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ど、どれくらい書いてないんでしょう…。えっと、2週間? …以上? きゃー!!えっとですね、上の子が春休みに入ったらネットしてる時間も余裕も体力も欠片もありませんでした…。んでもまだちょっと忙しいのでもうちょっとお休みしますが。パソコンつけてもメール見るのがやっとです。てゆかメールってすごいですね…。ちょっと見ない間に200通とか平気で溜まってるんですもん。やっぱりいろんなメルマガ登録してるのも考え物ですね…重要なメールが埋もれる埋もれる。危うく友人からのメールを削除してしまいそうになりました。危ない危ない。一応ブログを始めた時に目標というか、決めたことがありまして。一つは、「家にある絵本のせめて半分くらいは感想を書こう」というのと、「一ヶ月書かないようになったらやめよう(一ヶ月以上空けないようにしよう)」というのがあるのですが、書いてないと時間あっという間に過ぎますね…。でもまだまだ半分に到達しないので、もうちょっと頑張ろうと思います。今週中に上の子の春休みが終わるので、週末近くには再開する予定です。
2009年04月06日
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みんな大好き、どろんこ遊び!私的お気に入り度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★★どろんこももんちゃん今回から表記変えました。「オススメ度」から「お気に入り度」です。基準はあんまり変わってません。で、ももんちゃんです! またもやももんちゃんです!今回は少し前に出たばかりの最新ももんちゃんです!今度のももんちゃんはどろんこ遊びしちゃいますよ~。でも…私、どろんこ遊びを目いっぱいさせられるお母さんって尊敬しちゃいます。うちから泥遊びが出来そうな公園ってちょっと遠いので、車か、せいぜい自転車にでも乗らないと無理なんですけど、そうすると結構大変なんですよねえ。うちは集合住宅で土払うところないので、洗濯をどうしようか悩みますし。今の時期は下手にやらせると風邪引きますし。なので最初これを見た時に、「うっそーどろんこ遊びなの?! いやーどうしようやりたいって言い出したら!」と思ったのですが、結局購入。当然購入。ももんちゃんだし。そして読んでたら…ヤバイです。何がヤバイって、どろんこ遊びさせたくなってきました。物語のはじめは、雨上がり。ももんちゃんを誘いに来たきんぎょさん、さぼてんさん、おばけさんといういつものメンバーでどろんこ遊びを始めるんですね。どろんこをこねこねしながら、みんなが夢中になって造ってる姿がとっても可愛いんです。徐々に真っ黒になっていくのに比例して、嬉しそうになっていく表情。そして出来上がった時のみんなの誇らしげな顔ったら!!これ見ちゃったら、娘にもやらせたくなっちゃいますよ。こんな顔で「見て見て!」って言ってもらいたいです。もうこのシーンがお気に入りでお気に入りで。誰って私のです。あーもうこれ見るたびに「買ってよかった~~」と思ってます。上の娘もやっぱり、出来ていく過程を見ているのはワクワクするようで、「これ、何が出来るんだろうね?」と問いかけると、「おだんご?」「おうち?」「バスかなあ?」などとページを捲るたびに唸りながら考えてくれました。そして直前のページでわかったようで、当たったらとっても嬉しそうでした。下の娘はどろんこ遊び自体がまだわからないので一緒になってだーだー言ってただけですが、おとなしく聞いててくれます。可愛い擬音がいっぱいで、嬉しいみたいですね。そして嬉しいのは、その出来上がった「もの」が動き出すこと。そしてそして今回すごいですよ、そこで終わりじゃないんだな。「うわ、そんなことまで!」と驚く反面、羨ましくなりました。でも最後にお母さんと一緒に…なんだけどね。最後の最後まで嬉しそうで楽しそうだったももんちゃんずに釣られたのか、読み終わった上の娘の第一声は全開の笑顔での、「もっかい!」でした。これ聞くのはとっても嬉しいです。
2009年03月19日
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視線の先にあるものは。私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★☆☆☆くまさんくまさんなにみてるの?エリック・カールさんが関わる絵本の感想はこれが初めてだと気付いてビックリ。もう何か一つくらいは書いたつもりでいました。最初はエリック・カールさんというとしかけ絵本、というイメージが強くてあんまり手に取る気になれなかったんですね。私がしかけ絵本ってあんまり好きじゃないので。すっごい勝手な理由なんですけどね、子供が壊したり破いたりしやすいだろうからとか、おもちゃにしちゃうんじゃないかとかって。でも実際買ってみるとそうでもなかったんですよね。この方にとってしかけはあくまでもお話を魅せるための一部なんだなぁと感じました。そうやって偏見が取れて行くと、結局うちにも増えてきちゃいました。そのうちの一冊ですね。と言ってもこちらはエリックさんは挿絵だけですが。これはしかけ絵本じゃないんですが、近いノリで描かれていますね。「ページを捲る」ということを意識しているというか。「いないいないばあ」に通じるものがありますね。感覚的には近い。あれはお顔の変化をわかりやすく見せてくれるんですが、こちらは少し発展して一ページ一ページ毎に「動物」と「色」とを特化させて見せてくれてます。色使いも大胆だし動物もわかりやすいですし(黒い羊は除く…あれなんだろうと思いました私。)、小さい子向けですね。でもこれ、推奨年齢は2~3歳からになってますが、あえて赤ちゃん向けカテゴリに入れました。大きくなってからも楽しめると思いますが、せっかく買うなら小さいうちから見せておいたほうがいいんじゃないかと思いまして。気に入る子なら赤ちゃんのうちでも割と楽しんでくれるんじゃないでしょうか。うちの下の娘は結構気に入ってるみたいですし。…上の娘はイマイチみたいですけどね…。ちなみに小さいうちからならこちらがいいかも。くまさんくまさんなにみてるの?ボードブック版です。厚紙なので破られる心配減! 齧られる危険はあるけど!ちなみに日英両文版というのもあります。発音に自信がある方はこちらの方がいいかもしれないですね。くまさんくまさんなにみてるの?
2009年03月18日
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こんな頃もあったよなあ、なんてね。私的オススメ度 ★★☆☆☆子供的熟読度 ★★☆☆☆こぐまちゃんおはようこぐまちゃんが朝起きて、夜眠るまでの一日が描かれています。……あっ、終わっちゃった!いやだって、他に書きようがないんですよコレ。特に目を惹くシーンもないですし、ここいいなぁと思う場面も見当たらないんですよね、私としては。うちの娘も他の本の方が気に入っているらしく、これが出てくることはあんまりありません。が、これって好きな子はかなり好きみたいです。というのもこれもお古のいただきものなんですが、くださった方のうちではかなり頻繁に読まれていたようで、他のこぐまちゃんシリーズに比べて読み込まれている感があったんですね。そこで世間話のついでに聞いてみたところ。「ああ、うん。うちの子はよく読んでたよあれ。どうも自分と同じことしてるのを見るのが楽しかったみたい。うちの子の行動パターンに似てたんだよね」とのことでした。あーなるほどね、と納得。こぐまちゃんがおもちゃを従えて遊んでいたりするシーンとかって確かにデジャヴュ。うちの子はどっちかというとおままごと派なのであんまりやりませんが、そういえばやってる子もいますよね。そういわれてみればそうです。と、いうわけでうちではあまり活躍しない本ですが、お子さんによっては行動パターンそのままで楽しめるみたいです。ちなみにその方、こんなことも仰ってました。「ほよりんちゃんちに持っていく前にあの本読み返したら、こんな頃もあったよなあって懐かしくなっちゃった。もう影も形もないくらいに小生意気になっちゃってるけど(お子さんはもう小学校高学年です)」なんだか一言で言い表せないエピソードでした。
2009年03月17日
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りんごさんたちは食べてもらいたいんだよ。私的オススメ度 ★★★☆☆子供的熟読度 ★★★☆☆りんごころころ以前松谷みよ子さんの本で1冊だけ自分で買ったと言いましたが、これがそうでした。購入理由はぶっちゃけ、とよたかずひこさんが挿絵を描いていたからに他なりません。ただこれは他の作品に比べてあまり文体が気にならないんです。あくまで私の感覚ですが、以前書いたように彼女の作品は今では使わない言い回しとか、その時その時の時代感覚というのかな? そういうものが気になってしまって話に集中できないのですが、これはそういう部分が殆どありません。それを考えると、松谷さんは時代に合わせて文章を変えているんだろうなと推測できます。でもこれってもったいないと思うんですよね…。というのも、松谷さんのお話って子供の好みという点からもストーリー的にもきちんとツボを抑えているので、名作として長く好まれているのもよくわかるのに、文章だけが古くなっていっちゃうのがなぁ…。本当に「昔のお話」ならともかく、適度に近い時代なだけに気になります。お話の方ですが、主人公のはなちゃんに熟しきったりんごたちが木から下ろして私達を食べて、とせがむんですが、このシーンってちょっとグリム童話のホレおばさんを思い出しますよね。井戸の中に落ちた紬を継母に取りに行かされた姉が、その中に広がる別の世界にいってしまい、そこで辿り着いたホレおばさんの家で働くことになった…というお話。献身的に働いていた姉は帰る時に黄金に包まれ、一言喋る毎に金貨を吐くような褒美を与えられ、それを妬んだ妹が同じように井戸の中へ行ったはいいが、サボってばかりいたもんだから帰りに死ぬまで取れないコールタールをかけられた、というラストで、「ちょっとちょっと、サボったくらいでそれ酷くない? それに全身金をかけられたってそれあんまり嬉しいご褒美でもなくない? 気持ち悪そう」なんていうようなことを子供心に思ったものですが。いえ大好きだったんですけどこのお話。アニメでも見たことある気がする。話が逸れました。ただあれと違うのは、ホレおばさんの主人公の善良な姉と違ってはなちゃんは、「わたしの分がなくなっちゃう!」と泣いてしまうところ。松谷さんの絵本の子供達はこうやって普通の子供らしい欲を持ち合わせていて、きちんと自己主張するんですよね。こういうところはすごく可愛いなと思います。この絵本は「赤ちゃんのおいしい本」というシリーズなのですが、確かにすごくリンゴがおいしそうに感じますね。ただ、とよたさんってどっちかというと食べ物がおいしそうと言うよりは動物に愛嬌があるという感じのイラストを描かれるので、こういう擬人化したりんごだとおいしそうより先に「リンゴ可愛い」という感覚が先に立ってしまうんですよね。なんかそう考えると他の人の方がよかった気もします。ただ挿絵がとよたさん以外だったら手に取らなかっただろうな、と思うと…うーん。難しいところです、私的には。
