ると思う「北極星」がある星座なんです。北極星というと日本にいる限りでは1年中星空の中に見ることのできる星ですので、今回の流星群はその星座がいつでも空に出ていることになり、時間を問わずいつでも観測のチャンスということが出来るんです。例年では流れ星の数は1時間辺り空全体で5コ~10コ程度の小規模な流星群なのですが、明るくユックリと流れる流れ方が特徴ですので、流れ星らしい?流れ星が見れることと思います。先日あったふたご座流星群では1時間に200コもの流れ星が流れたそうです。ここまでの流れ星は数えられないかもしれないけど、普段よりは流れ星が見やすくなることは事実ですので、"晴れている地方の方は"ちょっと夜空を見上げてやってくださいね、管理人の分も(-.-)。えっ、ではネタその2です。昨日のブログで「大雪です」…なんて書いていましたがその話しを。屋根の雪降ろしをしてきました。雪降ろしとは雪国用語?で、屋根の上に積もった雪を人力で下に掘り落とすことを言います。たとえば先週の月曜日(14日)にアップしていた写真では雪が全く写っていませんが、その後やってきた寒波により積雪0cmが一気に120cmを超える積雪となりました(-_-;)。実は雪とは非常に重く、その雪が屋根にドンドン積もっていっては家が潰れかねません(マジです)。その為に雪がある程度積もったら屋根に上って雪を落とさなくてはならないんです。1 posted by (C)martind35↑コンデジのG10を持っていって写してきました。これからこの雪を全て掘り落とさなくてはなりません(背中側にも同量の雪が積もっています(-_-;))。2 posted by (C)martind35↑雪の量を測ってみました。写真のスコップは大きめサイズのスコップ(炭スコ:たんすこ)で、先端は屋根に当たっています。このときで120cmくらいの雪が"屋根に"積もっていました。この写真の積もった雪をよ~く見てもらえると判りますが(はず)、雪に層ができていません。雪とは降り方が一度止まると、その時点で表面がちょっと融けて、次に積もった雪との境が判るようになるんです。その境が無いということは、この量の雪が休みなく降り積もったことを意味しています。3 posted by (C)martind35↑この雪を写真の除雪道具の「スノーダンプ」というもので落としてゆきます。4 posted by (C)martind35↑管理人流の掘り方は、まず雪に60cm×80cm位の切れ目を入れていって、それをスノーダンプに1コづつ乗せて落としてゆきます。これで50~60kgの重さがあります(゜o゜)。掘る屋根の形状にもよりますが、この屋根は両流れですので斜面の角度に合わせてスノーダンプを雪に突き刺し、1コが乗ったら後は屋根の傾きに任せてスノーダンプを滑らせて下へ落とします。その為に力仕事というよりはコツ仕事になります。体力の有り余っている高校生の頃、力任せで10日で3件の雪降ろしをしたところ、さすがに体を壊した経験があります(-.-)。もう体力も限界に近い?今では登山者の足並みのごとく、とにかくゆっくりと無理をしないで作業を進めることが結果的に早く終わるようです。蛇足ですが、雪国の建物は雪が積もってもそう簡単に潰れないように太い柱を使っているそうです。その為に中越地震の時は地震の規模を考えたら全壊した家が少なかったのだそうです。5 posted by (C)martind35↑落とす前の雪の表面を写してみました。降り積もったばかりでしたのでまだ汚れの全く無いバージンスノーでしたが、管理人から見れば白い厄介者の他の何者にも見えません(誰だっ、きれい~"♪"なんて言っているヒトは?(-_-;))。6 posted by (C)martind35↑今回はひとりで2時間半位で終えることができました(建坪60m2?)。周りの家で屋根の上に雪が無いところは、水を上げるなどの融雪設備を完備している家。対して雪が積もっている屋根は人力で雪降ろしをしなくてはならない家です。現在雪降ろしを人に頼むと1人辺り1件15000円~20000円くらいかな?、ハッキリとはわからないけど。だいたい2人で作業をしますので(屋根の規模にもよります)、雪下ろし1回辺り30000円くらいかかってしまいます。雪とは春になれば必ず融けてなくなるもの。その「無くなるもの」に対して労力を使うわけですので、雪国にとって雪降ろしとは経済的にも体力的にも時間的にも、邪魔者以外に適当な言葉が見つかりません。7 posted by (C)martind35↑ちなみに今朝通勤に出かける前の管理人の車です(-_-;)。昨日の夜に雪景色の夜景を写しにこの車を使っていますので、夜中のうちにこれだけ積もったことになります。…ということは昨日きれいに雪下ろしをした屋根には既にこれだけの雪が積もっていることになります(-.-)。雪の降らないところにお住まいで雪が降ると喜んでおられる方が"もしも"いらっしゃいましたら、今度はぜひ管理人のところの雪降ろしを手伝いに来てくださいませ♪。
2009/12/21
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ふたご座流星群が見れなかった…なんて報告のブログでは悲しいので(;_;)、本日もう一つカキコです。今回のネタは管理人的に書くとうれしい星空情報っ\(-o-)/。今週末の12月18日に、日が沈んだ後の西の空で超細い三日月と水星の接近現象があります。まず、月の月齢は1.8。…この数字ではピンっ!とこないと思うのでちと説明。月は満月を月齢15、新月(月が24時間見れない日)を月齢0として、1日にちょっとずつ太っていく毎に月齢を1つ足していきます(月齢29で一巡)。例えば3 posted by (C)martind35↑これが月齢4の月4 posted by (C)martind35↑これで月齢7(7.5)の月になります。月齢1.8というと上の細い三日月の写真の半分の細さ…と思うかもしれませんが、これが夕焼け空の中では見つけるのが困難なほど細くて暗いんです。このような超細い月は日が早く落ちる秋~冬の間でないとなかなか肉眼で見ることが難しいほど、実は貴重な天体なんです。そしてもう一つの水星。水星は太陽のすぐ近くを周っているためにほとんど昼間の星になっていて、こちらもなかなか見ることが難しいんです。地動説を唱えたあのコペルニクスでさえ、生涯で水星を見ることはついになかった…なんて逸話が残っているほど。ちなみに管理人も今まででまだ2ケタは見ていないと思います。それほど観測の難しい月と水星のコラボ現象は、華やかさはショボいけど貴重な天体現象ということが出来ると思います。2 posted by (C)martind35↑ここに夕方の風景写真を使ってその時の月と水星のイメージを捏造(^^ゞしてみました。まずは最初にご注意を。この写真の月は実際よりもちょっと太く大きく描いています。最初はリアルに細くしてみたのですが、あまりに細くてこのサイズの写真に埋め込んだら見えなくなってしまいました。その為に実際よりもちょっと太く、地上物の大きさに対して少し大きく誇張して描いています(実際はこの半分くらいの大きさと思われます)。また、月のすぐ左の白い点はその時の水星をイメージしており、こちらは月との距離をリアルに表現していますが、前述の通り月を大きく描いているために、実際の空で見た場合はもう少し離れて見えることと思います。昨年の12月1日の夕方には、新聞でも騒がれた細い月と金星と木星の三つ巴の接近がありましたが、また今年も月と惑星の接近が見やすい時期がやってきました。これらの現象は特に夕焼けと一緒に写すとなかなか面白いと思いますので、皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね。もちろん管理人も撮影には挑戦してみる予定です、空が晴れていたら(-_-)。
2009/12/15
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当ブログの中で今まで何度かその存在を匂わせていた天体イベントですが、実は今週末から来週の頭にかけて大きな流星群がやってくるんです\(-o-)/。その流星群とは"ふたご座流星群"。年間3つある特に流れ星がいっぱい流れる可能性のある流星群のうち、年内最後のものになります。最近はネットで(もっと詳しい^^;)情報を集めることが出来ますので、ここでは管理人なりの見解で説明させていただきます。2 posted by (C)martind35↑↓まず、ふたご座とは夜空でこんな形で描かれています(管理人のホームページより転載)。3 posted by (C)martind35※上の2つの写真はフィルムで写しています(露出時間40分)。2 posted by (C)martind35↑また、今の時期の夜9時頃は東の夜空の左下?辺りにいます(このブログの12月8日の日記より転載)。このふたご座流星群とは、一般的に1時間辺り最大50コの流れ星が見れると言われています(夏のペルセウス流星群も50コ)。まずは一つご注意を。当ブログでは前からご説明させていただいていますが、この「1時間に50コ」という説明は、"1時間に夜空の全体を流れる"流れ星の数を指していうものであり、ということは自分の真後ろを流れた流れ星もカウントしますので、1人で観測していて1時間に50コ数えられるというものではありません。1人で観測できる夜空の範囲はせいぜい1/8くらいだと思うので、1時間に50コ流れた場合は、1人で5コ~10コも見れればいっぱい見れた…ということになります(マスコミの説明では数字ばかりが一人歩きしていて、このことに触れていませんのでご注意ください)。ただしタイミングがよければ、もちろん30コとか50コとか見れる可能性はあります。その流れる期間は12月4日~12月20日ころですので、実は今日も夜空(昼の空も)流れている可能性があります。ちなみに管理人が8日に見た2つの流れ星のうち、1つはふたご群と思われるものでした(もう1つも可能性はありましたが、イマイチ自信がありません)。一番いっぱい流れる可能性のある日は14日で、今年のピークは14日の14時(昼間の2時)と予測されています。ということは14日の夜が一番可能性があり、13日の夜と15日の夜も要チェックとなりそうです。尚、流星群とはピーク日の前後も流れる可能性が充分ありますので、天候が不順な今の時期では、期間中の晴れた夜には夜空を見上てみることが大切になります。今年は月の光が邪魔をしないで観測することが出来ますので、流れ星を見る条件としては非常に適しています。見る方向ですが、一般的にはふたご群であればふたご座の方向…と説明されていますが、管理人的には夜空のドコでも流れ星は流れるものですので、星のいっぱいあるところを見ていることをお勧めします。どうせならきれいな星も一緒に見てしまいましょう(^^)。流れ星の光は一般的には淡いですので、街の明かりが強いとその光にかき消されてしまう場合があります。その為になるべく空が開けていて周りに明かりの無いところで観測をしていただきたいところですが、夜中に部屋の窓を開けて空を見上げてみるのも立派な観測になりますので(風邪をひかないようにっ)、自分に無理の無いスタンスで観測されて良いと思います。ただしっ、山の上とかに移動されればもっといっぱい見れる可能性はありますが^^;(学校のグラウンドや河川敷などはいいかもしれませんね。安全には充分ご注意を)。今年の名だたる流星群はことごとく天候に涙した管理人は、今回こそ流れ星を写すべくなるべく条件の良いところで撮影しながら観測する予定です、地元が晴れていたら。今年はまだ雪が積もっていないので山の上に行けそうです。とにかく…今回"こそ"14日は晴れてくれ~。1 posted by (C)martind35↑写真と本分はあんまり関係ありません。
2009/12/10
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写真仲間少々と夜景を写しに行ってきました。行ったところは12月4日にも夜景を写しに行ってきたところ。今回はコンデジにて夜景の撮影に初挑戦の方もいて、こんなカメラで写せるのだろうか…などと心配していたけど、そんなこと全く心配なしっ。コンデジだって立派なカメラです、ちゃんと写せますよ~ってことで撮影開始。なんだけどこの日は星がきれい…。ってなことで星は外せない管理人はまずは星をパシャリ。1 posted by (C)martind35↑この場所は星を写す空としては町に近くて完璧とはいえないんだけど、でも管理人も標高1000mのところで星の撮影を始めるまでは、ここでも撮影していたということもまた事実。淡いながらも天の川が普通に見えるところです(左上から右下に向かって秋~冬の淡い天の川が写っています。)。2 posted by (C)martind35↑上の写真に星座線を入れてみました。たったこれだけの範囲でも、これだけの星座がひしめいているんです。3 posted by (C)martind35↑夜景の撮影を始めました。がっ、管理人的にはやっぱり星は外せないので、オリオン座と一緒に写してみました。星の光に対して街の明かりは強いですので、その両方をうまく描写することは面倒です。4 posted by (C)martind35↑夜景のみを写しましたが、ただ普通に写してはつまらないのでクロスフィルターというものを使ってみました。…使わなかったほうが良かったみたいですね(-.-)。今回の撮影中に明るく長い流れ星を2つ見ることが出来ました(^^)。今年はペルセウス群もオリオン群もしし群も流れ星を全然見ることが出来ませんでしたので、なんかスゲェうれしかったです^^;。今週末はひょっとすると期待できるのかな?。←このネタはまた後ほど^^;(ネタ延ばしネタ延ばしぃ~♪)。
2009/12/08
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月明かりを使った撮影シリーズの最後です(ん?いつの間にシリーズになっていたのだ?(-_-))。今日のネタは写した流れ的には昨日アップしたカキコの続きになります。前回は星を主に載せていましたが、それと同時に夜景も写していました。1 posted by (C)martind35↑夜景と月と星を魚眼レンズで一緒に写したもの(月のすぐ左の丸いのはゴーストです)。普通のレンズで月を入れて星空を写すと、明るすぎる月の為に星が写りづらくなるのですが、魚眼レンズは広~く写せるために月の光の影響が出ないところまで一緒に写すことができるので、月と同居して星も写すことができます。当日は久しぶりに透明度の高いいい天気だったので、ちょっと気合撮りしてみることにしました。今回の気合の入れどころは低ISO撮影。デジカメならではの便利な機能の一つに、ISO(感度)を1枚1枚変えて写すことが出来るというものがあります。ISOはフィルムで言えばASAと同じ事で、フィルムを使った場合はフィルムに依存しますので、一度入れたフィルムを使い切るまではISO(ASA)を変えることは出来なかったのですが、デジカメではカメラに依存しますので1枚ずつISOを調節して写すことができます。ISOとは簡単に言えば明るさをブーストする機能(でいいのかな?(・・?)。例えば暗いところで手持ちで撮影してはシャッター速度が遅くなるためにブレが出るような場合でも、ISOを上げることによりシャッター速度を速くできるのでブレを軽減させることが出来ます。非常に便利な機能なのですが、ISOを上げることにより画質が落ちてしまう…という諸刃の剣でもあるんです。2 posted by (C)martind35↑これはとある星(一応シリウス)をISO400にて写したもの。3 posted by (C)martind35↑対してこれは同じくシリウスをISO100で写してみたものです。ISOを100と落としたために同じ明るさで写すにはその分シャッターを長く開いておかなくてはならず(4倍)、その分星が長く延びていますが、バックのザラザラ感がこちらの写真の方がグンっと少ないことが判ると思います。現在のデジカメは優秀で(特に一眼タイプ)、ISOを上げてもこのザラザラ感がとても少なくなるようになってきています。ですが少なからずザラザラしてくることは防げないので、少しでもきれいに写せれば…と普段夜景を写す場合はISO400程度を使っているところを、あえて100で写してみました。4 posted by (C)martind35↑で、それがこれ。街明かりと月明かりに照らされた雪を被った山が判るように、さらに星を写し込んでみました(左上の明るい星はシリウスです)。正直なところこのサイズではISOが400でも800でも100でもザラザラ感は全く判らないし、A4にプリントしても目を近づけて見比べないと判らない程度なので自己満足なところもあるのですけどね。でもきれいな空でしたので、原版を極力きれいな常態で残したいと思いまして…。しかしこの写真は3分30秒かけて写しているのですが(ISO400なら1分程度)、バッテリー喰いの我がD200っつー一眼デジカメは、撮影中にバッテリーの残量バーが最後の1つになり(-_-;)、ヒヤヒヤしながらの撮影となりました。フィルムで星を写していたころはバッテリー(電池)が無くても撮影ができるカメラを選んで使っていたほど。デジタルになって便利な反面、星見人にとっては新しい悩みに直面しています?。
2009/12/04
