最近ようやっと、テレビなどのメディアでもうつ病と腸内環境の関連を目にすることも増えてきましたね~
こちらの記事もうつ病の記事ですが、自閉症と関連する箇所を抜粋しますね!
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Mayer教授は腸内のバクテリアと人間の脳のつながりを証明した人物。
2013年にMayer教授らによって発表された研究では、体にいい影響を与える微生物「プロバイオティクス」を含んだ発酵乳を健康な女性12人に1日2回・4週間にわたって摂取してもらい、他方で別の女性11人にプロバイオティクスを含まない牛乳を1日2回・4週間にわたって飲んでもらいました。
Mayer教授は実験の前後に女性たちに恐れや怒りを感じている人の写真を見せながら脳スキャンを行ったのですが、実験後、プロバイオティクスを摂取した グループの女性は恐れを感じる顔に対しての反応がプロバイオティクスを摂取しなかったグループと比較して減少していたとのこと。
「プロバイオティクスを摂 取した女性たちはネガティブな感情を『恐ろしいもの』として知覚しないようになっていたのです。また彼女たちの脳はストレスに対して反応しにくくなってい ました」とMayer教授。プロバイオティクスを摂取した女性たちは実験後とくに気分の変化を伝えませんでしたが、不安やストレスには苦しまなかったそう です。
Mayer教授らは現在、自閉症の子どもを対象に腸内バクテリアを移植するなど、さらなる研究を続けています。
さらにカリフォルニア工科大学で研究を行う神経生物学者のElaine Hsiao教授も腸内バクテリアが自閉症に与える影響について調べる1人。
人間と同様に自閉症のマウスにおける腸内にも異常が起こっていることがあります。
オモチャと他のマウスという2つの選択肢が存在する箱にマウスを入れた場 合、自閉症でないマウスは他のマウスと遊ぶという選択肢を選び、自閉症のマウスはオモチャを選ぶ傾向があるのです。
また仲間内で会話を行う場合、自閉症の マウスは仲間を呼ぶ声が小さく短いということ、さらに木の削りくずと大理石が入った瓶の中にマウスを入れると、自閉症でないマウスは大理石を削りくずの中 に埋めるのですが、自閉症のマウスは大理石を埋めたり掘り返したりを繰り返すということも分かっています。
そこでHsiao教授が自閉症のマウスに3週間にわたってバクテロイデス属のバクテリアを含むアップルソースを投与したところ、いくつかのバクテリアの値が正常に戻り、マウス自体の振るまいも変化しました。
バクテリアを含むアップルソースをマウスに与えたところ、自閉症のマウスは大理石を埋めたり掘り返したりという行動をやめ、コミュニケーションの方法も普 通になったのとこと。ただし「オモチャか他のマウスか」という選択肢ではオモチャという選択肢を選ぶままだったそうです。
腸内の状態と人の気分について厳密な関係は明らかになっていませんが、 代謝物質
また一方でバクテリアが迷走神経を介して脳とコミュニケーションを行うという説もあります。
研究者らは「どのバクテリアが気分によい作用をもたらし、どのくらいの量が適正なのかを理解するにはさらなる研究が必要である」としていますが、自閉症やうつ病の治療法として腸の状態を整えることが役立つ可能性があるとして、今後も研究が進められていく予定です。
日本でも始まった難病患者への便移植とは違い、今のところバクテロイデス属の菌限定のようですが…
とにかくどんどん、ガンガン臨床してほしいものですね~
日本も農学から始まり、菌の研究は秀でているそうなので、ぜひ自閉症にも応用してほしいです。
代謝物質というのは、このブログでもずっとオススメしている「乳酸菌生産物質」のことですね!
便移植のその日が来ても!?
最良のドナーでもいられるよう、家族そろって腸内美人を目指したいですね(笑)
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