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2018.08.15
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カテゴリ: エッセイ
わめくだけわめき散らしたNは最後にもう一度「ホンマにお前ら全員総体に出られなくしたやるからな!」と言ってその場を立ち去った。

残された我々はサッカーを続ける気持ちも無くなって、教室に戻った。
歩きながらの話題は「ホンマに総体に出られなくされたらどうしよう。」だった。
私を含めた約半数は「あいつにそんな権限があるはずない」と一蹴したのだが、残りの半分はかなり心配をしていた様子だった。

その日の放課後、部活に行こうと廊下を歩いていたら私のクラスの国語担当教師Kと出会った。
どんなことにもいつも短めの理路整然とした言葉で我々に対応する彼女に、私は心の中で少し尊敬の念を抱いていた。

目が合ったので軽く会釈をすると、彼女はポンと軽く私の肩を叩きながら「部活か?大事な時期だから怪我しないように頑張りや!」と声をかけた。
その瞬間私はハッとして、思わず「先生、質問があるんですがいいですか?」との言葉が口から出た。

「もちろん!」とK先生。

それを聞いたK先生は「そんな質問をするということは、お前は『読んで字の如し』とは思わないってことか?」と言って私の顔を覗き込んだ。

そして「よし!一度ちゃんと調べとくからちょっと時間をもらえるかな。」と先生が言ったので、私は「よろしくお願いします。」と一礼した。

すると彼女は手にした出席簿で軽く私の頭を一回叩きながら「お前が敬語で話してくるから、何か企みがあるとは思ったわ。」と言いながら笑顔を見せた。





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最終更新日  2018.08.15 01:26:12
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