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先日きれいなお月様が出ていました。そんなところに仲間から電話が。「今夜写真を撮りに行かないか」。…こんなお誘いは大歓迎ですっ(^^)。月が出ていると星は写せない(写しづらい)わけですが、でも月が出ていたら出ていたで月明かりを使った写真を写せば言い訳なので、一緒に出かけることにしました。行ったところは夜景も見れる高台。空も結構暗く、月がなければそこそこ星も見れるところです。1 posted by (C)martind35↑現場へ着くと早速オリオン座が出ていました。…星を見る者にとってオリオン座とは冬を代表する星座。そのために夕方まだ早い時間にオリオン座の全景が見えると冬の近さを感じてしまいます。まだ低いオリオン座を、立ち木を使って星を見上げた感じにパシャリ。月明かりの為に空が明るくなってしまっていますが、その反面木がシルエットになって写ってくれます。月明かりを使うと面白い写真が写せます。7 posted by (C)martind35↑しばらくすると冬の大三角が全て昇ってきました。星見人にとってはいよいよ冬を強く感じられる星の並びです。ふたご座をギリギリ写野に入れてみました。8 posted by (C)martind35↑上の写真にいたずら書きしてみました。ただの星の並びでも、星見人にとってはこんな感じで線を描いて見えているんです(文字も夜空に浮かび上がって見えているんですよ^^;)。2 posted by (C)martind35↑当日は満月前の14日月。月明かりで影ができるくらい明るいんだけど、でもそれでも星が良く見れるほどきれいな空でした。そんなところを魚眼レンズを使って月と星を一緒に写してみました。ちなみに月は星に対して明るすぎるので、真っ白に跳んで(白くなりすぎて)写っています。3 posted by (C)martind35↑ちょっと実験してみました。レンズの絞りを多めに絞ると、その絞り羽根の枚数により明るい光に対して星(光の筋)が出来ることがあるんです。好みの分かれるところですが、これを意図的に出すか出さないかも考えて写すことは、ひとつの表現法として楽しいですね。5 posted by (C)martind35↑帰るころだいぶ高くなっていた冬の大三角と町の夜景を一緒にパシャリ。周辺の景色も月明かりのお陰で写り込んでくれました。撮影時は良く晴れた天気のお陰で結構寒かったですが(雲が無いと冷える為)、知らない間に2時間も写していました。それだけ撮影が楽しかったのでしょうね。帰ってきて部屋で写真を確認していて、また新しいイメージが浮かんだのですが、さて、今年はあと何回ここへ行けるのかな?(雪が降ると行けません(-.-))。せめて12月半ばまでは雪には降ってもらいたくないと、切に願っている管理人です(←この理由は来週カキコするであろうブログにて^^;)。
2009/12/03
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昨日の夕方、きれいな月が出ていました。…しかし日が短くなりましたね(-_-;)。夏なら夕方7時とは言ってもまだ明るくて、星を見るとすれば8時半を過ぎないとダメなくらい。でも今なら6時にもなれば天体観測が出来るほど。早く星が見れるということは、天体観測をしても早く帰ってこれるということなんだけど、でも日は長いほうがいいなぁ…(-.-)。そんなところに空の透明度が良くなりそうな気配がありましたので、先日ゆっくり写すことのできなかった月夜の雪山を写しに行ってみることにしました。行ったところはつい先日雪山を写しに行ってきたところ。この時期に管理人の行動範囲の中で行くことの出来る、標高の一番高いところです。…の前にまずはタイヤをスタッドレスタイヤにチェンジっ。管理人はスタッドレスのあの腰が砕けたような感覚が好きではないので、毎年換える時期をわざと遅くしているのですが、でもこれから向かうところは標高1000mのところ。もしも夜放射冷却でも起こって(天気が良いので)道路が凍りでもしたら、それこそこのブログもしばらくおやすみ~♪(^^)/~~~…ってことにもなり兼ねないので、万全を期して出掛けることとしました。1 posted by (C)martind35↑先日写していたところとは別の場所に陣取りましたが、実は誰も来ないことをいいことに狭い道路の真ん中に車を止めています(^^ゞ。ホントは月が背中側にあれば一番いいんだけどこの時は右上方向。でも写せる時に写しておかないと…ね。この道はいつも行っている標高1000mのところ(現在は冬季閉鎖中)へ行く道以上に山道で、しかも夜は車に出会うことはほぼ皆無と思われるところ。今では星が見えれば暗いところはどこへでも行ける管理人をして、ちょっとビビりながら登って行きました^^;。2 posted by (C)martind35↑しかし現場で星を見てショボン(-.-)。この撮影ポイントから撮影対象である雪山(越後駒ケ岳)の方向を、星を頼りに調べてみたら南東方向。…この時期の南東方向は星的にいい対象が無い(星の数が少ない)んです(-_-)。夏なら良いんですけどねぇ…。3 posted by (C)martind35↑それにしても月が出ているにもかかわらず星がきれいでしたので、三脚のみでちょっとお手軽撮影してみました。こちらは東北東方向。今の時期星の昇ってくる場所としては一番賑やかな方向になります。4 posted by (C)martind35↑秋の天の川が流れている部分を写してみましたが、いくら大気の状態が良くても、さすがにもともと薄い秋の天の川は月明かりに負けて写りませんでした。5 posted by (C)martind35撮影現場の星空の雰囲気を魚眼レンズにてパシャリ。月の周りは星も良く見えませんが、月の反対側の星は結構よく写っています(星を浮かび上がらせる処理をしています)。月の右端にある明るい星は木星です。6 posted by (C)martind35↑月明かりで景色を写すぞバージョンで写してみました。これで周りが紅葉していたら面白くなりそうですね。よし、それまでここのポイントは誰にもナイショ(^^)にしておいて、来年の秋にパシャリっ…だな。注:マジメに熊が出るところです…と脅してもおこう。このまま帰ろうとも思ったんだけど、まだ7時過ぎでしたので(こういう時は日が短いほうがありがたいですね)、道を進んで町が見える方へ行ってみることとしました。7 posted by (C)martind35↑山を一つ越えると街明かりが見えてしまうために、星を写す場所としては適当では無いと判断し、実は撮影ポイントから外していた場所なんです。でも街明かりを使った撮影の仕方もあるわけで、ここはここで結構使えそうですね。実際に現場を見てまさに目からウロコでした。ただしここまで来るには結構な労力が必要になります(-_-;)。8 posted by (C)martind35↑街明かりと月明かりの両方を使った面白い写真が写せそうでしたので、ちょっと腰を据えることにしました。夏の大三角と天の川(街明かりの為にちょっと薄いですが)に、月明かりをバックに浮かび上がる木を入れてみました。9 posted by (C)martind35↑冬の賑やかな星たちとすばる(ど真ん中)の中に立ち木を写してみました。…ん~ちょっとイメージと違うなぁ(-_-;)。10 posted by (C)martind35↑秋を代表する星座のカシオペア座と、枝のみになった立ち木を写して秋のイメージで。この、季節をイメージさせる星座とその季節の景色を一緒に写しても、星にあまり詳しく無い人にはただの星空の写真…って感じでしょうが、私共星見人にとってはいかにもその季節ならではの写真…と強く感じることが出来るんです。星を知ってくると季節感が強くなります。11 posted by (C)martind35↑いろいろと写してみましたが、管理人的にはこんな感じの立ち木がシルエットになっているのが好みみたいです(この写真にも夏の星座のいるか座とひこ星を低く写し込んで秋をイメージしています)。こんな風に夜景と星と景色を一緒に写すのは結構楽しかったので、ホントはもっといっぱい写してみたかったんだけど、長時間露出をしているために管理人の使っているD200っつーカメラは燃費が悪く、5~6枚も写すとバッテリーが1本なくなってしまう状態(-_-;)。オイオイ、いくら何でもバッテリーが早くなくなりすぎじゃね?。ひょっとして故障?(ーー;)。写すものがなくなったら入院させることとします。…しかし、今日は月明かりの雪山を写しに来たのではなかったのかなぁ。12 posted by (C)martind35
2009/11/27
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今日は何かと忙しく、今まで(19日AM1:30)パソコンを開きませんでした。しし座流星群という大ネタの直後だというのにパソコンを開かない…、そうです、観測が出来なくて半分イジけてもいたんです(-.-)(忙しかったのはホント)。早速結論を申しますと、天候不順により1つも流れ星を見ることが出来ませんでした(/_;)。17日は結局18日の午前4時まで準備をしながら粘ったのですが、こちらではついに雲の切れ間も出ない状態で屋根は一度も乾くことがありませんでした。それでもと、明るい流れ星が流れれば雲が光るかも…と15分くらい雲を見ていたのですが、だんだん虚しくなってきて(-_-)日の出前には諦めました。先ほど届いた天体のメーリングリストによると、18日には関東では晴れたところもあり、前評判の通り結構流れたとの書き込みがありました(゜o゜)。誰か管理人の分も見てくれた方はいらっしゃいましたか?。…今回は短いカキコで(-.-)。
2009/11/18
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まず、思い当たるところがありましたので先に注意書きを。今来ているしし座流星群ですが、その流れ星の数が「1時間辺り最大100~200コ」…と説明されているようですが、この数はあくまでも"1時間に空全体に流れる数"の事を指しています。その為に1人で空を見ていて100コ流れ星が見れる…というものではないということを、このブログを読まれた方はご理解しといてください。1時間に100コ流れたとして、1人で観測していた場合20~30コくらい見れればいい方です。では本題。昨日の夜、雲の切れ間を狙って写真を写してみました。1 posted by (C)martind35↑天気は雨or曇りの一日(-.-)。でも夕方にはちょっと雲が切れて気いました(^^)。ひょっとして晴れるのかな?。写真を写したのは家の屋根。周りは住宅街で空も明るく、決して天体観測が出来る…というレベルでもないのですが、でも見れる中で見えるものを見る…ということも立派な観測だと思うので、三脚を立てて流れ星を探しておりました。2 posted by (C)martind35↑星は一応写りますよ…というレベル。通常真っ暗な星空だと30秒~5分くらい露出していても星空は黒いままに写るのですが、ここでは30秒では真っ白…(-_-;)。その為にISOを1600とし、逆にシャッター速度を6秒~10秒程度(空が白くならない程度)と速くして、その分枚数を稼いでみました。3 posted by (C)martind35↑一時空の半分くらい晴れたのですが、全体的には相変わらず曇りの中に切れ間を探しているって感じ。どうやら快晴は見込めないようです。4 posted by (C)martind35↑1時間ほど見ていましたが、結局雲が張ってきたため撤収となりました(-.-)。観測中見れた流れ星は0。管理人の今までの経験では、流星群の中心日の1日前なら1時間に1つくらい流れ星が見れてもいいと思うんだけど、街明かりが明るすぎたのかな?。しし座流星群は明るい流れ星(火球)が流れやすいのも特徴なんだけど、この時間帯では流れなかったようです。部屋に戻りせめて写真に流れ星が写っていないか精査していると、なにやらポツリポツリと音が。雨が降ってきてました(-_-)。一応夜中も屋根に上がるつもりだったんだけど…。まぁカメラを濡らさなかったからよしとしたところでしょうか。さて、(一応)流れ星の本番は今日の夜から。天気予報は…雨です(-_-;)。どごがに晴れ間゛はねえ゛がぁ~(なまはげ調で^^;)。
2009/11/17
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さて、いよいよ明日に迫ってきたしし座流星群。管理人のもっぱらの関心は明日の天気。…今のところ雨のようです(-.-)。ということで今日はもしも流れ星を写してみたい…という方の為にどのレンズで写せばいいかということを少々。カメラでの流れ星の写し方はコンパクトデジカメで写す場合や一眼タイプカメラ&デジカメで写す場合、また、流れ星を写す方法などをご参照いただくとして、ではレンズはドレを使えばいいのでしょうか。まず最初に「持っているものを使いましょうっ」って事を提案します。流れ星とは一般的には暗いですのでなかなか写ってくれません。その為にf値の明るいレンズを使うのが前提ですが、fの明るいレンズは比較的高価ですし、流れ星を写すためにわざわざレンズを買うこともありません。ので今お使いのレンズで充分です。もしもそれで写らなければ諦めもつきますし…。現在一般の方がお使いのレンズはズームレンズが圧倒的に多いと思いますが、その場合は原則として「一番広く写る側」にて写してみてください。これは一般的なズームレンズでは、広角側が一番f値が明るくなるためです。もちろんズームで引っ張って写されてもいいですが、その場合はfが暗くなる為に写る流れ星も写らなくなることも考えられます。もしもレンズを多少持っている…という方には、管理人的には35mm程度をお勧めしたいところです(注:一眼デジカメの方は焦点距離の計算に注意!)。流れ星とは空のどこでも流れるものですので、広く写したいところです。でも魚眼レンズのようにあまり広く写りすぎても、今度は肝心の流れ星が小さくしか写ってくれなくなってしまいます。その為に管理人の個人的なイメージとしては、35mmくらいが広く写り、また流れ星もシッカリ写せる焦点距離ではないかと思っています。ここに2つの写真を載せてみます。1 posted by (C)martind35↑まず、35mmレンズで写した天の川付近(APS-Cデジカメなら24mm相当)。2 posted by (C)martind35↑こちらは55mmで写したもの(同36mm相当)。これだけでは比較もわかりづらいと思うので、下↓に線を入れてみました。3 posted by (C)martind35↑35mmで写したもので、赤い=で仕切った中が55mmの画角になります(あ゛っ(゜o゜)間違って50mmって書いちゃった(^^ゞ。55mmが本当です)。4 posted by (C)martind35↑これでご覧になると35mmと55mmとでは、結構違いが大きいことが判ります。例えば55mmのレンズの中にちょうど良く流れ星が収まって写ってくれれば、大きくしっかりと写すことができます。でも実際は狭い画角の為に画面の外を流れてしまうか、写りこんでもシッポが切れてしまう…ということがほとんどだと思います。一般的なズームレンズでは、一番広く写る側はこの写真で説明すると28mm相当の場合が多いですので、これも流れ星は小さめに写りますが、星空を更に広く写せることができるので、流れ星を写すには適当なレンズだと思います。ちなみに管理人が流れ星をメインに写す場合は、35mmレンズを引っ張り出すことが多いです。5 posted by (C)martind35↑ついでに最近管理人が良く使っている魚眼レンズで写したものですが、ごらんのように天の川を端から端まで撮れるくらい広く写せますが、ここに小さな流れ星が写ったとしても小さくなりすぎて、星か流れ星か区別がつかなくなる可能性があります。ではそれでも何故使っているのか?。…それは魚眼レンズでなければ全て収まりきれないくらいの特大流れ星(大火球)を写したいが為なんです。6 posted by (C)martind35↑もしも流れ星が写ればこんな感じになるはずです(35mmで写したものを一部拡大)。そういえば一眼デジカメを使い始めてから流れ星はまだ1コしか写していなかったハズ(-.-)。明日は晴れねぇかなぁ…。
2009/11/16
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順調に?しし座流星群ネタその4です。今日は天気予報が外れていい天気(^^)。ので昼のうちに準備をして星の写真を撮りに行ってみました。行ったところは…、いつもの標高1000mのところは今年はもう冬季閉鎖(-.-)。こんな場合の為に他にいい場所は抑えてあるんだけど、今回はあえて実家の近くの山へ行ってみました。この場所は1000mのところで写真を撮るようになるまで星の写真を写していたところ。空の暗さこそイマイチなのですが、それでも天の川を見ることは出来るし空は広く開けているんです。そしてなによりも家から近いっ。管理人が星の写真を写す時にひとつコダワリがある(あった)んです。それは山奥のような特別の場所ではなくて、「誰でも行きやすい」ところで写すこと。そりゃ山奥まで行けばいい星空が写せるんだろうけど、でも星はもっと気軽に見ることが出来るはず。のでこんなところでもこれだけの星が写せるんですよ…ということを伝えたかったんです。その為に人里から10分で来れるこの場所を天体観測の場所にしていたのですが、でも1000mの空で写真を撮ってみると、やっぱり同じ手間を掛けるのならより条件良く写したくなってきまして…。ということでここで星を写したのは5年ぶりくらいでしたが、周りの雰囲気が懐かしい中で撮影してきました。1 posted by (C)martind35↑家を出る時は良く晴れていたんだけど、現地へ着いてみればほぼ曇り(-.-)。さらに木や鉄塔がビュンビュン唸るくらいの強風(-_-;)。三脚もぶれる為足を伸ばせないほど。でもせっかく来たのだからと、証拠写真的に何枚か写してきました(車を風除けに使っています)。ちなみに10-17mmの10mmを使い、ISO640・f=3.5→4.5にて1分で写しています(露出時間は空の明るさから判断)。2 posted by (C)martind35↑最初は雲の切れ間を追いかけて写していたんだけど、雲はどんどん広がるばかり。のでしばらく車の中で様子を見ていました。3 posted by (C)martind35↑30分くらい様子を見ていましたが晴れる気配はなし(-.-)。仕方が無いので雲の切れ間を探して流れ星を写すぞバージョンで写してみました(高感度により画面がザラついているのが判ると思います)。こちらは10-17mmの10mmで、ISO1600・f=3.5(開放)にて30秒で写しています。4 posted by (C)martind35↑現場では1時間ちょい粘ってみましたが、結局雲が全面を覆ってきましたので撤収してきました。ちなみに流れ星は0。まぁあれだけ雲がかかっていては厳しいですかね。天気予報では17日前後は星は見れない模様(-_-;)。前は関東まで移動していたんだけど、最近はトンと…。今日みたく天気予報が外れてくれないかなぁ…(-.-)。
2009/11/15
