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2010.08.08
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カテゴリ: 学習面ネタ
私がよく生徒達に言うもう1つは【勉強とは脳を鍛えること】だと思うことです。

例えば100問の計算問題プリントが宿題に出たとします。
家に帰って[30分で100問全部を解いた生徒]と、[1時間かけて10問しか解けなかった生徒]がいたとします。
どちらが計算問題を得意とするかと言われれば、多分[30分で100問全部を解いた生徒を解いた生徒]でしょう。
またどちらが次のテストでいい成績を修めるかと言われれば、多分その時点では[30分で100問全部を解いた生徒を解いた生徒]でしょう。

しかし、どちらがより【脳を鍛えた】といえるかと言われればどうでしょうか?
[1時間かけて10問しか解けなかった生徒]が1時間休むことなく「あ~でもない、こ~でもない。」と考えたとしたら、その生徒は[30分で100問全部を解いた生徒]より【脳を鍛える時間が長かった】と言えるでしょう!

私が生徒達に徹底しているのは、苦手な教科や単元を勉強するときほど、この【勉強とは脳を鍛えること】であるという感覚を忘れないことなのです。

先日、ある女子生徒に彼女が苦手とする数学のプリントを渡しました。A4サイズ5枚セットのプリントです。ちなみにその単元の問題を解くための基本的な考え方は、授業終了前の15分で簡単に説明だけをして、ノーには書いてもらいませんでした(ここもミソなんですが…)。

昨夜の授業のときに、彼女は「全部できてませんが…」と言いながらその5枚セットプリントを提出してくれました。
確かにプリント全体の1/3ほどしか解けていませんでした。更に正解はその中の1/3ほどでした。
しかし、正解した問題も間違えた問題も「あ~でもない、こ~でもない。」と考えた痕跡がプリントに残っているのです。
彼女は間違いなく、その単元を理解するための、あるいはその単元を理解するために動かす部分の【脳を鍛える】作業をしてきたのです。

事実、彼女の残した痕跡から、その問題の正解を導く過程のどの部分で間違いや勘違いが生じているのかがすぐ分かり、それを説明することで次に控えていた類似問題を見事正解に導くことができたのです。

もし彼女があの5枚セットのプリントを、とにかく全問答えを埋めることを目標に解いてきてしまっていたら、今回ほどの成果は生まれなかったことでしょう。

生徒の皆さん!
これから苦手な教科や単元を学習するときは【脳を鍛える】ことを目標にしてみませんか?
一生懸命「あ~でもない、こ~でもない。」と考えた時間を重要視し、一定時間内で解けた問題の数は気にしない。これを家庭学習に取り入れてみてください。
でも学校や塾の宿題では取り入れな方がいいかも知れません。「全部できてない!」と叱られるのがオチですから…





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最終更新日  2010.08.09 00:04:42
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