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何を書くか迷ったのですが(明日になっちゃう!)昨日の蛇話が思いのほか評判が良く(一部かもしれませんが)かなり気を良くした単純ふゆゆんは、蛇話その2を書こうと思いました。これも15年ほど前の事です。林に囲まれた環境にいた頃(20日の日記をご覧下さい)うちの東側にある一本きりの道を北に下って行くと熊笹の中に突入し、そして雑木林が丘全体に広がっています。途中で分岐している獣道をぐるっと廻り込むと、沼の畔を囲む道に出ます。天気の良い日は長靴を履いて(蛇や虫が恐いから)4歳位の息子とお散歩猫の元ちゃんの三人連れで、丘や沼の畔をぐるりと歩くのが常でした。お散歩猫の元ちゃんと言うのはうちで生まれてから3回のお引越しに付き合ってきた猫で、今の家に引っ越して来た年に15歳で病気で亡くなりました。これが変わったオス猫でした。普通のオス猫は遠くまで出掛けるし春には発情するんですが、元ちゃんは一人では遠くには行けないんですね。家が見える範囲にしか行けないんです。それに発情は一度もしませんでした。ところが人間が一緒だと、どこにでも行くんですね。紐も付けずに一緒にお散歩します。それでお散歩はいつも一緒に行きました。例の雑木林は格好のお散歩コースでした。(にしては、ちょーっとサバイバル)7月の急に暑くなった日でした。私は用心して歩いていました。沼の周りは保護林で色んな動物がいるかもしれないからです。でもそ何にも会った事はありませんでした。それまでは!家を出て7分くらい歩いた時、私の前を歩いていた息子と元ちゃんの左側を何かがシュルシュルシュルーーーーーーーッ!と、すごい速さで駆け抜けて、私の横を通って行ったのです!バイクに乗っていて、動体視力がやや良かった私はそれがあの恐い嫌いな蛇の一種だと分かったのです!ひ~~~~~~~~~~~~っ!自分の横を蛇が走りぬける経験なんて、皆様はありますかっ?!!私はありませんでした!それどころか、蛇を見たのも久々でした!全身にざざざざーーーーーっと血が巡りました!うねうねうね、と身をよじらせて、しかもすごい速さで走るんですよっ!!!そして、もう遅いのに「早くっ!」と言って息子を促して、蛇が来た方向に逃げ出しました!いくら突発的な出来事に弱い私でも、蛇が去った方には行ってはいけない!と思ったわけですね!逃げる私と息子!ところが、ところがです!元ちゃんが、あの弱虫で意気地なしの元ちゃんが何を思ったか、蛇を追いかけたんです!!!あり得な~~~~いっ!!!しかも、身の危険を感じた蛇が積もった落ち葉の中にしゅるしゅるしゅるともぐって行ったのに、元ちゃんのやつ、バシバシバシ・・・と手を出したんですーっ!!!もっとあり得な~~~~~~~~~いっ!!!!!身の程知らず~~~~~~っ!!!!そしたら、そしたら蛇のやつがなんとなんとーっ!!!落ち葉に身を半分隠したままで尻尾を立てて「カラカラカラカラカラカラカラカラ・・・・・・・・・・・・・・・」と、警戒音を出したのですっ!!!!!!ああーーーーーっ!?尻尾を立てて警戒音のカラカラカラぁぁぁ???えええええええーーーーーーっ?!ニッポンの東北地方にガラガラ蛇なんているのぉぉぉぉぉおおお??!ひぃーーーーーーーーーーーーーーっ!!!毒蛇じゃん!!!た~~~すけてぇ~~~~~~~~・・・・・・・・・。こっちは死に物狂いです。息子は守らねばならない!自分も恐い!元ちゃんも助けないと、毒蛇に噛まれたら助ける自信は無い!口で毒を吸ったら、虫歯から毒が体に廻る。危険!危険!危険!赤い回転灯が目の前でピカピカ廻って見えました!私に出来る事といったら「元ちゃん!やめなさい!」「元ちゃん!!こら!止めてったら!!!」なんて叫ぶくらいです。もう、一体どうやってこの修羅場を乗り越えたか、よく憶えていないんですよ。ワーワー騒いで、ようやくその薄暗い雑木林の中を駆け抜けて熊笹が密集している崖をよじ登り、私が命名した「寂しい公園」の横に躍り出た乱れた姿の私と息子と猫を見た通行人があっけにとられて見ていましたっけーーーー。というのは憶えています。恐かったですよ~~~~ん。しくしくしくしく・・・・・・・。息子が小さい時はおんぶして歩いた事もあったんですよ。なのに、恐ろしいカラカラ蛇がいたなんて!その後は恐くて、寒くならないと林の散歩は出来なくなりました。掛かり付けの獣医さんに聞いてみました。