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おっ、ちゃんとしし座流星群ネタの続編カキコです。今回は観測方法など…。2009年は流れる数も期待できそうで、さらに18日の朝方に100~200コ程度の出現があるかも…と予測されているしし座流星群ですが、流星群の日が近づくと良く聞かれることが、いったいいつ・どこで・どこを見ればいいのか…ということ。この質問に対して管理人は「いつでも・どこでも」…と返事をしています^^;。まぁこれはつっけんどんではなくて(^^ゞあながち本当なんです。まず、「いつ」に対してですが、流星群とは、例えば今年のしし座流星群に関して説明すれば、一番いっぱい数が流れると予測されているピークは17日の25時(17日と18日の間)と言われています。流星群はそのピークの時間に対し、だいたい1週間前から1時間辺りの流れる数が徐々に増えていって、ピークの時間を頂点としてまた除々に減っていって、ピークを過ぎた後も1週間程度は少ないながらも見れるものなんです。ですので、17日の前後1週間、また、日を絞るのなら17日の前後1~2日は流れ星が見れるチャンスは充分あるといえますので、17日に晴れる確証はありませんから、「晴れていたら」日にち・時間にかかわらず空を見上げることをお勧めしています。「どこで」ですが、簡単に言えば周りが真っ暗で空が暗く視界が開けているところ…ということになります。ただし今の世の中このような場所は高い山の頂上くらいしかありませんので、この条件の中でせめて1つでも当てはまるところがあれば、そこで見られるといいでしょう(安全を確保の上で)。管理人の経験上からは、家の近所…としたら、学校のグラウンドは概ね条件は良いようです。また、公園でも街灯の光が邪魔にならないところを選べば結構見れる場合があります。そりゃちゃんとした条件のところで見ていれば、流れ星が見れる数はグンっと増えますが、でも無理をしない程度に見れる範囲のものを見る…ということも立派な観測法だと思います。「どこを」ですが、一般的にはしし座近辺を見る…と説明されているようですが、管理人的にはこれは本当にどこでも良い…と説明しています。そもそも流れ星とは空のどこにでも流れる可能性があるもの。実際に星空を見ていても、目の前を流れることもあれば視野の右端を流れることもあり、また、真後ろを流れている事だってあります。のでせっかく星を見るのだから、星がきれいなところもついでに見てしまいましょう。オリオン座流星群の時には、方々で「オリオン座が見れなかったから流れ星が少なかった…」とか、「オリオン座を見ていたけど…」とかの意見を拝見しましたが、○○座流星群に対してその星座にはそんなにこだわることもありません。ので久しぶりに星空を眺める…感覚で観測されることをお勧めしたいところです。あと、この時期はとにかく寒いっ!(-_-;)。昼はポカポカと陽射しがあっても夜はグッと冷えますので、冬のロシアのおばちゃんと競うくらいに^^;暖かい格好を用意してくださいね。1 posted by (C)martind35↑これは2006年の11月19日に写したものです。天候の関係で17日前後はこの日しか晴れませんでした。天体観測は天気との戦いですね。2 posted by (C)martind35↑ひとつ線が写っていますがこれは飛行機です。この時は30カットほど写していましたが、流れ星は1つも写っていませんでした。ただ2006年は数は期待できない…と予測されていた年でもあります。こちらは17日は天気予報では雨(-_-;)。…ホントに今年は天体のイベントの日はことごとく条件が悪くなっています。そんな中でも星が見れる限り観測をする予定。天体観測と書いて、ひょっとしてニンタイって読むのでしょうか?(-.-)。
2009/11/15
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あ~ぁ、"2"なんてついにタイトルに番号を振っちゃって…。今年のしし座流星群のネタはシリーズ化するつもりなのだろうか、俺(-_-;)←。ってな訳で先日の7日の日記の続き?です。今年のしし座流星群は、(一応)17日の夜中~18日の朝方にかけてピークがあると予報されていますが、観測もいいですがどうせなら流れ星を写してみてはいかがでしょうか。まず、基本的なカメラ(ここではデジカメで説明します)の設定方法などは、コンパクトタイプの場合はこちらと、一眼タイプならこちらを参照して頂くとして、「流れ星を写すのなら」もうちょっと違う操作をしたほうがいい場合があります。管理人は11月7日の日記(2つ下^^;)中で「管理人が流星群の撮影をする場合は、星空を写しながら流れ星も写ったらラッキーという撮影法をとっている…」と書いていましたが、これは現在のデジカメでは長時間露出をしていると、どうしてもダークノイズという光の光点が発生してしまい画像がザラザラしてしまいます。そうなると一体どれが星でどれがノイズかわからなくなるので、なるべくザラザラが出ないようにISOをあえて低く(小さい数字)にして写すようにしているんです。でも流れ星とは一瞬の光なので、目で見て明るい!(^^)…って思っても、それが写真に写るかというとこれがなかなか写ってくれないんです(-_-;)。そこで流れ星を主として写す場合は、まず、カメラの設定はISOをとにかく上げること。但し前述の通りISOを上げると画像がザラザラしてきて、とても見れたものではなくなってしまう?可能性もありますので、お使いのデジカメでISOを上げてもなるべくきれいに写るところを見つけておいてください。次にf。なんか面倒くさそうな記号ですが、ようは絞りの事。とにかくそのカメラ(レンズ)で出来る一番小さな数字(明るい数値)にしてください。正直に言うと、開放にすると画面の四隅が暗くなるとかピンボケしやすくなるとかの影響があるのですが、とにかく暗い流れ星を写すためならそんなことはお構いなし、できることは全てやっちゃいましょう。そして一眼レフの場合ですが、お持ちであればとにかく明るいレンズ(f値が小さいレンズ)を使ってください。ちなみに気合を入れて流れ星を写している人は1.2を使うそうです(管理人の使っている2.8は暗いそうな(-_-))。写真で狙う場所ですが↓1 posted by (C)martind35↑昨日載せた写真に×印をつけてみました。しし座を写してあるのですが、確かに×の部分から流れ星画と飛び出してきているように見えますので、一般的にはしし座を写す…と説明されているかもしれません。でも管理人的には↓2 posted by (C)martind35↑これはしし座流星群のときにしし座から90度離れたところを写したものですが、ごらんのようにここでもいっぱい流れ星が写っています。流れ星とは空のどこにでも流れる可能性があるので、特にしし座にこだわらなくても写せる可能性はあります。ので、せっかく星空を写すのだから星がきれいなところを狙ってみてはいかがでしょうか。最後に、大事なことは前もって星が写るかどうか確認しておくこと。露出時間は空の明るさ加減にも左右されます。一般の方が「ここは暗い」と思っても、実際は星を撮るには明るくてダメ…なんてことは良くあるんです。(ので管理人は山奥まで行ってるんです)。その為にせっかくシャッターを切ったのに真っ白だった…なんてことではショボン(-.-)ですからね。赤道儀なんてものはいらなくて普通の三脚で充分っ。なんか天気は悪い方向へ向かうようですが、数少ない晴れ間を使って練習をして、17日の大発生を期待して流れ星のショットをぜひモノにしましょう(^^)。この撮影法に関しては後日追記する「カモ」しれません。
2009/11/09
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昨日から今日にかけて日本の上空に高気圧が居座る様子。このような気圧配置の夜ってきれいな星空が出やすいんです(^^)。ってことでいつも行っている標高1000mのところへ行ってきました。今回はご近所の星が好きという親子も一緒に連れて登りました。いつも近所の暗いところで星を見ている…と言っていたのですが、ちょっと走ればもっといいところがあるよ~(^^)とここの事を教えてはいたんです。でもこの峠までは真っ暗な1車線のクネクネ道が15kmくらい続いているので、怖くてとても自分では行けない…と言っておりました^^;。1 posted by (C)martind35↑現場へ着くと早速天の川が光って見えていました(^^)。今頃ですと、早い時間なら夏の天の川から秋の天の川まで一緒に写すことができます。一緒に行った親子は降りた瞬間「すごいっ」の歓声(^^)。そりゃそうですよね。普段近所で見ている星は、いくら暗いところを選んで天の川も見えるとはいえ、町明かりの影響を受けているので本物の星空とはいえないんです。ここなら町から遠く離れているので、ほぼ町明かりの影響のない星空を見ることが出来ます。ちなみに町内から見ている星とここでの星の明るさは、1等級くらいの明るさの差を感じます(北極星が1等星に見えます^^;←注:北極星は2等星です)。2 posted by (C)martind35↑昇ってくる秋~冬の星空を1枚。山の直ぐ上が黄色く光が写っていますが、この方面には町明かりは無いはずなんです。低く立ち込めていた雲が遠くの町明かりを反射していたのかもしれません。観測中はおうし座流星群と思われる流れ星をいくつか確認しました(内1つは火球=明るい流れ星)。この時期は結構流れているみたいですね。3 posted by (C)martind35↑月が昇ってきたので帰るころ、星空を写す要領で月夜の景色を写したら、雪を被った山と星が一緒に写ってくれました(肉眼では山は暗くてよく見えませんでした)。管理人は普段月夜の景色を写す場合は、満月近辺の明るい時期を狙っていますが、半月程度の暗めの月夜を狙うと星ももっとよく写りまた面白く写すことができます。ホントはこんな写真もじっくり写したかったんだけど、親子さんをあまり待たせるのも悪いのでパッパと写して撤収してきました。この時期にしてはあまり寒くもなく、親子もシートの上に寝転がってずーっと星空を眺めていました。今回は管理人もあえて望遠鏡は持っていかなかったのですが、本当にきれいな星空だと、望遠鏡で星を見ているよりも肉眼で眺めていた方がきれいなんですね。ここには今年はあと何回登れるのかな?。峠付近にはまだ雪が残っており、ガードロープも外されていました。せめてしし座流星群の日までは冬季閉鎖にならないでいてもらいたいところです。
2009/11/08
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管理人的に書くとうれしい^^;天体ネタです。それも望遠鏡などの道具がなくても楽しめる(流れ星の観測は肉眼が一番です^^)流れ星の情報です。原則として管理人は天体現象の情報は2~3日前にカキコするようにしています(忘れられないため^^;)。で、そのイベントへの期待度が高くなれば高くなるほど早めにカキコしています。今回のネタはしし座流星群ですが、そのメインの日は11月17日の夜、今日から10日後です。…ってことはそれだけ期待ができる可能性があるんですっ(←注:管理人が騒ぐとそのイベントはショボいというジンクス有り?(-_-;))。まず、今年のしし座流星群は11月10日位から11月25日くらいまで観測することが出来ます。で、その中心日は17日の夜中(17日の25時=18日の0時)と言われ、さらに18日の午前6時頃にちょっとした山場があるかも…と予測されています。管理人は流れ星情報の中で、よく「流れ星の流れる数の予測はあくまで予想…」と書いていますが、このしし座流星群に関してはそのいろいろな研究の結果、わりと精度が高くなっているんです。ちなみに2001年には大発生すると予測され、見事に大発生しました。しし座流星群とは、33年周期で大発生することのある流星群で、その年以外は1時間にせいぜい5~10コくらいという非常にメリハリのある?流星群なんです。また、さらに300年周期で更に大発生する可能性があり、その300年目に当たった2001年には1時間に万単位の流れ星が流れていました(管理人も遭遇しました\(-o-)/)。今年は33年にも300年にも当たっていないのですが、今年に限ってはイレギュラー?で中発生の可能性が高いらしいです。現在の予測では18日の午前6時に1時間辺り100~200コと言われています。流星群とはピークの時間に向かって徐々に出現数が増えていって、ピークを過ぎたら徐々に数が減っていく…というものが常ですので、特に17日の夜辺りからは空に注目していても面白いかもしれません。尚、しし座流星群は明るい流れ星が多いことが特徴ですので、都会の空でも(数は減りますが)流れ星を見れる可能性は数ある流星群の中でも一番高いということが出来ます。1 posted by (C)martind35↑これは2001年に長野まで移動して撮影したしし座流星群です。さっと数えても7~8コの流れ星が写っています(管理人のホームページより転載)。管理人が流星群の撮影をする場合は「星空を写しながら」流れ星も写ったらラッキー(^^)という撮影法をとっているのですが、それでもこの原版では20コ以上の流れ星を数えることが出来ます。この時もしも流れ星を写すぞバージョンの撮影法をとっていたら、多分50コ以上の流れ星が写っていたものと思われます。この時実際に観測していた感じでは、17日の午後11時頃からいくつか流れ始め、それが徐々に数を増していってピークと予想されていた18日の午前2時ころからは流れ星が1秒に1コ以上ずーっと流れていました(゜o゜)。この数は夜が明ける頃まで続いていて、管理人をしてもう見飽きたから帰ろうぜ…と言ったほど(^^ゞ。とにかくそれほど凄い流れ方をしておりました。この時が1時間に1~2万コの出現といわれていましたので、それと比べると今年は1時間辺り最大200コとの予測なので1人で見た場合はせいぜい1時間に30~50コくらいの観測になると思われますが、でもスゲェいっぱい見れる"可能性"があることには間違いないですので、今から予定を組まれてはいかがでしょうか。しし座流星群に関しては、後日追記をアップするカモしれません^^;。
2009/11/07
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管理人的にはパっとしなかったオリオン座流星群ですが、世の中的には1時間に40~50コの結構なピークが21日の午後8時にあったようです。21日の夜8時というと、管理人はちょうど天文台にて曇りがちの中で一般の方に星の説明をしていたのですが、その間に見れた流れ星の数は0…(-.-)。やっぱり管理人的にはパッとしなかった今年のオリオン群でした。さて、そんなところに流星群情報ですが、11月は実は全体的におうし座群という流星群の期間になっているんです。これは10月半ばから11月過ぎまでという長い期間見れる流星群なのですが、普通の流星群にはあるはずのピークを持たないというちょっと変わった流星群なんです。数的には1時間辺り最大10コ位の小規模な流星群ですが、出現期間が長いこともあり流れる時は流れるし、流れない時は流れないというちょっと取り留めの無い流星群です。その為に管理人はわざわざおうし座流星群を写す…ということはしたことが無いのですが、この時期に星を見ていて流れ星が流れて、その出てきた方向をさかのぼるとおうし座にたどり着く…ということは多々経験しています。また、何年か前にしし座流星群を観測していた時は(あ゛っ、ネタを出しちゃった(^^ゞ。詳しいことはまた後ほど…^^;)、2~3時間で10コほど見れた流れ星のうち、肝心のしし座群は3コで残りは全ておうし群と思われるものでした。それからすると何時…とはいえませんが、おうし座流星群とは結構いっぱい流れているのかもしれませんね。こんな流星群ですので、これからしばらくは星空を見ていると流れ星に出会う確立はアップすると思われます。ので晴れていたら暖かい格好をして夜空を見上げてみてくださいね。1 posted by (C)martind35↑今回の日記とは特に関係はありません…。
2009/11/01
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本日、某天文台において一般天体観測会がありました。天気は昼間は快晴(^^)。それが夕方から曇り(-.-)。でも天気予報では夜は快晴(^^)。…なんだけど、今日のような予約の要らない自由参加型の観測会の時は、一般の方って外に出て「今」晴れていなければそれでもう諦めてしまうんですよね(-_-;)。結果その後雲が取れてきて、今年の観測会の中では一番と言ってもいいくらいの晴れの中で、参加者2名の観測会となりました(-.-)。そんなヒマ^^;な観測会をいいことに、管理人は担当者の特権で望遠鏡を(勝手に)操作して月を写してきました^^;。使ったカメラはコンデジのG10。月や惑星を写す場合は、一眼タイプよりもコンパクトタイプのデジカメの方がきれいに写せる事があるんです。のでその実験をしてみました。1 posted by (C)martind35↑まずは月を大きく1枚。デジカメを手で持って望遠鏡を覗かせて写す「コリメート撮影」というやり方で写しています。2 posted by (C)martind35↑上の写真の月の部分をトリミング拡大してみました。まず、大気は不安定であったにもかかわらずはっきり写っていて望遠鏡の性能にビックリ(゜o゜)です(150mmアクロマート・f=15←わかる方にはコレで望遠鏡の大体の見え方が予想できます)。また、写りを見た感じでは管理人の使っている望遠鏡とは比べ物にならないくらいよく写せるようです。これでは写り具合の確認になりませんね(-_-;)。ちなみに管理人が手持ちで写していると言うことは、望遠鏡にコンデジを使えば誰でもこの程度の月面なら写すことができると言うことを意味しています。4 posted by (C)martind35↑拡大でも写してみました。丸く写っているのはデジカメのレンズ構成によるものです。本当は丸くならないで写野全体に月面が写って欲しかったんだけど、このデジカメではそれは出来ないようです。実はこの部分の確認を一番したかったのですが、これではちょっとショボン(-.-)です。一眼デジを使えば写野全体に月面を写せるわけなので大きな支障は無いのですが、でも月ならコンデジで写したほうが手軽にきれいに写せるので、ちょっと期待していたところではありました。今まで管理人が買ってきた3台のコンパクトタイプのデジカメは全てこのパターンでした(-_-;)。…まぁ月面撮影専用に買っている訳ではないので仕方の無いことなのですが、でも1台くらいはきれいに月を写せる機種に当たりたかったところです(-.-)。3 posted by (C)martind35↑さて、今回も動画を。望遠鏡で写した月面の動画です。こちらも丸く写っていて、さらに手持ちで写しているのでちょっと画面が動いていますがご了承を。望遠鏡で見た月面の動画 ←クリック月の表面がゆらゆらしているのは大気の影響によるものです。普段管理人が月を見るときはこんな感じの揺れた月面を見ています。この臨場感を皆さんにお伝えしたくてずーっとその時を狙っていました^^;。尚、大気の落ち着いた条件の良いときに月面を見ると、揺らぎの一切無いビシッとしたクレーターを見ることが出来ます。まぁそのような日は1年で4~5日あるか無いかなんですけどね。コンデジでの月面の撮影は、今後もMY望遠鏡を使っていろいろと実験してみる予定です。いい写真が写せたらまたアップしますね(多分)。
