空腹ラッコの雑記帳

空腹ラッコの雑記帳

2013/04/09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 なにげなく始めたユークリッドの「原論」についての雑談が予想外に長引いてしまい、その過程で文献を読み返しました。「原論」自体も改めて読んだのですが、「公理」で疑問がでてきました。私は公理は9項目からなり、最後の9番目は例外的に幾何に特化したものである(「2直線は図形を囲まない」)と理解していたのですが、資料によっては5項目になっているものもあることが分かりました。その場合9番目もはずれ、公理には数えられなくなります。

 9番目の公理は「2直線が交わるとしても、それは1回だけである」と言い換えることができますは、それは第5公準(いわゆる平行線の公理)の記述が、「2直線は同側内角の和が二直角でない場合に、 二直角より小さい側において 交わる」となっていることを用いて証明可能です。ただ、平行線公理を動員する証明は「絶対幾何学」の範囲での証明ではないとして、一段低く見る傾向もあるのですが。


 この違いは何によるのでしょうか。「版による」と書かれているのは親切な方で、それ以上の説明に出会えません。日本語版では代表的なでは共立出版の書籍では、5項目構成では外れると思われるものが [ ] の形をしたかっこで囲まれていますが、その区別が何に由来するのか、書かれているところをまだ見つけられずにいます。

 何かもどかしい、そんなにマイナーな疑問なのだろうか、もやもやしたものを今だに引きずっています。

更新記録
2013/04/21 注を追加、誤植訂正。






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最終更新日  2013/04/22 06:47:43 AM


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