2009年03月16日
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子供もいろいろおりまして。いないいないばあ改版私的オススメ度 ★★★☆☆子供的熟読度 ……?えー上の子供熟読度評価、これは間違いではありません。というのも、上の子と下の子の反応が真っ二つに分かれているからです。うちの上の子はまぁいわゆる「難しい子」でして、育児書に書いてある対処法はまず役に立たないわ、おもちゃも遊びも評判のものを試しても殆ど拒否するわ、という感じで、今思うとにかく扱いにくい赤ちゃんだったんですね。まぁそんな赤ちゃんだったものですから、誰でも興味津々という謳い文句で頂いたこの本にさっぱり全く興味を示さなかった時に、「ああ、やっぱりね」と思ってしまいました…。娘の方も最初はどの本を読んでもそんなに興味を示さなかったので、これも長く読み続けていればそのうちお気に入りの一冊になったのかもしれませんが、何度読んでも興味なさげな娘に懇々と読み続けようと思えるほど私が面白いと感じず、しばらくしてお蔵入りしちゃっていました。そして下の子が産まれて久しぶりに引っ張り出してきたんですが。これがまた喜ぶ喜ぶ。あれっ、何それ?! とこちらがビックリするぐらい。不思議ですよね、これほど反応が違うというのも。でもそれが「個性」というものなんですね。うちは上の娘が本当に手のかかる子で、下は「上の子の時は何だったの一体?」と思うほど手のかからない子なんですが、それがいいか悪いかは別として、上の子は上の子なりの、下は下なりの個性というのが赤ちゃんの頃からあって、いくら女の子同士と言っても好みというのも今からあるんだなぁと思いました。今のところ下がまだおチビすぎて、ここまで反応が違うのはこれのみですが、今後は増えていくのかもしれません。
2009年03月14日
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「そっか、ももんちゃんは○○したかったんだね!!」私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★★どんどこももんちゃん自分が癒されたい時はももんちゃんに限る!という訳でももんちゃんシリーズの一つを紹介です。ももんちゃんシリーズはどれもテンポよく進むので、読み聞かせにはうってつけです。中でもこれは評価の高い本ですね。個人的には以前紹介した「ももんちゃんえーんえーん」とか「ごくらくももんちゃん」の方が好きですし、上の娘も「えーんえーん」を一番よく持ってくるのですが、下の娘は今のところこれが一番反応がいいです。考えてみると、上の娘も1歳くらいまではこれが一番反応よかったかもしれないな、と思います。確かにリズム感というとももんちゃんシリーズではこれが一番あるんですね。「どんどこ どんどこ」という太鼓を叩くようなテンポが続いていて、赤ちゃん世代の子にもわかりやすいんでしょうね。ちょっとネタバレ。反転でどうぞ。この下はこれから読む予定でお子さんと一緒に楽しみたい方はは読まない方がいいかと。ももんちゃんシリーズは最後、裏表紙までが一つのお話になっていて、そこも楽しみのひとつなのですが、この本は「どうしてももんちゃんが急いでいたのか」が裏表紙に描かれているんですね。でも手に取った段階ではこのももんちゃんはなんだろ、という感じで、読み終わって閉じた時に「ああ、そうだったんだ!」って二度楽しめるんですね。最後まで手を抜いてない造りに嬉しくなります。ネタバレここまで。一つ言えるのは、ももんちゃんシリーズは子供を馬鹿にしていない、丁寧な造りだということですね。子供ってイキモノをよく知っている、素敵な作品がとても好きです。このシリーズの嬉しいところは、絵本がピンク色のハードカバーで統一されていることもありますね。本棚に並べるとももんちゃんシリーズのところだけピンクにぽおっと浮いて見えて可愛いんですよ。読み聞かせの時にももんちゃんシリーズをよく持ってくる上の娘は、片付けるのも楽しみみたいですね。ピンクの表紙が並ぶとご満悦のようです。
2009年03月13日
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「あのねえ、あのねえ…もっかいよんで」私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★☆こぐまちゃんおやすみうちにある絵本は自分で購入した物が殆どですが、いただきものも実は結構あったりします。多分娘も私も絵本が好きで好きで~と吹聴していたせいもあると思うんですが、贈り物に頂いたこともありますし、友人や実家のご近所さんから絵本を卒業したお子さんのものを譲っていただいたものもあります。それがまた不思議なもので、今のところまだ1冊も被ってないんですね。お古を頂いた時には2~30冊ほどあったこともあったのに、です。そのうちの一冊がこれです、「こぐまちゃんおやすみ」。こぐまちゃんシリーズは「しろくまちゃんのほっとけーき」と「しろくまちゃんぱんかいに」の2冊を先に紹介しています。それらは絵本を集めだしたかなり初期に買っていますが、実は長い間こぐまちゃんシリーズはこの2冊しかうちにはありませんでした。理由はわかりやすくて、私の記憶にこぐまちゃんシリーズといえば上の2冊しかなかったからです。読んだ覚えは確かにあるんですよ。けれど多分女の子好みなテーマをしっかり抑えたしろくまちゃんの2冊がお気に入りすぎたんですね。なので娘にと買う段階でも、つい他のものを手にとってしまっていたんです。でも読んでみたら、意外に食いつきはよかったです。ちょうど2歳過ぎくらいで、一番適正年齢に近い頃だっただろうということもあるのでしょうが、結構喜んで見てました。特に娘のお気に入りだったのは、ラスト近くにこぐまちゃんが眠れなくて、「あのねえ、あのねえ」とお母さんのところへ絵本を持ってやってくるところ。もじもじしながら扉の外から覗き込んでお母さんを呼びに来るこぐまちゃんの姿に親近感を覚えたんでしょうね、そこばかり何度も何度も読みたがりました。もーそれこそこっちが辟易するくらいには…。うちの上の娘は本当に寝愚図り(うちの方では『ねこじゃ』と言いますが)がすごくて、今日に未練がありすぎてなかなか眠りたくないタイプなので、こういうこぐまちゃんの姿が自分と重なるんだろうなぁと思います。入園と共に突然あまり読まなくなりましたが、たまに引っ張り出しては持って来るので、下の娘と一緒に読んでいます。多分下の子にはまだ早いのでしょうが、一緒になっておとなしく聞いているのがなんだか笑えます。
2009年03月11日
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「ももんちゃんはおふろから出たあとが『ごくらく』なんだね!」私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★★ごくらくももんちゃん「ももんちゃんシリーズ」ではじめて買った作品です。多分この表紙を見たかなりの数のお母さんが、ももんちゃんを見て「うわ、うちの子そっくり!」と思うんじゃないかなぁと思います。おうちの赤ちゃんが薄毛なら。かくいう私もそうで、本屋でみた時に親近感湧きすぎて思わずそのまま手にとってレジまで直行してしまいました。一般的な日本人の赤ちゃんをイメージして描かれたのであろうももんちゃんは本当に親近感が湧きます。一目で気に入ってしまいましたよ。ももんちゃんは可愛い、お話も可愛い。こんなに可愛くてほのぼのしてるお話で、内容を要約しろと言われたら、「ももんちゃんが動物さんたちとお風呂に入って出た」としか言いようがないのですが、こんな中にしっかり起承転結もあって、そして見せ所もはっきりしてるんですよね。そして動物さんたちの「ごくらく、ごくらく」の呟きとももんちゃんのそれとでは意味が違っている、というのがまた素敵で。私も娘も虜になってしまいました。うちの本棚にとよたかずひこさんの絵本が溢れるきっかけになったのはこの絵本だったんですね…。現在は上の娘が下の娘に読み聞かせることも多いです。文章も簡単で繰り返しが続くので、子供が読み聞かせてもスムーズに進みますね。最初に買った本だから余計ですが、ももんちゃんシリーズの中でもかなり好きな部類に入ります。ホント、ももんちゃんには癒されます。
2009年03月10日
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まぁ続編ってこんなもんだよね。私的オススメ度 ★☆☆☆☆子供的熟読度 ☆☆☆☆☆しろくまくんとしあわせいろ前作がとても気に入っていたので手に取ったのですが、結論から言うとやめときゃよかった…という感じです。大体大人向けでも良作の続編ってガッカリすることの多いよなぁ…と思うような物ってよくありますが、私個人としては正にそのままの感想です。前作も確かに大人がグッと来るお話だったと思うんですよ。けれどきちんと子供を念頭においての上でのものだったと思うのですが、今回は完全に大人目線というか親目線で、肝心の子供が置いてきぼりな気がします。娘もあまりお気に召さなかったらしく、本屋さんで表紙を見て、「あ、みどりのくまとあかいくまの違うやつだ! これがいいー」と言って手に取ったのに、実際うちにやってきて一度読んでからは殆ど手に取ってません。出てくるのは専ら前作のみ。子供の初めての言葉とか、最初の一歩とか、そういうのを振り返って楽しむのは絵本世代の子供たちには早すぎるんじゃないかなぁ。たくさんの新しいことを吸収したいばかりだから。個人的には「大人でも楽しめる絵本」というのはありだと思います。けれどこれって一応子供向けなんですよね。だったら本来のターゲットは子供のはず。でもこれはなぁ…。どうみても親向け。ちっちゃかった子供が大きくなって嬉しい、というのはどう考えても親の感情で、子供たちは今そこ振り返るところじゃないんじゃないかなぁ。「お父さんやお母さんは○○ちゃんがこんなに大きくなって嬉しいんだよ、幸せなんだよ」なんて話、そりゃ親はいつでも思うし、涙ぐみそうになりますが。子供にはちょっと押し付けがましくないか? なんて性格の悪い私は思ってしまいました。私自身保育園や小学校の低学年くらいの頃って身内だの親戚だのからこういう言葉をよく聞きましたが、正直ウザイ以外の何物でもなかったですし。こうやって素直に受け入れられないのは、ストーリー的なものもあるかもしれません。殆ど子供であるしろくまくんの成長話に終始してしまっていて、お話として特に眼を見張る部分がないんですよねぇ…。だからちょっと教科書的に思えてしまう。あくまで個人的な感想ですが。逆に言うと、大人が読む分にはいいお話かもしれないとは思います。読み聞かせる親はもちろん、あとはそうだなぁ…うん、これから結婚する人向けかな?結婚する頃って親への感謝の気持ちとかを実感する頃ですし、その頃だとこうやって純粋に子供の成長だけを追っている姿がすんなりと入ってくる気がします。その頃読めばそういう気持ちを再認識出来て感動できるんではないかと。親側の気持ちの書き込みはとてもじんわりとしますし、「大人向け」だと割り切ってしまえば悪くない絵本だとは思います。ただ結婚前後の人が絵本をわざわざ手に取るかといえば、悩みますし…。うーん、やっぱりターゲットがわからない。一作目で終わっていればお気に入りのままでいたのにと思うと、とても残念です。いや、人気はあるみたいですし、私が手に取らなきゃよかっただけですね。