2009/10/28
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ピーク予想の21日を過ぎたら途端に世間が静かになってしまったオリオン座流星群ですが、大体ピーク日を中心とした前後1~2日はその群に関係する流れ星がいっぱい見れる可能性が高いんです。実際に今回のオリオン群でも、2日前の19日にひとつのピークがあったとの情報が入っています。さらにひょっとすると…ですが、ピーク日自体がずれていて今夜一番いっぱい流れてもおかしくないんです。ですのでまだオリオン座流星群の流れ星を見ていない方や見れなかった方は、今日も夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?。さて、そんなところに管理人は昨日も観測に行ってまいりました。行ったところは仕事場の近所の山の中。前にひとりで観測中誰もいないはずなのにジョギングのような足音が聞こえてきたと言う、とても楽しいところです(^^ゞ。尚、今回は赤道儀は使わず、前にこのブログにカキコしていた一眼レフデジカメで星を写す方法の撮影法に準じて写してあります。また、その画像に管理人なりの天体用の画像補正を施しています。1 posted by (C)martind35↑現場に着くと雲が張っていました(-_-;)。この場所は周りは暗いんだけど空は明るいというヘンな場所です。まさに都市部の山の中…って感じです。2 posted by (C)martind35↑着いたばかりは星も見れないほど雲がかかっていましたが、せっかくここまで来たんだしこのまま帰るのも悔しいのでちょっと様子を見ていました。すると徐々に星が出てきました(^^)。3 posted by (C)martind35↑その後結構星が見えてきました。これなら流れ星が流れればちゃんと見れそうです。ちなみに天の川は肉眼では見えるか見えないか…といった環境でした。4 posted by (C)martind35↑しばらく写真を撮りながら流れ星を探していましたが、見れた流れ星は結局1コ(-.-)。…まぁ見れただけでも良しとしたところでしょうか。ちなみにその流れ星は写真には写りませんでした。5 posted by (C)martind35↑南の空は結構透明度も良くなったのですが、いかんせん街に近いためその光が届いてしまって星を見る環境としては決してよいとは言えない感じでした。ちなみに明るい星は今空で一番明るい星の木星。夜空に延びている光の筋は5kmくらい離れている野球場のナイターの光です。6 posted by (C)martind35↑しばらくするとまた雲がかかってきましたので、山を降りて晴れ間を探して今一度三脚を立ててみました。新潟平野の田んぼの真っ只中です。辺りに街灯が無いため頭の真上は結構良い星が見えていたのですが、さすがに周辺の街明かりは強かったです。でも多少空が明るくても明るい流れ星なら見れるだろう…とここでも粘ってみることにしました。7 posted by (C)martind35↑オリオン座が昇ってくる東の空を中心に写していましたが、結局流れ星は観測も撮影も0でした(-_-;)。情報では1時間辺り10コ以上流れていたようなので、やっぱり周囲の街明かりの影響でしょうか。8 posted by (C)martind35↑真上の天の川の描写を試してみました(流れ星を写せよ(-_-;))。なんとか写った…って感じです。9 posted by (C)martind35↑ここでも結局雲が立ち込めてきたので、それで撤収して来ました。ホント今回の流星群は雲に祟られています(-.-)。この日の撮影は全て条件が良いとは言えないものでしたが、それでもそれなりに星は写ってくれました(流れ星は0だったけど…)。そりゃ山奥で写す星空はすばらしいものがありますが、でも街に近いところなら街明かりと一緒に星を写しても面白いかな…とも思いました(街明かりに照らされた雲なんて好きですけどね)。さて、今日も晴れています(^^)。…がっ、また日が沈むと雲が出てくるのでしょうか?(-_-;)。今年はろくに星の写真を写せていないので、チャンスがあれば今日も出かけてみたいところです。
2009/10/23
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…昨夜は雨が降っているにもかかわらず一抹の望みで晴れを待って3時まで粘ったのですが、結局天気の回復が望めず玉砕となりました(-_-;)。晴れていたところではいくつか見れていたようですね、全くうらやましい限りです(-.-)。さて、そのオリオン座流星群ですが、今現在入ってきている情報をまとめてみることにします。まず一番重要の数ですが、当ブログでも数え切れないほど見れた…とか60コ流れた…とか、それまで入ってきた情報をカキコをしていましたが、今のところわかってきた観測結果では、まず19日の20時に第1ピークがあったようで、1時間辺り20コ程度観測できたそうです。ただしこの数値は1人で見たのか空全体を流れた数なのか今のところ不明です。次に20日の20時にもピークがあり、こちらは1時間辺り15コ程度。そしてピークの日と予測されていた21日は、18時から21時くらいの間は10コ程度のコンスタントな発生があったようで、ピークは22時の15コ程度となっているようです。ただしこちらの数値も確定ではなくて、これから大きな機関による情報を持って正確な観測結果となりますが。これらを見ると今の段階では1時間で一番流れたピークは19日にあったと考えることが出来ますが、流れた数自体では前情報の通り21日にピークがあったと考えることも出来るようです。…そうなんです、これほど流れ星の予測って実は難しいんです。ですのでひょっとすると今夜に本当のピークが来るかもしれません(明日でも可能性あり)。管理人のところは今夜は快晴の予報(…昨日であれば(-.-))。今夜は外人さんが星を見たいとの個人的な依頼を受けていますが(言葉は通じるのかなぁ…)、それが終わり次第晴れていれば再度観測をしてみる予定です。流れ星の数はどうあれ、いまだにオリオン群の流れ星を1つも見ていないというのは星見人的にくやしいので(^^ゞ、意地でも1つは見てやろうと思っています。その結果は…後日カキコがあったら見れたと言うことで。
2009/10/22
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なんかオリオン座流星群が凄いことになっているようですね(゜o゜)。昨日のブログでいっぱい流れた…ってカキコしましたが、その後の新しい情報では1時間辺り60コくらいの流れ星が流れたそうです。毎年コンスタントにいっぱい流れ星が流れる夏のペルセウス流星群が1時間辺り50コ程度と言われていますので、それよりも多いと言うことはもう立派な大発生と言うことができます。もともとこのオリオン座流星群と言うものは、1時間辺り10コからせいぜい30コ程度の小型の流星群だったんです。それが近年流れる数が急増していて、数年前は1時間辺り100コもの流れ星を計測したそうです。その為に今年も数が期待できると予想はされておりました。このブログでは特にいっぱい流れ星が流れる流星群情報は2~3日前にカキコするようにしているのですが、今回は例年通りの20~30コの発生と予想してあまり大きくは書いておりませんでした。それが前評判どおり大バケしたみたいですので、今日の今日ですが追記でカキコしてみますね。1 posted by (C)martind35まず、オリオン座流星群はどのようなものか説明します(写真は21年1月24日のブログより転載・追記加工)。オリオン座を中心として写した写真ですが、この写真は今年の1月に写しているので、今頃の空では午前5時頃の星空となります。2 posted by (C)martind35↑上の写真にいたずら書きしてみました。オリオン座に線を引き、その左上に×印(輻射点)を書き込みましたが、オリオン座流星群とは"この×印のところから四方八方へ飛び出て行くように流れる流れ星"のことをそう呼ぶんです。よく「オリオン座のところを流れる流れ星がオリオン座流星群…」と勘違いをされている方をお見受けしますので、このブログを読まれた方は一つ知識を得てくださいね^^;。また、今回は1時間に60コ流れた…と書きましたが、その数も1時間に"空全体"を流れた流れ星の数を指しているもので、1人で空を見ていて60コ見れた~\(-o-)/…というものではありませんので、こちらもお知りおきください。ちなみに1時間に60コであれば、1人で見ていたとして10コくらい見れていれば、大体この数値になります。一応今日の夜中(21日の23時)が一番数が流れるピークと予想されていますが、流れ星の予測と言うものは地震の予測以上に面倒なものですので、21日を中心とした前後1~2日のどこかにピークがある…と考えていてください。その為に明日一番いっぱい流れるかもしれませんし、今日の昼がピークになるかもしれません(青空の中では見れませんね^^;)。また、既にピークは過ぎているカモしれません。ですのでピーク時間に限らず、その前後2~3日(から1週間)はいつでも流れ星が見れるチャンスはあるのだということも覚えておいてください。今回は月の無い非常に条件の良い観測が出来ますので、撮影をしてみてもよろしいかと思います。星を写す場合は一眼レフの方が適していますが、コンパクトデジカメでも写せないわけではありません。三脚が必須になりますが「一眼レフで星を写す方法」や「コンパクトデジカメで星を写す方法」などを参考にしていただき、挑戦されてみてはいかがでしょうか。もしも写された場合、モニターでは真っ暗でも画像処理で明るくすれば星が浮かび上がってくる場合があります。のでその辺も試されてみてください。もしもわからない場合はコメントなどにカキコを頂ければ、答えられる範囲でご返事してみようと思います(多分…^^;)。例年なら管理人的には「晴れていたら」空を見上げてみる程度のオリオン座流星群なのですが、今回はすでに撮影の準備をして待ち構えております(^^)。でも管理人が準備万端で構えていると、大体天気は崩れるんですよねぇ…(-_-;)。
2009/10/21
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只今夜空をにぎわせているオリオン座流星群ですが、皆さんのところでは天気はいかがでしょうか?。管理人のところは昨日は超晴れのち大雨(ーー;)。きれいな夕日が出ていたので\(-o-)/後で暗いところまで車を走らせてみようと思っていたら、夕食後外に出てみればざあー(-_-;)。結構強く降ってました(-_-)。ということで昨夜の観測は諦めてバタンキュー(死語)したのですが、そんなところに他県の仲間からメールが。「今日の朝1時~4時の間に数え切れないほどの流れ星を見ました」…前評判に違(たが)わずに今年のオリオン群は当たりのようですね。この内容は天体仲間からのメールではないので、その数も感覚的な数だとは思われますが、でもいっぱい見れたことには間違いは無いようです。今回のオリオン座流星群について今一度カキコしますが、今年のオリオン群のピークは(一応)21日の23時。ただしこの予想時間はあくまでも予想なので、ひょっとするとそのいっぱい流れた今朝の2時頃がピークだったのかもしれませんし、予想通り21日の夜にはもっとたくさん流れるかもしれません。ので晴れていたら何時でもいいので、ちょっと夜空を見上げてみてくださいね。ちなみに管理人は21日の夜は天体観測会の講師ですが、このメールにより観測会終了後車にて移動する決心が付きました。1時間ちょっと走って真っ暗なところで観測してみたいと思います、晴れていたら。今のところ天気予報は当初の予報の雨から晴れに変わっております\(-o-)/。オンナゴコロと秋の空、今回だけは変わらないことを祈っています。
2009/10/20
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天体のネタが続いて幸せな管理人です(^^)~♪。今日はまずは流れ星情報をっ。時は10月21日の夜、オリオン座流星群と言うものがあります。本来管理人が流れ星情報をカキコする場合、その2~3日前にブログに載せるようにしているのですが、今回ちょっと早いのはこのオリオン座流星群は比較的長い期間観測することが出来ますので、この土日の夜もその流れ星を見ることの出来る可能性が高いので、今のうちに書いてみました。まず、ピークは21日の夜の23時とされていますが、流れ星のピーク予測は非常に困難ですので、見れる時間の何時でも空を見上げてもらっていいと思います。その数ですが、例年ならピークで1時間当たり20~30コの中規模の流星群なのですが、近年その数が増えてきており、ひょっとすると1時間に100コってこともありえるカモしれません。また、大きく明るい流れ星が流れることもこの流星群の特徴ですので、都会にお住まいの方でも明るい流れ星であれば見れる可能性が充分あります。前述のように21日を前後とした日に多く流れる可能性は高いですが、週末でもいくつかは見れるかもしれませんので、ちょっと夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。管理人は21日は…観望会の講師を仰せつかっております(-.-)。次に今日のネタの+αですが、昨日のブログに載せた木星の動画を撮っていたときに、星も写しておいたんです。ただ、星の瞬きが少なく動画にしても意味が無い感じでしたので昨日は載せなかったのですが、ちょっと変わった撮りかたもしていたのでいっしょに載せてみますね。1 posted by (C)martind35↑まずおり姫です(^^ゞ(100倍)。で、これの動画はココ↓おり姫を100倍で写した動画 ←クリック…これでは瞬きがよく判らなくて動画の意味が無いですね(-_-;)。こちらもフルスクリーンで見てもらえれば多少は瞬きが判ります。そこでちょっと変わった撮り方をしてみました。2 posted by (C)martind35↑変わった…といってもワザとピントをボケさせて写してみたんですけどね。実はピントをボケさせると、瞬きが強調されて見ることが出来るんです(ドーナツ状に見えているのは管理人の使っている望遠鏡の光学特性によるもので、ピントが合えばちゃんと点像で観測できます)。その動画はコレ↓おり姫をワザとピンボケで写した動画 ←クリック虹色の光がゆらゆらと見えていますが、この揺らめきが星の瞬きになります。また、ピントをボカすと星の色もよく判るようになるので、観望会のときでもたまに使っているテクニックなんです。ちなみに望遠鏡で見たおり姫はまるでダイヤモンドの輝きのように見ることが出来ます(キレイですよ~^^)。大気の安定した条件の良いときにこのようにピンボケにしても、光は揺らめかずに非常に安定して見ることが出来ます。月や惑星の拡大撮影は、そのような大気の安定したときに写すと良い結果につながります。ホントはちゃんとピントが合った状態で、キラキラと瞬く星の動画を見てもらいところなんだけど、デジカメのせいなのか管理人がヘタなだけなのかわからないけどうまく写すことができません(-_-;)。天体写真撮影の傍らで、動画も勉強してみたいと思います(多分)。
2009/10/16
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昨日に続いて管理人的に書くとうれしい天体ネタです(^^)。今日もいい天気でした。ので今回は天体の動画に挑戦。管理人はビデオカメラは持っていないのでデジカメの動画で、ですが。とりあえず写してみたのは木星。写した場所は昨日と同じ家の前の駐車場。動画の途中で車の音が聞こえてくると思いますが、街中で道路にも近いので、星を写すには適していない…というか、普通なら星を写すような場所ではありません^^;。1 posted by (C)martind35↑これの動画は下をクリック。木星の動画(約100倍) ←クリックデジカメの動画だけに細かな設定が出来ないので、肝心の木星が明るくなりすぎて縞模様が見えなくなっていますが、その代わりに3つほど衛星が写っています。なんかわざわざ動画にする価値あるの?…って感じになってしまいましたが、原版のもう少し大きなサイズの画面では木星の揺らぎと衛星の瞬きがよく判って、実際に望遠鏡で覗いている感じがよく出ていました。それが少しでも伝わればよいのですが…(フルスクリーンで見てもらうと揺らぎが判るようです)。今回の動画はコンデジのG10で写していますが、このカメラで天体は初めて写してみたのでその適応性がイマイチよく判らず、ちょっと苦労しました(その為に400倍の木星が写すことが出来ませんでした(-_-))。次は写しやすい月を使っての適正のチェックをしなくてはなりませんな。ちなみに撮影もやめて望遠鏡を仕舞う前にチラッと星に向けてみたら、これが透明度の高いとてもきれいな輝きをしていたんです。そんなところを実際に皆さんにも見てもらいたいところなのですが…。
2009/10/15
