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朝日新聞の今日の記事である。死刑反対であった、千葉法務大臣が死刑を執行した。死刑執行に考え方が変わったということだろう。彼女には、「どんなことがあっても命の尊厳は保障されねばならない」というような死刑制度絶対反対という主体が確立していなかったのだと思う。かつて法務大臣で、大谷派の僧侶がいた。彼は、信仰上の理由で死刑が出来ないといっていた。本来、死刑執行は法務大臣の職務である。死刑反対なら、法務大臣を受けずに、死刑制度の廃止に向けて活動すればよかったのだ。千葉法務大臣にしてもそうだ。死刑に代わる終身刑の導入を考える。万人の限りない更生、人間変革の可能性を信じたいがゆえに。終身刑は、それこそ、修道僧のような、厳しい修養が一生課せられるべきであろう。
2010.07.29
今日の朝日新聞、オピニオンの記事で感動した。44年前の袴田事件で、当時、裁判官の熊本さんは、犯人はシロと判断していたのに、多数決で犯人はクロで死刑が決まった。悩み抜いた末、辞職し、上級審でシロとなることに託した。しかし、最高裁でもクロであった。被告は再審請求し、今も獄中で戦っている。熊本さんは、罪の意識で酒におぼれ、家族との別れ、自殺の試みと自分を追い込んだ。3年前、思い切って、被告の死刑判決にいたる評議の秘密を公表。被告の第二次再審請求支援活動に加わった。被告はまだ獄中、自分は世間で生きているということの苦悩。評議の秘密を守るより、当時の不本意な出来事を公表し、被告を助けることが社会正義にかなうと考えたのだ。
2010.07.28
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