2009年03月09日
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この花を咲かせるのはとても簡単で、すごく難しい。私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★☆花さき山「感想」というものを書くのが、とてもとても難しい絵本の一つだと思います。一応カテゴリは園児向けに分類しましたが、コレって本当は小学生向けくらいなんでしょうかね…?実際私が初めて手に取ったのは小学校の図書館でだったと思います。一応絵本と児童書の分かれ目って就学前かそうじゃないかだと勝手に思ってるんで、こういう分け方しましたが。でももっと言えば大人でもいいですよね。というか大人が読んだ方がいいのかも、世の中的には。と思わせるくらいには深くて考えさせられる絵本です。これは私が小学生の時に読んで、やっぱり複雑な思いを感じました。言ってることはすごくわかるんですけど、でも納得行かない部分もあるというか。けれどそれはお話が面白くないとか、正論過ぎて反発するとかじゃなくて。逆に面白いからこそ気になってしまう、理不尽だからこそ納得行かないんですね。そしてそうやって「気になる」つまり、「心に残る」というのがこの作品の目的なのかもしれないと思います。例えば、というか。このお話に出てくる「花が咲いた」例は、すべて私には理不尽に思えます。主人公の「あや」の花の件は何であやの本当の気持ちを親が思いやってあげられなかったんだと悔しくなるし、双子の赤ちゃんの件なんてそもそもどうして平等に扱ってやれないんだ、「お兄ちゃん」が我慢する必要がどこにあるんだと腹立つし。主にお母さんに。「八郎」の話に至っては、物語としては面白いと思うけど、それを素晴らしいことだと絶賛したくないですよ。けれど世の中には理不尽なことなんて山のようにざくざくとあって、自分が悪くないのに他人のために我慢しなきゃならないようなことだっていくらだってある。もちろん、自分の意志で誰かに対する「思いやり」として我慢する事だってある。仕方がなかったり、納得の上でだったりするけれど、でもやっぱり我慢するのはつらい。そういう時、「今あそこに私の花が咲いたんだから」と思って歯を食いしばることが出来るなら、それが支えになるのなら素敵なことだとやっぱり思います。言葉にすると簡単なんですよね、「誰かのために我慢する」ってこと。けれど実際出来るかどうかといえば、難しい。その気持ちが花さき山に「花」を咲かせるわけですけど、その色とりどりの綺麗な花が、山姥の説明の後に見るととても重く深く感じるのがスゴイ。この方の他の作品に比べるとこの挿絵はあってないような気がするんですけど、それでもこの満開の花のシーンはやっぱりこれしかないなと思えます。でもやっぱり双子のお兄ちゃんのところは辛いわ…。あれ、お兄ちゃんが我慢してるのは「母親の愛情」なんですよ。どう見てもあの母親は弟にしか愛情注いでないもん。あれはないわ…。あとついでに「八郎」のくだりを読むたびに、「絵本で自分の本の宣伝って、斬新だなー」と不謹慎なことを思ってしまいます。そんなの私だけか。いやだって、確認しましたがこの本より「八郎」の方がかなり早いですよね、上梓。
2009年03月06日
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一緒に探そ。私的オススメ度 ★★★☆☆子供的熟読度 ★★★☆☆かくしたのだあれお馴染み五味太郎さんの絵本です。が。今までこの方の絵本は読んだ事がありませんでした。私の子供の頃からあったはずですが、少なくとも手に取った覚えは全くありません。というのも多分絵柄が全然好みじゃないから。この本も「絵本ナビ」の配本で来なければ、自分で買うことはなかったでしょうね。このシステムを利用していなければこういった名作と出会うことはなかっただろうことを考えると、やっぱりありがたいですね。これも眼で見て楽しむ系の絵本です。身近にあるいろんなものが動物達や子供たちの中に隠れているので、それを探すというだけのものです。それがまたものすごく喜んで探すんですよね。子供雑誌などでも間違い探しなどは多いですし、探し物は楽しいんでしょうね。そういえば大人向けにも昔「ウォーリーを探せ!」とか大流行したことがあったし、こういうのは定番なんでしょうね。赤ちゃん向けのため簡単な場所に隠れているので、さすがにすぐにわかるようになりました。けれど不思議ともう簡単に見つかるようになってからも、時々は読みたがりました。あれって何なんでしょうね。
2009年03月05日
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みんなを乗せて辿り着くのは。私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★★がたんごとんがたんごとんこれは9ヶ月検診の時にあった市のブックスタートで頂いた本でした。当時既に絵本を集め始めていたので、既存のものと被らなかったのだけはよかったけれど、手に取った当初は、「え、これ?」というのが正直な感想でした。絵柄も色合いも地味で(失礼ですね)、文章も殆どなく。特別惹かれるところがあるわけでもないのに、こんなんで子供の気を惹けるのかなぁと半信半疑…どころかかなり疑ってました。が、せっかく頂いたしもったいないから読もうか、と見せたところ。なんと思いのほか夢中になってくれちゃいました。ページを捲るたびにきゃっきゃ言って喜んでるんですね。もう眼の色が違うといってもいいくらい。これには私がビックリですよ。この絵本のどこにこんな要素が隠れていたのかと。けれど読んでいるとその良さがわかるようになってました。文章は確かに短いです。けれどとてもリズム感があり、テンポがいい。音として口に出した時に引っ掛かりがなくスムーズに読み進められるので、ストレスを感じません。そして口に出して綺麗というのは、耳で聞いても心地好いということ。子供も聞きやすいんでしょうね。そして面白いことに、これって読む人によって微妙に印象が違うんです。うちは私以外にも主人や実家の母も読みましたが、リズムが多少違うんですね。そうすると印象も変わってくるんです。ものすごく柔軟性のある絵本です。こういうところも好まれる一因なんでしょうね。それでもこの少ない文章だと大きくなったら読まないだろうなぁと思っていましたが、何だかんだで最近まで上の娘は読んでいました。今では下の娘と両方のために読んでいます。…いや、上の娘が読むこともありますが、ね。
2009年03月04日
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私が保育園を卒園する時に、親がお祝いにと童話集の定期購読を申し込んでくれました。初めて届いたのは入学する少し前。繊細な挿絵の描かれた外箱から取り出した本は、子供の手には少し大きな、皮風の紅い表紙に金箔で題字の書かれた子供目にも美しいという言葉がしっくり来るほど綺麗なもので、少し大人の世界に踏み込んだみたいな気がして嬉しくて仕方がなかったことを覚えています。そしてその外見を裏切らない素敵なお話の数々に、夢中になって読み耽り、いつしか毎月届く続きを楽しみにしていました。それが国際版少年少女世界童話全集との出会いでした。本当に素敵な本でした。前20冊+3冊の計23巻で、グリム童話やペロー、アンデルセンなどの有名な童話が、子供でも読めるようひらがな主体の読みやすい文章で書かれていて、また挿絵もすごく綺麗なものばかりで。子供だからと安易な方向に走っていない、細部にまで凝った本でした。「若草物語」の中で姉妹がクリスマスの朝に貰った聖書が大人っぽい表紙で下の二人が喜んでいたような描写があったと思うのですが、正にあんな感じでしたね。本当にお気に入りで、中学生くらいになってもたまに手にとっては眺めていたことを覚えています。実家の度重なる引越しのために紛失してしまったのですが、当時は自分が結婚して子供が産まれたら絶対に見せてあげようと思っていました。もちろん今集めている絵本もどれも気に入ったものばかりですが、やっぱりこうやって全集としていろんなものを読める状態で欲しいという思いがどうしても拭えないんですね。なのでいろんな全集系を当たりましたが、これに勝るものには未だに辿り着いておりません。やっぱりもう一度欲しいんです。古本屋に行けばあるかと思いますけど、復刊ドットコムにリクエストがあることですし、出来れば新品で欲しい。という訳で、見てみたいなぁと思われたらこちらにリクエストお願いします。…本当に! 本当に素敵なんですよー!!
2009年03月03日
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次の駅からは、誰が乗ってくるのかな?私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★☆でんしゃにのって以前も書いたうららちゃんシリーズです。このシリーズでのうららちゃんの行動から考えると、ももんちゃんがおむつの赤ちゃんなら、彼女は幼稚園児くらいかな?でもこのシリーズの推奨年齢は2~3歳くらいじゃないかと思います。とよたかずひこさんのシリーズで人間の子供達が主人公のシリーズは3つありますが、彼らの年齢は多分ももんちゃん(赤ちゃん…歩けるけど)<いっぽくん(1~2歳?)<うららちゃんという順番でしょうか。内容もそれに合わせた感じになっていますね。これはうららちゃんが電車に乗っておばあちゃんのところへお出掛けする絵本です。まぁ「イマドキ子供が一人で電車?!」というのは置いといてー(笑)、またこれも可愛いんですよ。うららちゃんシリーズでは「さんりんしゃにのって」が一番の名作だと思ってますが、これも可愛いです。なんせ向かう駅は「ここだ」駅。そして「くまだ」駅からはくまさんが、「ぞうだ」駅からはぞうさんが、「うさぎだ」駅からはうさぎさんが乗ってくるんですよ。「つぎは~」というアナウンスを読み上げると、「つぎ、わにさん!」「へびさんがのってくるよ!」と娘は喜んで先を促します。最近は下の娘に一生懸命説明してます。言われてる彼女はわかんないからきょとーんとしてますが。そして降りる駅、「ここだ」に着いた時に開いた扉に駅名標があるのですが、これ、うららちゃんは行かない次の駅名が実は書いてあるんですよね。最後のページで「つぎは~」というアナウンスがありますし、あとがきページに次の駅で待っている子達の様子がぽわわーんと(というのんびりした子達ではないはずですが、どう見てもほのぼのしてます)描かれているのですが、ひらがなを覚えた時に娘が、「あっ、つぎのえきがかいてある!」と気付いていました。ちょっとずつ成長していると、見る場所も増えてくるんですね。ちなみに上のリンクでは可愛い表紙絵がなかったので、こちらを。でんしゃにのって表紙は同じです。大型絵本高ー!