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夕食後空を見上げてみたら星が出ていました(^^)。少しモヤがかかっていたので、わざわざ山の上まで撮影に行くようなものではありませんでしたが、何しろ今年は天候不順のせいでろくに星の写真を写していないので、家の前の駐車場から簡単に天体撮影をしてみることにしました。…それにしてもホントに久しぶりに天体撮影の準備をするものだから手際が悪い(-_-;)。パーツが足りなかったり取り付け方を半分忘れていたり…。自分の持ち道具に悪戦苦闘しながらなんとか準備完了。今回は観察は無しにして最初から撮影バージョンで始めました。1 posted by (C)martind35↑まずは木星。400倍くらいの「無謀な」拡大撮影をしています(裏道を100kmで飛ばすくらい無謀な拡大率)。本来であれば惑星の拡大撮影をするには、望遠鏡を外に出して望遠鏡の筒やレンズが外の温度になじんでから始めるのですが、どうせ周りが明るい街中からの撮影だし、特に気合撮りするつもりもなかったのでとにかくパシャリ。輪郭がボケているのがまだ望遠鏡が温度になじんでいない証拠ですが、それでも左上に大赤判を写すことができました。2 posted by (C)martind35↑100倍にて木星の4大衛星を写してみました。ちなみにこの4つの衛星は、300mm相当の望遠レンズでも写すことができます。3 posted by (C)martind35↑次に望遠鏡を望遠レンズ的な使い方にしており姫を写してみました(約60倍)。星が丸く写っているのはおり姫が明るい星のためで、望遠鏡でどんなに倍率を上げても恒星の表面が見れるということは絶対にありえません。でも望遠鏡でおり姫を見ると、明るさが強調されてキラキラとまるでダイヤモンドのような輝きで見ることが出来ます。おり姫は管理人も好きな天体の一つです。4 posted by (C)martind35↑東の空に冬の星であるカペラ(ぎょしゃ座)という星が昇ってきましたので写してみました(約60倍)。こちらはもともと黄色い星で、その色がよく出てくれました。また、おり姫よりも大きく写っているのは、長めに露出したことによります。ファインダーの中ではキラキラと瞬いていてとてもきれいに見えていました。5 posted by (C)martind35↑次ははくちょう座のくちばしのところにある「アルビレオ」という星を写してみました。こちらは小さいので100倍にて写してあります。アルビレオはご覧のように2つの星で構成されていて、明るい星がオレンジ色で暗い星は青く光っており、その色合いがとてもきれいなので天の宝石と呼ばれています。ちなみに新潟のサッカーチームのアルビレックスはこの星から名前を取ってあり、フラッグのカラーがオレンジとブルーのところもこの星の色を表現しております。続いて俗に言う星雲・星団を写してみましたが、管理人としては写るかな…という実験的に写しているもので、マジメに写していませんので(-_-;ゞ参考作品とさせていただきます(画角も適当ですし…)。7 posted by (C)martind35↑望遠鏡を望遠レンズバージョンにして、まずはみなさんもご存知の?すばる(プレアデス星団M45)を写してみました(60倍)。低倍率なら星が50コくらい写ってとてもきれいなのですが、倍率が大きすぎるために星がまばらにしか写らず、すばるの天体写真としては失敗作になりました(-.-)。拡大率は低いほうがきれいに見れることがあるという見本です。8 posted by (C)martind35↑夏に流れ星がいっぱい流れることで有名なペルセウス座にある星の固まり(星団)です。一応NGC869と呼ばれています(h-x二重星団のひとつ)。街中から写したにしては思いがけずよく写ってくれました。9 posted by (C)martind35↑カシオペア座にある星団で、通称宇宙人星団と呼ばれているものです(NGC457)。写真の中で一番明るい星とそのすぐ左の星が2つの目になり、右上方向につながる星が左手で、左に続く星が右手となり、宇宙人が手を上げているように見えてきます。観望会のとき子供たちには結構ウケのいい天体です。6 posted by (C)martind35↑最後にアンドロメダ星雲(M31)を写してみました。これこそまさか悪条件の中で写るとは…って感じでした。ちなみにスバルやh-x、アンドロメダなどは去年山の上の条件の良いところで写したものがありますので(このときも適当に写していますが…^^;)こちらもご覧になってください。夕食後に思い立ったようにセッティングして写してみましたが、久しぶりだったこともあり結構楽しめました(^^)。本当は山の上などの条件の良いところまで出かけていって、きっちりと準備をして写したいところですが…。手軽に(いい加減に(^^ゞ)コレだけ写れば良しとしよう。
2009/10/14
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管理人的に書くとうれしい(^^)星の話題です。今日のネタはジャコビニ流星群。毎年10月8日にやってくる流星群で、3大流星群(しぶんぎ・ペルセウス・ふたご)には数えられていませんが、過去には1時間に数千個(゜o゜)もの流れ星を発生させたこともあると言う由緒ある流星群なんです。ただしその出方に特徴があり、まずは流れ星がいっぱい流れるであろうピークの時間が非常に鋭いということ。例えば流れ星を見ていたら急にいっぱい流れ出してきたから、仲間に「今いっぱい流れているよ~」って電話して、それを聞いた仲間が暗いところに行って空を見上げてももうポツリポツリとしか流れていない…みたいな。さらに流れるとき(年)は流れるし、流れないときは流れない…という神経質な?流星群でもあり、その為にペルセウス流星群など毎年コンスタントに流れる流星群のようにはマスコミも取り上げてくれないちょっと不運な流星群でもあります。今年のピークは一応10月9日の午前0時(注:8日の夜中の12時)と言われており、一般的には1時間辺り20~30コの出現数なのですが、前述のよう流れない場合もあるしどぶぁ~っといっぱい流れるカモしれないし、はたまたさっきまではいっぱい流れていたんだよ~ってなるかもしれません。また、当日は夜8時ころ半月程度の月が昇ってきて夜中中星空を照らしていますので、特に周りが明るいとさらに見えづらくなる可能性がありますが、ひょっとするといっぱい流れるかも…の方に賭けてみて、時間に関係なく夜空を見上げてみるのもよろしいかと思います。ただし近頃の夜はめっきり冷えてきますので、人目も気にせずに着膨れしてゆくことをおススメます。管理人は晴れている限りは空を見てみようと思っていますが、台風が来ているんですよねぇ…(-_-;)。↓写真は月夜に景色を写してみたもの。三脚を使って長時間露出していますが、でも月って明るいですね。1 posted by (C)martind35
2009/10/05
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今年はホントに晴れてくれませんね(-_-;)。例年なら夏の間に3~4回は星の写真を撮っているんだけど、今年はマジメに写せたのはまだ2回(-.-)。9月になって少しは晴れ間が増えるか…と思っていたけれどそれもイマイチ…。晴れの特異月である10月になれば今度こそ晴れてくれるのかな?。でもその頃星を写していると冬並みに寒いんですよねぇ…。そんな中、実は先日珍しく超良く晴れたときに一眼で写している傍らでコンデジのG10でも星を写してみたんです。その機能の制限上コンデジは星を写すのはちょっと苦労するのですが、でも苦労すれば写せますので挑戦してみました。その時のコンデジの設定法は今年の2月にアップしていた撮影法に準じています。また、赤道儀を使いガイド撮影してみました。本来であれば同じ画角を同じ設定で何枚も写して、それらを画像処理で重ねて1枚に仕上げるのですが、そこまでできる画像処理ソフトをお持ちの方はそういらっしゃらないと思いますので、1枚だけ写した場合で説明してゆくことにします。3 posted by (C)martind35↑暗いところを明るく撮るためにISOを設定する訳ですが、なるべく高くしないほうがきれいに撮ることができます。この見極めは面倒なのですが、G10が(一応)1600まで設定できることと、シャッター速度が15秒までしか設定できないので、ここでは800に設定してみました。それで15秒で写した無補正のものですが、このままでは明るい星がポツリポツリとしか写っていません。2 posted by (C)martind35↑それを画像処理で明るくしてみました(管理人流の天体用の処理をしています)。するとそこそこ星は写っていて、薄っすらと天の川も写っていることがわかります(サイズを小さくしたことにより星が消えてしまっていますが、原版ではもう少し良く写っています)。但しISO800による高感度ノイズと、1500万画素もの超オーバースペックのCCDを積んだ事による高画素ノイズが盛大に出てしまっています。でも15秒の1枚物でこれだけ写れば良しとしたところでしょうか。4 posted by (C)martind35↑一応ISO1600でも写してみました。これも無補正になりますが、ISO800の写真よりもちょっとだけ天の川が判ります。5 posted by (C)martind35↑これも天体用の補正をしてみました。ISO800のカットよりも天の川が濃く写っていますが、対して高感度ノイズがもっと盛大に出ています。これでは緊急用ですね。でもコンデジでISO1600が使えるところは一昔前から考えればすごいことなんですけどね。1 posted by (C)martind35↑参考としてISO800で写した写真4枚を、画像処理ソフトで1枚に重ね合わせたのち同程度の天体用補正を施してみました。これだとバックのノイズがグンっと少ないことがわかります。ということはG10でも15秒で12枚とか24枚とか同じところを写して、それらを重ねて処理すればそれなりの天体写真になりそうに感じます。ちょっと大変ですけどね。2 posted by (C)martind35↑ノイズの量を比べ易いように、ISO800の1枚物を補正した写真を今一度貼り付けておきます。すぐ上の写真と比べてみてください。6 posted by (C)martind35↑これらの写真を写しているとき、一眼デジカメで同じ画角を一緒に撮っていたものをこれも参考として載せておきます。こちらは同じ焦点距離のレンズを使ってISO640・露出3分で写してあります。こちらも天体用の処理を施していますが、こう見ると一眼デジカメなら1枚でも天の川が写ってくれることが判ります。確かにコンデジは星を写すには苦労するようですが、でも写せない訳ではありませんので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。管理人もそのうちコンデジで何枚も写して画像処理してみたいと思います(多分)。
2009/09/08
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先日は近所の知り合いに星を見せているとき、その傍らでカンタンな星空撮影法をレクチャーしてみました。一眼デジカメのD200に魚眼レンズ(←広角系のレンズならとりあえずなんでもよい)を着けて、管理人の車の屋根に傷が付かないようにタオルを敷いて、そこに載せただけ(転落にはくれぐれも注意!)でシャッターを切りました。1 posted by (C)martind35↑望遠鏡を立てていた現場は、周囲は暗いとはいえ条件的によいとは言えないところ。それでもこれだけの天の川を写すことができました(周辺の明るいところは街明かり)。ホントは真っ暗なところまで連れて行って本当の星空というものを見てもらいたいんだけど、でも一般の方にそこまで来てもらうのも手間をかけるわけで、なるべく手軽な場所でその場所なりの星を見てもらったりしています。それでもいろんな星を見ることが出来、喜んではもらえるんだけど管理人的にはやっぱり微妙(-.-)。いつかは条件の良いところで星を見てもらいたいとココロの中で叫びながら?望遠鏡をたたんでおります。
2009/09/02
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午前中は曇りがちな天気も、夕方にはとても澄み切った青空が出てきました(^^)。天気予報では曇りだったんだけど、台風が太平洋を通り過ぎたからかな?。東の空に昇ってきた月を見てもウサギの姿がクッキリと見えるほど。こんな時こそ望遠鏡で月を写せればいいんだけど、こういう時に限って手元に望遠鏡は無し(-_-;)。でもタダでは起きない管理人は?せめて望遠レンズで月を写してみることにしました。1 posted by (C)martind35↑今回は条件の良さから、400mm望遠レンズに拡大率(焦点距離)を2倍にするテレコンバーターというものを取り付け、デジカメ換算で1200mm相当(24倍相当)で写してみました。この焦点距離になるととにかく振動との戦いっ。三脚のわずかなガタや、シャッターの開く振動でさえ写りに影響が出るんです(-_-;)。その為に自分でレンズの前を開け閉め?する、通称「うちわシャッター」を使って写しています。2 posted by (C)martind35↑上の写真の月の部分をトリミング拡大してみました。管理人なりに出来ることを全て試してみたけど、でもこれが限界のようでした。ん~やっぱり望遠鏡で写したい…(-.-)。3 posted by (C)martind35↑次にこの秋が絶好の観測時期となる木星を写してみることにしました。今日の木星は月に対してこんな感じで輝いていました。4 posted by (C)martind35↑木星にも1200m相当の望遠レンズを向けてみました。太陽系最大の惑星とはいえ、月と比べて超遠くで輝いているため、24倍相当でもこんな感じにしか写りません(-_-;)。5 posted by (C)martind35↑上の写真の木星の部分を100%にトリミング拡大してみました。すると実はシッカリと面積を持って写っていることがわかります。管理人的に見ると、色は木星の色に近いものがありますし、離れてみると縞模様らしきものが2本見えるような気もします。同条件の望遠鏡で写した場合には縞模様が写せると思うのですが、この辺はもともと大きく写すように設計されている望遠鏡と、望遠レンズにさらにアダプターを付けて無理に焦点距離を延ばしたカメラ用レンズの差でしょうか。でも丸く写ることはわかったので、収穫はありました。6 posted by (C)martind35↑わざと明るめに写して木星の衛星の描写に挑戦してみました。…カンタンに写りました^^;。真ん中の明るい木星の両脇にある、細く延びた線が衛星になります。理屈では最大4つ写るはずなんだけど、2コしか写っていません。…2つは木星の裏に回っているのかな?。ちなみにこの写真はシャッター速度3秒で写してあります。写す焦点距離にもよりますが、たった3秒でも線を引いて写るくらい実は星の移動している速度とは速いんです。肉眼で見ているだけではその動きはなかなかわからないんですけどね。…しかし今夜の星空の状態を見ると、望遠鏡で写せていたらきっと良く撮れたんだろうな~(-.-)。今年は夏に全然写せなかったのでこの秋は望遠鏡持参で移動しなくては?。追伸:月と木星は9月2日にはさらに近づいて輝きます。明るい天体のランデブー(死語?)は肉眼で見て面白いものですので、ぜひご覧になってくださいね。
2009/09/01
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昨日は久しぶりにきれいな青空が出ていました。ってことで今年はマジメに星を写したのはまだ6月22日の1回だけでしたので、思い切って山に登ってみることにしました。行ったところは管理人的天体撮影場所の標高1000mの所になります。下界では超!晴れていたのですが、峠へ登っていくとだんだん濃い雲が(ーー;)。高い山って暖かい風がぶつかるとそれが上空へ向かって冷たい空気と混ざって雲を作っちゃうんですね。一応想定はしていたけどやっぱり…って感じでした。2 posted by (C)martind35↑峠の途中で下界を写したものです。上空に暑く張り付いた雲がわかるでしょうか。写真から雲の無いところは良く晴れているのが判るかと思います。それだけに期待していたのですが…。でも天気図から晴れる可能性が読み取れましたので、そのまま登ることにしました。頂上に行くと案の定曇り(-_-;)。雲の上に出ることは出来なかったようです。でもせっかく来たのだから車の中で待つことにしました。そして待つこと1時間くらいしたら…4 posted by (C)martind35↑ふと空を見たら明るい星が見えてきました。そろそろ晴れてくるか?。そこで機材を組み始めるとあれよあれよと雲が"蒸発していって?"ご覧のようなすばらしい星空が突然出てきました(^^)。天気図にもよりますが、高気圧が上空にあるともしも夕方雲がわいたとしても、10時頃になって気温が落ち着いてくるとパーっと雲が「消える」事があるんです。まぁ一種のカケでもありますけどね。5 posted by (C)martind35↑ひとつ上の写真では「星がありすぎて」何がなんだかわからないと思うので線を入れてみました。今頃であれば10時ころ頭の真上に来る夏の大三角付近になります。この写りでは管理人でも星が写っていすぎてパっと見では星座が良く判らないくらいです^^;。3 posted by (C)martind35↑現場で唯一街明かりが見える方向を写してみました。魚眼レンズで写してはいますが、それでもこれだけの星空が写っています。天体写真を写しておられる方にはこの写真で現場の状態の良さがわかるかと思います(上部には天の川が架かっています)。1 posted by (C)martind35↑管理人がよく写す夏の天の川付近を写してみました(写真をクリックするとちょっと大きなサイズで見れます)。左端の明るい星は木星になります(わざとフレーム内に入れてあります)画像補正はしていますが、それにしても条件の良い写りをしていると思います。地面の道路の白線が見えるでしょうか?(モニターを適切に調整していないと見れないかもしれません)。現場は真っ暗な山の上ですし、町の明かりが届いているとしても道路は草木の陰になっていますので、この白線を浮かび上がらせている明かりはひょっとすると木星や星の光かもしれません(肉眼にはもちろん見えていません)。この写真はちゃんとした検証が必要でしょうが、カンペキな条件のところでは天の川で影が出来るとは聞いたことがあります。とするとひょっとして?。6 posted by (C)martind35↑ひとつ上の写真とは反対側の、昇ってきた秋の天の川付近を写してみました(これも写真をクリックするとちょっと大きなサイズで見れます)。上のほう(ひこ星の直ぐ下)に明るい流れ星が一つ写ってくれました(←管理人は見ていません(-_-;))。星を見ていると季節が2つ早く感じるんです。この写真でも秋の星座がいっぱい写っていますし、このもうちょっと後には冬の星を見ることが出来ました。ちなみに流れ星ですが、小さくフワっと流れるものを沢山見ることが出来ました。周りが暗いなど条件の良いところで星を見ていると、○○流星群の日でなくても流れ星がいっぱい見れるんです。下界では実は街明かりにかき消されているんですね(-.-)。今年はまだ何度も星を写していませんので、ちょっと粘りたかったところですが、11時を過ぎる頃にちょっと雲が張り詰めてきました。また時間が経てば晴れる感じもしましたが、翌日(今日)の仕事のこともありますのでそれで戻ってきました。それにしても標高があったとはいえ、防寒着を2枚重ねで星を写していました。昼間はエアコンを使っているのになんか別の世界へ来た感じがしました。そろそろ秋の足音が聞こえてきたようですね。
2009/08/25
