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2017.11.29
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カテゴリ: 小説/物語
しばらくすると母は冬の土曜日の昼食に、私の好きなものを用意しようとしてくれた。

母は何でも手作りで我々に食べものを与えてくれていた。
出来合いのものやインスタントの食品を用意することはほとんど無かった。

しかしある土曜日から、いつも私が食べたがっていたものを用意してくれるようになった。

レトルトのハンバーグである。

一度母と買い物に行ったとき、私がどうしても食べたいと駄々をこねた結果買ってもらった。
それをおいしいおいしいと私が食べたのを母は覚えていたのだ。

その土曜日の朝、母が「今日のお昼はこれを食べておきや。」といってレトルトハンバーグを見せてくれた。

私は喜んだ。

なぜなら冷たいことには変わりないことを知っていたからだ。





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最終更新日  2017.11.29 03:17:04
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