2009年03月03日
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「好き」が増えると世界が増えるよ!私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★☆みどりのくまとあかいくま実はこれ、一度昨夜書いてたんですけど、投稿に失敗して全部消えてしまいました…。ショックで不貞寝した…。という訳で2回目です。これは表紙を見た時に上の娘が一目惚れをして買った本です。鮮やかなみどりとあかのくまさんがとても気に入ったみたいですね。割と絵本ってナチュラル系や淡い目の色使いが多い中で、こういう白い表紙に鮮やかな色を乗せたような組み合わせは異色で、結構目立つかもしれません。内容としては、好きなものの違うみどりとあかのくまが、お互いを認め合うまで、といった感じのお話です。一番最初に「おかあさんといっしょ」で歌われている「ぼくときみ」を思い出しました。お話としてはありがちといえばありがち。けれど絵本として最高の形での表現になっていると思います。クライマックスシーンの「雪の中で浮かび上がるお互いの色」というシーンをよく考えてあるのか、お互いの象徴であるみどりとあかが白をバックにしてとても映える、そしてお互いが並んだ時に違和感のない色使いがしてあって、「絵本」という形を最大限に活用しています。これを見た時に「ああ、絵本って物語だけじゃないんだよな」としみじみ感じました。絵本の「絵」ってただの挿絵ではその良さの半分しか出ていないんですよね。物にもよりますが、絵本の文章っていうのはとても少ないです。もちろん文章で表現することも大事ですが、絵がそのリアリティを演出して初めて「絵本」としての魅力を最大限に生かしている、ということなんだと思いました。この絵本の場合、お互いを「きれいだな」と思わないと意味がないんですね。それも「みどりだけがきれいだと思っていた」みどりのくまと「あかだけがきれいだと思っていた」あかいくまに、「あっちもきれい」だと気付かせるような色。この絵本はこのシーンを絵で表現しているんですよね。こういうテーマの絵本って割とある気がしますが、子供にとってこういう、対等な人間同士の価値観の違いってものすごいカルチャーショックなんでしょうね。大人って子供と同等の人間じゃないから、親や祖父母は「違う」し。好きなものは好き、嫌いなものはキライ、という子供たちが「違うもの」を意識するというのって子供たちの世界が広がる瞬間なんでしょうね。この本、これだけで終わってたらすごく満足だったと思うんだけどなぁ…。またその話は後日。
2009年03月02日
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じわじわと迫ってくる、眠りの世界。私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★☆おやすみなさいおつきさまこれも絵本ナビの定期配本で来た絵本でした。結構有名な絵本のようですが、うちにやって来るまで私は知りませんでしたね。オバマ大統領とか皇太子妃の雅子妃殿下がお好きだったということでも有名みたいです。へーそうなんだー。それはさておき、絵本の内容ですが。お部屋の中のモノたちひとつひとつにひたすら「おやすみなさい」をする本です。特に何か起こるわけでもなく、最後まで淡々と進んでいきます。が。これがまたすごく雰囲気あるんですよ。ただただ「おやすみなさい」を言っているだけなのに、なんだか現実世界からどんどん切り離されていって、最後に夢の中へ入っていくようにそっと終わっていくんです。まるでそのまま眠ることを促されているように。そしてそれがまたごく自然なので、あまり教訓めいたものを感じさせないんですね。なので子供もすんなりと眠りの世界を受け入れてくれます。さっきまで遊んでいた賑やかな世界が、本を読んだ後とても遠のいているのを実感します。なんというか、とてもスケールの大きい絵本です。これは日本の絵本にはちょっとない雰囲気だと思いますね。ちなみに英語版だと韻を踏んでいてリズム感もあり、すごく雰囲気がいいそうです。それもいいなぁと思うけど、上手に読んであげられる自信がない…。【名作英語絵本で英語学習】GOODNIGHT MOON(邦題「おやすみなさいおつきさま」)こちらが本家英語版です。
2009年02月27日
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優しい気持ちってあったかいね。私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★★どうぞのいすこれはねえ…ホント上手いなぁと思います。上の子が2歳半くらいの時かな? に買ったんですが、その時私自身はこの本を知らなかったんですね。表紙のうさぎさんに惹かれて買ったのですが、これは本当に買いでした。この本のテーマはもちろん「思いやり」だと思うのですが、こういう道徳的なものがテーマになっている絵本は得てして大人の思惑が駄々漏れになってしまって、教訓を伝えることに一生懸命になりすぎて「読み物」としては失敗しているものというのが結構あるんですよね。そういうものがこの本には全然見当たらないんですよ。実にわかりやすく、なのに面白い。もうね、次々と来る動物達が何とも自然に「あとのひと」のことを考えているんです。本当に気持ちがいいくらい。そのうえちゃんとオチまであるときてます。そういう本だから子供たちに人気があるんでしょうね。もちろんうちの子も大好き。この子のクラスでも人気が高いらしく、お迎えの時間によく先生が絵本か紙芝居を読んでいるのですが、この絵本が聞こえてくる確率も結構高いです。ひとりひとりが「あとのひと」の事をほんのちょっと考えて行動すると、それほど負担なことではないし、何よりも誰も悲しんだり辛かったりすることはないんですよね。そしてそれはとても素敵なこと。そういう想いを自然に伝えてくれるこの絵本、私も大好きです。あ、ちなみに私は上のハードカバーを買いましたが、リクエストシリーズという名前で廉価版が出ているようです。こちらどうぞのいす第3版なんと350円!!よく本屋さんで売っている安い名作系と同じタイプの小さい本ですが、あれは内容もちょっと改変されていたり省略されていたりと微妙なんですよね。でもこちらは内容は全く変わらないので、これでも充分な気もします。
2009年02月26日
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「ごぼうさん、いっぱいあらってあげたけどキレイにならないよ?」私的オススメ度 ★★☆☆☆子供的熟読度 ★★★☆☆にんじんさんがあかいわけまぁある意味ファンタジーですよね。むかしばなしだなぁとしみじみ思う雰囲気を漂わせています。要約すると、ごぼうさん、だいこんさん、にんじんさんの見た目の違いはお風呂の入り方にあった!という話なのですが。なんというか、ほほえましいなぁといった感じでとてもほのぼのしますね。ちょっとトトロを見てる時の気持ちに近いですね。本気で信じている子供をちょっと遠巻きに見ているような。やっぱり現実を知ってしまっていると、どうしても子供の世界に入っていけないんですよね。ただこの本、本当に可愛いと思うんですが、少し難点があります。それは、ものすごく古臭さを感じてしまうこと。むかしばなしだからとか古い、というものではありません。それならうちにある「おおきなかぶ」とか「かさじぞう」なども古臭い、と思うはずですけど、これらはそうは思わないんです。けれどこれはそうではなく、この本自体が古臭い印象があるんですね。多分それを筆頭で感じさせるのが文章です。全編子供に話しかける口調で進行していくのですが、それがどうにもイマドキの話し方じゃないんですよ…。最近教育テレビ何周年だかテレビ朝日何周年だかでふるーい白黒の番組がやってましたが、ああいうのを見ている感覚というか。いや最近こんな喋り方しないでしょ、という表現がところどころにあるので、気になって仕方がないんですよね…。特に最後の「とっぴんぱらりのぷう」という台詞?を読むのが苦痛で仕方がない…。何とっぴんぱらりのぷうって?! とちょっと(というかかなり)引いてしまいます。うーん、でもよく考えるとそれか私がこの作者さんの語り口調がダメなだけかも知れませんね。考えてみるとこの方の絵本はかなり持っているんですよ。自分で買ったものも一つあるのですが、いただきものや絵本ナビの配本なんかで来てる物の中にかなり含まれているので。けど、どれもどうしても馴染めないんです。「モモちゃん絵本」シリーズなんかもお話はすごく面白いなぁと思うのに、文体がどうも気になって結局あんまり読んでないですしね。それだと本当に好みの問題なのかも、とも思います。ちなみにうちの娘は割とお手伝いを喜んでしてくれるのですが、ごぼうさんを洗う時にいつも「ごぼうさん、いっぱいあらってあげたけどキレイにならないよ?」と言います。こういう時どう返せばいいんでしょうね…。笑。
2009年02月24日
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「わたしのワンピースもおはなばたけにならないかなぁ?」私的オススメ度 ★★★☆☆子供的熟読度 ★★★★★わたしのワンピース私の保育園時代に教室に置いてあったのですが、これが私はとても大好きで毎日のように読んでいた覚えがあります。自分の好きだった本は娘に読み聞かせる気満々の私はもちろんこれはかなり初期に手に取りました。が。本屋で開いてみたら、どこが面白かったのか全然思い出せなかったんですよねぇ…。何回読んでもどうしてものめり込めなくて。最初手に取った時は娘も乳児だったのでとりあえず購入せずにそのまま来てしまいました。そうこうしているうちに子供も入園し、しばらくしてからもう一度この本を手にとって見たら。相変わらず私的には微妙なままだったのですが、子供の反応は素晴らしくよかったんですよ。おしゃれ大好きな女の子なので、風景が切り取られて次々とワンピースの模様が変わるのが楽しみで仕方がないようです。目を輝かせながら「お花畑!」「今度は雨になった!」と嬉しそうに読んでいるのを見ていて、ああ私の想い出はこれだったんだな、と思いました。そうですよね、お洋服が素敵だと嬉しいんですよね。それが景色やお天気に合わせて変わっていく洋服なら尚のこと。…忘れてました。うっわーそういう感覚忘れるのってヤバイ! 思い出させてくれてありがとうって感じですよ…。そしてもともとスカートが大好きな子ですが、これを読んでから殆ど毎日ワンピースですね。いや、楽でいいんですけどねワンピース…。←もうその感覚がこの絵本の感動から遠ざかってる印ですよね…。
2009年02月24日
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またまたお休みしてしまいました。下の子が熱を出してしまってまして。上の子の時もそうだったんですが、0歳児が熱を出すとなんか心配で眠れないんですよね。上の子は未だに咳戻しをしたりするので病気になると気が気じゃないのですが、それでも大分ポイントがわかるようになったというか、今は大丈夫そう、みたいな見分けが多少は出来るようになったんですよね。でもやっぱり下の子はまだまだわからなくて、こういう時ほぼ徹夜してしまいますね。とりあえず熱は一晩で下がり、1日経ったらけろっとしていたのでホッとしましたが、運悪く先週土日は主人が所用で出掛けることになっていたので、体力的にしんどくて実家に帰ってました。そしたらすごかった。実家で上の子を見ていてくれたので寝させてもらったんですが…なんと、2日で30時間近く寝ました…。ちょっ、細切れとはいえ私どんだけ寝たの…。実は少し前に、知り合いのお宅のお子さんがSIDSで亡くなったと聞いたんですね。SIDSは1歳を越えると稀だそうですが、もう2歳近いお子さんで。ご両親が寝る前にお布団を掛け直した時には普通に眠っていたらしいのに、朝起きたら冷たくなっていたそうです。もうね…その話を聞いてから本当に夜、気になって気になって…。上の子の時も気にはしてましたが、基本的に上の子は1歳くらいまでは深夜授乳も最低3,4回はありましたし、その後は夜泣きもあったので朝までぐっすり寝てることはなかったんですね。でもそれが合図になってたので、逆に安心できてた部分があるんです。が。下の子はまた正反対で、結構早いうちから深夜の授乳がなくなっちゃったんです。2ヶ月を過ぎる頃には明け方に一度泣く程度になって、6ヶ月になる頃にはそれもなくなっちゃったんですよ。もう最近は上の子とほぼ同時に寝て、朝起きるのもほぼ一緒になってしまったのに、寝てる間の授乳は稀にしかありません。いいのか本当に。で、それが不安で、夜中に何度も起きては確かめてたんですよねー…。そんな調子なので、まぁロクに寝てなかったんです。気にしすぎだ、といわれましたけど、もう気になっちゃうものは仕方がないですよね。まぁそんなわけで、たっぷり眠らせてもらってきました。そうしたらなんか現金なもので、ちょっと気持ちが落ち着いたみたいです。気にはなりますけど、それほど神経質に確認することはなくなった気がします。とりあえず実家でたっぷり充電してきたので元気いっぱいです。また明日からレビュー書きたいです。ついでにマンガも何冊か読んだんですが、それも書いちゃおうかなー。