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昨日は町内近辺の各種の同好会さんたちが集い、こんな活動をやってますよ~ってイベントをやる日(こんな説明でいいのかな~?(-_-))。ってことで管理人の所属する天文同好会も参加してきました。天文というとどちらかといえば夜活動する部門(思いっきり夜活動する部門^^)なので、とりあえず2班に分け、ひとつは講義班としてプラネタリウムの説明と、もうひとつは実働班(管理人はこっち)で、外に望遠鏡を立てて太陽と昼の月の観測。また、青空の中に見える昼の星の観測というものに挑戦してみました。2 posted by (C)martind35↑天気は青空の部分が1/3という感じ。でもところどころに切れ間があったので、その隙間にあるであろう星を入れれば大丈夫かな?。3 posted by (C)martind35↑ひょっとして本邦初公開?、管理人の望遠鏡です(昼の観測バージョン)。実際の星空で任意の星の位置を3コ機械に登録すると、あとはスイッチポン(死語?)でいろいろな星や星雲などを自動で導入してくれるという大変ありがたい装置が付いているんです(^^)。でもその装置の設定には前述の通り実際の星が必要で、ということは昼の中では設定することが出来ないんです。その為に前日の夜9時から会場にて設定して、そのまま一昼夜望遠鏡を立てておりました。1 posted by (C)martind35↑青空の中の星を見てもらっているの図。バックの黒い目隠しの方はアヤシイ人ではありません(んなこと書かなくてもわかるっつーの(-_-))。望遠鏡を覗いている参加者の方は、実はイベントの係員のきれいな方(←ホントにきれい^^;)に名札を外してもらってサクラ役をお願いしたものです^^;。でも係員だってイベントを楽しんでもいい訳で、実際に昼に星が見れるということなど初めて知ったらしく、とても喜んでもらえました(多分)。4 posted by (C)martind35↑当日は写真撮影の準備をする余裕は無かったので昔撮った写真ですが、望遠鏡で写した青空の中に光っている星です(確かおり姫)。昼と言っても空に星は出ているわけで、例えば映画館で映画を見ているとき、館内の電気を点けるとスクリーンに写っている画面が見れなくなる…みたいなものなんです。ようは超明るい太陽の光でかき消されているんですね。そこで望遠鏡を使うと、望遠鏡の能力のひとつである「光を集める」力により、そのわずかに光っている光を集めて、"明るい星であれば"写真のように青空をバックにした星として見ることが出来るんです。5 posted by (C)martind35↑これも昔写していたものですが、青空の中で写した木星です。写真は再圧縮によるブロックノイズが出てしまっていますが、原版を良く見ると木星表面の縞模様も見ることが出来ます。当日は一等星のカペラ・プロキオン・ベテルギウス・アルクトゥルス・ベガ。また、惑星の水星と金星を見ることが出来ました。スカイセンサー様々といった感じです。火星と土星は見つけることが出来ませんでした。他にポルックス(1等星)とアルビレオ(3等星)はわかりませんでした(同じ趣味をされている方に一応ご報告です)。6 posted by (C)martind35↑望遠鏡で昼の星を見せている傍らで、太陽を写してみました(フィルターなど太陽撮影用の処置をシッカリと施しています)。400mm望遠レンズに2倍テレコンバーターを使用。合成焦点距離1200mm(24倍)になります。f=11・シャッター速度1/2000(NDフィルター使用)で写したものを、中心部のみトリミング拡大してあります。最近黒点が無い…なんていわれている太陽ですが、この写真の原版を良く調べても黒点は1つも写っていないようでした。7 posted by (C)martind35↑上の写真の右下の部分を100%に切り出してみました。なんかザラザラしているように見えると思いますが、これは太陽表面の模様です。※間違ってもこの写真のまねをして写そうとはしないで下さい。天体写真的なちゃんとした設定をしないでこのレベルの太陽を写そうとすると、ほぼ間違いなく失明すると思われます。8 posted by (C)martind35↑観測もひと段落したイメージの図。小さい町のせいか参加者の人数が少なくてちょっとショボン(-.-)でしたが、でも望遠鏡を覗いてもらえた方は皆さん「昼に星が見れるとは知らなかった…」と感想を述べられ、その意味では管理人としても苦労して準備をした甲斐があった観測会となりました。次は夜の本当の?天体観測会にて、キラキラと輝く星を見てもらえたら…と思います。…といいながら今年は今まで良く晴れた星空の下での観測会は一度も無し(-.-)。今度こそ晴れてくれないかなぁ…。
2009/08/23
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携帯電話の待ち受け画面用の壁紙を作ってみました。240×320です。よろしかったら使ってみてくださいね。立ち上る天の川 posted by (C)martind35一度パソコンに画像を保存して、メールにてパソコンから携帯電話に送信するのがカンタンみたい。パケ代はかかっちゃうケド^^;(受信までに時間がかかる場合があるようです)。尚、二次使用はご遠慮ってことと、お使いの場合は使用者の責任でお願いしますってことはお約束ね。
2009/08/21
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…なんか最近やっと夏らしい青空が見れるようになってきましたが、皆さんのところでもそうなのでしょうか?。管理人はお星様を趣味としている都合上天体観測会の依頼が来る場合があります。今年はお陰さまで?忙しく、今までで既に10回以上の観測会のお世話になってきました。がっ、その観測会でマシに星が見れたことがまだ1回も無いんです(-_-;)。星を見るということは天気の条件が1/3の確率まで落ちるんです。雨は当然として曇っていてもダメ。晴れていないと星は見れない訳で、管理人をして天体観察は水物だよ~って言っているのですが、それにしても今年の天気は悪すぎました。ある時は雨が降っていたりある時は曇り。またある時は夕方まで晴れていたものが観測会の時間になる頃には曇り…(-.-)。なんか管理人は悪いことでもしたのでしょうか?。ただ、一応晴れたときもあったんです、夜遅くには。でも参加者は「会場に来たときに」晴れていなければダメな訳で、管理人の経験からこれから晴れるよ~って言っても待っていてくれないんですよね(-.-)。管理人がお世話になっている観測会は、学校であったり文化施設の観測会であったり管理人の星仲間たちがやる一般観望会だったり…。中にはとある宿泊施設による有料の観測会なんてのもあるんだけど、お金を出して星を見に来られる方たちはやっぱり真剣。雨天や曇りにより星が見れない場合は、管理人がパソコンを使って星の説明や写真の説明などで時間を過ごしてもらうんだけど、それでもちゃんとキャンセルせずに参加してくれるんです。管理人の(下手な)説明よりも、せめてたった一つでいいから本物の星を望遠鏡で見てもらいたいのに、それすらも適わない天気であっても…です。これ、管理人にすればスゲェうれしいことなんです(^^)。こういう方たちにはその場所に居残ってでもなんとしても星を見てもらいたいと思っちゃいます。ただしその会場までは車で片道2時間くらいかけて向かっていますので、翌日の仕事の都合上あまり遅くまでいられないという実情もあるのでなかなか…(-.-)。でも許されるものなら、次の日晴れていたら個人的に望遠鏡を持って行って、改めてその方たちのために観望会を開きたかったと思っていた管理人です。1 posted by (C)martind35↑この写真は、去年その会場で星の観測会が終わった後、居残って天の川を写したもの。これほどの天の川が見れるくらい条件の良い場所なので、晴れていればこの天の川と流れ星を見ていってもらいたいと思いながら星空の説明をしております。
2009/08/17
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…別に出し惜しみしていたわけでもないんだけど、夕方のyah00のトピックスを見たらシッカリと書かれていましたので、やっぱり書くことにします。管理人はたま~に(^^ゞこのブログに、見れば面白そうな天体現象の情報をカキコするんだけど、それは原則として望遠鏡などの道具は使わなくても、自分の"目"だけでも充分楽しめる現象を書くようにしています。望遠鏡が無ければ見れないようなものを書いたって、そう望遠鏡で確認できる人っていないと思いますからね。今回の話題は望遠鏡が無ければ確認のしようが無い現象なんだけど、管理人も前に観測していたものなので、こんな感じに見れるよ~的に書かせてもらいますね。今回の話題とは、それは土星の輪の消失。3 posted by (C)martind35 (350倍)↑土星って、この"輪"があることが最大の特徴なんだけど、でも本日の8月11日は地上からはどんな望遠鏡を使ってもその輪が見れない日なんです。これは15年に一度起る現象で、厚さが200mくらいしかないその輪が地球から見て水平になってしまい、200mとはいっても遠い土星までの距離(1500000000km=15億km(゜o゜))に対しての200mは無に等しいものがあるので、地上からはその輪の検出が出来なくなるんです。ちなみに輪の厚さは200mと書きましたが、管理人が子供のころ得た知識では2km位と言われていました。それが数年前に200m位と修正され、さらに今では10m程度と言われることもあるようです。比較的地球から近い太陽系の中の話でも、天文界の情報はいまだに日進月歩です。1 posted by (C)martind35 (500倍)↑そしてこれが「15年前に」輪が無くなった時の写真です。ぱっと見ると木星のように見えるかもしれませんが、真ん中の線が濃いこと(これが輪の影です)と他の縞模様が少ないことから土星と判断することが出来ます(500倍)。この時も望遠鏡の中では輪はどうやっても見えなかった記憶があります。また、この前後に望遠鏡で土星を見ると、まるで団子に串が刺さったような「線状になった」輪が見えていました。ちなみに今年管理人は一度も望遠鏡で土星を見ておりません(-_-;ゞ。2 posted by (C)martind35 (350倍)↑一応木星の写真も載せておきます。気を付けて頂きたいのは、写した倍率が違うことです。1枚目の土星は350倍、輪の無い土星は500倍、そしてこの木星は350倍で写しています。実際に同じ倍率の望遠鏡で見比べると、土星は輪まで含めると木星と同じ大きさくらいに見ることが出来ます。この土星の輪の消失現象は、次は来月の9月4日にもう一度起こります。その間は前述のように団子に串を刺したような線のような輪を見ることが出来ます(但し昼間の星となりますので観測は出来ません)。来年になるとわずかに輪として見えるようになり、それから7年かけて輪が徐々に開いていって、また15年後に輪の消失…を空の上で繰り返しているのが土星なんです。でも土星はやっぱり輪があってこそ土星。皆さんは輪の無い土星なんて見てもつまんないですよね?^^;。今回は古い写真と言うこともあり、フィルムで写していた時代の写真を載せてみました。写真をスキャンした画像ですのでちょっとゴミが映りこんでいますが^^;、今改めてフィルムで写した写真を見ると何故かホッとしてしまいます。
2009/08/11
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天文関係のカキコが出来ると妙にうれしい管理人です(^^)。さて、いよいよペルセウス流星群の時期がやってきました。毎年必ず起こる天体現象としては、おそらく一番大きなイベントではないでしょうか。ペルセウス流星群とは、毎年8月12日~13日にかけてピークのある流星群で、その数も最大1時間に50コ流れるといわれている流星群です。今年(2009年)の一番いっぱい流れるであろうピークは13日の午前2時(12日の26時)頃といわれております。今年に限っては12日の夜であれば、半月よりも太い月が午後9時半過ぎに昇ってきますので、条件としてはイマイチといえます。ですがその時間までは月の無い空で見ることが出来ますし、たとえ月があったとしてもペルセウス流星群は明るい流れ星が多いことが特徴ですので、流れ星を見れるチャンスは充分あると思います。ココでひとつご注意を。まず、流れ星の数が1時間に50コ…と言われていますが、その数とは「空全体に」流れる数を表しているもので、自分ひとりで見ていても50コ見れる…というものではありません。管理人の経験からは多い時で1時間で15コ前後見れるものと思われます。人間が一度に集中してみていられる空の範囲はせいぜい1/3~1/5程度と思われますので、1時間にひとりで15コ流れ星が見れたとしたら、その間に空全体では50~60コ流れていたと想像できます。また、その流れる期間ですが、流星群とはそもそもピーク予想日を中心として前後1週間くらいは充分流れる可能性があるものです。確かにピークに近い日ほど多く見れる可能性がありますが、でもそのピークという時間もまだ予想の範囲を超えていないもので、実際に一昨年は13日の夜の方がいっぱい見れましたし、さらに14日までいっぱい見ることが出来た年もあります。ですので12日の夜がピークだから12日の夜に見るのではなくて、11日でも13日でも、また10日や14日でも空を見れるチャンスがあったらぜひ見るようにしてみてください。今年であれば日が遅くなった方が月の影響を受けずに観測できるメリットもあります。管理人は…ありがたいことにここ十年位は毎年8月12日13日の両日流れ星観察会のオファーが入っていて、自分の時間で流れ星観測をするヒマがありません(-.-)。でも参加者に星を見せながら案外自分でも楽しんでいるのですけどね(^^ゞ。1 posted by (C)martind35↑これはその流れ星観測会が終わったあと、現地に残り写真撮影をして1枚だけ流れ星を写せたものです。撮影の最中には1時間で7~8コ流れていたのですが、流れ星とはそれ位写りづらいものなんです。ただしこの時は「星空を写しながら」流れ星も写ったらラッキー♪という設定(管理人のいつものやり方)で写していたためにあまり流れ星が写らなかったものであり、「流れ星を写すための設定」で撮影していたら、見えていた以上の流れ星が写せた可能性はあります。2 posted by (C)martind35↑上の写真では流れ星がよく判らないと思うので矢印を付けてみました。また、夏の大三角の線を入れてあります。夏の大三角の大きさから、この時の流れ星が如何に大きかったか想像できると思います。今年も流れ星観測会の参加者に星の説明をしながら自分でも撮影しようともくろんでいますが、でも今年は今のところ天気が悪いみたいなんですよね(-_-;)。夜中に晴れる可能性はあるものの、翌日の仕事に影響が出ない程度に観測を切り上げたいものです。
2009/08/09
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またベタなタイトルですが^^;、流れ星の話を少々。…の前に、先日一身上の都合によりしばしドロン…なんて書いていましたが、結局は富士山に行っていたのですが、仲間内ではトカラ列島の方へ日食観測に行ったのではとのウワサが立っていたようです。管理人は天体関係でも移動してまで観測するのは原則として流れ星系だけなんですけどね。でもこのようなうわさに悪い気がしないから不思議です^^;。さて、その流れ星ですが、今年も流れ星が見やすい季節になってきました。まず、夏休みとはもともと流れ星が見やすい時期なんです。それは「毎日が」何かしらの○○流星群の日に掛かっているからなんです。実は今日29日もみずがめ座δ流星群とやぎ座α流星群という、2つの流星群の両方に掛かっている日なんですよ(^^)。この2つの流星群は、規模こそ1時間に5~10コ程度の小さい流星群なので新聞などでは紹介されないけど、でも小さいものでも2つも重なれば結構流れ星が見れるものなんです。さらに来月に入るとみずがめ座ι流星群南群なんていう流星群も重なって、一度に3つの流星群の日なんて状態になるんです。これはこの何日の特別なことではなく、夏休み中が常にこんな感じなんです。その為に暗いところで星を見上げていると、1時間に3~5コくらいの流れ星を見ても別に不思議ではないんです。注目するべき流星群がある場合は、当ブログにて紹介してゆこうと思いますが(忘れていたらゴメンナサイ^^;)、それでなくても気が付いたら夜空を見上げてみてくださいね。1 posted by (C)martind35↑写真は山奥の条件の良いところで星空を写していたら偶然飛び込んできた流れ星。濃い天の川をバックに(明るい星はひこ星)サーっと流れていきました。
2009/07/29
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日食を写してきました。皆さんのところでは見れましたか?。ここ新潟では天気予報では曇りのち雨の絶望的ななか、時折雲の切れ間からですがなんとか見ることが出来ました(^^)。この天気の中ではキセキ的と言えます。今日の管理人は近所の小学校へ日食の観測講師のお兄さん(おぢさんじゃねーぞっ(-_-;))。総勢60名程度で、当初望遠鏡を用意しましたが、チラッチラッとしか太陽が見えないものだからなかなか望遠鏡の中へ太陽を入れることが出来ず(太陽観測用の超×2濃いサングラスを付けている為雲があると太陽が見えない)、学校で用意していた日食グラスをメインの観察となりました。学校へは前もって打ち合わせに行っていて、ピンホール観測も提案していたんだけど、←これは日が強く射していないと観測できないものなので生徒たちはショボン(-.-)だったかな?。でも天体物の観測は水物なので仕方ないか。とは言うもののたまに通りかかる雲の切れ間から欠けた太陽を見ることが出来、その度に子供たちからは歓声が。この明るい声は観測担当者にとってなによりのごっつぉう(方言:ご馳走・報酬とか)なんです^^;。雲の多さから望遠鏡は諦め、観測会も一度は解散したのですが、その後これまた奇跡的に雲の薄いところが通りかかり、望遠鏡で観測できるようになったので急遽再集合。集まった生徒は一部でしたが、でもその子たちには全員望遠鏡で見てもらえることが出来て、個人的な観測を諦めて(^^ゞ出かけて行った甲斐がありました。その傍らで写真を写したので2枚ほど。1 posted by (C)martind35↑まずは太陽が出ているうちに「保険で」写しておいた物です(600mm相当)。当初ちゃんとした減光処置をしたカメラと400mm望遠レンズ(600mm相当)をセットしていたのですが、それだと雲の向こうの太陽では暗くなりすぎて日食が写りませんでした。のでフィルターをはずしてとにかく1枚…ってことでパシャり(ちょっと危なかった)。ちなみにフィルター無しでの撮影は失明との隣り合わせの大変危険な行為ですので、絶対にやらないで下さい。管理人は天体の知識の元に自己責任で写しました。2 posted by (C)martind35↑こちらは新潟では一番欠けて見える時間の11時9分に写したもの。この頃は雲の切れ間にあっ見えた…また見えた…って感じの見えたり見えなかったりの状態でしたので、400mmレンズ+三脚は諦めてフットワークの軽い300mm相当のズームレンズで手持ちで写すことにしました。150%にトリミング拡大しています。これはわざと太陽が雲の中に入ったところを狙って、ノーフィルターで写しています。これも管理人は太陽を直視しないように写しています。いくら太陽の光が1/3に減光されていたとはいえ、有害な光線が目に与える影響は低くないですので、これも絶対にやらないでください。今回はだいぶ世間も騒いだようですが、日食があると毎回失明者が出るといわれています。現在ではデジカメの存在で誰でも手軽にこのような現象を写せるようになり、実際に至る所できれいに写されている日食の写真を見受けましたが、でもこれに気をよくして「今度は丸い太陽を撮ってみよう」とは思わないで下さいね。今回の日食は太陽が欠けることにより光が弱められ、さらに雲があったことによりノーフィルターでも写すことができたのですが、晴天の丸い太陽はノーフィルターでは明るすぎて写せませんし(シャッター速度1/8000・f=36とかでも無理)、失明の危険率がグンと上がります(ほぼ確定?)。また、CCDを痛める可能性も充分あります。今回見てきた日食の写真でも、明らかにフィルターを使わないまま写して危険なレベルの写真を何枚か拝見しました。ただ、写した本人はそのことに気づいていないと思います。←実はこれが恐いんです。せめてこのブログを読まれた方はぜひ太陽の写真を写すことの危険さをご理解して頂きたく思います。
