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今ではたばこ屋そのものが23区内では殆ど見かけることが無いために、壁面右書きで取り付けられている銅板製の文字が無ければ、これがたばこ屋だとは看破しにくいだろう。とはいえ、中央部の販売カウンターを見ていると、多少の錆び付きは感じられるものの、往時繁盛していた頃の賑わいが想起され、実に感慨深い。
そして番場商店街通りを挟んで真向かいに位置するのが、旧大月旅館別館。現在はカクテルバースノッブとして営業をしているらしいが、扉の入り口に張られた"closed"やカクテルを手に取るスケッチが、かつて遊戯施設として使われた名残を感じさせるものとなっているような気がした。
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