2009年02月23日
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「どうしてねこさんはもう生き返らなかったの?」私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★☆☆100万回生きたねこ娘が4歳になった頃、ようやく最後まで読ませてもらえるようになった本です。笑。一応対象年齢6~7歳に分類されているようなので、やっぱりちょっと難しいんでしょうか。NHKの「おはなしのくに」が大好きなのですが、あれで萩原流行さんが読んでいますよね。あれも味があってとても大好きです。この絵本自体が大好きと言うのもありますが、あの番組で一番好きなのがこれだったりします。これも大人が読んで考えるところのある本という部類の気がします。子供の頃に好きで印象に残っていて、見つけた時に喜んで子供の年齢考えずに買ってしまった本なのですが(そんなんばっかりだ!)、その頃にはあんまり理解しきれなかった気がするんですね。その時娘1歳半ほどです(笑)絶対理解できないと思うんだけど、それでも自分がもう一度読みたくて買ってしまいました。でもこれ、子供の頃に一度でも読んだ事がある人ならぜひもう一度手にとって欲しいです。読書の醍醐味の一つに「同じ本でも読む年齢で感想や感動が違ってくる」ということがありますが、この本はそれを十二分に堪能できると思うんです。子供の頃に一度でも目を通した覚えがある人は、ぜひもう一度手にとって見て欲しいです。きっと違う感想が浮かぶんじゃないかな。大人になるとわかるのですが、このねこが以前生きた「100万回」というのは人生で例えると”ちょっと若い頃”なんですよね。なんとなく「俺は100万回死んだんだぜ!」と吹聴して回るねこの姿は、合コンで学生時代辺りの武勇伝を語って気を引こうとする男と重なります。なんていうか、「俺は若い頃ブイブイ(死語)言わせてたんだぜ!」みたいな言葉?でもまぁ本当に尖ってるんですよねーこの子。ずっとずっと誰かの飼い猫で、それが100万回の後ようやく誰のものでもない、ただの野良猫になっていた。そりゃ羽目も外すわ。笑。その彼が一匹の雌猫と出会い、寄り添いあうようになる。子供たちもいっぱい出来て、賑やかに暮らして、そうしてまたふたりぼっちになって、最後は一人……いや一匹で残される。その時ようやく泣くんですよね、猫は。その後もう生き返らない猫に子供心にいろいろ考えたことを覚えています。うちの娘もこのシーンまで来ると、「どうしてねこさんはもう生き返らなかったの?」と聞くのですが。そこはやっぱり明確な答えを出すべきではないと思うので、この質問が出るといつも「どうしてだろうね? どうしてだと思う?」と聞き返します。すると「うーん、もう悲しいのいいやって思ったから?」「ゆっくりしたかったから?」「もう死ぬの恐かったから?」など、小さな頭の中で毎回いろいろと答えを考えてくれます。この時間が一番楽しみです。最後たくさん泣いた猫ですが、100万回生きていた頃に”だいきらい”だった人たちを少しでも思い出していたらいいな、と。なんとなく、そう思います。
2009年02月19日
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前回絵本の定期購読の事をチラッと書いたのですが、もうちょっと突っ込んで書いてみようと思います。えっと、絵本の定期購読を考え始めたのは1歳くらいになってからです。というのも、どうしても自分の好みで選んでしまうのですね。「これが好きだった!」とか「これ、面白そう」とか。もちろん小さい子供にはわからないから親が代わりに、というのはあるのですが、不安な点が2点ありました。一つはどうしても自分の好みで選んでしまうこと。もう一つはそのため、もうちょっと大きい子向けの、ストーリー性のしっかりした本を選んでしまいがちになっていたこと。やっぱりねえ、よくわからないんですよ、赤ちゃん絵本って。擬音ばかりでストーリー性がイマイチわからないものって、どうしても感情移入できないんですよ、当たり前だけど。なのでわからない。けれど本屋で片っ端から読んであげることも出来ないし、うちの近所の図書館は勉強している人が多くて、とてもじゃないけどすぐに騒ぎ出すチビ連れでは行きにくい。という訳でいくつかネットで探してみました。それで最終的に残ったのは、メルヘンハウスブッククラブ、絵本ナビ絵本クラブの2社でした。なぜこれが残ったのかというと、配本内容がわかりやすいという点と、説明やQ&Aのわかりやすいところに「もう手元にある本が配本予定にある場合、どうすればいいか」が明確に書いてある点でした。まだ1冊も買ってないうちから取るのならともかく、うちの場合はもう1歳を過ぎていて、しかも既にその時点で50冊は余裕で越えていたんですね。なので重複本が来る可能性は大いにあったんですよ。だからどうしてもその辺を考慮する必要があったんです。そういう意味ではどちらか悩みましたね。結局配本をある程度自分で選べる絵本ナビにしましたが、メルヘンハウスも捨てがたかったです。こちらもすごくよかったんですよ。出版社系と違って偏りもないですし、絵本ナビと違って割と最近の本も多いですし。ただ絵本ナビの方が融通が利いたのでこちらにしましたが、もう数ヶ月検討を始めたのが早ければメルヘンハウスでもよかったな、と今でも思っています。絵本ナビの方は一応月毎に配本予定があって、重複本や変更して欲しいものがあれば予備のリストの中から自由に変更可能というシステムだったのですが、もうその時点で配本リストの中に持っている本が何冊かあるくらいでしたから、自分で変更出来るというのは利点でした。定期購読の場合、上記2社のように事前連絡や事前登録などが出来るようなところ以外でも大抵は重複本が配本された時には返品や交換が出来たりしますけど、結構な手間だしその分の送料はかかる場合があったりするんですよ。それ結構無駄ですからねぇ…。また、「何が来るのかわからない」と思っていると自分では買えなくなるような気がしたんですね。それは私の楽しみが奪われるみたいでちょっと悔しかったので(読ませるのは子供なんですが、絵本は私の趣味でもあるので)、配本がわかるようなものにしました。ちなみに絵本クラブはとてもよかったです。最初に配本内容の選択が出来るのでやっぱり多少自分の好みに偏るのはありますが、それでも「これ私だったら絶対買わなかったな」という本がかなり含まれていて、やっぱりとても楽しかったです。一応デメリットとしては、配本リストに新作が少ないことでしょうか。割と名作系が多く、新しいものが読みたい方にはちょっと物足りないかも。逆に何が来るのかわからない系の定期購読は割と新作が多いと聞きますね。結局私のように・始めた時点である程度絵本が揃っている・配本以外にも購入する可能性がある・ある程度自分で選びたいというタイプには絵本ナビが一番合ってる気がしました。もっとおまかせ感を楽しみたい場合はメルヘンハウスもオススメかな。逆に完全におまかせしたいとか、本屋で買ったりするつもりが全くないという人には童話館ぶっくくらぶなど、一回の配本が多いものなどもいいんじゃないかと思います。
2009年02月18日
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大人にはわからない、子供だけの世界。私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★★もこもこもこ実は上の子が1歳半から2年間、絵本ナビの「絵本クラブ」を定期購入していました。どうしても自分が買うと、私の好みに偏ってしまうから、というのが始めた理由だったのですが、やってみてよかったなぁと思います。やっぱり「自分では絶対に買わない本」というものはあるわけで。そしてこれはその最たるものだったと、思います。まず、意味がわからない。全くストーリー性がないわけじゃないのですが、擬音ばかりで。こういうのもありだと思うのですが、とりあえず私には理解不能です。多分本屋で中身を見てから手に取ったら、そのまま棚に戻していたと断言出来ます。なんですが、娘には大好評なんですよねえ…。年中になってからは全く手に取らなくなりましたが、年少の頃まではよく持ってきては読んで欲しがりましたね。そのうち自分でも手に取るようになり、開いては眺めていました。現在8ヶ月の娘も、読み始めるとケラケラ笑ってますね。そう考えると、作者の谷川俊太郎さんはスゴイですね。他にもこの方の本がこの配本でうちへとやってきましたが、どれも反応がいいんです。子供の世界がとても近い方なんですね。とりあえず私には無理だったけど、チビたちの夢中になる姿を見ると、少しは近づけているのかなぁと思います。…いや、やっぱりわかんないや。
2009年02月18日
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「おうちにあるのもトラさんのバター?」私的オススメ度 ★★★☆☆子供的熟読度 ★★★★☆トラのバターのパンケーキ昔なつかし、「ちびくろさんぼ」の新訳版です。実はうちには瑞雲舎の「ちびくろ・さんぼ」も持っているのですが、タイトル作の方がうちでは出現頻度が高いです。私自身もこちらの方が好きなのですが、娘もそうみたいですね。これが本屋で並んでいたのを見て即購入したんですが、その時にそういえばちびくろさんぼって差別問題で絶版になったんだったなぁ、この問題が解決したから再出版になったんだろうかといろいろ検索してみたら、実はこの作品が他にもいろんな問題を抱えていたということが判明してビックリしちゃいました。いろんなサイトや本で語られているのでまぁ詳しくは省きますが、要約すると結局のところ元々ちびくろサンボ自体が版権問題があやふやになっていて、そのせいで主人公がインド人からアメリカのアフリカ系移民黒人に変更になった海賊版がメジャーになってしまっていたようなのです。当然日本版のちびくろサンボも正規の作品ではなく、海賊版の翻訳だったとの事。だからもともと「発売禁止」(いわゆる発禁)になったわけではなく、自主的な撤退という形なのを、当時起こっていた差別問題と相まって発禁になったんだと誤解していたみたいなんですね。実際他にも差別問題の起こっている絵本もありますが、絶版になっているのはちびくろさんぼだけなんですね。でもそれってもしかして差別問題より問題あるような気がするんですが。結局もともと著作権があやふやになっていたせいで出た海賊版から黒人差別問題が出てきたなら、作者はあまり関係ないですよねぇ…?しかも私も持っている瑞雲舎の方のは当時の岩波版と同様、著作権問題が未解決のままというソースもあったのですが、それってどうなんだろう…。前置きが長くなりましたが、本題に参りますと。この「トラのバターのパンケーキ」の方ですが、こちらは作者が改訂版として出版しているものの翻訳なんだそうです。なので基本的には「ちびくろ・さんぽ」と内容は一緒です。もちろんトラさんたちはバターになります。こちらの方が言葉の選び方などを考えると若干対象年齢が上の気がします。そしてこれの一番の見所は、最後のパンケーキですね。これと「しろくまちゃんのほっとけーき」、「ぐりとぐら」は私の中で焼き菓子が食べたくなる3大絵本の一つですね。本当においしそうで。いや、これでおいしそうに思えるのはホットケーキよりもバターなのかもしれません。子供は「しろくまちゃん」を読むと決まって「ほっとけーき食べたい」と言い出しますが、これを読むと「バターは?」と言い出すので。ちなみにこれの場合はトーストにバターを塗るのでもいいみたいです。問題はこれ、タイトルが思いっきりネタバレしてるってことかなー…。これ結局結果がそのままタイトルになっちゃってるんですよねぇ。いや、「トラのバターって何それ?」なんて疑問はありますが、あんまり上手いタイトルではない気がします。それこそ「ちびくろ・さんぼ」の方がタイトルとしては受け入れやすそうではありますね。ただ、こうやって問題が起こってしまったものが改訂されていたりするとお話としてちょっとランクダウンしてしまうというか、面白さが取り除かれてしまうことがありますが、これはそんなことはないですね。お話の力は薄れていないです。子供は夢中になって聞いてくれますね。