2009/07/22
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本日2回目ですこちらも今撮ってきた写真です1 posted by (C)martind35↑撮ってきた場所は近所の小学校のグラウンド。学校のグラウンドとは、管理人の経験上街の中にあったとしても結構星が見れる場合があるんです。今日行ったところは比較的周りの暗い郊外に位置しているため、星の見え方にも期待していたのですが、案の定薄っすらとですが天の川も確認でき、生徒を対象とした天体観測会も出来そうとの手応えを得てきました。あっ、ちゃんと校長先生に夜グラウンドに入ってもいいとの許可をもらっていますので、決して怪しい不審者ではありませんのであしからず^^;。
2009/07/13
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去年の暮れに2009年に起こるスゴいもの…と書いておきながら今までカキコしていなかった天体イベントの「皆既日食」まで、あと2週間余りとなりました。何故書かなかったって?。それは観測・撮影に際し非常に危険を伴うため、下手なことを書いてそれで事故でも起こってしまってはたまったものではないので、ちょっと躊躇しておりました。でもこのブログは一応天体ブログ(のつもりっ)なので、管理人的見解をアップしてみることにします。まず最初に、このブログ内に書かれていることによる、いかなる損害にも管理人は一切の責任を負わないものと致します。↑これを最初に書いておきますね(最後にも書きます)。では、最初にいろいろなマスメディアに書かれていることと思いますがおさらいをひとつ。今回の日食は月が太陽をスッポリと隠してしまう皆既日食です。しかも日本の九州と沖縄の間付近がその皆既帯となりますので、日本国内の何処でも大きく欠けた太陽が見れるという好条件の日食です。日時は7月22日。時間は地域により大きく変わりますが、例えば鹿児島では9時37分に始まり10時57分が食の最大、東京は9時56分に始まり11時13分が食の最大、札幌では10時04分に始まり11時10分が食の最大、そして新潟は9時55分に始まり11時10分が食の最大となっています。ちなみに欠け率としては日本の本土の中では南より、鹿児島で97%、熊本で92%、広島で86%、、山梨で76%、東京近郊で74%、盛岡で61%。新潟では68%もの欠けた太陽を見ることが出来るんです。大きく欠けた…とはいえそこは太陽、観測にはそれなりの減光処置などが必要となります。太陽を直接目で見てはいけません。ましてや望遠鏡や双眼鏡などで太陽を見るのは失明しない方がおかしい位危険な行為となります。ですのでこれは絶対にしないで下さい。観測には昔は色の着いた下敷きやガラスをろうそくで炙って…と言われたのですが、これも現在では減光は出来ても有害な紫外線などで目を傷めるということがわかっています。ですのでこれらもやらないで下さい。では太陽を観測する場合ですが、まずはネット上で売っているような太陽グラスなどを買われると良いでしょう(←アフィリエィト目的のアクセスに迷惑していますのでリンクは貼りません)。また、その他としては溶接用の減光グラスの"濃い目のもの"もまぁ使えるそうです。他には白黒フィルム(カラーフィルムはダメ)を一度全部感光させ、それを現像したネガを2~3枚重ねても使えるみたいです。これらは管理人も読んだだけですので、実践される際にはご自身でネットで検索された後、そちらをよく読んだ上でご自身の判断でお願いします。間接的な観測方としては、たとえばテレホンカードに開いている穴を通った光を地面に写して見ると、欠けた太陽の形になっているのだそうです。これは木陰の木漏れ日も欠けた形がわかるそうです。但し管理人はまだ確認したことがありません。デジカメなどで撮影する場合ですが、減光処置をせずファインダーで直接太陽を見てしまうことは望遠鏡で見ることと同じなので、失明の危険があります。また、減光処置をしないまま写してはCCD等を痛める可能性もありますし、明るすぎて写せないと思います。管理人は太陽撮影用のND400という特に濃いフィルターを使い、さらにND8とND4の3枚重ねで減光させ、さらに絞りを22とかに思いっきり絞り込んで撮影してみる予定です。ですがこれでもデジカメが壊れるかもしれないので、ここは自己責任での撮影と理解しています。このようなフィルターなどの用意がない場合は、濃い色の下敷きなどの減光が充分出来るものに透けて映った太陽の形をカメラで写す事はできるかもしれません。ただしこの場合も透けた太陽を目で直視することはしないで下さい。なんかこう書くと太陽観測は危ないんだ…と感じられるかもしれませんが、実際に危険を伴うことがありますので、観測には充分注意して自己責任でお願いしますね。終わりに再度書いておきますが、このブログ内に書かれていることによる、いかなる損害にも管理人は一切の責任を負わないものと致します。
2009/07/09
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…一応昨日のブログの続きになるのかな?。天気予報では曇りがちの天気のはずが、フタを開けてみたらスッキリとしたいい他天気だった昨日の夜、ちゃんと用意をしての撮影としては今年初の天体撮影に行ってきました。行ったところは標高1000mのところ。実は滝を撮りに行く(すぐ下のブログを参照)途中にも通っていたところです^^;。…しかし遅くまで空が明るかったですね。夜8時ころ出かけようかと思って空を見上げたらまだ青い光が残っていました。昨日は夏至?…どうりで。現場へ付くと真っ暗な中に管理人ただ一人^^;。そりゃそうですよね、誰も夜中にこんな真っ暗なところへは来ませんからね(だから管理人はここへ来るんですけどね)。車から降りて空を見上げるといつものようにはっきりとした天の川が見えていました(^^)。でもちょっと淡い…(・・?。モヤでも出ているのかな?。暗さに目が慣れてくるとわずかに雲が流れているのが判りました。ホントは雲はないほうがいいんだけど、でも梅雨時期にこの晴れはありがたいですので贅沢も言ってられません。真っ暗な中でライトも点けずに(←暗さに目を慣らすため)手探りでカメラや道具のセッティングを行いました。1 posted by (C)martind35↑で、早速写してみたものがコレ(写真をクリックでちとデカい画像アリ)。いやぁ~やっぱりこの場所ならですな。天の川がいとも簡単に写ってくれます。実は空の状態を見て条件的にはもう一歩かな…と踏んでいたのですが、写してみたら結構はっきりと天の川が写っていました。午前中まで降っていた雨により大気が洗浄された為と思われます。D200+トキナ魚眼ズーム10-17mmの10mm・f=3.5→4.5・ISO640・150秒露出。赤道儀使用。尚、管理人なりの星空用画像補正を施しています。2 posted by (C)martind35↑上の写真にいたずら書きをしてみました。ほとんどが夏の星座で覆われていました。また、一番下にちょこっと秋の星座であるやぎ座が顔を出しています。星を見ていると季節が2つ先取りになります。また、天の川が山の上に横たわってかかっているのもこの時期ならではの景色です。天の川はこれからどんどん高度を上げていくので、撮影をするときには真上…ってなってくるんです。「星」を写すには真上のほうが条件的にはいいんだけど、でも地上物と星が一緒に写った写真(星景写真:せいけいしゃしん)の方が写していて楽しいですね。3 posted by (C)martind35↑しばらく経ってから写したさそり座~いて座の天の川中心付近(写真をクリックでちとデカい画像アリ)。天の川がちょっと立っています。実はこの写真を写すとき、ちょうど天の川の上に白い雲が出ていたんです(-_-;)。で、あの雲が流れていったらシャッターを…と様子を見るも雲は一向に動く気配がなし。…(゜o゜)そうなんです、白い雲に見えていたものが実は天の川だったんですね。"輝いている"天の川を見たのは管理人としても久しぶりでした。D200+シグマ18-50mmの25mm・f=2.8→3.5・ISO640・150秒露出。赤道儀使用。管理人なりの星空用画像補正を施しています。尚、露光途中の後半で雲が流れてきましたので、左上の部分の天の川が消えてしまいました(-.-)。結局2時間くらい写していましたが、雲が流れてきたりなくなったり…の中での撮影となりました。その間も結局現場へ来た人は0。気兼ねなく満天の星空を楽しんできました(^^)。
2009/06/22
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先日、思いがけない梅雨の晴れ間がありました。よ~し、では準備して山に登って星の写真でも撮ろうかな…と思ったけど、こういうときに限って出かけられない立場にいるんですね(-_-;)。ホント可哀想な管理人です(-.-)。しかしっ、タダでは起きない?管理人はそれでも…と屋根に上がって星を写してみることにしました。写した場所は地方都市の郊外。街明かりも多く空の条件は決して良くはありませんが、空の状態が思いのほか良かったようできれいな星が出ていました。やっぱり山に上がっていれば…(-_-;)今回は天の川の描写までは期待できなかったので(どうせ準備もなかったし…(-.-))、この度新しく買ったコンパクトデジカメの星に対する適応性を確認してみることにしました。1 posted by (C)martind35(G10にて撮影。クリックで大きい画像あり)↑まずはデジカメの設定は、前にブログに載せていたコンパクトデジカメで星を写す方法に機械的に設定。モードをマニュアルにして絞りは開放(2.8)、シャッター速度はこのデジカメ(G10)の最長の15に。WEBを晴天にしズームを一番広く写る側(28mm相当)にして2秒のセルフタイマーにして、マニュアルピントにて無限大∞にして…これだけ。これを携帯用の小さい三脚に着けて適当に空に向けて写してみたものがコレです。写したところは夏の大三角付近。露出時間が15秒では足りないけど、このコンデジはISOが1600まで使えるので、まずは800にて1枚。それに管理人なりの星空用の画像補正をしています。これを見る限りではピントは良好のようです。尚、星自体の写りは実験した条件が悪すぎるので評価しないことにします。2 posted by (C)martind35(G10にて撮影。クリックで大きい画像あり)↑デジカメのISOの設定では最大の1600にて撮影(15秒露出。画像補正あり)。原版ではCCDによるものと思われる横方向の筋が目立ってしまいますが、コンパクトデジカメでこれだけ写せることは、一昔前から考えると驚異的ですね(゜o゜)。6 posted by (C)martind35(G10にて撮影。クリックで大きい画像あり)↑ちなみにISO80でも写してみました(露出15秒。画像補正なし・撮って出しの画像です)。ISOは数字を高くすれば暗いところも良く写せるようになるのですが、それに対してノイズというものがいっぱい出てきて、絵がザラザラしたようになってしまいます。星を写す場合は、星がいっぱい写るようにISOを設定する中でもノイズが少ないところで写すことがワザなのですが、このノイズとは画素が少ないほうが出づらい方向にあるようなんです。もしもこのコンデジが600万画素くらいだったら…(-.-)。それにしてもISO80の低感度により写っている星の数は激減していますが、このノイズの無さはスゴいですね。4 posted by (C)martind35(G10にて撮影。クリックで大きい画像あり)↑上のISO80で写したものに画像補正を加えてみました。実はこれだけちゃんと星も写っているんですね、その分ノイズもシッカリ増えちゃうわけなんだけど(-.-)。3 posted by (C)martind35(G10にて撮影。クリックで大きい画像あり)↑ISO400で写したものです(15秒露出。画像補正あり)。星の数とノイズを考えた場合はこのあたりで写すのがベターだと思われます。あとはちゃんとした条件の下で写すことですね。5 posted by (C)martind35(クリックで大きい画像あり)↑試しに今まで使っていたコンデジのC-5050Zでも写してみました。こちらは焦点距離35mm相当、ISO400、f=1.8にて露出時間16秒で写したものに画像補正を施しています。こちらはマニュアルピントにて無限遠にしたにもかかわらずピントがイマイチ(イマサン?(-_-;))出ていませんが、写っている星の数自体はG10よりもいっぱい写っています。これは最小f値がG10の2.8に対して1.8とさらに明るいことによります。一概には言えませんが、一眼のレンズも含めたf値は小さい(明るい)方が何かと便利な場合が多いです。その代わり価格も高くなっちゃいますけどね。f値でカメラを選ぶこともないでしょうが、一応頭に入れといてください。さて、思いのほかG10に星も写せそうな気配を感じました。次はちゃんとしたところで赤道儀を使って実験してみることにします。と言ってはみたものの、はたしていつになることやら…(-_-)。
2009/06/17
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昨日カキコしていた日記の棚田での出来事ですが、実は撮影中に流れ星が流れていったんです。流れ星とはいっても時間は7時半頃。日が長くなった現在ではまだまだ空は明るく、一番星が見れるか見れないか…って明るさの時に流れたんです。その流れ方はまるで鏡が落ちてきたような感じ(゜o゜)。ゆっくりと、とてもキラキラと瞬きながら落ちてゆきました。永く星を見てきている管理人をして初めて見るタイプでした。ちょうどその瞬間も棚田を写していたのですが、ひょっとして流れ星が流れた空間まで写野に入れていたかどうか…。そしてシャッターが下りて緊張しながらデジカメのモニターを確認すると…無い(-_-;)。流れ星とは肉眼で明るく見えても写真にはなかなか写ってくれないもの。そこへきてカメラの設定は風景を写す為にf14と絞り込んでいたものだから、こりゃ写らなくて当然だな…(-.-)。意気消沈?のまま家に戻ってきて、でもひょっとするとパソコンのモニターならわかるかも…と、最後の望みで写真を1枚1枚調べていくと…ありました~っ\(-o-)/。薄っすらとですが流れ星の形跡が写っていたんですっ。1 posted by (C)martind35↑これがその時写していたものです。このカットでは夕焼けの色を出す為に暗めに写しているのですが、実際は辺りはもう少し明るく感じました。2 posted by (C)martind35↑上の写真の「この辺」の部分を100%の大きさで切り出し、更に流れ星がよく判るように画像処理を施してみましたが、画像処理前の写真でもはっきりと写っています。明るい光点が2つわかりますよね。良く見ると2つの光点は薄い筋で繋がっていますが、これがその時写った流れ星なんです。明るい2つの点は管理人が感じたキラキラ…と瞬いて見えた、その明るかったところが写ったもの。なんだこれだけ?と思われるかもしれませんが、もう一度書きますがこの写真はf14(ISO100)で写したもの。星を撮ったことのある方からみれば、それでも写ったこの流れ星の明るさをご理解していただけると思います。惜しむらくは絞りをもう少し開けて写していればもっとはっきり写せた可能性があったということ。でも流れ星は突然発生するものですし、今回は"棚田"を写していたものですので、軌跡が写っただけでもキセキ…というシャレは止めといて(^^ゞ、軌跡が写っただけでも幸運だったと思っています。…でも、もしもはっきりと写せていたら天体雑誌に送っていたかもしれないのにぃ(-.-)。
2009/05/30
