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2017.11.13
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カテゴリ: 小説/物語
50年以上連れ添った最愛の妻から病苦に耐えられずに「殺してほしい」と懇願され、自らの手でその願いを叶えた男性は、どんな気持ちだったのだろう。

独身の身で後期高齢者となった両親の面倒を見続けて、収入が途絶えて、父からみんなでこの世を去ろうと提案され、11月の関東の冷たい川に、年老いた両親を乗せて車で入っていた娘さんはどんな思いだったのだろう。

考えれば考えるほど気の毒である。
そして同時に、明日の自分かもしれないとの覚悟も強いられる。
家族とは、きれいごとではないことを嫌というほど知っているからだ。


しかしながら、怒りしか感じない場合もある。

子供が言うことをきかないからと、
子供が泣いてうるさいからと、親がその幼い命を奪う。

堕落しきった、怠け切った生活を正すように言われた子供が親を手にかける。



『親の心、子知らず』という言葉がある。
果たしてそうだろうか?
確かに『親』になったこともない人間が、親の気持ちを100%理解することは不可能かもしれない。
しかし!
ある程度は想像がつくのではないかと思う。

その想像力が無いことを、想像もしないで自分中心の考えだけを振りかざすことを[思春期]だとか[反抗期]だとか、分かったような言葉で見過ごしてきたツケが今回ってきている。

さらにそうして見過ごされていい気になって年齢と身体だけが大人になった馬鹿者たちが、今度は親になってしまい、子供を虐待する時代になってしまっている。





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最終更新日  2017.11.13 01:58:54
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