「尻尾を立ててカラカラ音を出す蛇って、日本にいるの?」と。いるんですって!毒蛇は身の危険を感じた時は尻尾を鳴らすんですって!!知らなかったわーーーーーー。薄暗くてはっきり見た訳ではないので断言はできませんが、あの大きさと色彩は絶対マムシでした。ゾゾゾゾゾゾゾーーーーーーーッ!しかもこの話には後日談がありました。初秋頃に近所のSさんと話をしていた時の事です。このSさんは50代後半?の山歩きや、山菜取りの好きなご婦人です。私は夏の初めに沼の近くで蛇に出会って恐い思いをした、と話たんです。そしたらSさん「あぁーー。騒いでた?」私 「え?猫が襲おうとして、止めさせるのが大変だったんですよ。 大騒ぎしました。」Sさん「分かった。あの日近くにいたんだよ、私。」私 「え?近くにいた?」Sさん「あんたの家の下の方で山菜取ってたんだよ」私 「はぁ~~~~~(あんな所に山菜があるの?)。」Sさんはあの日の私の大騒ぎを聞いていたのでした。ひ~~~~~~っ。だって恐かったんだも~ん。いいも~~ん、なんて言われても。と言う恐い話でした。ああ、何とか今日中に間に合う!
May 21, 2005
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体調不良につき、少し前の自慢話をします。4年前まで、同じ町内の一番端の安普請の家に住んでいました。そこは三つの市町の境にある沼の周りの保護林の隣でした。つまり西と北には林があり、東にも少しの畑の向こうが林でした。でも住宅街が迫っていて、うちが端っこでした。十四年ほど前の10月の、急に涼しくなった夜のことです。夫と息子がお風呂に入っている間に、ベッドのシーツを替えようと思い、シーツを入れていた作り付けのタンスの弾き出しを開けたらな、なんとそこにはグルグルととぐろを巻いたマムシがーーーーーーっ!!!あわてて引き出しを閉めて、ちょっとパニクリました。気付かなかった振りをしようか?と一瞬考えたんですから、絶対パニクッていました。夫にSOSしようかと思いましたが、3歳くらいの息子と入浴中ですからすぐには助けてもらえません。思えば少し待っていれば良かったんです。でも、やっぱりパニクっていたんですね。だってシーツにマムシがくっ付いている訳ですから、気持ちが悪いんですね。でも、恐いんです!しかもただの蛇ではなく、毒蛇です!しかも、ヤマカガシではなくマムシですよ!!!勇気を奮って引き出しを少~し開けて、3メートルくらい逃げました。そうか、寒いので動けないんだ!と理解すると、少し大胆になりました。今度はもう少し開けて、蛇の全身が見えるようにしました。するとマムシのヤツ、身の危険を感じたらしくてシーツの中にそ~~っと滑り込んでいくではありませんか!!くやしーーーーーっ!!!人んちのシーツを何だと思っているんだかっ!!!恐いやら悔しいやら気持ち悪いやら。またパニクっていたに違いありません!私ったら、引き出しをもう少し開けてみました。マムシのヤツ、完全に沢山のシーツの中にもぐり込んじまったんです!!!し、失礼な!私は大胆にもシーツの端を持って、そーーーーっと引っ張ってみました。また3メートル飛び退き逃げました。でも異常はありませんでした。もっとシーツを引っ張りました。そしてとうとう一枚取り出してしまいました。マムシはどこ?もっとシーツの中・・・。そうしてもう一枚、もう一枚、と引っ張っては逃げ、引っ張っては逃げして最後の一枚になりました。マムシのやつ最後の一枚の下に逃げ込みました。今思うと、絶対おかしくなっていたんだと思います。いえマムシではなく、私が。だって最後のシーツをも取り除き、マムシの姿に震えつつも、引き出しを取り出して窓の外にマムシを放り出したんですから。ああ、恐い!!!今は出来ませんよあんな事。引き出しの本体の中を調べたら、穴があったのでその日のうちに夫に塞いでもらいました。しかも別の所にある作り付けのタンスの引き出しにもいたんですよ、冬眠マムシが!!!ちなみにシーツは全部洗ってから使いました。そこは北3メートルまで林が迫っていましたから、もっといろいろあるんですよ、生き物シリーズが。それはまた具合の悪い日に書きます。恐かったら、ここに一票クリックを!って、そういうのは参加していませんでした。てへっ。(謝)
May 20, 2005
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