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都市部の郊外にある天文台で観望会がありました。この天文台は都市部とは言っても山の麓にあり、結構暗いところに位置しています。また、裏山の向うには大きな町がありませんので、"そちら側は"けっこういい星空を見ることができるところです。とはいうものの山の麓ということはすぐ近くに山が迫っていますので、せっかくの暗い空が見れる範囲は少ないんです(-_-;)。その為に街明かりの多い方向にある星が観測の主体となります。望遠鏡で星を覗いている参加者は喜んでくれていますが、でも管理人からすれば「ホントの星空はこんなものではないんだけど…(-.-)」と頭の中では思いながらも、参加者のせっかくの感動を無にしないようにその辺は濁して説明をしてまいりました。で、その帰り道。雲ひとつ無い空にもかかわらず、街明かり(光害:ひかりがい)の為にあまり良く見えない星空を見ながら、本来なら山奥で撮影をしたい気分なんだけど、でもここからは遠い…(-.-)。でも星は出ているのだし、さっきの鬱憤が溜まっていましたので?ここで写してしまえっ…と、都市部で言うところの郊外で星を写してみました。1 posted by (C)martind35↑現場は新潟平野に位置しているところで、ずーっと田んぼが続いている農道の途中で車を停めて写してみました。街明かりに照らし出される水田をイメージしてシャッターを切っています。2 posted by (C)martind35↑道路の反対側を魚眼レンズで(右端の明るいところはコンビニ)。周囲は結構暗いのですが、空には街明かりが伸びていて肉眼では3等星もアヤシイ(-.-)…といった感じでした。3 posted by (C)martind35↑田んぼを写して遊んでいると、山の上にさそり座が出掛かっていましたので、星を撮影するぞバージョンに設定を変えて写してみました。田んぼが明るいのは車が1台通ったことによります(あんなところで撮影している管理人を見てどう思ったかなぁ…)。4 posted by (C)martind35↑そのまま田んぼと星を一緒に写そうと、魚眼レンズでパシャリ。右上の星は春の星のうしかい座のアルクトゥルス、明るい光の上の星は夏の星のこと座のベガ(おり姫)。左上には北斗七星が写っています。a01 posted by (C)martind35↑実際には星はもっといっぱい写っているんだけど、画像のサイズを小さくすると星がよく判らなくなってしまうようです。そこで実験的に大きなサイズを用意してみました。写真をクリックすると、現在使っているブログの写真置き場サイト様にジャンプします。そこでもう一度写真をクリックしてもらうと大きなサイズが出てくるはずです。これを見ていただければ郊外でも結構星は写せるものだということがお分かり頂けると思います。a02 posted by (C)martind35↑上と同じ写真に星座の線をいたずら書きしてみました。こちらも写真をクリックすると大きい写真へ行くことができます。b01 posted by (C)martind35↑ちなみにこれらの写真は全て画像補正を施して、星が良く見えるように調節してあります。そこでこれまた実験的にサイズ調整のみの全く無補正の写真を挙げてみました。これも大きな写真を用意してあります。(撮影データー:ISO640・露出時間30秒(カメラの設定の上限)・魚眼レンズの10mmf=3.5→4.5・三脚による固定撮影)b02 posted by (C)martind35↑上の写真に管理人なりの星空用の補正を加えてみたものがこの写真です(大きな写真あり)。大サイズの写真では、現地で管理人には見えなかった星も浮かび上がっています。ホントに完璧な空の元で星を写した場合は、補正を加えると画像が悪くなるだけなのですが、お気軽撮影のレベルであれば、ちょっと補正をすると星もグッと浮かび上がってくるのがわかるかと思います(説明用に強処理をしてあります)。もしも星空を写された場合、モニターで確認しても星があまり写っていないから失敗だ~(;_;)…と削除しないで、パソコンでちょっと補正されてみると星が結構浮かび上がってきてビックリされるカモ、です。これからは夜も暖かくなりますので、星も写しやすくなってきます。もしも晴れているようなら、星は見えなかったとしても空に向けてとにかくシャッターを切ってみては如何でしょうか。
2009/05/21
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地元での今年最初の観望会がありました。…んだけど、天候不順により座学になったんですけどね(-.-)。地元には小さいけどなかなかどうして…ってプラネタリウムがあります。運営は行政?らしいんだけど、月イチのペースで番組もやっているみたいです。今までは天体観測会を予定していても、天気が悪ければ中止にしていたんだけど、せっかくプラネタリウムがあるんだし、その存在の宣伝にもなるからと去年から中止の場合はプラネタリウムで星の説明をするようにしています。1 posted by (C)martind35↑座席数は40席位の小さなもの。このプラネタリウムは古いアナログタイプで、細かな操作は全て手作業。でもこの手で操作しながらの生解説にはいいものがありますね。投影できる星もモノクロで4等星くらいまでなんだけど、でも管理人が見ても大した物だと感じられる出来映えなんです。ただし今まで星に詳しいものが管理していなかったようで、当初は惑星の位置関係が十年以上も前の位置にあったんです(-_-;)。でもその辺は木星と土星の位置を利用して、時間を進めてちゃんと合わせ(アナログなので機械を何年分も動かして合わせます(-_-))、今ではどこに出しても恥ずかしくない?プラネタリウムに調整してあります。2 posted by (C)martind35↑投影されている星を天体撮影の要領で写してみました。小さなドームに映し出されたものを魚眼レンズで写していますので、湾曲が強調されて星座もわかりづらくなっていますが、右上には北斗七星、真ん中辺にはしし座を見つけることが出来ます。プラネタリウムは田舎の山の上よりもいっぱいの星を映し出すことが出来ますが、でもやっぱり本物の星の下で解説をした方が楽しいですね。このブログの容量が限界に達してきました。ので本日より写真は別のサイト様にアップして、楽天ブログ内には文字のみのアップにしてみました。その為にちょっと写真サイズが小さくなりましたが、以後この形でブログ管理を続けてゆきたいと思います。今まで同様、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
2009/05/18
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あら?またベタなタイトルだこと(^^ゞ県内でも「車で行ける」山から見下ろすところとしては恐らく一番夜景がきれいと思われるところへ行ってみました。↑(いつも電線が邪魔なんですよね(-.-))花火のフェニックス(←まだ見た事がない^^;)が有名なところで、街のすぐ近くに400m位の山があり、その駐車場からこれまたきれいな夜景が見えるんです(^^)。↑一番賑やかなところを切り出して…。ここは駐車場の周りをグルッと木々(雑草)が囲んでいるのですが、10mくらい隙間があり、そこから夜景を眺めるんです。ここへ来るといつも思うのですが、この木が邪魔をしなかったら一体どんなにすばらしい夜景が見渡せることか…と。早いトコ展望台を作ってくれませんかねぇ…(-.-)。↑ここは街明かりが近いにもかかわらず、星も結構見えるところなんです。この日も月と雲が出ていましたが、明るい星で星座を繋げることができました。…でもこのサイズじゃあ星が見えませんね(-_-;)。↑月とその周りの雲を写してみました。月夜の雲って結構面白く写せますね。ちなみに真ん中で輝いている星は春の星座のうしかい座のアルクトゥルスです。↑3枚目の写真を星がわかるように。こういう感じの星って大判だとわかるんだけど、小さく縮小するとわからなくなってしまうんですね(-.-)。原版ではもう少し星が写っているのですが。なにかいい縮小方法は無いものだろうか…。週末恒例の(-_-;)メンテナンスにひっかからないようにちょっとだけ写真を載せてみました。6日に行ってきたところは後日アップしますので、もうしばらくお待ちを(←あ~ぁ、載せるって宣言しちゃってホントに大丈夫なのかなぁ…?(ーー;))
2009/05/09
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昨日は今年初の天体観望会がありました\(-o-)/。行ったところは長野県にも近い山の中。車で2時間はかかりますが、縁あって管理人に声を掛けて頂いているところです。まったくありがたい限りです(^^)。その現場周辺は標高が800mくらいあり、道路の横にまだ雪が普通にありました(゜o゜)。また、ソメイヨシノを発見(@_@;)。さすがはあるところにはあるものですね~。あっ、現場に着いたのが暗くなってからの為、その証拠写真^^;は写せませんでしたのであしからず(^^)v。まずは観望会が終わったあと、個人的に居残りをして望遠鏡にて土星を写してみました。↑これじゃあ何がなんだかわからないですね(^^ゞ。↑中心部をトリミング拡大してみました。120倍相当になります。大気の状態があまりよくなく、これ以上の拡大撮影は出来ませんでした。あれっ?って思いませんか(・・?。実は今年の土星は輪が非常に細いんです。で、8月11日と9月4日には地上からは輪が見えなくなってしまうんです(-_-;)。これは今年の土星の輪は地球から見て水平になってきており、今もどんどん薄くなっていて、それが8月11日と9月4日の2日は完全に水平になり、厚さはわずか200mしかない輪が全て見えなくなるんです。天体現象としては15年に1度起きる非常に珍しいものですが、望遠鏡を覗かれる皆さんにしては土星にはやっぱり輪があったほうがいいですよね^^;。↑その後上弦の月を写してみました。4月2日にも同じ位の欠け具合の月を望遠レンズにて写してみましたが、今回は望遠鏡の直焦点(望遠鏡を望遠レンズのようにして写す方法)の2000mm(デジカメ換算60倍)にて写してあります。レンズの口径(面積)は望遠鏡の方が全然大きいですので、その分精細に写すことができました(多分^^;)。※ノートリミングです。尚、望遠鏡を使った撮影では、ISO100で1/10秒程度がちょうど良い露出でしたが、そのまま写すとカメラのシャッターが切れる振動によりどうしてもブレが出てしまい、その為にシャッターは開いたままうちわで望遠鏡の前を塞いで自分でシャッターを切る"うちわシャッター"を使いました。また、ピントもカメラのレンズのような無限大(∞マーク)などありませんので非常にシビアで、望遠レンズのようにパシャッっと撮って…とはいきませんでした。でも望遠鏡なら手間を掛ければ掛けただけ結果に反映されますので、いい緊張感の中で撮影をすることができます。…望遠レンズの方が楽でいいですケドね(-.-)。
2009/05/03
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もう桜をアップするのも飽きた…なんて宣言?しましたが、やっぱりまた桜です(^^ゞ。とは言ってもカテゴリを見てください!。2009星・天体ってなってますよね、ねっ。そうですっ、今回は「月」が主役なんです!。ので桜はあくまでも脇役…(のつもり)。だから「またか…(-_-;)」なんて言わないで下さいね^^;。↑月と桜を撮ってみました。ホントは実家近辺のソメイヨシノと満月を考えていたんだけど、今年はソメイヨシノが満開の時期と満月の時期が180度ズレてしまいました(-.-)。ので仕事場近辺の八重桜と三日月を代わりのつもりで写してみました。本来ならこちらも満月で写したほうがいいのでしょうが、次の満月(5月9日)まで八重が持つかどうか心配なので、とりあえず押さえておくことにしました。これじゃあ月が小さすぎるかな?。真っ暗なところでフラッシュを使っています。↑300mm相当のズームレンズで1枚。管理人が写すのなら月の模様がちゃんと出ていないと片手落ちなので(一応天体屋を自負していますので…)、月の描写を意識して写しています。ですがこれでは桜がボケすぎていますね(-_-;)。↑桜にもピントが来るように絞り込んで写してみましたが、これ以上絞り込むと手持ちではブレブレの写真になってしまいました(-_-;)。桜の花までもう少し距離が取れればよかったのですが、月との位置関係からこれが限度でした。実家の方なら9日になっても八重は残っているかも。チャンスがあったら満月と八重に挑戦してみようと思います(注:あまり期待しないでいてください(-.-))。桜と月(あっ、"月と"桜だった(^^ゞ)を写した後は、屋根に上がり月の拡大撮影をしてみました。今回は400mm望遠レンズに2倍テレコンバーターを付けて、デジカメ換算で都合1200mmの焦点距離(24倍(゜o゜))での撮影となります。↑こんな感じに写りました。ちなみに月の欠け具合は違いますが、400mmだとこんな感じ(2枚目の写真)の大きさで写ります。↑上の写真の月の部分を50%拡大して切り出してみました。この焦点距離になるともう望遠鏡のレベルになります。写り自体を望遠鏡で写したものと比べると、望遠鏡の方がもう少しきれいに写せるように感じました。これは無理をして2倍の焦点距離に延ばしたことと、カメラのレンズは"レンズを何枚も使って"景色がきれいに写るようにしているのですが、望遠鏡は"レンズを減らして星が良く見える"ようにしている為(その分クリア)だと思われます。ちなみに一般的な望遠レンズでは8~10枚程度(ズームレンズだと10枚以上)のレンズを使っています。対して望遠鏡は2~3枚のレンズで構成されています。↑この拡大率になりますと、写りに影響が出るくらいの速さで月は動いていってしまいます。撮影中もファインダーの中で左から右へドンドン動いていっているのがよく判りました。この写真は月を写した1分後にもう1枚写したものを画像処理で重ねてみたものです。たった1分でこれだけ月は動いてしまいます。天体用の三脚だと、月や星の動く速度で追いかけてくれる機能が付いていますが、今回はその道具(赤道儀)が手元に無かった為、普通の三脚で写してあります。その為に今回の撮影では、月の動いていく方向を見定めてちょっと手前にカメラを合わせておき、月が動いてきて写野の中心に来たところでシャッターを切っていました。結構月が大きく写せましたが、やっぱり望遠鏡で写したいと思った管理人でした(ただ、望遠鏡での撮影だと準備が大変なんスけどね(-.-))。
2009/05/01
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夕食後外に出て夜空を見上げてみました。場所は市外の住宅地になりますので、空の条件は決してよいものではなく、せいぜい2等星がわかる程度。でも大気の状態が良かったのか、それでも星座の形を何とかつなげることが出来、少しは星空観測が出来た気分でした。そんなところに西の空に目をやると、冬の一等星が集合(してる訳でもないんですけどね^^;)しているみたいでいっぱい数えることができました。低いところからおうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲル、オリオン座のベテルギゥス、こいぬ座のプロキオン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、おおいぬ座のシリウス…。冬の一等星は全て見えていました。で、そのまま真上に目をやると春のしし座のレグルス。東方面に目をやるとうしかい座のアルクトゥルスとおとめ座のスピカ。今頃の空では全部で10コもの一等星を見ることができます(一応しし座にある土星も一等星)。これだけの一等星を一度に見れる時期って今だけじゃないかな?、ちゃんと調べてもいないけど(^^ゞ。空が明るくてもそんな星々を追いかけてみるのも楽しいものです。ところで今年初の(だったかな?)流れ星情報です\(-o-)/。来週の22日、七夕で有名なおり姫のある星座のこと座流星群という天体現象があります。この流星群は平均では1時間に10コ程度と小規模な流星群なのですが、1時間あたり100コもの流れ星を流した実績のある流星群でもあります。さらに今回は月の無い理想的な条件の下で観測できますので、1コや2コの流れ星が見れる可能性は高いといえます。また、流星群とは中心となる日の前後1週間くらいはその流れ星を流すことは多々あるものですので、今週末や翌日曜の夜なども流れ星が見れるチャンスがあると思われます。今回のピークは22日の午後8時と予想されていますが、自分の見易い時間に夜空を見上げる程度でもいいと思いますので、時間があったら空を見てやってください。また、その時はぜひ10コの一等星も探してみて下さいね。↑先日棚田の夕陽を写していた時に、暗くなるまで粘って星と棚田を写してみたもの。このあと山道を下って帰っていったら、途中で道がなくなっていて(-_-;)ヒデぇ目にあいました(-.-)。満月の光がありがたいと感じた一瞬でもありました。
2009/04/17
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夕方外に出てみたらきれいな月が出ていました(^^)。何がきれいって大気の透明度。雲が出ていないとかそういうものではなくて、大気自体が澄んでいる感じ。街中から見える星もいつもよりも明らかに強く輝いていました。こりゃ写真を撮るしかないぞ!(^^)…が今日は仕事場泊(-.-)、手元に望遠鏡は無し(-_-;)。本来なら望遠鏡を持って山の上などに行って、月の写真を1枚写すにも3分くらいかけて気合撮りしたいくらいの条件の良さなんだけど、手元に望遠鏡がなくてはショボン(-.-)なので、妥協して望遠レンズで月を写してみました。↑ちなみに空自体はこんな感じでした。雲ひとつ無く、月があるにもかかわらず、月の近くにある星もよく見えていました。屋根の上から魚眼レンズで写している為、周りの手すりやアンテナが写っています^^;。↑月です(まぁ判ると思うケド)。一応データーは、400mm望遠レンズ(600mm相当:12倍)を使い、ISO100、WB晴天、マニュアルモードにてシャッター速度1/15、絞り5.6→16で三脚を使って写しています。また、写りを悪くする外的要因を少しでも無くすように、レリーズを使いミラーアップにて写しています(サイズ以外一切無補正)。ちなみに月を写す場合は、スポット測光で月の中心の明るさを測り、そのデーターを元にマニュアル設定にて写したほうが好結果に繋がる場合があります。↑上の写真の月の部分をトリミングにて100%にしてみました(サイズ以外一切無補正)。わずかに(天体写真的にはいっぱい…(-_-;))ボケている感じがありますが、これは天体写真に使うにはヤワな三脚と望遠レンズの性能に起因するものです(多分)。今日の条件からすると望遠鏡を使って写せばもっとバシっと写せたものと思われます。…と、言い訳などしてみましたが(^^ゞ屋根に三脚をピョイっと立ててカメラを取り付け、パシャパシャとシャッターを切ればこれだけの月が写せるということは、フィルム時代の天体撮影から考えれば驚異的なんです。望遠鏡を組み立てて月の写真を撮ろうとすると、なんやかんやで準備に小1時間かかってしまいます。それがこの写真は屋根に上がって5分後に写したもの…(-_-;)。いい時代なのか嫌な時代なのかって感じがします(-.-)。
2009/04/02
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