2009年02月17日
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ママの腕の見せ所、です。さんりんしゃにのって私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★☆以前にも紹介した「ももんちゃんシリーズ」の作者さん、とよたかずひこさんの絵本です。ももんちゃんシリーズは本当に気に入っていて、一冊買ったら可愛くて可愛くてハマってしまい、その時出ている分すべてを一気買いしてしまったんですよね。で、それだけでは飽き足らず作者であるとよたかずひこさんの作品を手当たり次第に漁りまして、辿り着いたのがこの「うららちゃんのりものえほん」シリーズだったりします。とよたさんの本ではやはり「ももんちゃん」シリーズが一番有名なようで、これは大抵どこの本屋でも置いてあるんですよね。が、他のシリーズとなるとなかなか見かけないんです。他のもので「いっぽくん」シリーズはたまに見かけますし、バルボンさんは図書館でも見かけるのですが、このうららちゃんシリーズはなかなかないんですよね。が。これ、結構オススメです。うららちゃんシリーズは3冊あるのですが、中でもこの「さんりんしゃにのって」はかなりお気に入りの一冊です。三輪車に乗ったうららちゃんが公園で動物さんたちを相手にバスごっこを始めるのですが、誰も乗り込んでくれません。そうしてとうとう終点まで来てしまったうららちゃんは、考える。お友達と一緒に遊ぶために、どうするか。うわ、うららちゃんやるなぁ。って思ったんですよ、最初に読んだ時。バスごっこだけどうららちゃんが乗っているのは三輪車で、だから定員はひとり。みんなで遊ぶためにはどうするか、を考えたうららちゃんはスゴイ。特に三輪車の使い方が上手いんですよ。柔軟ですよ発想が。そしてすぐに乗り込んでくる動物さんたちも反応早くて嬉しくなってしまいます。ただ問題が一つ。この絵本、すごくすごくいいなぁと思うんですけど、裏腹に子供に伝えるためにはある程度お母さんの読み聞かせスキルが必要なんですよ。というのも、うららちゃんはバスの「行き」と「帰り」の間にある工夫をしてみんなで遊べるように仕向けているのですが、それ、文章では最小限にしか表現されていないんです。主にイラスト。そしてほんの少しの台詞の追加。そこにうららちゃんの工夫が練りこんであるのですが、それだけに「行き」と「帰り」のうららちゃんの心情の違いをどうわからせるかは読み聞かせるお母さんの演技にかかってくる部分があるんですね。もちろんイラストで表現されている部分が大きいので、それほど難しいわけじゃありませんが。けれど「行き」と「帰り」を同じように読んでしまったら、面白さも半減しちゃうと思うんです。そう考えるとこれ、「読み聞かせ」の醍醐味を味わえる絵本だとも思います。行きは一人ぼっちだったうららちゃんが、帰りは沢山のお友達と遊べた。なんでだろう? どうしてかな?それを話し合えることもとても素敵。3冊で終わってしまっているこのシリーズですが、もうちょっと読みたいな、と思わせてくれる絵本です。
2009年02月16日
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ひとりで出来なくても、みんなでなら。おおきなかぶ私的オススメ度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★★子供ってこれ、好きですよねぇ…。よくドラマや子育て系マンガで幼稚園の劇をやっているとよく見かける演目の気がします。後は「オオカミと七匹のこやぎ」とか「白雪姫」辺りかなぁ。この辺の共通点って「出演人数が多くて誰でも知っている」ってところでしょうか。中でもこの表題作は、誰一人悪い人がいないというのも重要なポイントですよね。誰も悪役をやる必要がないから、子供たちの劇になってもあまり役を取り合いにならない気がします。いや、どうかわからないけど。笑。内容的にもよく考えると、どうって事ない話なんですよね。要約するとおじいさんがかぶを育てたら大きくなりすぎて、ひとりで抜けないからみんなで抜いた、ってただそれだけの話なんですけど。でもこのシンプルなお話にエンタテインメントの要素が目いっぱい詰まってるのも見所なんでしょうね。まず、育てたかぶがありえないほど大きくなる。そうして沢山の人に頼み、同じことを何度も何度も試してみる。最後にみんなで力を合わせたら、やっと抜けた!うーん、こうやってみるとこんなにシンプルなお話なのに、オチまで完璧です。そりゃ子供たちも夢中になるはずだ。これってロシアの民話なんですね。実は私、子供の頃は日本の話だと信じて疑ってなかったです。でも今みてみると、着てる服ってなんかマトリョーシカっポイんですよね~。なるほど、って感じです。ちなみに写真のものがうちにあるものと同じですが、実家に置いてあったものもこれと同じだったと思います。絵に見覚えがあるから。なのでつい初版や重版回数を確認してしまったのですが、これもすごかったです。最初の年月は1962年5月1日。途中何らかの改訂があるようですが、2006年版でなんと125刷でした。これ、対象年齢が3歳から小学校初級向きになっているので、今この本の適正年齢の子を持つ殆どのお母さん方が生まれる前か、少なくとも適正年齢には発行されてたってことですよね。こぐまちゃんシリーズやうさこちゃんシリーズもいい加減ビックリですけど、これもすごい。
2009年02月14日
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わたしと小鳥とすずと詩はいいんだけど、な。私的オススメ度 ☆☆☆☆☆子供的熟読度 ★★☆☆☆最初に言っておきますが、決して褒めてないです…。あ、念のため。金子みすヾ作品はどれも素晴らしいです。大好きです。だからこそ悔しくての感想です。話は飛びますが、私は本好きで絵本・児童文学共に大好きで、それが高じてこんなブログまでつけてます。けれど人に本をプレゼントしたりオススメしたりすることは滅多にありません。尋ねられた時やタイトルを挙げてリクエスト、なんてことでもない限りこれからも勧めたり贈ったりということはないと思います。理由は「本の好みは難しいから」です。以前好きな作家さんが「本は人の相性と同じくらい好みがある」と仰ってましたが、それを読んだ時に心底同意しました。だって誰もが感動する本、って言うのはないんですよ。ものすごい勢いでオススメされた本でも、読んでみるとそうじゃなかったってことって本当によくあります。しかも熱を込めて薦められるほど感想を言い辛くて、かえって読むのが苦痛になったりするんですよね…(そんなのは私だけか)。だから例えば好きな本について聞かれたら「私はすごく好み、これこれこういうのが好きならもしかしたら楽しいかも」という答え方なら出来ますが、「絶対読むといい」とか「感動するよ!」的な薦め方は出来ません。絵本に限りませんが、本の感想というのは千差万別ってことなんだろうとつくづく思います。そして金子みすヾに関してですが、私自身は子供の頃全く知りませんでした。最初に触れたのは教育テレビの「にほんごであそぼ」。なんとなく見ていたこれで流れていた「わたしと小鳥とすずと」がものすごく心に響いて、他の作品も読んでみたいなと思った頃に本屋で並んでいたこの本を中も開かず衝動買いしてしまいました。家に帰って開いた途端後悔しましたよ。パラパラとでも開いてみれば絶対買わなかっただろうに。この本は一つの詩が見開き2ページを使って紹介してあるのですが、その際必ずイラストの動物または植物モチーフのキャラに詩の解説をさせているんです。しかも吹き出しを使っているので、文章よりも先に目が行ってしまうつくり。もう最初に読んだ時に「ハァ?!」でしたよ。字は小さめに目立たなくしてあるんだと思いますが、吹き出しを使っているため何の抑止力にもなりません。詩を読むより先に解説を読んでしまう始末。最初に述べた通り、本の感想って千差万別であるべきだと思うんです。特に子供の感想は。もちろん、こういう方向に持って行きたいというのはあるのですが、それにしたって考えた末に自分の言葉で見つけなければ本人の情緒に結びつかないんじゃないかと思うんですね。個人的には後から誘導されるのも微妙な気分になるのに、これは先に感想を読ませられてしまう可能性が大です。いわばミステリーを読もうとして先に犯人とトリックを教えられた、という感覚ですよ。これ絶対怒っていいところだ。子供っていうのは何度も何度も同じ本を読みたがります。だから「最初から結末がわかっていても読みたいのか」と思いがちですが、多分それは違うんです。子供たちは多分知っているんです、何度読んでも甦ってくる最初の感動や、逆に何度も読み込んで初めて出てくる違った感想の醍醐味を。だからやっぱり最初はまっさらな状態から読むべきなんです。確かに表題作の「わたしと小鳥とすずと」なんかはストレートな方ですが、そもそも詩というものは大人でもいろいろ取り方があるし、子供じゃ一度読んだだけでは難しいかもなぁ…とは思います。だけど本当に吹き出しは余計。みすヾさんがこれだけ言葉を尽くして表現してるものをそんな一言で片付けたらお終いじゃん! 何のための詩なの! と目に入ってくるたびにイラつきます。それにね。感想って言葉だけでもないと思うんです。言葉にならない切なさを胸いっぱいに抱えることもあるし、ひとつやふたつの言葉では表せないくらい複雑に感じることもある。それを考えるのも子供の重要な仕事です。せっかく浮かんだ気持ちを一つに限定しちゃうのは、あまりにも惜しいことなんじゃないだろうか。詩は人によって受け取り方が変わります。ということは、ともすれば普通の絵本以上にそういうことを体感できるはずの作品を結局画一的な方向へ導かれているようで、なんか詩のよさを出し切れずに終わった本だな、ととても残念に思いました。だけど詩は本当にいいものなので、本人がまだ読めないうちに読んで聞かせるならいいと思います。それくらいから読んでいたら、たとえ解説を読んでも自分自身の感想をもう持っているでしょうしね。ただ、もう文字が読めるようになってから最初に読んじゃうのは、やっぱりオススメできないなぁ。でも結局はこれも私の一感想なので、全く逆の思いを抱く人もいるでしょうね。それもありだと、やっぱり私は思いますけれど。
2009年02月13日
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「わたしもおてがみだしたーい!」私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★☆しろくまちゃんぱんかいにこぐまちゃんシリーズの一冊です。しろくまちゃんのほっとけーきの項でも触れた通り、こぐまちゃんシリーズの中でのしろくまちゃんメイン本二つのうちの残り一つです。テーマはお買い物。お母さんと一緒にお買い物に行くしろくまちゃんのお話です。ほっとけーきと同じく、女の子の大好きなシリーズと言っても過言ではない! はず。途中ケーキが欲しくなって愚図ってしまうしろくまちゃんに、デジャヴュを覚えるお母さんいっぱいいるんでしょうね…主に私ですが。ちなみにうちの娘は一度公園に行ってしまったら「あとさんかいすべったら帰るのよ~」と言っても絶対帰りませんがね!これ読んでたら娘が「しろくまちゃん、エコバッグもっておかいもの~」と言ったので「え、古い作品なのにエコバッグ…?」と見返したら…本当に持ってる!そういや古ーいドラマや映画なんかだと、八百屋さんにカゴを持って買い物に行ってたり紙袋からパンをはみ出させて持ってたりしてるなぁ、じゃレジ袋の普及っていつ頃なんだろ? と思い調べてみたら1970年頃からのようです。なのでこの本が出版された頃はまだカゴを持ってお買い物が主流だったんですねぇ。少し前だったら「今はバッグ持ってお買い物なんて行かないよ~」って感じだったんでしょうが、巡り巡ってまたそれが一般的になるなんてすごいなぁ。てゆかそれだけ長い間読まれてるこの本がすごいのか。
2009年02月13日
