PR
カテゴリ
カレンダー
キーワードサーチ
コメント新着
フリーページ
あの冨田先生だ・・・
2001年から2年間、非常勤講師として勤めた私立高校の職員室の私の机の向かいの席で、いつも笑顔だったあの先生だ・・・
いつも生徒の立場でものを見、考え、かつ目立つとこは一切しない。
いつも縁の下の力持ち。
いつも進んで損をすることができる。
そんな冨田先生が、冷たい大雨の降る夜に、祭りの太鼓台と大型トレーラーの間で押しつぶされたのだ。
あの先生のことだ。
冷たい雨に全身濡れながら、太鼓台を一番後ろから押しておられたのだろう。
他の人には「僕が押しますから、雨のかからないところでいてください」と言葉にすることもなく、笑顔で率先して一番後ろから押しておられたのだろう。
他の人たちも一日中太鼓台を押して疲れているだろうからとの思いから、自分の疲れはそっちのけだったのだろう。
彼が太鼓台を一番後ろから押していたことは、事故発生当時の現場の状況を知らせるニュースで用いられた模式図でも報道されていた。
それでもあの先生のことだ。
「自分以外の人でなくてよかった・・・。」なんで平気で笑顔で言ってのけるのだろう。
自分自身の残念極まりない気持ちや、残してしまった家族への想いは口にしないで・・・。