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ご無沙汰してしまいました。実は上の娘が胃腸かぜになってしまい、それが家族全員に移ってエライことになってました。とりあえず全員が一度にならなかったことだけが救いでしたが、基本看病人の私はずっと看病することになるわけで。なので一段落してホッとしたところで私も罹るという、まぁありがちなパターンでした…。ちなみに上の娘はもともと食べ物にあまり興味のない方なんですね。離乳食もちっとも進まなかったし…というか離乳食時代は何しても食べなかったというのが正しいです。もう断固拒否のまま悩んでいたところ、1歳半くらいになってようやくちょこちょこと食べるようになったという感じなのですが、まぁ未だにあまり食べることに執着がそれほどないんですよ。なのでこういう時めちゃめちゃ困るんですね。下痢や嘔吐がピークの頃はともかく、治ってきてもなかなか食べないし飲まないんですよ。食べると体力を使うからいらないのか、食べてまた下痢になるのが恐いのか、その辺わからないんですが、何あげても「いらなーい」「ほしくなーい」ばかりで。宥めたりすかしたり怒ったり褒めたりしてようやく口をつけさせても、唇を湿らす程度で「もういいー」……。こっちが泣きそうでした。あまりに水分を取らないので、そろそろ脱水症状が! と思い病院に連れて行ったんですが、とりあえず今のところ大丈夫だからということだったので、アドバイスだけ受けて帰りました。点滴を打ってもらったりは出来ないのかと思ったんですが、今は小さい子にはなるべく打たない方向で様子をみるらしいです。うちはかかりつけが近所の小児科なのですが、大きい病院だとやってくれることもあるので、どうしても心配ならそちらへ行った方がいいといわれました。が、とりあえず少しづつ口をつけるだけでも取れればいいから、と言われて何とか補給してましたが、4日目から何とか水分を少しづつ取るようになり、5日目から多少食べるようになったので安心しました。ちなみに途中下の娘にもかかったのですが、ものすごい下痢で鼻水もダラダラなのにこっちは超元気いっぱいで違う意味で疲れました…。君はもうちょっと病人自覚しようよ。でもみんな元気になってよかったです。あー健康って素晴らしい。本当に心から。明日からまたレビュー書きたいです。
2009年02月12日
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「ちょっとだけ」気になること、いろいろ。私的オススメ度 ★★★★☆子ども的熟読度 ★★★★☆ちょっとだけこれ、下の子の妊娠中に表紙を見て、女の子が赤ちゃんを抱っこしている姿が可愛くて可愛くて、ついぽちっと購入ボタンを押してしまった本でした。そして手元に届いて読んでみたら、私が涙、涙……!!まぁ要するに主人公の「なっちゃん」の家に赤ちゃんがやってきてお姉ちゃんになったら、いろんなことを「ちょっとだけ」我慢しなきゃならなくなったというお話なんですが。もーねぇ、タイムリーで泣きましたよ。私自身が上の子で、子供の頃弟が出来た時にやはりとても寂しい思いをしたことを覚えているので、妊娠中は特に上の子が心配で心配で仕方がなかったんですね。上の娘が寂しい思いをしないか。下の子が産まれたらヤキモチを焼いて嫌いになっちゃわないか。私が平等に愛せるか。などなど……。ぼんやりと思っていたそれらを全部ぶわっと考えさせられました。もうねぇ、お母さんが赤ちゃんのお世話をしている間に放っておかれているなっちゃんが一人でやろうとして、そうして「ちょっとだけ」出来ていく姿が切なくて切なくて。きっとあれ、以前だったら一人で出来た姿をみてお母さんに褒めてもらってますよね。でもお母さんはなっちゃんが「ひとりで出来た」ことにすらそのときは気付かないわけで。きっと後でなっちゃんの零した牛乳を拭いたり、帰ってきたなっちゃんの髪を見た時に「あ、ひとりで出来たんだな」とやっと気付いたお母さんはどう思うんだろうな、なんていうことも考えたりしました。まぁこれが実際うちにも赤ちゃんがやってきてから読むと、また違った感想なんですけど。うちの娘さんはなっちゃんみたいにひとりでやろうとしてくれないですから。それでも娘はやっぱり自分とダブらせて読んでいるみたいですね。なっちゃんが自分で髪を結ぼうとしているのを見て、自分もやろうとしてみたり。よく「○○(娘の名)もお姉ちゃんだもん!」というのですが、「も」というのはなっちゃんを意識してのことだと思うんですね。甘えっこだけど彼女なりに頑張っている姿は、なっちゃんには全然及ばないけどそれでも何処か重なります。いつまでたっても甘えっ子だけど、けど彼女なりに妹を可愛がっていて、やっぱりお姉ちゃんなんです。「ちょっとだけ」気になること一言。演出もあるんでしょうけど、どうしても納得いかないことがいくつかあるので、叫んでおこう。お母さん!抱っこ紐使おうよ!!あと、イマドキ公園に一人で行かせるのはやめようよ!!や、話の都合上なんでしょうけど、どうしても気になって……。
2009年02月07日
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はじめてのホラー、かな?私的オススメ度 ★★☆☆☆子ども的熟読度 ★☆☆☆☆ねないこだれだ今回からオススメ度を5段階にして表記してみました。今までレビューしているのも有名どころが多いですが、これもそのうちの一つです。ですがうちの子はこれ全然読ませてくれないですね。上の子1歳半か2歳くらいの頃買ったはずですが、一度読んだらどうも恐くて仕方がなかったらしく、それ以来開かせてももらえません……笑。これっていわゆる教訓物ですよね。夜遅くまで起きてるとお化けが連れて行っちゃうぞ~という脅しなのですが、まぁ全然読ませてもらえないので意味ナイですねぇ。うち、上の子は夜泣きも酷けりゃ昼寝もしない、夜もなかなか寝付かないという典型的な疳の虫の持ち主だったので、少しでも夜寝るようになればと思って買ったのですが……うん、そういう意味ではお役に立ちませんでした。まぁでも、絵本に躾を頼ろうというのが間違いだったんですよね。やっぱりいろいろ買ってみたけれど、物語の面白さよりも教訓めいたものが主体になっている本はやっぱりエンタテインメントに欠けるんですよ。この本はそういう意味では上手く出来てるんだと思うんです。赤ちゃんの産まれて初めてのホラー、なのかな?少しづつ迫っていって、見つけられるシーンなんかは小さい子にはかなりドキドキ感が伝わるものなんだろうと思います。だからこそ、うちの子は恐くて読めなくなったんだと思うし。やっぱりたくさんの人に愛されているものはそれだけのよさがあるんでしょうね。ただ、うちの子には向かなかったんです。きっと買った私の動機が不純だったのが伝わったんだなー……。
2009年02月07日
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泣いてるあの子を慰めたくて。私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★★ももんちゃんえーんえーんももんちゃんえーんえーん今のところももんちゃんシリーズでは一番のお気に入りです。誰のって、私のです。いやもちろん娘も読みますけど。1歳3ヶ月頃購入、即常読本の仲間入りしました。ももんちゃんシリーズは…というか、ストーリーものの絵本は大抵そうなのですが、タイトルがダブルミーニングになっていて、泣いているのは最初はももんちゃんじゃないんですよね。ももんちゃんがえーんえーんと泣いているお友達を慰めはじめ、だけど結局はももんちゃんも泣いてしまう。その泣く理由も幾通りか考えられます。みんなが泣いているからつられてしまったのか、それとも慰められない自分にジレンマを感じてしまったのか。最初はまだそこまで読み取れなかった娘が、もう少しわかるようになった時どういう解釈をするんだろうと考えるだけで楽しみでした。それと娘が「よしよし、いいこいいこ」を覚えたのはこの本からです。ももんちゃんがえ、え、えーんと泣き出してしまうシーンがあるのですが、何度か読んだある時から、このページのももんちゃんになでなでをしてあげるようになったんです。別に教えたり誘導したわけでもないのに。それからリアルでもやるようになりました。きっとももんちゃんが他の子を何度も慰めているのを読んで覚えたんでしょうね。そしてこの本が大好きな最大の理由は、裏表紙。ももんちゃんシリーズは「おわり」と本を閉じても、その続きが裏表紙にこっそり描かれていて楽しませてくれるのが嬉しいところなのですが、この「えーんえーん」のラストは自分とダブらせてしまうんですよね。ねんねしているももんちゃんを抱っこしているお母さんが幸せそうで、嬉しくなってしまうんです。自分みたいで。幸せで涙が出てきそうになります。上の子もとても好きらしくて何度も何度もせがまれるのですが、とにかく自分が好きで。娘達が寝ている時などにも手にとって読んでしまう絵本です。
2009年02月06日
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今ちょうどニュースでやってたんですが。最近学生の間で提出物に対してネットの情報を丸写しするという事態が続出していて、それは大学生のレポートに限らず、小中学生の読書感想文にまで及んでいて物議を醸し出している、という話だったのですが。大学生のレポートはともかく、小中学生の読書感想文については……うーん、いろいろ考えてしまいます。大学生の場合は「てゆかネットの情報をそんなに鵜呑みにしちゃっていいのか? それにせっかく高いお金出して勉強してることが全く身につかないけど、それで本当にいいの?」という思いがあるのですが、読書感想文については……コピペで提出ということに賛成は絶対出来ないけれど、読書感想文自体については「何でこれやらなきゃならないんだ?」と、思わざるを得ないです。というのも、私自身が読書感想文って大っ嫌いだったからなんですよね。こんなブログ書いておいてなんだ、これただの絵本感想ブログだろって感じですけど、いやだからこそそう思うんです。あの、例えば心から感動する作品に出会った時、どうしても言葉に出来ないというか、言葉に出してしまうとどうしても陳腐になってしまう気がして心の奥底にしまっておきたいような気持ちになることって、あると思うんです。いや、人にもよりますし、作品にもよりますよ?でも出来れば感動したものについて書きたいと思ってしまいますよね。でもそれについては上手く表現出来ないし、そのうえ言葉を尽くそうとしても枚数制限があったりする。てゆか私、自由に何枚でも書いていい、数行でもいいなんて読書感想文なんて今まで聞いたことないです。いやあるのかもしれないけど。あの枚数制限って、明らかに審査する人のためですよね。だって世の小中学生全員が作家を目指しているわけでもないんだから、感性を表現する文章に字数制限があったってしょうがないじゃないですか。受験や将来のレポートや纏める能力を高めるためと言うなら、別に国語の授業や他の作文でいいわけですし。あと、大体課題図書みたいなのがありますけど、あれも嫌なんですよね。感性なんてみんな違うんだから、名作だからって感動出来ると限らないじゃないですか。どんな感想でもいいからと言われるけど、何で学校に提出するものに「あの素晴らしいと評判の名作は面白くなかった」なんて書かなきゃならないんですか。小学校くらいならともかく、中学なんて内申懸かってるんですよ?勉強なら挽回のしようがあるけれど、情緒なんてどこに基準があるのかわからない上に一度イメージつけたらなかなか覆りそうにないものに変な印象つけたら、それこそ致命傷ですよ。課題図書なんて1冊や2冊じゃないですが、本なんて読んでみなきゃ面白いかそうでないかわからないですよ。それを本が好きならともかく、そうじゃない人は少しでも同調出来る本を探すために何冊も何冊も読まなければならないことになります。ぶっちゃけ好きじゃない人にとっては苦痛でしょうね。読み慣れなければ時間も相当掛かりますし。それってその人たちをかえって本から遠ざける結果になりませんか?それにあの読書感想文のコンクールもどうかと思う。解説文ならともかく、感想文に優劣をつける必要がどこにあるんだと思うんですよ。あれって文章の良し悪しも確かめているのかもしれないですが、ある程度のランクまでいったらそれほど違いはないですよね。そうすると審査員の好みやスポンサー事情なんかが関わってきちゃうってことですよね。それってさ、どうなの。と思わずには居られないんです。私みたいな本好きはいいんですよ、割り切れるから。けれど例えば初めて本を読んで感動して、それを感想文として書いてみたら微妙な評価だったりしたら……ショックですよね。本を読んで感動した気持ちに順番をつける、みたいな行為がとても嫌なんです。以前サーフしていて辿り着いたブログが学生さんの夏休み明け間近のものだったのですが、夏休みの感想文がまだ書いてない嫌だーというような後、こんな感じで書かれていました。「大体読書感想文なんて5文字で充分なはずだ。『おもしろい』か『つまらない』のどちらかなんだから」スゴイ! と、ちょっと感動しました。長々と書きましたが、まぁ言いたいことは「読書感想文は必要ない」って事ですよ。先生方に言わせると、感想文を書かせなければ読んだかどうかわからないと言いたいのでしょうが、昔から読まずに感想文書いてる人なんていくらでもいましたよ。あらすじとラスト数ページ読んで適当に書いたりとか、あらすじを言い方を変えながら延々と書いていくとか、解説のあるものだとそれだけ読んで想像して書いてたり、とか。結局感想文を書かせたくらいでは読んでいるかどうかなんてわからないってことです。だからって感想文をコピペしていいと思っているわけではありません。大人が子供に対して「やらなくていい」と言うものでもないですし。ましてや、コピペ用サイトを作ってさあどうぞ、と言うのは絶対に違うと思いますが。ちなみにまだ少ないですが、私がここで書いているのは本当にただの感想です。面白かった絵本をこんなによかったよ、って口に出して満足したいだけ。そしてうちの娘達の反応の覚書でもあります。
2009年02月05日
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ほかほかのホットケーキは、いつの時代も同じぬくもりでした。私的オススメ度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★★★しろくまちゃんのほっとけーきしろくまちゃんのほっとけーき子供の頃、自分が大好きだった絵本です。もちろん子供も大好き!娘用として一番最初に買った本で、4ヶ月頃です。一応その頃から寝かせたまま見せてましたが、全然関心なかったです。おすわりが出来るようになってからおひざに乗せて読ませてましたが、本当に楽しむようになったのは1歳すぎてからでした。でも自分が好きだったのが保育園の頃なので、結構長持ちする絵本なのかも。この本の醍醐味はやっぱり、ホットケーキの焼けるところ。生地を落としたところから、焼けてお皿に乗っかるまでが順番に載っていて、それを一つずつ読み進めてもらえるのが大好きでした。私は物心がついた頃にはもう自分で絵本を読んでいたのですが、このシーンは読んでもらう方が断然楽しかったんです。もちろん娘もこのシーンが大好き。「できあがり!」と読み上げるときゃっきゃと喜びます。それは1歳過ぎの頃から今でも変わりません。こぐまちゃんシリーズの中でもしろくまちゃんメインの本というのはこれと「しろくまちゃんぱんかいに」しかないのですが、私が好きだったのは見事にこの二冊でした。子持ちの友人たちと絵本の話をしたことがあるのですが、やっぱりみんなこぐまちゃんシリーズではこの2冊が好きだったという話で盛り上がったことがあります。後で考えたのですが、この二冊は女の子の興味を引くテーマなんですよね。「ぱんかいに」は買い物、そしてこの「ほっとけーき」はお菓子作り。学生時代夢中になってたことですよ。実際十代の女の子に趣味や興味のあることの統計を取ったら確実に上位に入ってきそうな王道。つくづく女の子は小さくても「オンナノコ」なんだなぁ……と思いました。余談ですが、これが一番最初に買った絵本です。このブログのはじめるにあたってに書いてある本はこれです。運命の本と言っていいかもしれない。これを買う時私は幸せでした。だって自分が大好きで読んでいた本を娘が読むんだなぁ……と思うとものすごく感慨深くて、本屋で手にとって涙出そうになりましたよ。……年かなー。余談ですが、この本を手に取った時に気になったのは、「私も読んだ本ってことは、出てるのいつなんだろう?」って事。気になって初版を確認したところ、なんと1972年! 手元にあるものは143刷でした。ちょっ…絵本ってスゴイ。あ、そしてこんなのも見つけました。なんと作中で着てるあのエプロン!絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」のエプロン【しろくまちゃんのほっとけーき/こぐまちゃん】子供用エプロン90~110cm用ちなみにママ用もありました。
2009年02月05日
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絵本のこの子は、うさこちゃん。私的お気に入り度 ★★★★★子供的熟読度 ★★★☆☆ちいさなうさこちゃん今は「うさこちゃん」というより「ミッフィー」の方が断然通りがよい、ディック・ブルーナの有名シリーズです。福音館書店版はうさこちゃん、講談社版がミッフィーですが、絵本としては今回紹介している福音館書店版の方が断然大好きです。もちろん自分が子供の頃から触れていて読み慣れたシリーズであることも一因ですが、一番アピールしたい部分はこれらが「読み聞かせること」を前提に訳文がされていることです。とにかく文章が綺麗。それは目で読んでいるときよりも、声に出した時に特に思います。流れるように澱みなく読み聞かせることが出来るのです。絵本って文章が少ないのでポエム的になる部分は大体どの本でもありますし、擬音など音を聞かせることがメインの本というものも多いですが、「子供に言葉で読み聞かせる」ことを意識して書かれている物は割と少ないのではないでしょうか。もちろんミッフィー絵本の方も今時のデザインでとてもかわいいと思うのですが、それでもこの一点において断然福音館書店版の方がより子供に読んであげたい絵本だと思ってしまいます。そしてまたこれも「じゃあじゃあびりびり」ほどではありませんが、こじんまりとしていて更にお値段も可愛い。病院など、少ない荷物で出掛けたい場合は「じゃあじゃあ~」の方が向いていると思いますが、帰省や旅行など多少の荷物を持っていける場合の時間つぶしグッズにはこちらも行けます。こちらの方が文章が長い分、ひきつけておける時間が長く出来るので長時間のお出掛けにはこちらの方が向いているかも。どっちにしろ子供が気に入っていること前提ですが。使用頻度を考えると、こちらもコストパフォーマンスのいいシリーズです。うさこちゃんシリーズ全体の感想はこれくらいにして、この本の内容に触れておきますと。この「ちいさなうさこちゃん」は福音館書店版の最初の本で、うさこちゃん誕生を描いています。これがまたお母さんがある夜天使にあかちゃんの誕生を告げられる…という、聖母マリアの処女懐胎を思わせるようなシーンがあるのですが、この辺りこのうさこちゃんがいくら日本人好みのデフォルメされた体型をしていても西洋のお話なんだなぁと思わされるところですね。絵本において大抵、子供の誕生はこういった表現をされることが多いですが、訳文のリズム感も相まってかこの本のこのシーンはとても神聖さを感じるというか、そこはかとなく宗教観が漂っているように思えますね。同じブルーナさんの「クリスマスってなあに」なんかを読むと判るのですが、信仰の深い方が書かれている作品なんだなと感じます。ちなみにうちの子はミッフィー大好きなので通園用のハンカチやタオルなどもミッフィーのものもいくつかありますが、あれは『ミッフィー』で絵本のは『うさこちゃん』だと分けて考えているようですね。面白いなぁ。
2009年02月05日
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姉妹揃って、お気に入り。私的お気に入り度 ★★★★☆子供的熟読度 ★★★★★じゃあじゃあびりびり改訂長い間、上の娘のお気に入りの一冊でした。最初に与えたのは1歳前後の頃。最初はあまり興味を示しませんでしたが、徐々にわかるようになってきたらしく、1歳半くらいから私のところに持ってきては読んでくれとせがむようになりました。本突き出して「ん! ん!」と訴えてたので、多分そうです(笑)表紙はイラストですが、中は貼り絵ですね。その名前と音を書いただけの文章で、大人が読んでてもちっとも面白くないんですが、子供は面白いんでしょうねぇ。うちの娘はものの理解がなかなか遅かったのでダメでしたが、言葉や理解が早い子はもっと小さなうちから見せてもきっと喜ぶと思うなぁ。そしてこれは使い勝手がいい本ですよねー。サイズが14×14cm、厚みも約1.5cmと小さめなのでもち歩くのにもそれほど気にならないサイズです。なので検診や病院など、時間がかかる場所に行く時に持っていく際にはとても便利です。ちなみに子供用に絵本が置いてあるような場所だと自分で持ってきたものを取り出すのを躊躇しちゃいますが、これは記名欄があるので気分的にも安心ですし。ただ一つ……。タイトルにも表紙にもで由来していて表紙にも出ている水の絵ですが、うちの娘は長いことこれが「蛇口」であることに気付きませんでした。娘の行動範囲内にこのひねるタイプの水栓って見当たらなかったんですよ……。最近少ないですよね。公園のトイレでも自動水栓や押すタイプのものが殆どだし。初版が1983年ですもんねぇ。私が子供の頃は実家の水栓も全部古いタイプのものだったけどなー。でもこのレバータイプの水栓が出たのっていつ頃なんだろ? と思い調べてみたところ、なんとTOTOから1968年にもう出てたんですね~! 普及するまで結構かかったんだなぁ。まあ、家建て直すとか家族が病気になったとかでない限りわざわざ水栓なんて変えないですもんね。ちなみにこの本、4歳の今も娘は大好きで、思い出したように引っ張り出しては読んでいます。一時はひらがな読みの練習にもなってましたね。ネコの絵が書いてあって、「ねこ にゃあにゃあにゃあにゃあ」などと絵+音がひらがなで表現してあるので、子供にもわかりやすいんでしょうね。そしてまだ赤ちゃんの下の娘のところへ持って行っては読んで聞かせてます。下の娘は全くわかっていないはずですが、お姉ちゃんが読んでいるとおとなしーく顔を向けてます。それを見ながら一生懸命に読む上の娘。二人のその姿が可愛くて可愛くて…(親ばか…)。うちにある本の中では安い部類ですが、コストパフォーマンスは一番かもしれません。
2009年02月05日
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子供好きなのだと、自分で産むまで思っていました。そうでもないのだと気付いたのは、上の子が首も据わり授乳時間も少しずつ開いてきて夜ようやく少しは眠れるようになった3ヵ月くらいの頃。とにかくあやせない。どうやって二人でいる時間を過ごせばいいのかわからない。ガラガラなどのおもちゃで遊んでいてもなかなか喜んでくれないし、そのうち自分が飽きてしまって続けられない。外へ連れ出そうにも公園や児童館が歩ける範囲にはなく、それにまだちょっと小さすぎる。ちょっとこれって母親としてどうなの、と本気で悩みました。そういう時に買い物などで外出して見かけるママさんたちはみんな赤ちゃんと上手くお付き合いしているように見えて、私ってものすごいダメ母なのかもと本気で落ち込みました。それでもやっぱり上手く出来ず、煮詰まって考え方がどんどん後ろ向きになってきて。悩んだ末出てきたのは「絵本」でした。子供の頃から絵本が大好きだった私は、これなら続けられるかもと藁にも縋る思いで本屋に行き、手に取った一冊の想い出の本。ページを捲った時、私の中で何かがはじけました。大好きだった絵本を本屋で手にとって、私は危うく本屋で号泣しかけちゃったんです。もう嬉しくて嬉しくて。小さな頃、この本をどれだけ読んだことか。ウキウキわくわくページを追っていた時の事。何度読んでもまた読み返していた事。読んでいる時に呼ばれても気付かずに何度も怒られていた事。そして、共働きであまり遊んでもらえなかった親に、字が読めるようになっても読んでもらう時間がとても楽しみだったこと。それを思い出しました。思い出せたんです。「子供とやっと向き合える!」そう思えた瞬間でした。それからというもの、二人の時間は絵本を読んで過ごすことが多くなりました。まだまだわかっていない娘をおひざに乗せて、ただひたすら絵本を読んで。最初は私が勝手に読んでいただけでそれほど反応もなかったのですが、いつからか笑ったり喜んだりするようになり、そのうち娘の方から本を持ってきておひざに座ったりするように。そうして二人で楽しんでいるうちに。私自身が絵本の虜になっちゃってました。元々本好きな上、影響を受けやすいタイプ。読み聞かせているうちに自分が夢中になってしまって、気付くと自宅と実家には300冊を越える絵本の山…。せっかくだからリアルな娘の反応を残しておきたい。そしてお世話になったこの子達の魅力を伝えたい! と思い、感想を書くことにしてみました。あとまだ早すぎるのですが、つい読み応えを求めて児童書にまで手を出し始めてしまいましたので、大人から見た児童書の感想も徐々に増えていくかと思います。拙い感想ばかりですが、絵本選びの際の参考の一つにしていただけると嬉しいです。そしてこのブログの写真は楽天アフィリエイトを使用しております。クリックすると各店舗のサイトへとジャンプします。こちらのブログで販売しているわけではありませんので、購入された場合のお問い合わせなどはリンク先のサイト様へお願いいたします。 ほよこ
2009年02月05日
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